リバース-あらすじとネタバレ

藤原竜也が主演するTBSのドラマ「リバース」のあらすじとネタバレです。

原作のあらすじとネタバレは「湊かなえの原作「リバース」-あらすじと犯人のネタバレ」をご覧ください。

■リバース-あらすじとネタバレ

もし過去に戻れるとしたら、いつに戻る?何をやり直す?俺なら10年前の、あの日に戻る。行っちゃダメだと、友達を引き留める。あの時に引き留めていれば、彼は命を落とさずにすんだ。

広沢由樹(小池徹平)、それが彼の名前だ。俺(藤原竜也)にとって立った一人の親友だった。

それから10年後、深瀬和久(藤原竜也)は有名大学を卒業しながらも、無名の事務機器メーカー「ニシダ事務機」で働いていた。

しかも、唯一の取り柄はコーヒーを淹れることだけで、深瀬和久(藤原竜也)が会社で必要とされるのは、コーヒーを淹れることだけだった。

ある日、深瀬和久(藤原竜也)は、いつものように、仕事の帰りに「クローバーコーヒー」に立ち寄り、コーヒー豆を購入すると、店のママ・乾恭子(YOU)が手作りの蜂蜜をくれた。

ママ・乾恭子(YOU)が蜂蜜の使い道に困っていると、深瀬和久(藤原竜也)は「コーヒーに入れると美味しいですよ。そうやって飲んだら美味しいって友達に教わったんです。スプーン3杯で砂糖と同じ甘さになります」と教えた。

「クローバーコーヒー」にはコーヒーを飲むスペースがあり、深瀬和久(藤原竜也)はコーヒーを飲んでいこうとすると、何時も座る指摘席に先客・越智美穂子(戸田恵梨香)が居た。

越智美穂子(戸田恵梨香)はパン屋で働いており、近くに住んでいるのだという。

越智美穂子(戸田恵梨香)は先に豆を買って店を出たのだが、ママ・乾恭子(YOU)は、10年間も彼女が居ない深瀬和久(藤原竜也)のために、わざと越智美穂子(戸田恵梨香)に渡す豆を間違い、深瀬和久(藤原竜也)に豆を取り替える様に頼み、越智美穂子(戸田恵梨香)を追いかけさせた。

深瀬和久(藤原竜也)が越智美穂子(戸田恵梨香)を追いかけて、豆を交換すると、越智美穂子(戸田恵梨香)はお礼にパンを渡し、2人は途中まで一緒に帰った。

ある日、深瀬和久(藤原竜也)は、浅見康介(玉森裕太)が勤務する高校に注文の文房具を届けた。

このとき、浅見康介(玉森裕太)はサッカー部員が部室でビールを飲んでいる所を目撃したため、「見間違いかもしれないけど」と前置きして、見た事を浅見康介(玉森裕太)に教えた。

熱血教師の浅見康介(玉森裕太)は、直ぐにサッカー部の部室に押し入ったが、見張り番が居たので、部員はみんな逃げてしまい、逃げ遅れた1年生のサッカー部員1人だけを取り押さえた。

深瀬和久(藤原竜也)は「退学なんて可哀想だ」と言うが、浅見康介(玉森裕太)は「罪は罪なんだ。有耶無耶にしたら、ろくなことにならない」と答えた。

その日、深瀬和久(藤原竜也)がアパートに帰宅すると、ドアに「人殺し」と書いた紙が貼ってあり、慌てて剥がし、10年前の事件を思い出した。

ある日、大学時代の恩師・広沢教授の退官パーティーが行われた。深瀬和久(藤原竜也)は「人殺し」の張り紙を相談するため、退官パーティーに出席し、大学時代のゼミ仲間と再会する。

ゼミ仲間・浅見康介(玉森裕太)とは仕事の関係で会っていたが、ゼミ仲間の村井隆明(三浦貴大)と谷原康生(市原隼人)とも再会するのは久しぶりで、この4人で会うのは広沢由樹(小池徹平)の3回忌以来だった。

深瀬和久(藤原竜也)は、ドアに「人殺し」という紙が貼られていたことを相談しようとしたが、切っ掛けが掴めず、相談することが出来なかった。

退官パーティーの後、浅見康介(玉森裕太)・村井隆明(三浦貴大)・谷原康生(市原隼人)の3人が2次会に行こうとしていると、「久しぶりの再会だ」と言い、ジャーナリストの小笠原俊雄(武田鉄矢)から声をかけれらた。

そして、小笠原俊雄(武田鉄矢)が「みんなで、あの話をしないか。10年前の、君たちが大学4年生だったときの、あの事件」と言うと、浅見康介(玉森裕太)ら3人は血相を変えて、タクシーに乗り込んで逃げた。

一方、張り紙のことを相談できなかった深瀬和久(藤原竜也)は、「人違いかもしれない」と思うことにした。

さて、村井隆明(三浦貴大)は、県会議員である父の秘書をしていた。父はマスコミから不正融資疑惑を追及されていたが、マスコミは確たる証拠を掴んでおらず、父は余裕の笑みを浮かべていた。

しかし、不正融資を追及するマスコミの中で、ただ1人・小笠原俊雄(武田鉄矢)だけが、10年前の事件のことで、村井隆明(三浦貴大)の周辺を嗅ぎまわっていた。

ある日、深瀬和久(藤原竜也)は、クローバーコーヒーで越智美穂子(戸田恵梨香)と再会する。

すると、ママ・乾恭子(YOU)は2人のために映画のチケットを用意しており、2人にプレゼントした。

越智美穂子(戸田恵梨香)は「見たかった映画」と行って喜び、深瀬和久(藤原竜也)と一緒に映画を観に行き、それが切っ掛けで、2人は距離を縮めていった。

深瀬和久(藤原竜也)は、越智美穂子(戸田恵梨香)とデートを重ねて幸せな日々を過ごしていたが、彼氏が居るかどうか確認していなかったので、また何時もの思い過ごしになるのではないか、と心配していた。

そのようななか、越智美穂子(戸田恵梨香)が自宅の鍵を無くし、部屋に帰れずに困り、メールで助けを求めてきた。どこを探しても見つからないのだという。

深瀬和久(藤原竜也)は葛藤した末、「ウチ来る?」と尋ねると、越智美穂子(戸田恵梨香)はあっけないほど簡単に「お邪魔します」と言い、深瀬和久(藤原竜也)の部屋を訪れた。

さて、深瀬和久(藤原竜也)が越智美穂子(戸田恵梨香)のためにコーヒーを淹れたとき、押し入れから「ボン」という音がした。

深瀬和久(藤原竜也)が押し入れを空けると、蜂蜜の瓶が跳んでいたので、「古い蜂蜜だから発酵しちゃったのかな?食べられないと思うんだけど、捨てられなくて」と話した。

越智美穂子(戸田恵梨香)が「良いにおい」と言うと、深瀬和久(藤原竜也)は「ミカンの蜂蜜。友達の実家がミカン農家でさ、そこで取れた蜂蜜」と教えた。

越智美穂子(戸田恵梨香)は「へえ」と言い、瓶のラベルを見ると、「2006年5月」と書いてあった。

すると、越智美穂子(戸田恵梨香)が「天然の蜂蜜って腐らないらしいよ。ピラミッドで見つかった蜂蜜は腐ってなかったんだって。3000年以上前なのに」と言った。

そこで、2人で一緒に蜂蜜を舐めてみると、蜂蜜は甘かった。

越智美穂子(戸田恵梨香)が「なんか来て良かった」と言うと、深瀬和久(藤原竜也)は越智美穂子(戸田恵梨香)にキスをした。

さて、ゼミ仲間の谷原康生(市原隼人)は、村井隆明(三浦貴大)の妹・村井明日香(門脇麦)と結婚していた。

ジャーナリストの小笠原俊雄(武田鉄矢)が10年前の事件の車の名義まで知っていたので、村井隆明(三浦貴大)は誰かが話したのではないかと思い、谷原康生(市原隼人)の自宅を訪れた。

しかし、谷原康生(市原隼人)は「俺じゃ無いよ。そんな昔のこと話さない。俺は昇進するかもしれないのに。康介(玉森裕太)も話すはずが無い。深瀬(藤原竜也)じゃないか?」と言った。

村井隆明(三浦貴大)が「あの事件で、俺にも話してないことがあるんじゃないか」と問うと、谷原康生(市原隼人)は「無いよ」と答えた。

そのとき、ドアの向こうで立ち聞きをしていた妹・村井明日香(門脇麦)は、音を立ててしまったため、村井隆明(三浦貴大)は物音に気付いて話を打ち切った。

一方、サッカー部員の飲酒事件は、サッカー部員が飲酒を認めないため、謹慎扱いになっていた。

教師・浅見康介(玉森裕太)はキャプテンの自宅を訪れてインターフォン越しに説得していたが、両親から「息子は飲んでないと言っている。今、宿に行っている」と言われ面会を拒否された。

教師・浅見康介(玉森裕太)は「相良君に伝えてください。その場しのぎはするな。あとあと、必ず苦しむことになるから」と伝言を頼んだが、両親に「脅迫ですか?」と言われてしまう。

翌朝、深瀬和久(藤原竜也)は、部屋に泊まった越智美穂子(戸田恵梨香)に「僕と付き合ってください。大切にします」と言って手を差し出すと、越智美穂子(戸田恵梨香)はその手を握った。

深瀬和久(藤原竜也)は大喜びして会社に行き、得意先を回っていると、ジャーナリスト小笠原俊雄(武田鉄矢)に声を掛けられた。

小笠原俊雄(武田鉄矢)は「死んじゃった広沢由樹(小池徹平)のことで話がしたい。村井君(三浦貴大)たちには逃げられてしまった。彼ら、何か隠してるよね?君知ってるよね?今話さないと、死ぬまで抱えていくことになるよ」と説得した。

小笠原俊雄(武田鉄矢)は、元刑事で10年前に広沢由樹(小池徹平)の事件を担当しており、深瀬和久(藤原竜也)の事情聴取にも立ち会ったと言い、「事情聴取で出来なかった話を今して欲しい。広沢君(小池徹平)のためにして欲しい」と頼んだが、深瀬和久(藤原竜也)は泣きながら逃げだした。

その日の夜、深瀬和久(藤原竜也)は、10年前のことを思い出して苦悩しながら帰宅する。

すると、深刻な顔をした越智美穂子(戸田恵梨香)がアパートの前で待っており、帰ってきた深瀬和久(藤原竜也)に封筒を差し出した。

深瀬和久(藤原竜也)が封筒を空けると、「深瀬和久は人殺し」と書いた紙が入っていた。

越智美穂子(戸田恵梨香)が働くパン屋に届いたのだという。

深瀬和久(藤原竜也)は、いつかこんな日が来るだろうと思っていたが、幸せのまっただ中に居るときに来るとは思っておらず、動揺したが、意を決して「今日は時間ある?凄く長くなると思う」と尋ねると、越智美穂子(戸田恵梨香)は「私は平気」と答えた。

すると、深瀬和久(藤原竜也)は、10年前の2007年、大学4年生の時のことを話し始めた。

深瀬和久(藤原竜也)には、同じゼミに広沢由樹(小池徹平)という友達が居た。生まれて初めてできた友達で、実家で作った蜂蜜をくれたのも、広沢由樹(小池徹平)だった。

ある日、深瀬和久(藤原竜也)と広沢由樹(小池徹平)は、余り話した事がないゼミ仲間の村井隆明(三浦貴大)からスノボーに誘われた。村井隆明(三浦貴大)の別荘が斑尾高原のスキー場の隣にあるのだという。

深瀬和久(藤原竜也)と広沢由樹(小池徹平)は、卒業間際だというのに、どこからも内定を貰っていなかったので迷ったが、最後の打ち上げと誘われたので、スノボーに参加することにした。

斑尾高原の別荘に行く当日、村井隆明(三浦貴大)は車から高級な肉まで準備してくれていたのだが、当の本人は前日に事故を起こしてしまい、遅れてくることになった。

4人のうち、運転免許を持っているのは、浅見康介(玉森裕太)と広沢由樹(小池徹平)だけで、深瀬和久(藤原竜也)と谷原康生(市原隼人)は運転免許を持っていなかった。

広沢由樹(小池徹平)は免許取り立てなので、浅見康介(玉森裕太)が長野県まで運転する。

深瀬和久(藤原竜也)は運転できない代わりに、色々なお店の情報などを調べており、4人は長野県に入ると、名産品を食べたり、買物をしたりした後、今度は広沢由樹(小池徹平)の運転で別荘を目指した。

4人は散々、食べたのだが、シメに蕎麦でも食べて行こういうことになり、深瀬和久(藤原竜也)が下調べしていた蕎麦屋に入った。

しかし、広沢由樹(小池徹平)は「俺はアッチの店で食べてきていいかな?」と言い、1人だけ近くにあるカツカレーの店に行ってしまった。

すると、蕎麦屋に入った浅見康介(玉森裕太)と谷原康生(市原隼人)は、広沢由樹(小池徹平)の勝手な行動を愚痴る。

谷原康生(市原隼人)は、村井隆明(三浦貴大)の妹・村井明日香(門脇麦)が好きなのに、広沢由樹(小池徹平)が村井明日香(門脇麦)と仲良くしている事も不満の原因だった。

深瀬和久(藤原竜也)は「アイツはカレーが好きなんだ。学食でもカレー以外の物を食べているのを見た事が無い」と擁護したが、谷原康生(市原隼人)が「俺は明日香ちゃん(門脇麦)のことを言ってるんだ」と不満を漏らした。

さて、蕎麦を食べていると、深瀬和久(藤原竜也)の携帯電話にメールが着信する。ニシダ事務機の採用通知メールだった。

喜んだ深瀬和久(藤原竜也)は直ぐにカツカレー屋へ走って行き、カレーを食べている広沢由樹(小池徹平)に見せると、広沢由樹(小池徹平)は我が事のように喜んでくれた。

その後、深瀬和久(藤原竜也)が蕎麦屋に戻って浅見康介(玉森裕太)と谷原康生(市原隼人)にもニシダ事務機に内定が決まったことを報告すると、「ニシダ事務機?聞いた事が無いな」と言われてしまう。

谷原康生(市原隼人)が「広沢(小池徹平)も今朝、選考結果が出たらしいぞ。ダメだったらしいけど」と教えると、深瀬和久(藤原竜也)は広沢由樹(小池徹平)から何も聞いていなかったので驚いた。

さて、カレーを食べ終えた広沢由樹(小池徹平)が合流し、4人は広沢由樹(小池徹平)の運転で別荘を目指した。

その途中で、道の駅により、深瀬和久(藤原竜也)は地元の蜂蜜を購入する。広沢由樹(小池徹平)は何かを購入し、誰かに送っていた。

その後、休憩所で深瀬和久(藤原竜也)は、広沢由樹(小池徹平)と2人切りになると、「今日、結果が出たんだって?何で言ってくれなかったの?」と尋ねた。

広沢由樹(小池徹平)は「俺があんまり就職する気が無いの、分かってたでしょ?企業じゃなくて行政法人の試験を受けた。ボランティアっていうか、やってみたいことがあって」と言い、深瀬和久(藤原竜也)の内定を祝福してくれた。

深瀬和久(藤原竜也)が「どうするの?これから」と尋ねると、広沢由樹(小池徹平)は「今までバイトとか色々やってみたけど、自分に何ができるのかよく分からないんだ。高校も大学も人に勧められたところを受けて、自分の意思で決めたわけじゃないし。でも、この大学に来て良かったよ。深瀬(藤原竜也)とゼミが同じになってからは、凄く楽しかった。毎日、面白かったなぁ。卒業まで後ちょっとなんて寂しいよ」と話した。

その後、4人は広沢由樹(小池徹平)の運転で別荘へと向かうのであった。

リバース-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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