あなたのことはそれほど-第9話のあらすじとネタバレ
波瑠が出演するTBSのドラマ「あなたのことはそれほど」の第9話のあらすじとネタバレです。
原作のあらすじとネタバレは「あなたのことはそれほど-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
第8話のあらすじとネタバレは「あなたのことはそれほど-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■あなたのことはそれほど-第9話のあらすじとネタバレ
渡辺美都(波瑠)は、「301号室の渡辺美都はW不倫の最低女。彼女に制裁を」と書いたビラをマンション中に貼られており、住人から好奇の目で見られた。
渡辺美都(波瑠)が眼科クリニック出勤すると、病院にもW不倫のビラを貼られており、ネットにも誹謗中傷の書き込みがされていた。
渡辺美都(波瑠)が院長・花山司(橋本じゅん)と同僚・森留美(黒川智花)に謝罪すると、同僚・森留美(黒川智花)は「それどころじゃないだろうか、私の結婚式には出席しなくていいよ」と拒否した。
一方、渡辺涼太(東出昌大)は有島麗華(仲里依紗)を公園で待ち伏せており、W不倫のビラを見せて、「これをヤッタ人に心当たりはありますか?」と尋ねた。
ビラを見た有島麗華(仲里依紗)は「卑怯ですね。こんなことをしても、何にもならないのに」と答えた。どうやら、犯人は有島麗華(仲里依紗)ではないらしい。
渡辺涼太(東出昌大)が「お宅は大丈夫ですか?」と尋ねると、有島麗華(仲里依紗)は「今のところは」と答えた。
渡辺涼太(東出昌大)が「それなら、良かった」と答えると、有島麗華(仲里依紗)は「良かったですか?」と尋ねた。
渡辺涼太(東出昌大)が「うーん。正直なところ、ご主人の事はゆるせませんけど、妻の事も許せません。でも、別れる気は…。そちらは?」と尋ねると、有島麗華(仲里依紗)は「分かりません」と答えた。
渡辺涼太(東出昌大)が「妻には私が付いてますから、そちらのご家庭も、円満な解決をお祈りしています。お子さんがいらっしゃることですし。ウチも子供を欲しかったんですけどね」と告げた。
その日、渡辺美都(波瑠)は小田原真吾(山崎育三郎)を呼び出して、新しい部屋の保証人のサインを頼んだ。
その日の夜、有島麗華(仲里依紗)は、帰宅した有島光軌(鈴木伸之)に、渡辺涼太(東出昌大)と会った事を報告し、W不倫のビラを渡した。
有島麗華(仲里依紗)が「心配よね?」と尋ねると、有島光軌(鈴木伸之)は「でも、俺はもう会う気は無いから」と答えた。
すると、有島麗華(仲里依紗)は「でも、あの人を心配しない貴方も嫌。優しいって、何なのかしらね」と溜息をついた。
翌日、渡辺涼太(東出昌大)は、マンション住人の誹謗中傷から渡辺美都(波瑠)を守る意味もあり、手を繋いで一緒にマンションを出て、駅まで歩いて行こうとした。
しかし、渡辺美都(波瑠)は途中で「コンビニに寄っていくから」と言い、渡辺涼太(東出昌大)と別れ、自宅マンションへと引き返して、引っ越しの準備を始めた。
すると、小田原真吾(山崎育三郎)が引っ越しの手伝いに来てくれた。
渡辺美都(波瑠)が荷物をまとめながら「どうして、そんなに親切にしてくれるんですか?」と感謝しながらも不思議に思ったとき、小田原真吾(山崎育三郎)と手が触れた。
渡辺美都(波瑠)は「私、妊娠してるかもしれないんです。たぶん、涼ちゃん(東出昌大)の子じゃないです」と言い、防衛線を張ると、小田原真吾(山崎育三郎)は「うぬぼれないでくださいよ。俺は2人が幸せなら、それで良かったんです。なのに貴女が裏切ったから、俺が考えてるのは涼太(東出昌大)の幸せだけですよ。俺は涼太が好きなんです」と打ち明けた。
渡辺美都(波瑠)が「それって」と驚くと、小田原真吾(山崎育三郎)は「アイツは全然、気付いていません。言うつもりも無いです。潔癖なくらい真面目で、不器用な涼太(東出昌大)に理想の女なんて現れないと思ってたけど、どうして、こんな女と結婚したかな。上手くいくはずは無いと思ってたんだよ」と呆れた。
そのとき、ドアの向こうで物音が聞こえた。
渡辺美都(波瑠)が驚いてドアを開けてみると、渡辺涼太(東出昌大)が立っていた。
渡辺涼太(東出昌大)は、渡辺美都(波瑠)の様子がおかしい事に気づいて後を付けてマンションに戻っており、玄関に男の靴があったので、ドアの外で盗み聞きをしていたのだ。
そして、小田原真吾(山崎育三郎)の愛の告白を聞いて動揺し、思わず鍵を落としてしまったのだ。
小田原真吾(山崎育三郎)は茫然とする渡辺涼太(東出昌大)を見て、「そうなるよな。でも、スッキリした。お天道様が見てても見て無くても、どれだけ正しく生きてても、報われない。結婚なんて贅沢。望みもしない。人の気持ちを欲しがるなんて、どれだけ欲張るんだよ。本当に2人とも欲張りすぎて腹が立つんだよ」と告げた。
渡辺美都(波瑠)は、茫然としている渡辺涼太(東出昌大)に頭を下げると、荷物を持って出ていった。
その後、小田原真吾(山崎育三郎)が渡辺美都(波瑠)の荷物を新しい部屋に運んでくれ、渡辺美都(波瑠)は小さなアパートで別居生活を開始した。
さて、有島麗華(仲里依紗)が帰宅すると、横山皆美(中川翔子)に「よかったら、ウチに寄っていきませんか?」と声を掛けられた。
有島麗華(仲里依紗)が驚くと、横山皆美(中川翔子)は「ですよね」と言い、肩を落として立ち去ろうとしたので、有島麗華(仲里依紗)は「少しだけなら」と言った。
横山皆美(中川翔子)は「本当?」と言い、喜んで有島麗華(仲里依紗)を自宅に招くと、「このまえ、ご主人の同級生の女の人?マンションの前であいました。眼科で受け付けしてるんだね。浮気されてるんでしょ?あの人とご主人が2人切りで居る所を見ちゃった。かわいそうに、有馬さんも大変だったんだね。辛いことがあったら、何でも言って」と話した。
有島麗華(仲里依紗)は「そのは無しはもう…」と言って帰ろうとすると、横山皆美(中川翔子)はW不倫のビラを差し出し、「これ、あの女のマンションに配ってきた。病院にも。ああいう悪い女には、これくらいしてやらないと」と話した。
横山皆美(中川翔子)は、友達になってくれた有島麗華(仲里依紗)の為にやったという。
横山皆美(中川翔子)が「天罰よ、天罰」と楽しそうに話しているので、有島麗華(仲里依紗)は「気付いてます?貴女、さっきからずっと笑ってるわ。人を罰するのは爽快ですよね。私のためじゃ無く…」と告げた。
横山皆美(中川翔子)は「そう、ストレスの解消。でもいいじゃない。それで、あの女が痛い目に遭うのなら。浮気されてるのに正論を吐いてバカみたい。有島さんと居ると苦しくなっちゃうの。私が愚痴ると、学級委員みたいに、当たり前のことを偉そうに。旦那と話し合えなんて、分かってる。でも、自分と嫌々と結婚した人と話し合うのが怖いの。有島さんにはこんな気持ち分からないでしょ」と言って泣いた。
有島麗華(仲里依紗)は「横山さんを傷つけていたのなら、ごめんなさい。今日は失礼します」と言って部屋を出た。
その時、横山皆美(中川翔子)の夫が帰宅して話しを聞いており、物陰から、横山皆美(中川翔子)の事をそっと見つめていた。
一方、飯田香子(大政絢)は渡辺美都(波瑠)の事がネットに色々と書かれているという噂を聞き、眼科クリニックを訪れたが、渡辺美都(波瑠)は引っ越しのために休んでいたので、院長・花山司(橋本じゅん)が代わりに話しを聞いた。
飯田香子(大政絢)が「何度も、何度も言ったのに。不倫なんて辞めろって」と言い、渡辺美都(波瑠)の事を謝罪すると、花山司(橋本じゅん)は「良い友達だ。普通めんどくさいでしょ。説教なんて」と言った。
飯田香子(大政絢)が「違うんです。本人には絶対に言わないんですけど、どこか羨ましいって思ってたのかも。間違った恋に突っ走れるなんて、思いっきり人間してるなって。だから、説教してたんです。気持ちいいんですよ。自分が絶対的立場から説教をすると。でも、つまらないことを言ってるな、私って。だから、あんなシンドイ生き方は嫌ですけどね」と話した。
さて、渡辺美都(波瑠)は有島光軌(鈴木伸之)からのメールを受け、いつも待ち合わせていたバーで再会した。
有島光軌(鈴木伸之)が「大変みたいんだな。旦那さんが、ビラを持ってウチの(仲里依紗)に聞きに来た。でも、ウチのはそういう事をする奴じゃ無いから」と心配すると、渡辺美都(波瑠)は「そっか。そういう事をしないのか。きっと強い人なんだね」とショックを受けた。
有島光軌(鈴木伸之)は、渡辺美都(波瑠)と会うことを妻・有島麗華(仲里依紗)にメールで報告しており、渡辺美都(波瑠)に「今日、会うことも言ってある」と告げた。
それを聞いた渡辺美都(波瑠)は「亜胡ちゃん、どっちが付けたの?名前」と尋ねると、有島光軌(鈴木伸之)は「ウチの」と答えた。
渡辺美都(波瑠)が「じゃー、赤ちゃんさ、有島君が付けるのなら、どんな名前がいい?」と尋ねると、有島光軌(鈴木伸之)は「結局、これっていう名前が無くてさ。それに、俺が付けたんじゃ、ろくな子にならないから、麗華(仲里依紗)に付けてもらったんだ」と答えた。
渡辺美都(波瑠)が「奥さん、麗華(仲里依紗)っていうんだね。そんな感じ。似合ってる」と話すと、有島光軌(鈴木伸之)は「お前、いいやつだな。本当に大丈夫か?」と言った。
渡辺美都(波瑠)が「色々あるけど、私は大丈夫。ねえ、私があげた4つ葉のクローバー、本当は忘れてたんでしょ?」と尋ねると、有島光軌(鈴木伸之)は「ごめん、美都(波瑠)がくれたことは忘れてた。でも、大事に、ずっと、お守り代わりにしてたのは本当」と話した。
それを聞いた渡辺美都(波瑠)は「先に帰って良いよ、私はもう少し飲んでいく」と告げると、有島光軌(鈴木伸之)は「悪いな。じゃーな」と言い、帰って行った。
翌日、有島麗華(仲里依紗)がW不倫ビラの件で眼科クリニックに謝罪に来た。
すると、院長・花山司(橋本じゅん)は「外に出ましょうか」と言い、有島麗華(仲里依紗)と渡辺美都(波瑠)を喫茶店に誘った。
先に渡辺美都(波瑠)は不倫を謝罪したが、有島麗華(仲里依紗)は「結構です。それはまた別の話しですから。今日は、あのような迷惑行為を私の知人がしたことで、渡辺さんだけでなく、病院にまでご迷惑を掛けたことを、一言お詫びしたくて。申し訳ありませんでした」と謝罪した。
渡辺美都(波瑠)は個々の中で「凄いな。私に謝っちゃうんだ。そうか、これが有島君が選んだ人か。有島麗華か。有島君、凄いじゃん」と思った。
院長・花山司(橋本じゅん)は、渡辺美都(波瑠)が動揺しているのを悟ると、有島麗華(仲里依紗)と2人で話がしたいと言い、渡辺美都(波瑠)を帰らせた。
その後、渡辺美都(波瑠)は、有島光軌(鈴木伸之)の事を思い出しながら、実家のスナックを訪れた。
渡辺美都(波瑠)が「一応、私の父親って分かってたんだよね?何で結婚しなかったの?」と尋ねると、三好悦子(麻生祐未)は「好きな男じゃ無かったから、結婚するほど」と答えた。
渡辺美都(波瑠)が「じゃーなんで産んだの?」と尋ねると、三好悦子(麻生祐未)は「そりゃ、どんな奴が私を選んで来たのか、見てやってもいいかなと思って。ほら、子供は親を選んでくるっていう都市伝説」と教えた。
渡辺美都(波瑠)が「都市伝説?」と驚くと、三好悦子(麻生祐未)は「そう。今のところ、私を選んで来たのはアンタだけか、私の事を選んだのは。本当、ろくでもない人生だわ」と呆れた。
その日の夜、新しいアパートに帰宅した渡辺美都(波瑠)は、妊娠検査薬を使うと、妊娠していなかった。
渡辺美都(波瑠)は、横になって天井を見つめ、「選ばなかった。私は選ばれなかった」と思った。
そのとき、渡辺涼太(東出昌大)から「夕飯は食べた?僕の夕飯はこれです。つい2人分作っちゃったので、タイカレーラーメンにしてみました。この部屋は1人にはちょっと広いからペットでも飼おうと思ってます。猫が良いなと思って。犬はちょっとね。みっちゃんの体の事が心配です。病院には行きましたか?離婚届、記入して郵送してくれたら、出しておきます。送ってください」というメールが届いた。
メールを読み得た渡辺美都(波瑠)は「私が選んだ人は、父親になり損ねたね」と思った。
一方、有島光軌(鈴木伸之)が自宅に戻ると、誰も居らず、テーブルに「実家に帰ります」というメモがあった。有島光軌(鈴木伸之)は慌てて家を飛び出した。
「あなたのことはそれほど-最終回のあらすじとネタバレ」へ続く。
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