母になる-第7話のあらすじとネタバレ

道枝駿佑が出演する日本テレビの母親ドラマ「母になる」の第7話のあらすじとネタバレです。

第6話のあらすじとネタバレは「母になる-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■母になる-第7話のあらすじとネタバレ

長男・柏崎広(コウ/道枝駿佑)は柏崎陽一(藤木直人)と釣に出かけるとき、柏崎陽一(藤木直人)から「今日はお母さんの誕生日」だと教えられたので、何かお祝いをしようと提案した。

すると、柏崎陽一(藤木直人)は、サプライズで「チュウ太の大冒険」を踊ろうと言い、が「チュウ太の大冒険」を歌いながら踊ってみせた。

それを見た長男・柏崎広(道枝駿佑)は、「無理、無理。俺には無理。お父さん1人でやって。俺はそんなに可愛く踊れないし」と拒否した。

一方、教授・西原太治(浅野和之)は、昼前にノンビリと起きてきて、リビングで新聞を広げていた。

西原太治(浅野和之)は、授業を減らして、自宅で仕事することにしていた。大学には週に1度か2度、顔を出せば良いように調整してきたのだという。

西原莉沙子(板谷由夏)が「大学で虐めにあってるの?」と尋ねると、西原太治(浅野和之)は「それは、そちらでしょ?ママ友グループから仲間はずれにされて。奈々ちゃんママってのがリーダーみたいだな。繭ちゃんパパ(浅野和之)は今のところ、大歓迎されています」と言い、スマートフォンを見せた。

西原莉沙子(板谷由夏)が驚いてスマートフォンを見ると、西原太治(浅野和之)がママ友グループと楽しそうに写っている写真が写っていた。

西原太治(浅野和之)は「もっと早くに、こうしてれば良かったんだ。君には母性が無いんだ。心配するな、今日から俺が母になる。メシはちょっと心配だけど、大丈夫。何とかなる」と自信満々に告げた。

西原莉沙子(板谷由夏)が「なにそれ。これから私の代わりに、繭(藤澤遥)の事をするってこと?」と尋ねると、西原太治(浅野和之)は「うん。母親業を休んで良いぞ。なんなら、母親業を辞めても良いぞ」と告げた。

その後、西原莉沙子(板谷由夏)は、柏崎結衣(沢尻エリカ)と門倉麻子(小池栄子)の昼食に立ち会うため、柏崎オートを訪れた。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は「わかり合いたい」と言い、門倉麻子(小池栄子)を昼食に招いたのだ。

西原莉沙子(板谷由夏)が「『わかり合いたい』って、具体的にどういうこと?ママ友になりたいとかさ、そういうノンキな話しじゃ無いでしょ?」と尋ねると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「お互いの立場をハッキリさせておきたい、というか」と答えた。

西原莉沙子(板谷由夏)が「コウ君(道枝駿佑)を引き取りたいって言われたら、どうするの?」と尋ねると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「そういうことを言われないように、一度、キッチリと向き合う必要があるんじゃないかって」と話した。

その後、門倉麻子(小池栄子)が柏崎オートにやって来て、テーブルを挟んで、柏崎結衣(沢尻エリカ)と向き合って座った。

門倉麻子(小池栄子)が「あの子(道枝駿佑)は知ってるんでしょうか?」と尋ねると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「私たちが、こんなふうに会っていることは知りません。何も話していませんから。今頃、楽しく、釣をしています。コウと父親の関係は最初から、割とスムーズだったんです。男同士だからか、特に問題も無く」と話した。

そして、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「莉沙子さん(板谷由夏)は結婚も出産もほとんど同じ時期で、私たち、母親になったのも、同じくらいなんです。ずーっと、私のことを気に掛けてくれて。今日も心配してくれて」と言い、同席している西原莉沙子(板谷由夏)を紹介した。

すると、西原莉沙子(板谷由夏)は門倉麻子(小池栄子)に、「関係無い私が、どうしてって思うかも知れないけど、第3者の私みたいなのが居た方がいいかなって。揉めて欲しくないんです」と説明した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は「そう。私、揉めたくないんです。今日、お会いしたのは、これからのことをお話ししたくて。これからの関係というか、お互いの立場というか。私はコウの母親として、貴女と揉めたり、争ったりしたくありません。貴方の事をいつまでも許せないと言って、憎んだりしたくないんです。コウのために」と話した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は「麻子さんと呼んでもいいですか?麻子さんは、コウが施設に戻りたいって話しを、木野さん(中島裕翔)から聞いて心配されたんですよね?もうコウとは会わないつもりで居たのに。私とコウの関係が上手くいってないと思って、気持ちが揺れてしまったんですよね?でも、コウは施設には行かず、帰ってきてくれました。私の所に帰ってきてくれたんです。お花、くれたりなんかして。ツーオクって知ってます?コウが好きなんです。莉沙子さん(板谷由夏)がヘアメークを担当してて。ヘビメタって言うんですか。そういうメイクをやってみたりして、こういうの」と言い、スマートフォンの画像を門倉麻子(小池栄子)に見せた。

西原莉沙子(板谷由夏)は「上手くいってるんですよ。コウ君(道枝駿佑)と結衣ちゃん(沢尻エリカ)は、貴女(小池栄子)が思うよりも、ずっと上手くいってるんです」と話した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は「少しずつ、少しずつ、穏やかな生活を取り戻そうとしている所なんです。だから、心配しないでください。これからは、コウの事は母親の私に任せてください。麻子さん(小池栄子)はもう…」と話した。

一言も話さずに、ずっと聞いていた門倉麻子(小池栄子)は、柏崎結衣(沢尻エリカ)の言葉を遮るように、「申し訳ありません。本当に申し訳ありません」と言い、頭を下げた。

そして、門倉麻子(小池栄子)は「この9年間、結衣さん(沢尻エリカ)がどんなに酷い目に遭ったのか、どんなに辛い目に遭ったのか、里恵さん(風吹ジュン)から聞きました。里恵さんが、貴女は知らなきゃいけない、知るべきだ。知って心から詫びるべきだと言って、話してくれたんです」と話した。

■門倉麻子(小池栄子)の回想
柏崎里恵(風吹ジュン)は「コウ(道枝駿佑)はね、陽一(藤木直人)の教え子に誘拐されたの。当時、准教授だった陽一への逆恨みによる犯行と言われてたわ。人間関係や就職活動に悩んでたって話もあったから、上手くいかない苛立ちをぶつけたのか、鬱積した思いが歪んだ結果なのか。真相は分からない。コウは見つからないまま、犯人は自ら命を絶ってしまったから。コウはもう亡くなっていると、誰もが思っていた。幼い罪の無い3歳児と、その家族。みんな同情的だったわ。でも…」と話して言葉を詰まらせた。

すると、緒野琴音(高橋メアリージュン)が代わりに、「犯人の両親が会見したの。母親が泣きながら、『すみません、すみません』って、地面に頭をこすりつけるようにして謝って、父親の方も賠償金とかなんとか、全財産を投げ出して償いをするって言い出して」と説明した。

そして、犯人の父親が「2億でも3億でも、要求するのなら、いくらでも払う」と言い出したことから、風向きが変わり始めた。

柏崎結衣(沢尻エリカ)も柏崎陽一(藤木直人)も、お金の要求など考えてもいなかったのに、お金の話しが一人歩きして、子供の死をネタに大金を手に入れた両親という噂が立った。

さらに、柏崎結衣(沢尻エリカ)は子供を残して、1度だけ同窓会に出席しただけなのに、週刊誌にネグレストだったとか、出来ちゃった結婚だとか、ヤンママだったとか、書き立てられ、被害者の柏崎結衣(沢尻エリカ)が悪者扱いされてしまったのだ。

スポンサードリンク

■柏崎オートの居間にて

回想を終えた門倉麻子(小池栄子)は、「里恵さん(風吹ジュン)が先に参ったそうですね。他所のお子さんに声をかけてしまったり…」と切り出した。

すると、西原莉沙子(板谷由夏)が「世界の全部が敵に見えるって、陽一さん(藤木直人)が言ってました。陽一さんは優しい人だから、自分で自分を追い詰めてたし。結衣ちゃん(沢尻エリカ)だってそうです。誰かを憎むことが出来れば、楽になれたのに。無理して明るく振る舞えば、『子供が見つかってないのに良く笑えるな』って陰口を叩かれるし、落ち込んでたら落ちこんでたで、『いつまで落ち込んでるんだ。子供の為に笑わなきゃ』って叱られるし。私だったら、絶対に絶えられない。世間は勝手な事ばかり言うんです」と話した。

門倉麻子(小池栄子)が「『もう1人産めばいい』って、『早く忘れて新しい子供を作ればいい』って。そういうことも周りから言われたって聞きました。それが切っ掛けで気持ちがすれ違って、離婚したって話しも」と話した。

西原莉沙子(板谷由夏)が「結衣ちゃん(沢尻エリカ)が失ったものは、コウ君だけじゃない。分かるでしょ?」と尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は「分かります。本当に、私、何てことをしてしまったのか。改めて、心からお詫びを。申し訳ありません。申し訳ありません」と謝罪した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は「顔を上げてください。今更、麻子さん(小池栄子)を責めるつもりはありません。木野さん(中島裕翔)から、麻子さんの事情を聞きました。色々とやりきれない事があったんですよね。子供が欲しいのに出来なくて、かわいそうに。麻子さんの追い詰められた気持ちもよく分かりました。大変だったんだなって。今日、こうして、お会いすることが出来て、お互いのことを分かり合えることが出来て良かったです。これからはコウのために、過ぎたことをあれこれ言うのは止めましょう」と話した。

そして、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「お終い。さあ、食べましょう。せっかくのお好み焼き」と話し合いを切り上げ、昼食を始めることにした。

西原莉沙子(板谷由夏)が「こんな時に、なんでお好み焼きなんだろうって、思うだろけど。麻子さん、お好み焼き、好きなんですよね?ウチの娘がコウ君から聞き出したんです。よく食べてたって」と話した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)も気分を切替えて、門倉麻子(小池栄子)に出身を尋ねた。

しかし、門倉麻子(小池栄子)は「確認してもいいですか?柏崎オートで雇って頂けるんですよね?今、許してくれたんですよね?そういうことですよね?明日から通いで来ます。私、仕事は一生懸命やらせて頂きます。お好み焼きは結構です。お腹が空いてないので」と言って帰ろうとした。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「待って。どういうこと?柏崎オートで雇ってもらいたくて、今日、来たの?」と尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は「そうですよ」と答えた。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「申し訳ありませんって、頭を下げたのも嘘?」と尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は「嘘じゃないですけど」と答えた。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「私のこれまでの話し、分かったような事を言ったのは?」と尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は「ああ、可哀想だなって。そっちも、私に子供が出来なくて可哀想って言ったじゃないですか。そういう感じです」と答えて立ち去ろうとした。

すると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「座って。いいから座りなさいよ」と激怒して、門倉麻子(小池栄子)を再び居間に座らせた。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「ちゃんと話して。話しましょうよ。もっと本当の事を」と告げると、門倉麻子(小池栄子)は「本音を話してどうするんですか?人には本音と建前が…」と答えた。

西原莉沙子(板谷由夏)が「今はその建前が要らないの。どうして柏崎オートで雇ってもらいたいの?」と尋ねると、門倉麻子(小池栄子)は「仕事を探してたので」と答えた。

西原莉沙子(板谷由夏)が「そうじゃないでしょ?コウ君が居るからでしょ?違う?そうでしょ?何を考えてるのよ。本音を言いなさいよ」と迫ると、門倉麻子(小池栄子)は「じゃあ、言いますけど、ツナサンっていうゲームは?」と尋ねた。

母になる-第7話のあらすじとネタバレ後半」へ続く。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。




コメント欄

素晴らしいストーリー
今、現代において必要なストーリーではないか。
虐待、子育て に対して必要なのではないか?

  • 投稿者-
  • なかけいなつ