母になる-母・柏崎結衣とママ・門倉麻子の対面
小池栄子が出演する日本テレビの誘拐ドラマ「母になる」の第3話のあらすじとネタバレです。
このページは「母になる-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■母になる-第3話のあらすじとネタバレ後編
さて、夕食を食べていると、柏崎陽一(藤木直人)が自分の皿にだけニンジンがなかったので、「あれ?何でニンジン無いの?」と尋ねると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「残すから」と答えた。
柏崎陽一(藤木直人)が「食べるけど…」と答えると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「食べられるようになったの?」と驚いた。
柏崎陽一(藤木直人)が「なりました」と答えると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は長男・柏崎広(道枝駿佑)に仲の良いところをアピールしようと思い、「じゃー、私のを上げる」と言い、箸でニンジンを掴んだ。
すると、柏崎陽一(藤木直人)も、長男・柏崎広(道枝駿佑)に仲の良いところをアピールするチャンスだと思い、「アーン」と言って口を開けた。
しかし、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「え?」とドン引きし、ニンジンを柏崎陽一(藤木直人)の皿に置いた。
2人の間で気まずい空気が流れたが、長男・柏崎広(道枝駿佑)は、そんな2人には興味を示さず、ハンバーグを食べていた。、
その後、お風呂の準備が出来たので、柏崎結衣(沢尻エリカ)が長男・柏崎広(道枝駿佑)の部屋にパジャマを持って行く。
すると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「止めた。ごめん。お母さん、お父さんと仲良く上手くやってるって嘘付いちゃった。もうずっと前に離婚してて、ずっと会って無くて。本当はお母さんとお父さん、結構、ギクシャクしてます。コウと一緒に暮らしたいから、嘘付いちゃいました。でも、この先もコウと一緒に暮らしていきたいから、正直に話しました。ゴメン」と謝り、部屋を出た。
その後、長男・柏崎広(道枝駿佑)が柏崎結衣(沢尻エリカ)を探すと、柏崎結衣(沢尻エリカ)と柏崎陽一(藤木直人)が倉庫で、壊れた洗濯機を直していた。
柏崎結衣(沢尻エリカ)は「新しいの買えばいいのに」と呆れると、柏崎陽一(藤木直人)は「大丈夫、ちゃんと直すから」とムキになって答えた。
すると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は鼻の下を指さし、「ここ、ムキになると、コウとよく似てますよ」と教えた。柏崎陽一(藤木直人)は「ここ?ここかあ。似てる?」と言って、2人は笑っていた。
それを見た長男・柏崎広(道枝駿佑)は、柏崎結衣(沢尻エリカ)に「お母さん、僕もさっきはナウ先輩(望月歩)って言ってたけど、写真を送ってたのはママ(小池栄子)です。すみません」と謝った。
柏崎結衣(沢尻エリカ)は驚いたが、「正直に話してくれてありがとう。でも、これからは嘘は止めようね」と言って許した。
長男・柏崎広(道枝駿佑)は柏崎陽一(藤木直人)の鼻の下を見て「ここかあ」と不思議がると、柏崎陽一(藤木直人)は「似てるかな?」と言った。
翌日、長男・柏崎広(道枝駿佑)と柏崎陽一(藤木直人)が公園でサッカーをしていたが、柏崎陽一(藤木直人)は驚くほどサッカーが下手だった。
そのころ、柏崎オートには、西原莉沙子(板谷由夏)が来ていた。長男・柏崎広(道枝駿佑)のために、学校で必要な物を持ってきてくれたのだ。
そこへ、門倉麻子(小池栄子)が尋ねてきた。柏崎結衣(沢尻エリカ)が居間へ通すと、門倉麻子(小池栄子)は9年前のことを話し始めた。
あの日、門倉麻子(小池栄子)は、空き家になっている隣の部屋から、かすかに聞こえてくる子供の泣き声を聞いて、隣の部屋のドアを開けてみると、ドアが開いた。
部屋の中を覗くと、ゴミが散乱した部屋に、ぐったりとした小さな子供が横たわっていたのが見たので、門倉麻子(小池栄子)は「虐待されている。助けなきゃ」と思って子供を連れ去ったのだという。
同席していた西原莉沙子(板谷由夏)が「どうして警察に届けなかったんですか」と尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は「男の子が震えていたからです。汚れた体と空腹と、恐怖と悲しみを取り除いてあげなければと。私は置き去りにされた子を救ったつもりでいました。そう思い続けていました。まさか連れ去られた子供だったなんて。何も知らなかったとはいえ、申し訳ありませんでした」と謝罪した。
西原莉沙子(板谷由夏)が「嘘よ」と吐き捨てると、門倉麻子(小池栄子)は「今から警察へ行って話してもかまいません。世間に公表して、私に対する裁判を起こしてくれても結構です。でも、私があの子を助けなければ、あの子は死んでました」と答えた。
すると、柏崎結衣(沢尻エリカ)が「助けて頂いてありがとうございました」と礼を言ったので、西原莉沙子(板谷由夏)は「何言ってるの」と呆れた。
柏崎結衣(沢尻エリカ)は「2年前に何があったんですか?2年前にコウを手放したのは、何があったのですか?」と尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は「それは…。女1人で子供を育てるのは大変なので、施設に預けました」と答えた。
西原莉沙子(板谷由夏)が「勝手な事ばかり言って」と怒ると、門倉麻子(小池栄子)は「でも、私が施設に預けたことで、こうしてお会いできたわけですから」と答えた。
柏崎結衣(沢尻エリカ)が「トト坂ってなんですか?手紙、読みました。コウと暮らした日々のことを教えて頂けますか?お願いします」と頭を下げた。
西原莉沙子(板谷由夏)が「どうして、こんな人に頭を下げるのよ」と止めたが、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「私が知らないコウのことを知りたいの。お願いします」と再び頭を下げた。
そこへ、公園でサッカーとしていた長男・柏崎広(道枝駿佑)と柏崎陽一(藤木直人)が帰宅する。
長男・柏崎広(道枝駿佑)が門倉麻子(小池栄子)を見て「ママ…」と動揺すると、門倉麻子(小池栄子)は柏崎結衣(沢尻エリカ)に「トト坂って、なんだっけ。もう忘れました、コウと暮らした日々のことなんて。手紙も2年前に書いた物ですから、忘れてください。今日は、お詫びと二度と会わないことを伝えに来たんです」と告げた。
そして、門倉麻子(小池栄子)は長男・柏崎広(道枝駿佑)に「ちょうど、良かったわ、元気でね」と別れを告げ、立ち去った。
柏崎結衣(沢尻エリカ)は長男・柏崎広(道枝駿佑)のことを心配するが、長男・柏崎広(道枝駿佑)は西原莉沙子(板谷由夏)が持ってきた学校の教科書やノートなどを見て喜び、それを持って自分の部屋へと入った。
その後、柏崎陽一(藤木直人)が長男・柏崎広(道枝駿佑)の部屋に行くと、長男・柏崎広(道枝駿佑)は居なかった。机の上に会ったノートに「行かないで」と何度も書いてあった。
一方、長男・柏崎広(道枝駿佑)は部屋を抜け出して、ママ・門倉麻子(小池栄子)を追いかけていた。
長男・柏崎広(道枝駿佑)は門倉麻子(小池栄子)に追いつくと、「ママは寂しくなるとシャックリが止まらなくなるでしょ?」と言い、シャックリの止め方を教えた。
しかし、門倉麻子(小池栄子)は「柏崎さん(沢尻エリカ)のことを新しいお母さんって言ったけど、新しいお母さんなんかじゃないよ。本当のお母さんだよ。本当のお母さんの所へ行きな。ママはもう、寂しくなることはないから。誰かと会いた思うと、人は寂しくなるの。でも、ママはもう会いたくないから。疲れたから。忘れたいから」と告げた。
長男・柏崎広(道枝駿佑)は「ママ」と呼ぶが、門倉麻子(小池栄子)は「ほら、行きなさい。2年前に貴方の事を捨てたママなんか、もう忘れなさい」と突き放して立ち去った。
長男・柏崎広(道枝駿佑)は、ただ、去りゆく門倉麻子(小池栄子)の背中を見つめた。
長男・柏崎広(道枝駿佑)は、その場で、しばらく泣いていたが、やがて涙を拭くと、立ち上がり、柏崎オートへと戻った。
柏崎結衣(沢尻エリカ)が「お帰り。どこ行ってたの?黙って出かけるなんて、良くないよ」と注意すると、長男・柏崎広(道枝駿佑)は「立ち読み。コンビニで立ち読み」と答えて自分の部屋へと消えた。
柏崎結衣(沢尻エリカ)は嘘だと知っていたので、長男・柏崎広(道枝駿佑)を呼び止めようとしたが、柏崎陽一(藤木直人)はそれを遮り、「洗濯機が直ったよ」と言って、柏崎結衣(沢尻エリカ)を倉庫へと連れ出した。
しかし、洗濯機が直っていなかったので、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「直ってないですよね?嘘ですか?」と尋ねると、柏崎陽一(藤木直人)は「嘘です」と答えた。
柏崎結衣(沢尻エリカ)が「嘘ばっかり」と呆れて立ち去ろうとすると、柏崎陽一(藤木直人)は「シンギュラリティにおける次世代の家族の在り方について君はどう思いますか」と言った。
そして、柏崎陽一(藤木直人)は「覚えてる?初めて会ったとき、僕が注文した本。あの頃、そういう研究をしていた。人工知能、ロボットは人間を越える日が来るか。でも、どんなプログラミングをしても、ロボットは人間を越えられないことがあった。なんだか分かる?ロボットは嘘を付かない。コンビニなんて直ぐ分かる嘘は付かない。嘘を付くのは人間だからだ。生きているからだ」と話した。
それを聞いた柏崎結衣(沢尻エリカ)は、長男・柏崎広(道枝駿佑)が生きているということに気づき、「早く直ると良いな、洗濯機。お願いします」と頭を下げたのだった。
さて、部屋に入った長男・柏崎広(道枝駿佑)は、「行かないで」と何度も書いたノートを破り、ゴミ箱に捨てた。
一方、長男・柏崎広(道枝駿佑)と別れた門倉麻子(小池栄子)は、泣きながら、スマホに保存していた長男・柏崎広(道枝駿佑)の写真を削除した。
翌日、西原莉沙子(板谷由夏)の長女・西原繭(藤澤遥)が迎えに来て、長男・柏崎広(道枝駿佑)は一緒に学校へと向かったのであった。
「母になる-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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