母になる-門倉麻子(小池栄子)の前科は人殺し(殺人)
望月歩が出演する日本テレビの母親ドラマ「母になる」の第5話のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「母になる-第5話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■母になる-第5話のあらすじとネタバレ後編
その後、ナウ先輩(望月歩)と長男・柏崎広(道枝駿佑)は、アパートの前でしばらく待っていたが、母親は現れず、諦めようとした帰ろうとした。
とのとき、サングラスを掛けて男とイチャついているチャラチャラした女・田中舞子(伊藤ゆみ)がアパートから出て来た。
田中舞子(伊藤ゆみ)は、ナウ先輩(望月歩)に気付いて驚き、サングラスを外した。
ナウ先輩(望月歩)は、驚いている田中舞子(伊藤ゆみ)に「久しぶり。何年ぶりかな。背が伸びたでしょ?昌雄さんとは、どうしたんですか?昌雄さんと母さんが上手くいくために、施設で暮らしてたんだけど。昌雄さんと別れて、新しい人と暮らすのなら、その住所をキチンと届けてくれないと。母親の居場所が分からないと、こっちも困るんで」と告げた。
そして、ナウ先輩(望月歩)が「これ、母さんの好きな…」と言い、買ってきてケーキを差し出した。
そのとき、一緒に居た男が「お前、こんな大きなガキが居たのか」と驚いたので、母・田中舞子(伊藤ゆみ)はナウ先輩(望月歩)が差し出したケーキの箱をはたき落とし、「知らないわよ」と言い、男と一緒に立ち去ろうとした。
柏崎広(道枝駿佑)は「待てよ。それでも母親かよ」と批判すると、母・田中舞子(伊藤ゆみ)は「あのね、そういう言い方が一番腹が立つ。確かに母親よ。産んだのは私よ。だけど、産んだからって、誰もが素晴らしい母親になると思ったら大間違い。私みたいに最低な人間だっているの。子供を手放さなきゃ、生きづらくて絶えられなくって、どうしようもない人間だっているの。母親なら立派で当然?優しくって当然?勝手に母親像を押しつけないでくれる」と言い返した。
そして、母・田中舞子(伊藤ゆみ)は、ナウ先輩(望月歩)が持っていた花束を地面に叩き捨てると、「いきなり、やってきて、冗談じゃないわよ」と吐き捨て、男と一緒に立ち去った。
ナウ先輩(望月歩)は地面に散らばったケーキを拾いながら、「母さんの好きなモンブラン。だから、俺もケーキの中じゃ、モンブランが一番好きなんだ。だって、あれでも母親だもん、俺を産んでくれた」と言った。
そして、ナウ先輩(望月歩)は柏崎広(道枝駿佑)に「いつか結婚したとするだろ。嫁さんをもらえば、嫁さんには、お父さんとお母さんがいて、自分にだって義母さんと義父さんが出来る。家族は作ろうと思えば、いくらでも作れる。でも、産んでくれた母親は別。どうやったって出来ない。たった1人しかいないから。世界でたった1人。どんな母親でも、それは自分を産んでくれた掛け替えのない大切な、たった1人の母親だから。コウにとっても産みの親ってのは…」と話し、涙を必死にこらえた。
児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は「ゴメンな。黙って見てるっていう約束だけど。良いんだよ、泣いて良いんだよ」と言って抱擁すると、ナウ先輩(望月歩)は帽子を深く被って顔を隠して泣いた。
その後、3人はゲームセンターへ入る。
木野愁平(中島裕翔)とナウ先輩(望月歩)が遊んでいる間、柏崎広(道枝駿佑)はベンチに座って柏崎結衣(沢尻エリカ)の事を思い出していた。
すると、柏崎広(道枝駿佑)はスマホを取り出して、柏崎結衣(沢尻エリカ)に「バーカ」「バーカ」とメールを送った。
そして、長男・柏崎広(道枝駿佑)は、木野愁平(中島裕翔)とナウ先輩(望月歩)に「俺、帰る。あの家に帰ります」と告げたのであった。
一方、柏崎結衣(沢尻エリカ)は長男・柏崎広(道枝駿佑)から「バーカ」「バーカ」というメールが届いたので、混乱していると、再び長男・柏崎広(道枝駿佑)からメールが届いた。
今度は、「ごめん」というメッセージと、柏崎広(道枝駿佑)は、木野愁平(中島裕翔)とナウ先輩(望月歩)の3人で写った写メが添付されていた。
さらに、柏崎広(道枝駿佑)から「帰るぜ」というメールが届いたので、柏崎結衣(沢尻エリカ)は大喜びした。
一方、西原莉沙子(板谷由夏)は長女・西原繭(藤澤遥)に「コウ君のママ(沢尻エリカ)は3歳で止っているの。コウ君が連れ去られた3歳で。『ママ、ママ』ってママの事が大好きで、『ウザっ』とか悪態をつかなくてさ。無垢で純粋で、可愛い時で止ってるの。だから、一生懸命、母親をやれるの。24時間、子供の事を考えて、一生懸命、母親をやれるの。だから、ウチとは違うのよ」と告げた。
長女・西原繭(藤澤遥)は「ママは24時間、母親じゃないもんね。仕事やってるときは母親じゃないでしょ?追い越されちゃうよね、コウ君のママに。別にコウ君のママみたいに一生懸命、母親をやれとは言わないけどさ…」と話していると、夫・西原太治(浅野和之)が帰宅した。
夫・西原太治(浅野和之)が不穏な空気を感じて「どうかしたの?」と尋ねると、長女・西原繭(藤澤遥)は「イジメ。イジメに遭ってるから、どうしようって話し。まあいいや、お風呂入ってこよっと」と言って立ち去った。
夫・西原太治(浅野和之)が「繭(藤澤遥)がイジメに遭ってるのか?」と驚くと、西原莉沙子(板谷由夏)は「私。ママ友のグループメールから外されて、イジメに遭ってるのは私」と教えた。
その日の夜、柏崎結衣(沢尻エリカ)と柏崎陽一(藤木直人)が柏崎オートの前で待っていると、長男・柏崎広(道枝駿佑)が戻ってきた。
ナウ先輩(望月歩)が「ほれ。お前が買ったんだろ」と言い、コッソリと長男・柏崎広(道枝駿佑)に手渡すと、長男・柏崎広(道枝駿佑)は柏崎結衣(沢尻エリカ)に花束を差し出した。
柏崎結衣(沢尻エリカ)が花束を受け取って喜ぶと、長男・柏崎広(道枝駿佑)は何も言わずに家の中に入った。
その後、柏崎陽一(藤木直人)は、釣道具を一色買ったと言い、長男・柏崎広(道枝駿佑)に釣道具を見せると、長男・柏崎広(道枝駿佑)は「お父さんて釣やるんだ」と驚いた。
柏崎陽一(藤木直人)が「やるよ。サッカーより、断然。昔はクルーザーを出してもらったり。大学の頃ね」と話すと、長男・柏崎広(道枝駿佑)は「偉い人だったんでしょ。何で辞めたの?」と尋ねた。
すると、柏崎陽一(藤木直人)は「偉い人で居るより、子供と一緒に釣がしたかった。大きくなったら、船釣りとか川釣りとか、お前を連れて一緒に釣をするのが夢だった。いつか、その日がくるのをずっと待ってたんだ」と話した。
そして、柏崎陽一(藤木直人)が「おかえり」というと、長男・柏崎広(道枝駿佑)は「ただいま」と答えた。
柏崎結衣(沢尻エリカ)も「おかえり」と言ったので、長男・柏崎広(道枝駿佑)は「ただいま」と答えた。
そして、3人は夕食を食べ始める。
柏崎結衣(沢尻エリカ)は、ふと思い出して、柏崎陽一(藤木直人)にラーメンの種類で何が一番好きかを尋ねると、柏崎陽一(藤木直人)は「ラーメンより、うどんの方が」と答えた。
すると、柏崎結衣(沢尻エリカ)と長男・柏崎広(道枝駿佑)は「バカか」と言って笑った。
しかし、柏崎陽一(藤木直人)は意味が分からず、「なんで?なぞなぞだったの?」と不思議がった。
翌日、柏崎里恵(風吹ジュン)は門倉麻子(小池栄子)を部屋に呼んで話しをしていた。
柏崎里恵(風吹ジュン)が両親について尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は母親は亡くなり、父親は物心が付いたときには居なかったと話した。
柏崎里恵(風吹ジュン)が「以前の仕事はどうして辞めたの?」と尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は「話し始めると、ほころびだらけなんです、私。もし、必要なら、履歴書を出しますが」と答えた。
柏崎里恵(風吹ジュン)が「いいの、いいの。大したお給料を払えないから、むしろ、申し訳なく思ってるくらいだから。ほころびなんて言ったら、ウチだってそうよ。色々あって大変だったんだから。今も大変なんだから」と話した。
門倉麻子(小池栄子)が「お孫さんがいらっしゃるんですよね?」と尋ねると、柏崎里恵(風吹ジュン)は「今年、中学生、男の子、コウって言うのよ」と教えた。
すると、門倉麻子(小池栄子)は「コウ」という名前を聞いて動揺する。
柏崎里恵(風吹ジュン)が長男・柏崎広(道枝駿佑)の写真を見せると、門倉麻子(小池栄子)はシャックリが止らなくなり、洗面所へと駆け込んだ。
洗面所で気分を落ち着かせ、何かを決意した門倉麻子(小池栄子)は、柏崎里恵(風吹ジュン)に「私を雇ってください。経理として雇ってください」と頼んだ。
それを受けて、柏崎里恵(風吹ジュン)が経理を雇う件で柏崎陽一(藤木直人)に電話すると、柏崎陽一(藤木直人)は「経理の人?いいよ、母さんの推薦なら。とりあえず、こっちに来るように伝えてくれる」と頼んだ。
柏崎陽一(藤木直人)が電話を切ると、柏崎結衣(沢尻エリカ)に呼ばれたので、事務所に行く。
すると、柏崎結衣(沢尻エリカ)が「琴音ちゃん(高橋メアリージュン)から」と言い、封筒を差し出した。
柏崎陽一(藤木直人)が「勝手に釣の道具を買ったのは悪かったよ。でも、琴音ちゃん(高橋メアリージュン)からお金を借りなくても」と驚いた。
柏崎結衣(沢尻エリカ)が「琴音ちゃんじゃなくて、バアバ(風吹ジュン)が。義母さんが、大事に閉まってて」と教えると、柏崎陽一(藤木直人)は「じゃー大事にしまったとこ」と教えた。
柏崎結衣(沢尻エリカ)は「しまっちゃダメでしょ。私、陽ちゃん(藤木直人)が子供と一緒に釣をするのが夢だったなんて知らなかった。ごめんね、私、子供の事ばかりで。でもね、陽ちゃんと一緒に暮らしたいと思ったのは、子供の為じゃない。私の為なの。貴方に一緒に居て欲しかった。貴方じゃなきゃ、ダメなの私」と話した。
柏崎陽一(藤木直人)が「え?え?」と驚くと、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「え?え?言ってないで、早く、中身を見なさい」と告げた。
柏崎陽一(藤木直人)が封筒の中を見ると、柏崎結衣(沢尻エリカ)が署名した婚姻届けが入っていたので、「マジか」と喜んだ。
しかし、柏崎結衣(沢尻エリカ)が「それを出すのは、柏崎オートが落ち着いてからにしようね」と言ったので、柏崎陽一(藤木直人)は「え?まだ、これ出さないの?」と驚いた。
さて、長男・柏崎広(道枝駿佑)と長女・西原繭(藤澤遥)が一緒に歩いて下校していた。
長女・西原繭(藤澤遥)が「ウチだって、仕事の合間の都合の良いときだけ、母親面する。結構うざい」と話すと、長男・柏崎広(道枝駿佑)は「あのさ、母親ってのはウザイもんなんだよ」と教えた。
そのとき、長男・柏崎広(道枝駿佑)の前に、ジャーナリストの沢登一基が現れた。
ジャーナリスト・沢登一基は「君、9年前に連れ去られて、行方が分からなくなった柏崎広君だろ?門倉麻子さん(小池栄子)について聞かせてくれる?」と言い、名刺を差し出した。
一方、緒野琴音(高橋メアリージュン)は、井下さなえ(明星真由美)に会い、門倉麻子(小池栄子)を柏崎オートの経理に雇うことになった事を報告していた。
それを聞いた井下さなえ(明星真由美)は「どうでもいいけどさ、私がムショに入っていたの知ってるわよね?」と尋ねると、緒野琴音(高橋メアリージュン)は「つまらない詐欺やってね」と答えた。
すると、井下さなえ(明星真由美)は「シャックリ女(小池栄子)とは、そこで知り合ったんだけど、あの女、何やったか知ってる?」と言い、門倉麻子(小池栄子)の前科を教えた。
さて、柏崎結衣(沢尻エリカ)と柏崎陽一(藤木直人)は、従業員が「経理の人が来ましたよ」と呼びに来たので、喜んで事務所を出ると、門倉麻子(小池栄子)が立っていた。
門倉麻子(小池栄子)は「こちらで雇って頂くことになった門倉麻子(小池栄子)です」と頭を下げると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「何を言ってるのよ。何しに来たの」と怒った。
そこへ、緒野琴音(高橋メアリージュン)が慌てて駆けつけ、「まって、その人、人殺し。人殺しだから」と叫んだのだった。
「母になる-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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