小さな巨人-第9話のあらすじとネタバレ
駿河太郎が出演するTBSの刑事ドラマ「小さな巨人」の第9話のあらすじとネタバレです。
第8話のあらすじとネタバレは「小さな巨人-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■小さな巨人-第9話のあらすじとネタバレ
藤倉良一(駿河太郎)が横沢裕一(井上芳雄)を豊洲署に連行し、香坂真一郎(長谷川博己)に引き渡したが、山田春彦(岡田将生)が横沢裕一(井上芳雄)を連れて豊洲署から逃げた。
捜査一課長・小野田義信(香川照之)は、藤倉良一(駿河太郎)を激しく叱責し、横沢裕一(井上芳雄)を探し出すように命じる。
香坂真一郎(長谷川博己)は上司から、自宅待機を命じられて帰宅すると、なぜか、山田春彦(岡田将生)と横沢裕一(井上芳雄)が来ていた。
香坂真一郎(長谷川博己)は激怒したが、山田春彦(岡田将生)は「話しを聞いてください。通報するのは、その後にしてください」と頼んだ。
さて、横沢裕一(井上芳雄)は、江口和夫(ユースケ・サンタマリア)から、「何かあれば、ここにかけろ」と言われ、山田春彦(岡田将生)の番号を教えられたのだと言い、事件当日の事を話し始めた。
事件当日、横沢裕一(井上芳雄)は江口和夫(ユースケ・サンタマリア)と会う約束をしており、早明学園の屋上を訪れると、既に江口和夫(ユースケ・サンタマリア)が倒れていた。
横沢裕一(井上芳雄)が足音を聞いて身を隠すと、専務・富永拓三(梅沢富美男)が現れ、死んだ江口和夫(ユースケ・サンタマリア)の側に横沢裕一(井上芳雄)の毛髪を置いて証拠をねつ造し、電話の相手に「横沢の毛髪を仕込んだ。後は横沢に罪を被ってもらう」と告げた。
横沢裕一(井上芳雄)は、専務・富永拓三(梅沢富美男)が警察のOBだと知っていたので、警察に頼れないと思い、山田春彦(岡田将生)を頼ったのだという。
山田春彦(岡田将生)が香坂真一郎(長谷川博己)に「もっと早く相談していれば」と謝罪して、貸倉庫に裏帳簿を隠している事を明かした。
すると、香坂真一郎(長谷川博己)は「殺人の容疑者を匿うつもりは無い。だが、その前に、改めて富永さん(梅沢富美男)を調べ直す必要がある」と言い、通報をするを止めた。
さて、山田春彦(岡田将生)は香坂真一郎(長谷川博己)に裏帳簿のコピー
をみせた。裏帳簿の1ページ目に警察庁刑事局長・山田勲(高橋英樹)と警視庁捜査一課長・富永拓三(梅沢富美男)の名前が載っていた。
つまり、山田勲(高橋英樹)と富永拓三(梅沢富美男)は、17年前の2000年から早明学園と繋がっているということだ。
この1ページ目は、見つけたときから、下の方が破れており、山田春彦(岡田将生)は「そこに何が書かれていたのか分かれば、17年前に何があったのか分かるはずです」と告げた。
そして、山田春彦(岡田将生)は、山田勲(高橋英樹)と富永拓三(梅沢富美男)の2人を知る人物から話しを聞きたいと言い、香坂真一郎(長谷川博己)の父・香坂敦史(木場勝己)に会わせて欲しいと頼んだ。
翌日、香坂真一郎(長谷川博己)と山田春彦(岡田将生)は、養護施設に入っている父・香坂敦史(木場勝己)の元を訪れる。
山田春彦(岡田将生)は話しを聞こうとしたが、父・香坂敦史(木場勝己)は警察を辞めたことから認知症が進んでおり、既に香坂真一郎(長谷川博己)も分からない状態だった。
しかし、山田春彦(岡田将生)が父・香坂敦史(木場勝己)に裏帳簿の1ページ目を見せると、父・香坂敦史(木場勝己)は「山田さんとの絆だ」と言った。
山田春彦(岡田将生)は「山田さんとは、僕の父の事ですよね?」と尋ねたが、父・香坂敦史(木場勝己)はそれ以上、何も喋らなかった。
さて、山田春彦(岡田将生)は香坂真一郎(長谷川博己)に、父・山田勲(高橋英樹)を軽蔑するようになった出来事を話した。
父・山田勲(高橋英樹)が刑事局長だったとき、運転担当の松山義則が死んだ。自殺か他殺か判明しない不審な死だった。
山田春彦(岡田将生)は松山義則の事だ好きだったので、父・山田勲(高橋英樹)が死の真相を突き止めてくれると信じていたが、父・山田勲(高橋英樹)が部下に「もういい。捜査を打ち切れ。自殺という事で処理しろ。死んだ人間はどうせも言い。組織の方が大事だ。全て隠蔽しなさい」と命じたのを聞いてしまったのである。
父・山田勲(高橋英樹)を誇りに思っていた山田春彦(岡田将生)は、それを聞いて失望し、この未解決になってしまった事件を掘り起こし、父・山田勲(高橋英樹)の悪事を暴く事だけを考えて生きてきたのだという。
そして、運転担当の松山義則が死んだのが17年前で、父・山田勲(高橋英樹)と早明学園の癒着が始まったのも17年前だったことから、山田春彦(岡田将生)は、この2つの事件は繋がっていると考えたのだった。
さて、山田春彦(岡田将生)は1人で父・山田勲(高橋英樹)の元を訪れ、早明学園の裏帳簿をみせ、17年前に死んだ運転担当・松山義則の死を隠蔽した事について尋ね、「言わなければ、この裏帳簿を公表させてもらう」と脅した。
すると、父・山田勲(高橋英樹)は「こんなことがしたくて警察官になったのか?やりたければ、やれ」と答えた。
そこへ、捜査一課長・小野田義信(香川照之)が現れ、「副長官(高橋英樹)が受け取ったのはただの政治献金だ。その金で実際に便宜を図ったという事実が無い限り、罪にはならない。仮にお前がいうように、副長官が便宜を図ったとしていても、そのおかげで早明学園は豊かな教育環境を築くことができ、卒業生は外務省から一流企業まで、この礎となって働いてくれているんだ。お前の青臭い自己満足の正義と、どっちが国の為になっているんだ」と告げた。
父・山田勲(高橋英樹)が小野田義信(香川照之)に「この男を連行してくれ。不法侵入だ」と命じる。
山田春彦(岡田将生)は驚いて「お父さん」と呼びかけたが、父・山田勲(高橋英樹)は「誰のことだ」と答えた。
さて、豊洲署の三島祐里(芳根京子)は、香坂真一郎(長谷川博己)に電話して、山田春彦(岡田将生)が捜査一課に逮捕された事を報告し、「指示をください」と頼んだが、驚いた香坂真一郎(長谷川博己)は「私たちにできる事は、待機だ」と答えて電話を切った。
翌日、香坂真一郎(長谷川博己)は警視庁警務部監察官・柳沢肇(手塚とおる)に呼ばれ、「君は山田春彦(岡田将生)の行動について、どこまで把握してたんだ」と追及されたが、何も喋らなかった。
すると、柳沢肇(手塚とおる)は「小野田(香川照之)のように、警視庁捜査本部に舞い戻れると思ってるのか?彼は特例中の特例だ。彼は通常ではあり得ない出世の仕方をしている。彼は昔、内部告発をして上司に罪を被せて所轄へと追いやった。当然、告発した彼も所轄へと左遷された。そこから、様々な手を使って捜査一課に舞い戻り、ついには捜査一課長へとのし上がった。彼は怪物だよ。恐ろしい怪物なんだ」と話した。
香坂真一郎(長谷川博己)が「小野田さんが内部告発をした上司とは?」と尋ねると、柳沢肇(手塚とおる)は「香坂敦史(木場勝己)、君の父親だよ」と教えた。
それを聞いた香坂真一郎(長谷川博己)は、捜査一課長・小野田義信(香川照之)を許さないと心に誓った。
「小さな巨人-第9話のあらすじとネタバレ後半」へ続く。
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