CRISIS(クライシス)-第3話のあらすじとネタバレ

小栗旬が主演するフジテレビの平成維新軍ドラマ「CRISIS(クライシス)公安機動捜査隊特捜班」の第3話のあらすじとネタバレです。

第2話のあらすじとネタバレは「CRISIS(クライシス)-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■CRISIS(クライシス)-第3話のあらすじとネタバレ

ある日、クローバーワークス贈収賄疑惑のある浜尾議員が、白昼堂々とマスコミの前で、覆面の男3名に襲撃されて、射殺された。

事件から30分後、与党の公式HPがハッキングされ、トップページに「平成維新軍」による犯行声明が掲載された。平成維新軍は、公権力を利用して私腹を肥やす者を排除すると宣言していた。

このため、公安機動捜査隊特捜班は、テロリストを速やかに排除し、公安機動捜査隊特捜班の存在価値を天下に示すことを命じられた。

稲見朗(小栗旬)は、マスコミが撮影した映像から、犯人が使用した拳銃を「クロック19」と特定し、「これは一般人が簡単に入手できる代物では無い」と話した。

「クロック19」は暴力団関係や一部政府機関がしようしており、班長・吉永三成(田中哲司)は、拳銃の線から捜査するように命じた。

暴力団方面を捜査する稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)は、情報屋から「高鷲会系の大畑組の組長が銃器マニアでクロック19を買い集めていた。そこから流れたのではないか」という情報を得る。

稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)は、大畑組の大畑組長を連れ去り、「クロック19はどこにある。話さなければ、紙切れを持って訪問する。アンタは面倒な事になるだろうな」と脅した。

すると、大畑組長は「クロック19ですか。私が持っていた者は全て盗まれました。3丁です」と答えた。

田丸三郎(西島秀俊)が「盗んだ者に心当たりはあるのか?」と尋ねると、大畑組長は「答える代わりに、お願いがある。この件は穏便に済ませて欲しい。社会から排除するのでは無く、公正の機会を与えて欲しい」と頼んだ。

稲見朗(小栗旬)が「盗んだのは身内か?」と尋ねると、大畑組長は「息子です。2週間前に盗んだ後、姿を消しました。今朝の事件でオートバイに乗っていたのは、たぶんウチの息子です。ウチのはまた人を殺めていない。今ならまだ間に合う」と話した。

田丸三郎(西島秀俊)が「共犯の連中に心当たりは?」と尋ねると、大畑組長は「ありません。ただ、ウチのは半年前まで少年院に入っていたのですが、出て来たら人が変わっていた。口を開けば、社会の格差がどうの、不平等がどうの。俺が社会のシステムを変えてやるって。息子が連んでいるのは、少年院で知り合った連中かもしれません」と話した。

そして、大畑組長は「私が持っているマンションのどこかに、ウチのが潜んでいるかもしれまん」と教えた。

公安機動捜査隊特捜班は、大畑組長の息子・大畑譲と同時期に少年院に入ってた人物の情報を集め、共犯者の特定に取りかかっていたが、情報が少なすぎて共犯者の特定は難しそうだった。

稲見朗(小栗旬)は、「3人は誰かに洗脳されたのではないか」と言い、「テロ組織の指導者がわざと刑務所に入り、社会に適応できずに怒りを抱えて居る人間をリクルートする」という海外のテロ組織の手口を話した。

さて、公安機動捜査隊特捜班は、大畑組長から情報を元に、大畑組のマンションを包囲し、稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)が部屋に向かっていたが、部屋から出て来た息子・大畑譲と対面してしまう。

息子・大畑譲は稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)に拳銃を向け、部屋の中に居た共犯者2人に「逃げろ」と指示した。

稲見朗(小栗旬)は息子・大畑譲を取り押さえたが、部屋の中に居た共犯者2人は、ベランダから飛び降り、発砲しながら公安機動捜査隊特捜班の包囲網を突破して逃げのびた。

さて、逃走した共犯者2人は、藤崎兄弟だと判明し、その素性が明らかとなった。

5年前に与党の政調会長・黒須議員が、証券会社との不正取引に関与したとの疑いで起訴されそうになったが、取引に関与したとされる秘書の死によって、事件は有耶無耶に終わった事件があった。

その死んだ秘書というのが、藤崎兄弟の父親だったのである。

大山玲(新木優子)は「藤崎兄弟は恨みを晴らすためにテロに荷担したのではないか」と話した。

しかし、吉永三成(田中哲司)は「藤崎兄弟が標的にしたのは浜尾議員だ。過去の事件と繋がらないじゃないか」と指摘した。

すると、大山玲(新木優子)は「私がハッカーだったころ、この事件を調べたことがある。その結果、実際に利益を手にしていたのは、黒須議員・浜尾議員・有賀議員の3人だと分かりました」と明かした。

既に、黒須議員は落選して政界から引退しており、有賀議員は野党の幹事長をしていた。つまり、藤崎兄弟が次ぎに狙うのは有賀議員か?

班長・吉永三成(田中哲司)は、逮捕した大畑譲と話して、その表情から、次の標的は黒須議員だと悟る。

贈収賄と関係の無い黒須議員を襲ってマスコミを混乱させ、その隙に有賀議員を押そう計画だと気付いた。

全てを諭された大畑譲は「大人が今のシステムを変えない限り、第2、第3の黒崎兄弟が現れる」と告げた。

そのようななか、元ハッカー大山玲(新木優子)は、ある事を打ち明けた。

大山玲(新木優子)は、高校生の頃にハッカー仲間と「トゥルース・トゥルーパーズ(真実探求隊)」というグループを組み、国家権力が絡んだ未解決事件などを解決しようとしていた。

しかし、調べれば調べるほど、深い闇が見えてきて、当時の大山玲(新木優子)の手には負えず、怖くなり、チームを抜け、ただのハッカーに戻ったのだという。

そして、大山玲(新木優子)は「平成維新軍はトゥルース・トゥルーパーズ(真実探求隊)が発展してできたものではないか」とみんなに打ち明けたのだ。

班長・吉永三成(田中哲司)が「仲間の素性は知ってるのか?」と尋ねると、大山玲(新木優子)は「ネットの中だけで、会った事はありませんでしたあ。ただ、みんな明治維新の志士の名前を名乗っていました」と話した。

班長・吉永三成(田中哲司)は「お前の推測は正しいのかもしれない。ただ、今は気にするな。目の前の事件に集中するんだ」と告げた。

稲見朗(小栗旬)が「お前は何て名乗ってたんだよ」と尋ねると、大山玲(新木優子)は「岡田。人斬り以蔵が好きだったから」と答えた。

さて、藤崎兄弟は、遊園地で孫と遊ぶ黒須元議員が1人になる瞬間を狙っていた。

そして、孫がトイレに行き、黒須元議員が1人になると、藤崎兄弟は黒須元議員を殺害しようしたが、稲見朗(小栗旬)が駆けつけ、殺害を未然に防いだ。

稲見朗(小栗旬)と田丸三郎(西島秀俊)が逃げた藤崎兄弟を追い詰めると、藤崎兄弟は「この国の大人は、都合の悪いことは見ないし、聞こうともしない。深く考えようともしない。だから、俺たちが銃を取って立ち上がらないと行けないんだ。この国の未来のために」と言い、兄弟でお互いを打ち合って絶命したのであった。

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