下克上受験-第9話のあらすじとネタバレ

山田美紅羽が出演するTBSの中学受験ドラマ「下克上受験」の第9話のあらすじとネタバレです。

第8話のあらすじとネタバレは「下克上受験-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■下克上受験-第9話のあらすじとネタバレ

12月になった。娘・桜井佳織(山田美紅羽)の偏差値は62。桜葉学園の受験日ままで2ヶ月を切った。

桜井信一(阿部サダヲ)は、桜葉学園の願書を取りに行き、担任・小山みどり(小芝風花)にも、受験は桜葉学園1本だと伝え、3学期は受験まで休ませて欲しいと頼んだ。

中学受験に理解のある担任・小山みどり(小芝風花)も流石に「3学期は学校行事も色々ある」と難色を示したが、桜井信一(阿部サダヲ)が頭を下げると、「病気だったら仕方が無いですね。蓄膿症が悪化したのでしょう。完全に治すまで時間がかかりますね」と機転を利かせてくれ、受験を応援してくれた。

一方、不動産屋で働いていた桜井香夏子(深田恭子)は、取引先の大家から学歴を聞かれ、答えに窮するが、楢崎哲也(風間俊介)が助けに入ってくれた。

このため、桜井香夏子(深田恭子)は、桜井信一(阿部サダヲ)がこういう経験を沢山してきたのだと悟り、桜井信一(阿部サダヲ)が中学受験に拘る気持ちを理解した。

さて、桜井信一(阿部サダヲ)は後輩・楢崎哲也(風間俊介)に、保護者面接の指導を頼む。

桜井信一(阿部サダヲ)は偏差値62になって以前より自信を持っていたが、楢崎哲也(風間俊介)は冷静に「偏差値62では桜葉学園には受からない。受験する学校のレベルを下げてはどうか?」と意見した。

しかし、桜井信一(阿部サダヲ)はあくまでも、「桜葉学園1本で行きたいんだ」と答えた。

桜井香夏子(深田恭子)が「もし落ちたら、佳織(山田美紅羽)は公立へ行くの?」と尋ねると、桜井信一(阿部サダヲ)は「日本で2番目に高い山を知ってる?北岳。山梨県にある。説明しないと分からないでしょ?俺、もうそういうのが嫌なだよ。俺さ、自分が中卒だと言った後、色々と説明してきたんだ。でもさ、1番のところだと説明しなくてもいいじゃない。だから、佳織(山田美紅羽)には天辺に行って欲しいんだよ」と話した。

さて、娘・桜井佳織(山田美紅羽)の中学受験は、桜葉学園の過去問題に突入していたが、わずか20点だった。

その後は順調に点数が上がっていったので、桜井信一(阿部サダヲ)も安心したが、50点のあたりから、点数は伸びなくなった。

そこで、俺塾のデメリットが出た。迷った桜井信一(阿部サダヲ)は、娘・桜井佳織(山田美紅羽)に他校の受験問題を解かせると、娘・桜井佳織(山田美紅羽)はスラスラと問題を解き、高得点が出た。

しかし、その後に桜葉学園の過去問題を解くと、易しい問題を解いたあとなので、余計に難しく思えてきて、娘・桜井佳織(山田美紅羽)は他校の過去問題を遣りたいと言いだしたのだ。

ある日、娘・桜井佳織(山田美紅羽)は桜井香夏子(深田恭子)に「桜葉学園じゃなくてもいいかな。学校をみんな休んで勉強しているって知ってる。それなのに、どこに儲からなかったら、公立中学に行く事になるんでしょ?みんなに笑われるよ」と、苦悩を打ち明けた。

桜井香夏子(深田恭子)は「みんなは笑わないよ。みんなの所に行ってみる?」と言い、娘・桜井佳織(山田美紅羽)を学校に連れて行くと、学校のクラスメイトが娘・桜井佳織(山田美紅羽)を待っていた。

クラスメイトは、学校の卒業制作でみんなの手形を作っており、娘・桜井佳織(山田美紅羽)の事を待っていたのだ。

娘・桜井佳織(山田美紅羽)が「やってもいいの?」と尋ねると、クラスメイトは「あたりまえじゃん」と言ったので、娘・桜井佳織(山田美紅羽)は喜んで手形を押した。

実は、担任・小山みどり(小芝風花)が事前に、桜井香夏子(深田恭子)に電話で知らせていたのだ。

また、マイベスト不動産の部長・長谷川(手塚とおる)は、桜井香夏子(深田恭子)に「私も受験の経験がある。受験が終わるまで会社には来なくてもいい。うちには有給休暇がある」と言って休ませてくれた。

一方、桜井信一(阿部サダヲ)が「成績が伸びない」と相談すると、桜井一夫(小林薫)は「それは山登りと同じだ。頂上ばかりみてると、嫌になるんだ。まだ、あんなに遠いのかって。でも、オヤジが嘘を付くんだよ。あと5分も歩けば、頂上に着くって。でも、着きやしないよ。すると、また、あと5分って言うんだ。あと5分、あと5分、と言っているうちに、頂上に着いてしまう」と教えた。

それを聞いた桜井信一(阿部サダヲ)は、帰宅すると、娘・桜井佳織(山田美紅羽)に「秘密の情報を手に入れたんだ。今度の桜葉学園の合格点は、思ってたより、低いみたいんだ。佳織がもう少しだけ頑張れば、手が届きそうなんだ」と話した。

すると、娘・桜井佳織(山田美紅羽)は「本当?」と喜び、再びやる気を出して桜葉学園の過去問題を解き始めた。

実は、娘・桜井佳織(山田美紅羽)は、小学校へ行って卒業制作の手形を押したとき、クラスメイトみんなから、「受験がんばって」と応援されおり、不安を解消していたのだ。

受験の前日、桜井信一(阿部サダヲ)は神社に神頼みに行き、桜井一夫(小林薫)も負傷した足でお客度参りをしてくれた。

こうして大勢の人に支えられ、桜井信一(阿部サダヲ)と娘・桜井佳織(山田美紅羽)は桜葉学園の受験日を迎えた。

受験の当日、桜井信一(阿部サダヲ)は桜葉学園に到着すると、「もし分からない問題が出ても、絶対に投げ出してはいけない。今までの努力を無駄にするような事だけはしてはいけない。諦めるという気持ちを、今、ここに捨ててから試験会場へ向かいなさい。今日、この場所にたどり着いたお前を誇りに思う」と言い、娘・桜井佳織(山田美紅羽)を試験会場へと送り出した。

一方、桜井信一(阿部サダヲ)は保護者面接を受け、「どうして本校を受験したのですか?」と尋ねられると、「娘を愛してたからです」と答えたのであった。

受験発表の当日、桜井信一(阿部サダヲ)と娘・桜井佳織(山田美紅羽)は桜葉学園へと向かった。桜井香夏子(深田恭子)は一緒に行かず、家で待つことにした。

楢崎哲也(風間俊介)と中卒仲間は、中卒の居酒屋でパーティーの準備を整え、桜井信一(阿部サダヲ)からの連絡を待っていた。

2時になり、合格発表の紙が張り出される。受験番号の早い、徳川直康(要潤)と娘・徳川真理亜(篠川桃音)は「よっしゃー」と喜んでいた。

受験番号277番の桜井信一(阿部サダヲ)と娘・桜井佳織(山田美紅羽)は、受験票を握りしめて、受験番号を見つめていた。

下克上受験-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。