ひよっこ-第1週のあらすじとネタバレ
有村架純が主演するNHKの朝ドラ「ひよっこ」の第1週のあらすじとネタバレです。
■ひよっこ-第1週のあらすじとネタバレ
昭和39年(1964年)9月。東京はオリンピックを1ヶ月後に控え、首都高速道路・地下鉄・新幹線などが整備されていた。
時代的に言えば、前回の朝ドラ「べっぴんさん」の第20週(昭和37年)と第21週(昭和44年)の間で、エースの岩佐栄輔(松下優也)が商社「カドショー」のバックアップを受けて東京へ進出して大成功し、時代の寵児ともてはやされていた時期である。
さて、茨城県北西部の奥茨城村は、東京オリンピック開幕の賑わいとは関係無く、ゆっくりとした時間が流れており、奥茨城村にある農家・谷田部家では何時もと変わらない朝を迎えていた。
父・谷田部実(沢村一樹)は不作の時に作った借金を返すため、東京へ出稼ぎに行き、東京の工事現場で働いており、1年のほとんどを東京で過ごしていた。
しかし、もうすぐ、父・谷田部実(沢村一樹)が、稲刈りを手伝うために戻ってくる事になっており、家族は父・谷田部実(沢村一樹)の帰りを心待ちにしていた。
さて、高校3年生の谷田部みね子(有村架純)は、朝食を食べ終えて自転車でバス停へ向かうと、同級生で親友の助川時子(佐久間由衣)が待っていた。
助川時子(佐久間由衣)は村一番のべっぴんさんと評判で、高校を卒業したら東京へ出て女優になるという夢を持っていたが、母・助川君子(羽田美智子)は助川時子(佐久間由衣)の東京行きに不安を抱え、複雑な思いで居た。
谷田部みね子(有村架純)は卒業後は実家の農家を手伝うつもりだったので、親友の助川時子(佐久間由衣)と一緒に居られるのも、卒業までの半年だけだった。
ある日、放課後に就職先についての個人面談が行われ、助川時子(佐久間由衣)は、東京のトランジスタラジオの工場に就職が決まった。
助川時子(佐久間由衣)は、喜んで家族に報告したが、父・助川正二(遠山俊也)は東京行きを反対しており、気まずい雰囲気が流れた。
谷田部みね子(有村架純)は東京を観てみたいという気持ちはあったが、農業を愛していたので、東京へ出たいとか、東京で住みたいとかいう願望は無く、卒業後は実家の農業を手伝うことにしていた。
幼馴染みの角谷三男(泉澤祐希)は、三男なので家を出なければならず、それを当然と受け止めて、東京・日本橋にある米屋への就職が決まっていた。
谷田部みね子(有村架純)は、父・谷田部実(沢村一樹)も親友も東京に取られるように思えたので、東京のことが少し嫌いになった。
その日の夜、谷田部みね子(有村架純)が帰宅すると、東京の工事現場で事故があり、作業員が死亡したというニュースをやっていた。
驚いた母・谷田部美代子(木村佳乃)と谷田部みね子(有村架純)は、郵便局に駆け込んで、電話を借り、東京の父・谷田部実(沢村一樹)に電話すると、父・谷田部実(沢村一樹)は無事だった。
母・谷田部美代子(木村佳乃)は父・谷田部実(沢村一樹)の声を聞いて安堵するとともに涙を流したのであった。
ある日、東京好きの叔父・小祝宗男(峯田和伸)が変なバイクに乗って颯爽とやって来たので、谷田部みね子(有村架純)はみんなを奪っていく東京の事をについて尋ねてみた。
すると、叔父・小祝宗男(峯田和伸)は「行った事は無いが、きっと良いところだ。人が暮らしているところは、きっと良いところだ」と言い、悲しまずに笑って送り出すように諭した。
叔父・小祝宗男(峯田和伸)は子供の頃は大人しい性格だったが、戦争で人が変わり、いつも笑うようになっていた。
叔父・小祝宗男(峯田和伸)は背中に大きな火傷が有り、谷田部みね子(有村架純)もそのことは知っていたが、戦時中に何があったかは聞けなかった。
さて、稲刈りの手伝いに帰る父・谷田部実(沢村一樹)は、工事現場と宿舎の往復し貸していなかったので、東京らしい場所を少しは観ておこうと思い、赤坂に立ち寄った。
父・谷田部実(沢村一樹)は洋食店「すずふり亭」の店主・牧野鈴子(宮本信子)に促されて中に入り、生まれて初めての洋食を食べ、店主・牧野鈴子(宮本信子)に、出稼ぎに来ており、これから稲刈りのために帰る事を話した。
すると、店主・牧野鈴子(宮本信子)は「東京の建物を建ててくれたのは父・谷田部実(沢村一樹)のような人たちだ」と感謝し、家族への土産にカツサンドを持たせてくれた。
父・谷田部実(沢村一樹)はありがたくカツサンドをもらって奥茨城村に戻ると、家族は大喜びした。母・谷田部美代子(木村佳乃)は、いつもより、お洒落をして、少しだけ女になったいた。
その日の夜の食卓には、母・谷田部美代子(木村佳乃)が腕を振るった料理と、洋食店「すずふり亭」でもらったカツサンドが並んだ。
父・谷田部実(沢村一樹)はカバンから洋食店「すずふり亭」のマッチを取り出し、「いつか、みんなで行けたらいいね」と話した。
その日の深夜、谷田部みね子(有村架純)が目覚めると、父・谷田部実(沢村一樹)らがお金の話をしていた。
父・谷田部実(沢村一樹)は、谷田部みね子(有村架純)に気付くと、「もう大人だから」と言い、お金の話しに入る事を認め、家の収入や農業の経費などについて離した。
すると、谷田部みね子(有村架純)は、大人として認められた事を喜び、農業を頑張ろうとともった。
翌日、谷田部家の稲刈りが行われた。幼馴染みの助川時子(佐久間由衣)や角谷三男(泉澤祐希)、叔父・小祝宗男(峯田和伸)も駆けつけて、手伝ってくれた。
谷田部みね子(有村架純)は稲刈りが終わると、父・谷田部実(沢村一樹)も、幼馴染みの助川時子(佐久間由衣)や角谷三男(泉澤祐希)も東京へ行ってしまうため、この時間が永遠に続けば良いと思ったが、夕方には無事に稲刈りは終わった。
稲帰りが終わると、手伝いに来てくれた人が帰り、谷田部家はしんみりとしてしまったので、谷田部みね子(有村架純)は笑顔で「谷田部家の皆様!今年も稲刈りお疲れさまでございました」と声を張り上げたのであった。第2週へつづく。
第2週のあらすじとネタバレは「ひよっこ-あらすじとネタバレの目次」からご覧ください。
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