愛してたって、秘密はある-呪われた指輪

川口春奈が出演する日本テレビのドラマ「愛してたって、秘密はある。」の第5話の荒筋とネタバレ後編です。

このページは「愛してたって、秘密はある-第5話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■愛してたって、秘密はある-第5話のあらすじとネタバレ

その日の夜、立花爽(川口春奈)は、母・立花茜(岡江久美子)に「パパが何か隠してるって思ったことある?」と尋ねると、母・立花茜(岡江久美子)は「そりゃ、あるわよ。仕事が仕事だからね。愚痴とか言いたくても、言えないだろうし」と答えた。

そして、母・立花茜(岡江久美子)は「君と居るとホッとする。付き合い始めたときにパパが言ってくれたの。せっかく、そう言ってくれたんだから、安心できる家庭を作ろうと思った。外で色んなことがあっても、家に帰れば大丈夫と思える。何でも話せる夫婦って理想だけど、あえて踏み込まないっていう愛情もあるんじゃないかな?秘密ごと受け入れるって言ったら大げさだけど。ただ、これはママとパパの場合だからね。爽は2人とってベストな関係を気付いていけば良いんじゃないのかな」と話した。

そこで、立花爽(川口春奈)の携帯電話が鳴り、電話に出た立花爽(川口春奈)は大喜びする。9月23日の結婚式にキャンセルが出たのだという。

一方、奥森黎(福士蒼汰)は、母・奥森晶子(鈴木保奈美)に「母さんは、なんで父さんと結婚したの?結婚したときは優しかったんでしょ?でも、隠してた部分が出て来て…。俺さ、爽の前だと上手く隠せなくなってきてるんだ。なかったことに出来なくなってきている。誰かと一緒に生きていくって、本当の自分がこぼれ落ちていくことなのかも知れない」と苦悩を話した。

母・奥森晶子(鈴木保奈美)は「それでも隠さなきゃ」と告げると、奥森黎(福士蒼汰)は「分かってる」と答えた。

さて、立花弘晃(遠藤憲一)が帰宅すると、リビングに居る立花爽(川口春奈)の話し声が聞こえてきた。

立花爽(川口春奈)は立花茜(岡江久美子)に「黎(福士蒼汰)のお父さんから荷物が届いたの。本人かどうかは分からないんだけど、もし生きてるのなら、結婚式までに戻ってきて欲しい。黎の家族も、家の家族も、結婚を切っ掛けに元通りになればいいのにね」と話していた。

立花弘晃(遠藤憲一)はそれを聞いて、リビングに入るのをためらっていた。

さて、奥森晶子(鈴木保奈美)は電話相手に「安心してください。あの人が戻ってくることはありませんから」と告げた。

一方、奥森黎(福士蒼汰)が自室で居ると、立花爽(川口春奈)から「式場のキャンセルが出たから下見に行かない?」というラインが入ったが、返信するのを思い止まった。

翌日、立花爽(川口春奈)は、「相手の全てを受け入れる」ということは「相手にも自分の全てを受け入れて欲しい」という意味の裏返しである事を知る。

一方、奥森黎(福士蒼汰)は宮島検事に頼まれ、立花弘晃(遠藤憲一)の部屋に書類を届けた。

そのとき、奥森黎(福士蒼汰)は「食事会のとき、どうして父のことを聞いたんですか?」と尋ねると、立花弘晃(遠藤憲一)は「俺は息子に嫌われているからな。息子ってのは、父親に大きな理想を抱いているからな。それを裏切られたときの反動はでかい」と答えた。

奥森黎(福士蒼汰)が「わかります。自分もそうでした」と告げると、立花弘晃(遠藤憲一)は「もし、父親が戻ってきたらどうする?」と尋ねた。

奥森黎(福士蒼汰)が驚きながらも、「もし戻ってきたら、…戻ってきても、家族には成れないと思います。けど、お父さんと暁人さん(賀来賢人)は、戻れるんじゃないでしょうか?爽さん(川口春奈)はソックリだと言ってましたから」と答えた。

立花弘晃(遠藤憲一)は「余計なお世話だ。どうして爽(川口春奈)なんだ?爽じゃなきゃ、ダメってわけじゃないだろ」と尋ねると、奥森黎(福士蒼汰)は「ピースができるようになったんです。写真に写るとき、僕ずっとできなくて。ピースって、楽しさや喜びを表すものじゃないですか。その喜びを僕なんかが感じちゃいけないと思って。でも…。結婚を認めてください。彼女じゃなきゃダメなんです。彼女と居ると、本当の自分で居られるんです」と頼んだ。

立花弘晃(遠藤憲一)が「そういうことは内定を取ってから言え。仕事の無い奴に娘をやる親がどこに居る」と告げると、奥森黎(福士蒼汰)は「就職が決まれば、認めて頂けるんですか?番張ります」と言い、部屋を後にした。

その日、奥森黎(福士蒼汰)は、就職先の弁護士事務所を紹介してくれた香坂いずみ(山本未來)の元を訪れ、事情を説明すると、香坂いずみ(山本未來)は「面接を早めてもらえるように頼んでみるわ」と引き受けてくれた。

そこで、結婚式の話になったので、森黎(福士蒼汰)が「婚約指輪って貰ったら嬉しいものですか?女性って」と尋ねると、香坂いずみ(山本未來)は「嬉しいとは思うけど、給料を貰ってない人に買って貰ってもね」と答えた。

奥森黎(福士蒼汰)が「無理したいんです。いつも、爽(川口春奈)に助けてもらってばかりなので、たまには喜ばせたいんです」と告げると、香坂いずみ(山本未來)は「いいんじゃない。きっと喜ぶよ」と答えたが、何故か自分の腕時計を気にしていた。

さて、立花爽(川口春奈)に「MAILER-DEMON」という知らないアドレスから、「奥森黎の秘密は手帳の中」というメールが来た。

メールのことが気になっていた立花爽(川口春奈)は、その日の夜、奥森黎(福士蒼汰)がシャワーを浴びている間に、奥森黎(福士蒼汰)のカバンの中から黒革の手帳を取り出して手帳を開いた。

すると、手帳のなかから、立花爽(川口春奈)の写真が出て来た。写真の日付は「07/09/03」になっており、激しく動揺する。

奥森黎(福士蒼汰)がシャワーから出て来たので、立花爽(川口春奈)は慌てて写真を戻すと、奥森黎(福士蒼汰)に式場の下見の話をして、動揺を隠した。

一方、准教授・風見忠行(鈴木浩介)は、カレンダーに記された奥森黎(福士蒼汰)と立花爽(川口春奈)の結婚式の予定と、奥森晶子(鈴木保奈美)の写真を見て苦悩していた。

他方、フリージャーナリストの立花暁人(賀来賢人)は、代議士・前園勝敏(そのまんま東)の秘書を尾行すると、秘書は港北医科大学附属病院に入っていった。

しかも、秘書が乗ったエレベーターは院長室のある8階で止った。

そのころ、刑事・一ノ瀬義男(矢柴俊博)は、奥森皓介(堀部圭亮)の車を引きあげる切っ掛けとなった通報の録音を聞いていた。

一方、立花弘晃(遠藤憲一)は、平成18年(2006年)の起訴状を読んでいた。その起訴状は港北医科大学附属病院に関する事件だった。

他方、奥森晶子(鈴木保奈美)も、2006年の日記を読んでいた。

翌日、奥森黎(福士蒼汰)は、婚約指輪を購入し、式場の下見に行ったときに立花爽(川口春奈)に渡すことを、安達虎太郎(白洲迅)に報告する。

一方、法律事務所で司法研修をしている立花爽(川口春奈)は、婚約破棄された相談者の女性が「彼から言われたんです。最初から全部、話してくれていれば、こんな結果にならずに済んだのにって。私が間違えたのかな」と言って泣いているのを見て、自分のことを考えた。

約束の日、結婚式場を下見している立花爽(川口春奈)が、「結婚する前に神様の前で懺悔することはある?私はある。この前ね、黎の手帳を勝手に見ちゃった。ゴメン。なんで、私の写真を持ってるの?」と尋ねた。

すると、奥森黎(福士蒼汰)は「果凛ちゃん(吉川愛)から渡されたんだ。爽が嘘つきだって」と答えた。

立花爽(川口春奈)は動揺を隠しながら、「他には?何か聞いた?」と尋ねると、奥森黎(福士蒼汰)は首を横に振った。

立花爽(川口春奈)が「どうして、私に何も聞いてくれなかったの?」と尋ねると、奥森黎(福士蒼汰)は「全然、気にならないと言ったら嘘になるけど、なんか、どうでもいいなと思って。爽が嘘を付いていようが、何を隠していようが、どうでもいい。全部、受け入れるよ」と答えた。

立花爽(川口春奈)も「私も全部、受け入れる」と答えると、奥森黎(福士蒼汰)は「何をしてでも爽を守るよ。ずっと思ってたけど、好きです」と言い、懐から婚約指輪を取り出して立花爽(川口春奈)の指に婚約指輪を嵌めようとした。

しかし、奥森黎(福士蒼汰)は婚約指輪を見て驚く。それは、自分が買った婚約指輪では無く、父・奥森皓介(堀部圭亮)が死んだ時に嵌めていた指輪だった。

愛してたって、秘密はある-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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