愛してたって、秘密はある-立花爽(川口春奈)との出会い
川口春奈が出演する日本テレビのミステリードラマ「愛してたって、秘密はある。」のあらすじとネタバレ後編です。
このページは「愛してたって、秘密はある。-あらすじとネタバレ」からの続きです。
■愛してたって、秘密はある-あらすじとネタバレ後編
その日の夜、帰宅した奥森黎(福士蒼汰)は、父親を埋めた庭の隅を眺めながら、立花弘晃(遠藤憲一)の「どんな事情があっても罪は罪だ。犯罪に手を染めた人間は悪人なんだよ」という言葉を思い出していた。
そのとき、「そんな所で何してるの?」という声がしたので、奥森黎(福士蒼汰)が振り返ると、女子高生の浦西果凛(吉川愛)が立っていた。
奥森黎(福士蒼汰)は浦西果凛(吉川愛)の家庭教師をしていた時期があり、浦西果凛(吉川愛)は勉強で分からないところを教えてもらいに来たのだ。
浦西果凛(吉川愛)は「先生よりも黎ちゃんの方が分かりやすい。考えてくれた、あの話し?また果凛の家庭教師になる話し」と尋ねると、奥森黎(福士蒼汰)は「修習生は修習専念義務があるから、バイトは出来ないの」と教えた。
すると、浦西果凛(吉川愛)は「それだけが理由じゃ無いでしょ?結婚するんでしょ?もう果凛の事なんてどうでもいいんだよ」と嘆くと、奥森黎(福士蒼汰)は「なんで知ってるの?」と驚いた。
浦西果凛(吉川愛)が「おばさん、色んな所で報告しているみたいだよ」と言い、奥森晶子(鈴木保奈美)から送られてきたメールを見せると、奥森黎(福士蒼汰)は呆れた。
浦西果凛(吉川愛)が「止めなよ、結婚。絶対に幸せになれないから。弁護士と検事なんて上手くいくはずないよ」と言ったが、奥森黎(福士蒼汰)は「でも、理屈じゃ無いから」と答えた。
浦西果凛(吉川愛)が不満げに「何それ?」と尋ねると、奥森黎(福士蒼汰)は「そのうち、分かるよ」と答えた。
翌日、奥森黎(福士蒼汰)は、過剰防衛で起訴された及川友輪の事件を調べるため、聞き込みをして、訴えた金子信一は自転車で転倒して肋骨を折っていたことを突き止めた。
このため、奥森黎(福士蒼汰)は「不起訴」と判断し、検事正・立花弘晃(遠藤憲一)の決裁を求めると、立花弘晃(遠藤憲一)は書類を読んで、判子を押した。
そこで、奥森黎(福士蒼汰)は「先日のお話しですが、もし、爽さん(川口春奈)が目の前で殺されたら、僕は犯人を殺すかも知れません」と告げた。
立花弘晃(遠藤憲一)が「狙いは何だ」と尋ねると、奥森黎(福士蒼汰)は「爽さん(川口春奈)と結婚させてください」と頭を下げたが、立花弘晃(遠藤憲一)は何も答えずに立ち去った。
その日の夜、奥森黎(福士蒼汰)は立花爽(川口春奈)のアパートへ行き、立花弘晃(遠藤憲一)に「結婚させてください」と言ったが、返事をくれなかった事を報告した。
立花爽(川口春奈)は「また、何か言われなかった?あの人の事は気にしなくていいから」と心配した。
奥森黎(福士蒼汰)が「大丈夫。でも、加害者の味方になりたいなんて、ただのきれい事なのかな」と悩むと、立花爽(川口春奈)は「きれい事でも、優しい方が良いよ」と答えてお風呂に行った。
それを聞いた奥森黎(福士蒼汰)は、3年前に、立花爽(川口春奈)と出会った時の事を思い出す。
3年前、刑法ゼミのゼミを受けていたとき、奥森黎(福士蒼汰)は教授・香坂いずみ(山本未來)に意見を求められ、「被告人がしたことは許されることではありません。でも、もしかしたら、人を殺す状況に追い詰められていたかも知れない」「どんな凶悪犯でも、心から反省してやり直すことができると思う」と話した。
それを聞いた学生・坂本が「踏みとどまれない奴は、生まれつきおかしいんだ」「犯罪者なんて誰も受け入れない。何をしたって過去は消せない」と反論した。
そのゼミが終わると、立花爽(川口春奈)は「私は奥山君に賛成する。坂本君は法律家として偏ってるよ」と言い、奥森黎(福士蒼汰)に声を掛けた。
立花爽(川口春奈)は「きれい事でも、優しい方がいいよ。あるんじゃないかな。さっきの被告人がやり直せる場所。みんなが受け入れてくれなくても、たった1人、笑いかけてくれる人が居れば、そこが居場所になる。ちゃんと、誰かと一緒に生きていけるよ」と話した。
奥森黎(福士蒼汰)は立花爽(川口春奈)の言葉に救われた気持ちがして泣き出すと、立花爽(川口春奈)は「どうしたの?奥山君、奥山君、大丈夫?」と尋ねた。
すると、奥森黎(福士蒼汰)は「奥森です」と答えたので、立花爽(川口春奈)は「え?うそ、ごめん」と謝った。
これが2人の出会いで、奥森黎(福士蒼汰)は立花爽(川口春奈)との出会いによって8年振りに笑顔を取り戻したのだった。
その時の事を思い出した奥森黎(福士蒼汰)は、お風呂上がりの立花爽(川口春奈)に改めてプロポーズして、立花爽(川口春奈)を抱きしめてキスをした。
奥森黎(福士蒼汰)は、そのまま立花爽(川口春奈)をソファーに押し倒したが、奥森黎(福士蒼汰)のスマートフォンが鳴ったので、立花爽(川口春奈)は「髪を乾かしてくる」と言って立ち去ってしまった。
1人になった奥森黎(福士蒼汰)は、スマートフォンに着信したメールを読んで、顔面が蒼白になった。
メールには「庭のお父さんには彼女を紹介しないの?」と書いてあったのだ。
奥森黎(福士蒼汰)は慌てて立花爽(川口春奈)の部屋を飛び出して自宅に戻ると、庭に黄色いバラの花束が置いてあったので、11年前のことを思い出して動揺する。
11年前のあの日、父・奥森皓介(堀部圭亮)は「バラの色が違うんだよ」と言って激怒し、黄色いバラの花束を床に叩きつけ、奥森晶子(鈴木保奈美)に暴力を振るっていたのだ。
翌日、奥森黎(福士蒼汰)が不起訴にした及川友輪が逮捕され、神奈川地方検察庁に送検されてきた。
奥森黎(福士蒼汰)が「どうして?」と驚くと、検事は「逮捕されたんだ。今度は殺人だ。殺されたのは引ったくり事件の被害者・細田美波だ」と教えた。
奥森黎(福士蒼汰)が「本当に及川さんが?」と尋ねると、検事は「司法解剖の結果、細田美波の爪から及川友輪の皮膚が検出された。自白も取れた」と教えた。
及川友輪は、細田美波のストーカーで、細田美波の後を付けていたから、引ったくり事件を目撃し、ひったくり犯を捕まえる事が出来たのだという。
奥森黎(福士蒼汰)が「まさか、僕たちが不起訴にしたせいで?」と動揺すると、検事は「いや、違う。細田美波が殺されたのは、引ったくり事件が起きた直ぐ後で、及川友輪が送検されてきたときには既に殺されていた。責任を感じるのは分かるが、余罪を見抜くのはベテラン検事でも難しい。気にするな」と告げた。
奥森黎(福士蒼汰)が及川友輪に声を掛けると、及川友輪は「ちゃんと沈めて、無かった事にしたはずなのにな。死体も罪も」と話した。
それを聞いた奥森黎(福士蒼汰)は、あのとき、奥森晶子(鈴木保奈美)が「罪は無かった事にすれば、罪じゃ無くなるのよ」と言ったのを思い出して動揺した。
その後、奥森黎(福士蒼汰)はエレベーターで検事正・立花弘晃(遠藤憲一)と一緒になると、立花弘晃(遠藤憲一)は「殺人犯だったとはな。天網恢々疎にして漏らさず。悪事を働けば、必ず報いを受ける。お天道様はごまかせないって意味だ」と告げた。
翌朝、奥森黎(福士蒼汰)は父・奥森皓介(堀部圭亮)に首を絞められる夢を見て、ハッと目を覚ますと、1階から悲鳴がした。
奥森黎(福士蒼汰)は飛び起きて1階へと降りると、母・奥森晶子(鈴木保奈美)が庭で腰を抜かしていた。
なんと、庭の隅が掘り返されており、埋めた父・奥森皓介(堀部圭亮)の死体や凶器がなくなっていたのである。
「愛してたって、秘密はある。-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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鈴木保奈美に激怒した旦那は実際にもありうる。