小さな巨人-第8話のあらすじとネタバレ

長谷川博己が出演するTBSの刑事ドラマ「小さな巨人」の第8話のあらすじとネタバレです。

第7話のあらすじとネタバレは「小さな巨人-第7話のあらすじとネタバレ

■小さな巨人-第8話のあらすじとネタバレ

香坂真一郎(長谷川博己)と山田春彦(岡田将生)は、捜査一課長・小野田義信(香川照之)の元を訪れ、専務・富永拓三(梅沢富美男)を釈放したことを糾弾した。

すると、捜査一課長・小野田義信(香川照之)は「新たな証拠が見つかったんだ」と言い、監視カメラの映像を見せた。

防犯カメラに失踪中の横沢裕一(井上芳雄)が映っており、事件当時、横沢裕一(井上芳雄)が早明学園に居た事が明らかになったのである。

香坂真一郎(長谷川博己)が「どうしてこんな証拠を富永専務(梅沢富美男)は提出しなかったですか」と詰め寄ると、小野田義信(香川照之)は「あちらにも事情があったらしい」と言い、防犯カメラの映像を巻き戻した。

すると、早明学園の生徒が大麻を吸っている様子が映っていた。

小野田義信(香川照之)は「このうち1人は警察の幹部の息子さんでな。この映像が証拠品として表に出ると、生徒への処分はもちろん、学園全体の評判にかかわる。だから、富永さん(梅沢富美男)は最後まで渋っていた。富永さんはこの件が表沙汰にならないよう、ロッカー室で密談をしていたそうだ。ペンはその時に落ちたのだろう。殺人事件が起きたのは、その30分後だ。富永さんの話しは辻褄が合っている。だから、お帰り頂いた」と話した。

香坂真一郎(長谷川博己)が「私には、一課長が富永専務に手心を加えたとしか思えません」と食い下がると、小野田義信(香川照之)は「ああ、そうだよ。富永専務は私を捜査一課長に引きあげてくれた恩人だ。もちろん、殺人となれば、話しは別だがな」と告げた。

そして、小野田義信(香川照之)は「現場には横沢(井上芳雄)のDNAが残っている。その横沢はトラックに乗って現場から逃げ出したんだ。横沢裕一(井上芳雄)は300%クロだ」と言い、横沢裕一(井上芳雄)を指名手配した。

一方、専務・富永拓三(梅沢富美男)は早明学園に戻ると、理事長・金崎玲子(和田アキ子)に、防犯カメラの映像は表には出ない事を報告した。

金崎玲子(和田アキ子)が「横沢(井上芳雄)が捕まったら、裏帳簿が警察の手に渡ってしまう」と心配すると、富永拓三(梅沢富美男)は「その点もご心配なく。小野田(香川照之)は私には逆らえないんですよ」と教えた。

さて、捜査一課長・小野田義信(香川照之)は、捜査の指揮を執る藤倉良一(駿河太郎)に「横沢(井上芳雄)を逮捕すれば余計な物まで出てくる。横沢は逮捕するが、裏帳簿のことは伏せる。そればベストの着地ということだ」と命じた。

藤倉良一(駿河太郎)が「それなら、不正を隠蔽することになりますが」と尋ねると、小野田義信(香川照之)は「我々、一課が追うのは、あくまでも殺人だ。そのことに変わりない。分かるな?藤倉」と圧力を掛けた。

豊洲署の捜査本部で指揮を執る藤倉良一(駿河太郎)は、以前から横沢裕一(井上芳雄)を追っていた香坂真一郎(長谷川博己)ら豊洲署を捜査本部に加えて捜査を開始する。

横沢裕一(井上芳雄)は何よりも家族を大事にしており、もうすぐ妻・横沢亜美(中村アン)の誕生日を控えていた。

そこで、香坂真一郎(長谷川博己)は、横沢裕一(井上芳雄)が妻・横沢亜美(中村アン)に会いに来ると考えた。

そこで、香坂真一郎(長谷川博己)は、新たな容疑者が見つかり、横沢裕一(井上芳雄)が容疑者から外れたという偽の情報をマスコミに流し、横沢裕一(井上芳雄)が妻・横沢亜美(中村アン)に会いに来たところを捕まえる作戦を考えた。

そして、香坂真一郎(長谷川博己)は、妻・横沢亜美(中村アン)の護衛に三島祐里(芳根京子)を指名した。

藤倉良一(駿河太郎)は、全面的に香坂真一郎(長谷川博己)の作戦を全面的に採用して作戦を決行し、横沢裕一(井上芳雄)が妻・横沢亜美(中村アン)に接触するのを待った。

香坂真一郎(長谷川博己)が「所轄を捜査に加えてくれてくれたことを感謝している」と礼を言うと、藤倉良一(駿河太郎)は「そろそろ、所轄と一課の垣根を取り払って良いと思ってる。それができるのは、一緒に厳しい訓練を乗り越えてきた俺とお前だと思う」と答えた。

藤倉良一(駿河太郎)が捜査一課長・小野田義信(香川照之)に報告に行くと、

ある日、妻・横沢亜美(中村アン)の携帯電話に、「午後1時に豊洲の森公園」というメールが着信する。

妻・横沢亜美(中村アン)の協力により、携帯電話に着信したメールは、警察も転送されるようになっていた。

このため、メールを読んだ藤倉良一(駿河太郎)は、捜査員に檄を飛ばし、豊洲の森公園に捜査員を配置した。

しかし、横沢裕一(井上芳雄)は現れなかったため、藤倉良一(駿河太郎)は捜査情報が漏れているのではないかと言い、所轄の豊洲署を疑った。

さて、香坂真一郎(長谷川博己)が「江口警部(ユースケ・サンタマリア)はどうしてお前に裏帳簿の中身を教えたんだ?」と尋ねると、山田春彦(岡田将生)は「僕だからこそ、教えてくれたんです。江口さんは研修時代、僕を厳しく育ててくれました。僕が父を嫌悪していることも、江口さんだけには話していたんです」と言って教えた。

裏帳簿を探す江口和夫(ユースケ・サンタマリア)は「お前は父親の過去を知りたいんだろ?おれはブラックボックスみたいなものだ。そう簡単に中身を見る事はできない。けど、この裏帳簿はブラックボックスの鍵となる。真実を見つけ出そう」と教えてくれたのだという。

さて、香坂真一郎(長谷川博己)は、母・香坂真由美(三田佳子)から電話がかかってきたため、富永拓三(梅沢富美男)を覚えているか尋ねると、母・香坂真由美(三田佳子)は「今だってお世話になってる。たまに、お父さんのお見舞いに来てくれるの。もしお会いする機会があるのなら、ちゃんとお礼を言いなさいよ」と教えた。

それを聞いた香坂真一郎(長谷川博己)は、驚いて困惑した。

ある日、再び横沢亜美(中村アン)の携帯電話にメールが着信する。今度は「夜7時、デックス東京の入り口広間」というメールだった。

藤倉良一(駿河太郎)は、捜査員の配置を指揮するとともに、三島祐里(芳根京子)に「横沢亜美(中村アン)が付き添いにお前を指名している」と言い、横沢亜美(中村アン)の付き添いを命じた。

横沢亜美(中村アン)と三島祐里(芳根京子)が、指定されたデックス東京の入り口広間で待っていると、「東口広間に変更」というメールが届いた。

横沢亜美(中村アン)と三島祐里(芳根京子)が東口広間に行くと、今度は「4階フードコーナー」というメールが届いたので、4階フードコーナーへ移動する。

すると、横沢亜美(中村アン)は、三島祐里(芳根京子)に飲み物を頼み、三島祐里(芳根京子)が席を立った間に、三島祐里(芳根京子)の携帯電話を使って横沢裕一(井上芳雄)にメールを送ろうとした。

しかし、それを三島祐里(芳根京子)に見つかってしまう。

横沢亜美(中村アン)は「私に一目会ったら、出頭すると言ってた。お願い」と懇願すると、三島祐里(芳根京子)は横沢亜美(中村アン)に飲み物をこぼし、服を着替え行くと言って、横沢亜美(中村アン)を洋服店の試着室へと連れて行った。

しかし、いつまで立っても横沢亜美(中村アン)が試着室から出てこないため、不審に思った藤倉良一(駿河太郎)が、女性捜査官に試着室の確認を命じると、試着室には誰も居なかった。

試着室は裏口へと通じる通路に繋がっており、三島祐里(芳根京子)はそこから横沢亜美(中村アン)を逃がしたのだ。

さて、三島祐里(芳根京子)に逃がしてもらった横沢亜美(中村アン)は、夫・横沢裕一(井上芳雄)と会っていた。

横沢亜美(中村アン)は、横沢裕一(井上芳雄)にお金や新しい携帯電話を渡し、「これで逃げて」と言ってた。

そこへ、三島祐里(芳根京子)や香坂真一郎(長谷川博己)が現れた。

香坂真一郎(長谷川博己)は「警察に出頭するのなら、お金も携帯も必要ないでしょ?敵は味方の振りをする。貴女は三島(芳根京子)の携帯を使って、ご主人と連絡を取っていたんです。ですが、三島(芳根京子)も貴女に利用されている事が分かっていました」と教えた。

「豊洲の森公園」で待ち合わせしていたとき、横沢裕一(井上芳雄)が現れなかったことから、三島祐里(芳根京子)は横沢亜美(中村アン)に携帯電話を利用されていることに気づいており、今回は、それを逆に利用していたのだ。

香坂真一郎(長谷川博己)は、「逮捕する前に、お二人を会わせるべきだと思いました。横沢さん(井上芳雄)後は貴方次第です」と告げると、横沢裕一(井上芳雄)は「出頭します。あの夜、何があったのか、全てお話しします」と告げた。

このため、香坂真一郎(長谷川博己)は横沢裕一(井上芳雄)を豊洲署に連行しようとしたが、香坂真一郎(長谷川博己)の前に逮捕状を持った藤倉良一(駿河太郎)が立ちふさがった。

藤倉良一(駿河太郎)は、捜査一課長・小野田義信(香川照之)の指示で、香坂真一郎(長谷川博己)らを監視していたのだ。

藤倉良一(駿河太郎)が、香坂真一郎(長谷川博己)から横沢裕一(井上芳雄)を奪い、連行しようとする。

香坂真一郎(長谷川博己)が「お前は一課長の指示に従う事が正しい事だと思っているのか?」と尋ねると、藤倉良一(駿河太郎)は「俺の中に正義は無い。上の指示に従う。それだけや。そうやって出世してきた」と答えた。

香坂真一郎(長谷川博己)が「本当にそうなのか?俺たちは何のために警察官になったんだ」と問うと、藤倉良一(駿河太郎)は「そんなもん、もう忘れたわ」と言って立ち去った。

しかし、藤倉良一(駿河太郎)は、横沢裕一(井上芳雄)を連行して警視庁に向かっている間、自問自答して悩んだ。

さて、報告を受けた捜査一課長・小野田義信(香川照之)は、専務・富永拓三(梅沢富美男)に電話をして、横沢裕一(井上芳雄)を確保したことを報告し、裏帳簿についても、これから確認する事を報告した。

さて、香坂真一郎(長谷川博己)は豊洲署に戻ると、「横沢(井上芳雄)が奥さんと会っていた場所は、所轄も捜査一課も張り込んで居なかった。どうして、横沢はあの場所に警察が張り込んでいなかった事を事前に知っていたんだ?」と不思議がった。

横沢裕一(井上芳雄)にメールを送っていた妻・横沢亜美(中村アン)も、捜査員の配置状況までは教える事が出来ない。

このため、香坂真一郎(長谷川博己)は「横沢(井上芳雄)に警察の捜査情報を教えていた人間が、もう1人居たということだ。それを知るためにも横沢(井上芳雄)から話しを聞く必要があったんだがなぁ」と悔やんだ。

そこへ、横沢裕一(井上芳雄)を連れた藤倉良一(駿河太郎)が現れる。

香坂真一郎(長谷川博己)が驚くと、藤倉良一(駿河太郎)は「言うたやろ。連行するって。ただし、捜査一課じゃ無い。場所はここや。お前らが捕まえた容疑者や。お前らに権利がある。それに、俺たちの正義を守りたいと思って。同期の絆や」と言い、横沢裕一(井上芳雄)を引き渡した。

香坂真一郎(長谷川博己)が「いいのか?お前は一課長に逆らったってことたぞ」と尋ねると、藤倉良一(駿河太郎)は「いいわけないやろ。でも、どうしても見過ごされへんかったんや。一課長は早明学園に警察OBの天下り先を斡旋している。富永さん(梅沢富美男)との関係もズブズブや。富永さんと一課長の狙いは、横沢(井上芳雄)が持っている裏帳簿。その裏帳簿を隠蔽しようとしている」と話した。

そこへ、捜査一課長・小野田義信(香川照之)から電話がかかってくる。

藤倉良一(駿河太郎)が電話に出ると、小野田義信(香川照之)は「自分が何をしたのか、分かってるんだろうな」と告げて電話を切った。

藤倉良一(駿河太郎)は「最後の最後で間違えてしもた。自分が正しいと思うことをやっただけやけどな」と悔やむと、香坂真一郎(長谷川博己)は「少なくとも俺だけは、お前が間違った事をしていないと思ってる」と告げた。

藤倉良一(駿河太郎)は「香坂、上に立て。当たり前のことが当たり前にできる組織に変えてくれ。頼む」と言って立ち去った。

香坂真一郎(長谷川博己)は、捜査一課長・小野田義信(香川照之)を倒すため、横沢裕一(井上芳雄)の取り調べに向かった。

しかし、横沢裕一(井上芳雄)が取り調べ室から消えていた。横沢裕一(井上芳雄)と一緒に居た山田春彦(岡田将生)も消えていた。

報告を受けた捜査一課長・小野田義信(香川照之)は「逃げた?緊急配備を敷け。今度こそ、一課が捕まえる」と檄を飛ばした。

一方、豊洲署を逃げ出した横沢裕一(井上芳雄)は、山田春彦(岡田将生)に「江口さんとの絆、持ってきました」と言い、鍵を差し出した。

横沢裕一(井上芳雄)にはもう1人、警察内部に内通者がいた。それは、味方だと思っていた山田春彦(岡田将生)だったのだ。

小さな巨人-第9話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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