母になる-沢尻エリカが小池栄子に激怒して修羅場

沢尻エリカが出演する日本テレビの母親ドラマ「母になる」の第7話のあらすじとネタバレ後半です。

このページは「母になる-第7話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■母になる-第7話のあらすじとネタバレ後半

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「知ってます。コウが好きなゲームでしょ。欲しいって言うからダウンロードしてあげたんです」と答えた。

すると、門倉麻子(小池栄子)は「私は子供が欲しがる物を安易に買い与えることをしません。ツーオクの事も知ってます。今一番、気に入っているバンドだと教えてもらいました。だからといって、私はツーオク風のメイクをして子供に媚びるようなマネはしません。甘やかしたり媚びたり、そういうのは、どうなんだろうと思います、母親として。私は、あの子を厳しく育ててきたのに。本音を言えばそういうことです。つまり、貴女より私の方が、あの子の母親として相応しいと言うことです」と告げた。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は門倉麻子(小池栄子)の顔にお茶を掛けると、「貴女ね、自分がしたことが分かってるの?」と言い、門倉麻子(小池栄子)に掴みかかったが、西原莉沙子(板谷由夏)に引き離された。

門倉麻子(小池栄子)は「自分のした事が分かったから、謝ったんです。心からお詫び申し上げました。自分のした事が分かってるから、木野さん(中島裕翔)に言われるままに、あの子を託したんです。私さえ、我慢すればあの子のためになると思って、本当のお母さんと暮らすことが、あの子のためになると思って。でも、そうだろうか?あの子のためって、どういうこと?本当のお母さんって何?ずっと考えてました。良かったんだろうか?あの子はどう思ってるだろう?急に現れた母親と上手くいってるだろうか?どういう思いで暮らしてるんだろう?私が側に居なくて大丈夫だろうか?そんな時に里恵さん(風吹ジュン)です。柏崎オートで働かないかという話しです。引き寄せられたとしか思えない。あの子が私を呼んだとしか思えない。あの子、ちゃんとしてるでしょ?靴脱いだ後、ちゃんと揃えませんか?私が躾けたんです。掃除も洗濯も、お茶碗を洗うのも上手ですよ。貴女は甘やかして何もさせなかったかもしれませんが。お好み焼きも、仕事で疲れてる私のために、あの子が何時も焼いてくれた。アパートの近くにあったんです。小さなお好み焼き屋さん。上手に焼いてくれました。ソースとケチャップも使うんですよ。隠し味に。貴女は『父親との関係は最初からスムーズだった』と言ったけど、それは男親が居ないことで卑屈になったりしないように、同姓の先輩や目卯への人に対して、キチンと敬意を払うように、私が言い聞かせてきたからです。あの子が父親と上手くいっているのは、私のおかげです。私がそういうふうに育てたからです」と話した。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「止めて。何を言ってるの」と止めるが、門倉麻子(小池栄子)は「本音です。誰が一生懸命、母親をやろうと、あの子の中には私が居るの。私が躾けたから、私が育てたから。私があの子と暮らした日々が、あの子の笑顔を作ったんです」と告げた。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「違う。貴女がやったことは犯罪よ。貴女は犯罪者よ。貴女は分かっていない。あの子を産んだのは私です」と告げると、門倉麻子(小池栄子)は「分かってないのは、そっちです。分かるわけが無いんです。私のことなんて貴女には。結婚して子供を産んだ人に分かるわけが無いんです。何が嬉しかったと思います?子育てをしていて、何が一番、嬉しかったか。鉄棒で逆上がりが出来たとき?初めて自転車に乗れたとき?そうじゃない。喜んだ事は一杯あるけど、そうじゃない。私が一番、嬉しかった事は。あの子が居ることで、誰からも、『子供産まないんですか?』『女性なら産まなきゃ』『いつになったら、子供を産むの?』って言われなくなった。それが一番、嬉しかったこと。あの子を手に入れたことで、私は初めて自由になったんです」と話した。

そのとき、柏崎結衣(沢尻エリカ)のスマートフォンに長男・柏崎広(道枝駿佑)から「魚が釣れました」というメールが届く。

メールを開けてみると、長男・柏崎広(道枝駿佑)が笑顔で、振り竿にかかった長靴を持っていた。

長男・柏崎広(道枝駿佑)の笑顔を見た柏崎結衣(沢尻エリカ)は、「可愛かった?9年前、貴女の隣の空き部屋に居た3歳の、もうすぐ4歳になる子。可愛かったでしょ。ちょうど、莉沙子さんちの繭ちゃん(藤澤遥)と発表会の練習をしてた。『チュウ太の大冒険』っていう。『あのね、ママ。知ってる?その人の事を思うとね、心がぎゅーっとなってキューンとなって、泣きそうなくらい。何て言うか知ってる?愛しいだよ。ボク、ママのこと愛しいだよ』。一生懸命、話してくれたあの子、可愛かったでしょ?私が産んだのよ、私が。私のお腹の中に居たの、10ヶ月。私が育てたのよ」と言って門倉麻子(小池栄子)に詰め寄った。

門倉麻子(小池栄子)が「育てたのは私です」と言い返すと、柏崎結衣(沢尻エリカ)は門倉麻子(小池栄子)にビンタして、「貴女は分かっていない。貴女がコウを抱きしめていたころ、私はバッシングされていた。莉沙子さん(板谷由夏)が言うように、出来ちゃった結婚で、たった1度、同窓会に出ただけで、『ネグレストって本当ですか?』『毎晩、飲み歩いていたって本当ですか?』。世間から、マスコミから、酷い言われ方をされた。マイクを突きつけて追いかけてくる人も居た。でもね、そんなこと、どうでも良かった。何を言われても、どうでもよかった。私がその時に思ってたことはたった1つ。コウが生きてますように。どこかで元気で生きてますように。世間やマスコミがなんと言おうと、私が思ってたことは『生きてますように』、それだけよ。貴女が誰からも何も言われなくて嬉しがっていたころ、私は誰に何を言われてもどうでも良かった。へっちゃらだった。そんな好き勝手を言われてもどうでも良かった。生きてますように、生きてますように、母親だから。生きている事だけを願った。母親だから、あの子を産んだ母親だからよ」と話した。

その後、西原莉沙子(板谷由夏)と門倉麻子(小池栄子)が帰り、柏崎結衣(沢尻エリカ)が縁側に腰を掛けて、1人で茫然としうていると、玄関の方から長男・柏崎広(道枝駿佑)の「ただいま」という声がした。

しかし、柏崎結衣(沢尻エリカ)が玄関に行っても、長男・柏崎広(道枝駿佑)の姿が無かった。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が不思議に思って玄関の外を確認しようとしたとき、背後から現れた長男・柏崎広(道枝駿佑)がクラッカーを鳴らし、「お誕生日おめでとう」と言った。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「そっか、私の」と気付くと、長男・柏崎広(道枝駿佑)は「お母さんが誕生日だってこと、お父さんから聞いて、何かお祝いを。何がいいかなって相談したら、お父さん、物より、お母さんが喜ぶこと、感激することをやろうよって言い出して。俺が居なくなった頃の話しをしてくれて。幼稚園で発表会があるの、お母さん、凄く楽しみにしてたって。チュウ太の大冒険、9年前だっけ?9年も経ったから、かなり時差があるっていうか、遅れに遅れたけど、お母さんが楽しみにしていた発表会、やります」と告げた。

すると、隠れていた柏崎陽一(藤木直人)と児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)も姿を現し、3人で楽しく「チュウ太の大冒険」を踊り始めた。

それを見た柏崎結衣(沢尻エリカ)は、幼稚園の頃の長男・柏崎広(道枝駿佑)を思いだし、泣きながら笑った。

その日の夜、西原家では、西原莉沙子(板谷由夏)が長女・西原繭(藤澤遥)に、「いつだったか、話したでしょ。コウ君のママ(沢尻エリカ)のこと。コウ君のママは、コウ君が連れ去られた3歳で止まっているって話。あれね、違ってた。ママ、全然、分かってなかった。コウ君のママは、コウ君が居なくなった後も、ずっと母親だったの。居ない間も母親で、うううん、居なくなったからこそ、深く強くずっと、母親だったの」と話した。

そして、西原莉沙子(板谷由夏)が「パパから聞いた?」と尋ねると、長女・西原繭(藤澤遥)は「聞いた。ママは母親辞めるんでしょ?パパ、早速ママ友とカラオケの約束してたわよ」と答えた。

西原莉沙子(板谷由夏)が「辞めないわよ。辞めるわけ無いでしょ。辞められないわよ、母親」と話すと、長女・西原繭(藤澤遥)は「いいよ、いいよ。無理しなくても」と答えた。

翌日、柏崎結衣(沢尻エリカ)は柏崎陽一(藤木直人)に、門倉麻子(小池栄子)を柏崎オートの経理として雇わないことを報告し、「雇うと言ったり、雇わないと言ったり、勝手な事ばかり言ってゴメンね」と謝った。

柏崎陽一(藤木直人)は「結衣(沢尻エリカ)に任せるって。僕も母さんも腹をくくったから、結衣の気持ちがそれですむなら、それでいいよ。僕の方こそゴメンね、なかなか父親らしくなれなくて」と謝った。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は「そんなことない。陽ちゃんとコウが上手くいってるのは、陽ちゃんのおかげだと思ってる。陽ちゃんとコウは、ちゃんと繋がってるって信じてるよ」と話した。

柏崎陽一(藤木直人)は「釣はダメダメだったけどね。でも、チュウ太は上手かったでしょ?」と尋ねると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「どんなプレゼントよりも嬉しかった」と答えた。

そこへ、児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)が起きてきた。木野愁平(中島裕翔)は昨夜、飲み慣れないお酒を飲んだので、そのまま柏崎オートに泊まっていたのだ。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「落ちてましたよ」と言い、110円が入ったパスケースを手渡し、「何ですか?お守りみたいな」と尋ねると、木野愁平(中島裕翔)は「お守りというか、形見。ずっと気になっている事があって、大事に持ってるんです」と答えた。

木野愁平(中島裕翔)が「それよりも、門倉さんの件、どうでした?しばらくの間は、近づけないように法的な手続きを取る道もあります」と尋ねると、柏崎結衣(沢尻エリカ)は「コウは今も引き出しに麻子(小池栄子)の写真を持っているんです」と答えた。

木野愁平(中島裕翔)は「そりゃ、何年も一緒に暮らしてたんだから、忘れろってのが無理ですよ。でも、今、大事なのは結衣さんとコウ君のしっかりとした母子関係を築くことですから」と話した。

そのとき、柏崎オートに客が来たため、柏崎結衣(沢尻エリカ)と柏崎陽一(藤木直人)は従業員に呼ばれて、応対に出た。客は上牧愛美(大塚寧々)という女性だった。

車の方は部品の取り寄せになるため、柏崎陽一(藤木直人)は代車の手配をしようとしたが、上牧愛美(大塚寧々)は電車で帰るので代車は要らないと断った。

崎陽一(藤木直人)は自動車預かり証のサインを確認して、「お名前は、これ、うえ…」と尋ねると、上牧愛美(大塚寧々)は「カンマキって言うの」と教えると、車を預けて柏崎オートから立ち去った。

児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は、柏崎オートに客がきたので、柏崎結衣(沢尻エリカ)に挨拶して帰ろうとしていたとき、「カンマキって言うの」という声が聞こえてたので、上牧愛美(大塚寧々)を追いかけて呼び止めた。

児童福祉司・木野愁平(中島裕翔)は「カンちゃんのお母さんですよね?僕、カンちゃんが亡くなる前に、110円を、ジュースを奢るよと言って僕に。覚えてますか?」と尋ねると、上牧愛美(大塚寧々)は「木野君?あの木野君なの?」と驚いた。

こうして、偶然、再会した2人は柏崎オートに戻り、話をした。

上牧愛美(大塚寧々)が「こんな偶然、あるのね。何年ぶりかしら。大きくなっちゃって。小学校6年生だったわねえ」と驚くと、木野愁平(中島裕翔)は「同じクラスで僕の隣の席に座ってて、人なつこくて。転校してきたばかりで、慣れない僕に、いつも話しかけてくれて。あの日も、ニコニコしてて」と話した。

すると、上牧愛美(大塚寧々)が「バカよね。悪い連中と連んで、くだらない遊びに参加しちゃって。なんていったっけ?チキンレース?どっちが大胆かって、2階から飛び降りるゲームに参加しちゃって」と呆れた。

木野愁平(中島裕翔)が「僕が止めれば良かった」と悔やむと、上牧愛美(大塚寧々)は「一緒に居たわけじゃ無いわ」とフォローした。

柏崎結衣(沢尻エリカ)が「それで、そのゲームで?」と尋ねると、上牧愛美(大塚寧々)は「頭を強く打って亡くなった。木野君が見つけてくれたのよね」と答えた。

木野愁平(中島裕翔)は「夜、電話したんです。そしたら、誰も出なくて、気になって観に行ったら…」と言い、玄関で血を流して倒れていた親友・上牧寛太郎を見つけた事を思い出した。

上牧愛美(大塚寧々)は「頭を打った後、直ぐに病院に行けば良かったんだけど、誰も居ない家に1人で帰ってきて。1人にさせた私がいけないの。あの頃は仕事にかまけてて。今で言うネグレクト。放ったらかしにしてたから、酷い母親よ。最低だった」と話した。

木野愁平(中島裕翔)が「いつ東京に戻ってきたんですか?」と尋ねると、上牧愛美(大塚寧々)は「去年。再婚するの。籍はまだ入れてないんだけど。連れ子が3人居るわ。寛太郎の代わりってわけじゃないけど、あの子の分まで幸せになって欲しいなって、そう思いながら、3人の子供を育てて。一生懸命、母親をやらせてもらってる」と話した。

上牧愛美(大塚寧々)は「心配しないで、昔の私とは違うから」と言い、花見の時に子供と撮影した写真を見せると、木野愁平(中島裕翔)は「なんか、良い感じ」と安堵した。

さて、木野愁平(中島裕翔)と上牧愛美(大塚寧々)は、一緒に柏崎オートを出て、駅まで歩いて行った。

柏崎結衣(沢尻エリカ)は2人を見送ると、柏崎陽一(藤木直人)に呼ばれて、上牧愛美(大塚寧々)の車の所へ行った。

そして、柏崎陽一(藤木直人)が上牧愛美(大塚寧々)の車のトランクを開けると、トランクには大量のゴミで一杯だった。

柏崎陽一(藤木直人)が「勝手に処分するのはマズイよね。でも、放置しておくのもよくないよね?どう思う?」と尋ねた。そのとき、柏崎結衣(沢尻エリカ)はゴミの中に子供服を見つけた。

一方、門倉麻子(小池栄子)の前にジャーナリストの沢登一基が現れ、「ちょっといいですか?2年前の事件を聞かせてくれますか?それとも、まずは9年前にさかのぼって話をしてもらおうかな?コウ君の育ての母親・門倉麻子さんですよね」と告げたのであった。

母になる-第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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