秘密-最終回の感想-指輪のネタバレ

ドラマ「秘密」の最終回(第9話)「運命は妻を二度奪う…そして驚愕最終回」のネタバレと感想です。秘密の最終回あらすじは「秘密-最終回のあらすじ」をご覧ください。

ドラマ「秘密」が第9話で最終回を迎えた。原作で結末を知っていても最終回は泣けた。ドラマ「秘密」は非常に良い作品だった。深夜ドラマ「霊能力者 小田霧響子の嘘」も面白かった。テレビ朝日系の深夜ドラマは面白い。ドラマ「美丘(みおか)」もテレビ朝日系深夜枠でやって欲しかった。

さて、物語はフリージア交通のバス運転手・梶川幸広(吹越満)がバス転落事故を起こし、そのバスで実家に向かっていた母親の杉田直子(石田ひかり)と娘の杉田藻奈美(志田未来)の2人が事故に巻き込まれたところから始まった。

バスに乗っていた杉田直子は死亡するが、杉田直子が覆い被さるように杉田藻奈美をかばったため、杉田藻奈美は奇跡的に無傷だった。しかし、杉田藻奈美が目覚めると、それは直子だった。

娘・杉田藻奈美の体に母・直子の魂が宿り、杉田平介は奇妙な夫婦生活を送る。最終的に杉田藻奈美の体に藻奈美の魂が戻り、杉田藻奈美はバス運転手・梶川幸広(吹越満)の息子(血は繋がっていない)根岸文也(田中圭)と結婚した。

最終回で根岸文也と結婚した杉田藻奈美の魂は母親の直子だろう。杉田藻奈美は、平介と直子とが秘密にしていた熊のぬいぐるみ(原作ではテディベア)の中に入れた結婚指輪を溶かして、新しい結婚指輪に作り直した。タイトルになっている「秘密」はこの指輪を指している。

したがって、直子と藻奈美との魂が交互に入れ替わるのは直子の自作自演である。ドラマ「秘密」では、直子が杉田藻奈美の体で実家へ戻ったさい、直子の枕元に立った藻奈美は直子に別れを告げている。藻奈美の魂は、その時点で成仏したと考えて良いだろう。

最終回で杉田藻奈美(志田未来)は根岸文也(田中圭)と結婚した。2人の間にデートなどのエピソードは無かったが、2人の結婚には色々な意味が込められている。

根岸文也はバス運転手・梶川幸広(吹越満)が本当の父親で無いことが分かり、根岸文也の大学資金を援助するために梶川幸広が仕事以外にダウンプカー運転手のアルバイトをして、バス転落事故を起こしたことも分った。

父親の秘密が明らかになった梶川幸広と、指輪という秘密を抱えた杉田藻奈美が結婚する。そして、梶川幸広の「どうすれば文也にとって幸せなのだろうか?」という言葉が、杉田平介(佐々木蔵之介)に大きく影響を与えている。

杉田平介は、杉田藻奈美が秘密の指輪を溶かして新しい指輪を作ったことを知り、結婚する杉田藻奈美が直子だと知る。しかし、梶川幸広の言葉があったから、杉田平介は杉田藻奈美の幸せを考えて嫁に出したのだと思う。

原作では結婚式当日に、杉田平介は梶川幸広を2度殴ろうとして殴る前に泣き崩れたが、ドラマでは1度殴るだけだった。

杉田平介は梶川幸広を殴った後、バス転落事故後もずっとはめていた結婚指輪を外して、ポケットに入れた。

ドラマは基本的に原作と同じ解釈だった。原作はモヤモヤとした終わり方だったが、ドラマは解釈を助ける演出をいれていたので、原作よりも分りやすかった。

志田未来の演技は良かったが、杉田藻奈美の体に宿った直子は小ずるい女という印象だった。直子は「これからはお父さんと呼ぶ」と言い出したが、その後、直子は「平ちゃん」と「お父さん」とを状況により使い分けていたので、小ずるい女になり、この台詞が原作の良さを消してしまった気がする。

また、学校の教師・橋本多恵子に本仮屋ユイカを起用したのは失敗だったと思う。本仮屋ユイカは可愛過ぎる。

本仮屋ユイカと石田ひかり・志田未来を比べれば、本仮屋ユイカの方がかわいい。本仮屋ユイカに告白されれば、石田ひかり・志田未来を捨てて本仮屋ユイカを選ぶ。私ならそうする。

だから、杉田平介が本仮屋ユイカをふって杉田直子・杉田藻奈美を選ぶ動機をもっと強く描くべきだった。家族間の描写が少ないので、杉田平介と直子との思い出や族の絆があまり感じられなかった。

本仮屋ユイカが可愛すぎるから、杉田家に求める絆のハードルが上がってしまったのだと思う。

ドラマ「秘密」はセックスについても描いていた。結局、杉田平介と杉田藻奈美はセックスをしなかったが、セックス問題を回避せずに描いた所は評価できる。

ただ、セックスをしなかったため、盗聴までして直子にこだわる杉田平介の気持ちが理解できなかった。杉田平介が直子を愛し続ける理由や精神的なつながりをしっかりと描くべきだったと思う。

バス運転手・梶川幸広(吹越満)の妻・梶川征子(堀内敬子)の刺青は謎のままだった。梶川征子の太ももの刺青は伏線だと思い、ずっと気になっていたのだが、梶川征子の刺青の秘密は明らかにならないまま死んでしまった。

学校のエピソードや相馬春樹(竜星涼)や川辺由梨絵(林丹丹)のエピソードは必要ないから、しっかりと、梶川征子の刺青の秘密を描くべきだったと思う。

原作で一番好きだった山下公園の場面のあったので良かった。ドラマ「秘密」が面白かったので、原作を読み返すことにした。

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コメント欄

何話目か忘れますたが、途中の直子(姿は藻奈美)の台詞で、へーちゃんに言います「私は、もう歳を取れないのよ。」この時、「おかしな台詞だな」と思ったのですが、もうこの時、直子は藻奈美が帰って来ないどころか、自分の魂は、憑依しつづけ、死ねない魂であることを、へーちゃんに訴えていたのでしょう。しかし、へーちゃんは、普通の人でした。直子の真意に気付かなかった。だから、へーちゃんから離れ、高校生(藻奈美)として生きる決意をした。ように思うのですが、如何?

  • 投稿者-
  • へのへのへーちゃん

コメントありがとうございます。昔のドラマなので、はっきりとは覚えてはいませんが、夫婦が苦悩した末、杉田直子(石田ひかり)は夫の杉田平介(佐々木蔵之介)を苦しみから解放するために、秘密を秘めた娘の杉田藻奈美(志田未来)として結婚していったのだと、私は思いました。

夫婦が苦悩する課程に、様々な葛藤があり、へのへのへーちゃんがおっしゃるような事もあったと思います。

  • 投稿者-
  • 管理人