明日の約束-あらすじとネタバレ

井上真央が主演するフジテレビの毒親ドラマ「明日の約束」のあらすじとネタバレです。

■明日の約束-原作と主題歌

明日の約束-原作と主題歌
主題歌東方神起の新曲「Reboot」
原作原作無し。古家和尚のオリジナル脚本
放送局枠フジテレビの火曜日9時枠
放送開始日2017年10月

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■明日の約束-あらすじとネタバレ

私は母親のことが好きになれない。母は、いつ怒り出すか分からない。私のことを否定してばかりだし、気持ちを汲んでくれたこともない。

私は母親を好きになれない。中学生の時にブラジャーを買ってくれなかった。小学生の時は無理矢理、交換日記を付けさせられていた。だけど私は母のことを…。

さて、未だに母親と同居している藍沢日向(井上真央)は、椿が丘高校のスクールカウンセラーとして生徒と向き合っていた。

ある日の主任会議で、藍沢日向(井上真央)は、2学期から不登校になっている1年B組の吉岡圭吾(遠藤健慎)のことを議題に挙げた。

3年主任の宮崎麻子(馬渕英里何)は、自分に関係の無い1年生のことだったので安堵し、「1年ならよくあることでしょ。ほら、あの、何だっけ」と告げると、藍沢日向(井上真央)は「高1クライシス?確かに夏休み明けに不登校になるケースは多いです」と答えた。

2年主任の柏木康介(中林大樹)が「もしかして、イジメですか?」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)の担任・霧島直樹(及川光博)は「クラスメイトの様子を見る限り、そういったことはなさそうです。ただ、あまり、長引かないうちに対処が必要だと。彼は成績も優秀ですし」と話した。

藍沢日向(井上真央)が「一度、霧島先生(及川光博)と一緒に家庭訪問しようと思います。早ければ、明日にでも」と話す。

3年主任の宮崎麻子(馬渕英里何)は「下手に刺激して騒ぎが大きくならなければ良いですけど」と嫌がり、2年主任の柏木康介(中林大樹)も「こっちは、こっちで忙しいんだから」と煙たがったが、校長・轟木博雄(羽場裕一)が「まあまあ。不登校の放置も出来ませんから」とその場を治めた。

会議が終わって3年主任の宮崎麻子(馬渕英里何)が職員室に戻ると、「本当に困るわ。前の担当みたいに、相談室で大人しくしててくれれば良いのに」と呆れた。

それを聞いた臨時職員・大宮奈緒(新川優愛)が、日本史担当の北見雄二郎(白洲迅)に「前から気になってたんですけど、日向先生(井上真央)は嫌われてるんですか?」と尋ねると、北見雄二郎(白洲迅)は「あー、2学期からの採用だもんね、大宮先生(新川優愛)は。まあ、嫌いと言うより、面倒なんじゃないかな?上の先生方は。スクールカウンセラーなんて、居ますよってポーズだけで十分なんだから、仕事を増やさないでくれって感じ?」と話した。

大宮奈緒(新川優愛)が「そういうもんなんですかね」と呆れると、北見雄二郎(白洲迅)は「俺は応援してるよ。日向先生(井上真央)のこと。熱心だし、ぶっちゃけ可愛いし」と答えた。

大宮奈緒(新川優愛)が「可愛いって、日向先生(井上真央)は年上ですよ。それに、日向先生(井上真央)は恋人居るようですよ」と笑うと、北見雄二郎(白洲迅)は「知ってる。いいだろ、別に思ってるだけなんだから」と答えた。

そのころ、藍沢日向(井上真央)は、不登校になっている吉岡圭吾(遠藤健慎)のデータを確認していた。

吉岡圭吾(遠藤健慎)、1年B組、出席番号33番、バスケットボール部所属。家族構成は両親と妹の4人家族。父親は鎌倉市教育委員会の職員、母親は専業主婦。中学での不登校の時期あり。中学3年生の時に2日間家出をし、警察に補導歴あり。

一方、帰宅した母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)は、不登校の吉岡圭吾(遠藤健慎)の部屋を訪れ、「外出したでしょ?下駄箱の靴、少し場所がずれてた。どこへ行ってたの?誰かに会った?」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「気分転換に散歩。誰にも会ってない」と答えた。

吉岡真紀子(仲間由紀恵)は吉岡圭吾(遠藤健慎)のカバンの中を調べ始めたので、吉岡圭吾(遠藤健慎)が「何?」と尋ねると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「外出するなら、外出するって、ちゃんと連絡しなさいね」と注意した。

吉岡圭吾(遠藤健慎)が「お母さん、僕の携帯なんだけど」と尋ねると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「必要なの?要らないでしょ?」と告げた。

すると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は笑顔で「ゴメン」と答えた。

その日の夜、藍沢日向(井上真央)は、久しぶりに恋人・本庄和彦(工藤阿須加)と会い、居酒屋で食事をした。

本庄和彦(工藤阿須加)は「お母さんに挨拶に行く」と言ったが、藍沢日向(井上真央)は「忙しいし時間が合わない」と言い断った。

その後、藍沢日向(井上真央)が帰宅すると、母・藍沢尚子(手塚理美)が「遅かったわね。ビィノールのケーキ買ってきたのよ。食べるでしょ?」と尋ねた。

藍沢日向(井上真央)が「ありがとう。でも、今日はいいよ。明日、食べる」と答えると、母・藍沢尚子(手塚理美)は「せっかくママが買ってきたのに?」と驚いた。

すると、藍沢日向(井上真央)が「じゃー、後でも貰う」と答えたので、母・藍沢尚子(手塚理美)は「了解」と言い笑顔になった。

一方、バスケット部のマネージャー増田希美香(山口まゆ)は、母親とラインをしていた。

母親は彼氏の家に行っており、明日、帰るのだという。

増田希美香(山口まゆ)が「明日何の日か覚えてる?」と尋ねたが、母親は既読スルーした。

翌日、藍沢日向(井上真央)と霧島直樹(及川光博)は、不登校になっている吉岡圭吾(遠藤健慎)の自宅を家庭訪問した。

吉岡真紀子(仲間由紀恵)は丁寧に迎えてくれたし、吉岡圭吾(遠藤健慎)も元気そうだった。

霧島直樹(及川光博)が「学校で何かあったのかな?」と尋ねたが、吉岡圭吾(遠藤健慎)は笑顔で「何も無いですよ」と答えた。

霧島直樹(及川光博)が「じゃー、学校にはいつ頃、出てこられそうかな?」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「ちょっと、まだ分からないです」と答えた。

藍沢日向(井上真央)が「直ぐに教室に戻ることが不安なら、相談室か保健室に登校してもいいんだけど」と告げると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は答えに困って母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)を見た。

すると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「少し疲れたんじゃない?部屋で休んで来たら」と促し、吉岡圭吾(遠藤健慎)を自室へ行かせた。

藍沢日向(井上真央)が、自室へ行こうとする吉岡圭吾(遠藤健慎)に「吉岡君のお部屋を見せてもらってもいいかな?」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は驚いて母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)を見た。

すると、母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)が「もちろん、結構ですよ」と言ったので、藍沢日向(井上真央)は吉岡圭吾(遠藤健慎)と一緒に部屋に向かった。

さて、吉岡圭吾(遠藤健慎)の部屋に入った藍沢日向(井上真央)は、「この部屋って、吉岡君の趣味?色使いとか、高校生の男子の部屋っぽくないなって」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は暗い顔をした。

すると、藍沢日向(井上真央)は「その方が良いと思う。疲れるんじゃないかなと思って、ずっと笑顔で居るのは。もし。悩みがあるのなら…」と話していた所へ、母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)が来て「もう良いですか?」と言って呼び戻された。

さて、藍沢日向(井上真央)がリビングに戻ると、母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)が吉岡圭吾(遠藤健慎)の診断書を差し出した。

母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「圭吾(遠藤健慎)は軽い鬱状態だと言われました。正直、こうして先生方がいらしたのも、圭吾(遠藤健慎)にはストレスになる可能性が高いんです。でも、こちらの状況をお伝えしたうえで、適切な対処をして頂きたくて」と告げた。

霧島直樹(及川光博)が「どういう?」と尋ねると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「圭吾(遠藤健慎)はイジメに遭っているみたいなんです。それから、部活動でも」と答えた。

霧島直樹(及川光博)が「でも、さっき」と驚くと、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「子供がイジメを受けているなんて簡単に言えると思いますか?」と呆れた。

藍沢日向(井上真央)が「具体的にはどのような?」と尋ねると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「私も詳しくは…。でも、圭吾(遠藤健慎)は、実際に学校へ行けなくなっていますし。聞けば、バスケットの顧問はずいぶんと厳しい方なんでしょ?」と答えた。

藍沢日向(井上真央)が「圭吾くん(遠藤健慎)本人から事情を訊かせて頂けませんか?」と頼むと、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「それ自体が息子にとってはストレスなんです。学校内のことを調べるのは先生方のお仕事です。圭吾(遠藤健慎)が早く元の生活に戻れるように対処してください。もし、これで圭吾の人生がダメになるようなことになったら、学校や先生方を許しませんから」と告げた。

さて、話し合いを終えて吉岡家を後にした藍沢日向(井上真央)が「どう思いますか?」と尋ねると、霧島直樹(及川光博)は「クラスにしても、部活動にしても、深刻な状態とは思えないんですけどね。ただ、吉岡(遠藤健慎)には『いじられキャラ』みたいなところがあって、それが誤解を招いた可能性もあるかと」と答えた。

藍沢日向(井上真央)は「私はご家庭に問題の可能性があると思います。あのお母さんも。『息子の人生がダメになる』なんて発言、なかなか出ないですよ。それに、吉岡君はずっと笑顔でした。不登校が原因で家庭訪問に来てるのに、ずっと笑顔だなんて不自然です」と話した。

霧島直樹(及川光博)がクラスメイトとバスケット部で聞き取りを行うことにすると、藍沢日向(井上真央)は「バスケット部マネージャーの増田希美香(山口まゆ)も気になってて」と話した。

その日、バスケット部マネージャー増田希美香(山口まゆ)は、スーパーでケーキをカバンに入れて万引きしたが、スーパーのアルバイト店員・白井香澄(佐久間由衣)に見つかり、捕まってしまう。

翌日、藍沢日向(井上真央)が出勤すると、増田希美香(山口まゆ)が万引きで捕まったという報告を受けたので、増田希美香(山口まゆ)から話を聞くことになった。

増田希美香(山口まゆ)は「ウチの母親は、ろくでもない男ばかりにモテて。離婚したのも、母親が浮気したからなんです。私、お母さんのことを軽蔑していました。だから、私、お父さんと暮らしたかったんです。でも、離婚から、お父さんとは1度も会っていません。最低ですよね。19で出来婚して私の事を産んだくせに、浮気して離婚されて、彼氏作っては捨てられて。昨日だって私の誕生日のことを忘れて、彼氏とデートしてたんです。それで邪魔してやろうと思って」と話した。

藍沢日向(井上真央)が「お母さんのこと、どう思う?」と尋ねると、増田希美香(山口まゆ)は「気持ち悪い。あんな女にはなりたくない。でも…」と答えた。

藍沢日向(井上真央)が「気持ちは言葉にした方がいいよ。親とか大人って鈍感なんだと思うの。子供が凄く分かりやすいSOSを出さないと、気がついてくれないし、こっちを見てくれない。だから、今日、話してくれたみたいに、思っていることをちょっとずつでいいから、吐き出してみたら」と話した。

その後、帰宅した増田希美香(山口まゆ)は、藍沢日向(井上真央)の言葉を思い出し、母親に話しかけたが、母親は「また振られ。まだ彼氏には言ってなかったわけ。なのに、昨日、あんたが万引きなんかして、バンバン電話かけてくるから、バレちゃった。ねえ、なんで肝心なときに私の邪魔をするわけ?私、幸せになれないじゃん、アンタが居ると」と怒った。

すると、増田希美香(山口まゆ)は「私のせいなの?全部、自分のせいでしょ?なんで私のせいなのよ?謝ってよ。昨日だって、私の誕生日だったのよ」と言ったが、母親は「うるさいな、もう」と言い、飲んでいた缶ビールを投げつけた。

怒った増田希美香(山口まゆ)は「お父さんの連絡先を教えて。私、お父さんと一緒に暮らすから」と告げると、母親は「暮らせるわけないじゃん。アンタ、お父さんの子じゃないから。離婚するときにDNA鑑定されちゃったわけ。13年間も自分の娘として育ててきたのに、アッサリと捨てちゃうんだもん。アンタのこと。私もアンタなんか…」と言って笑った。

怒った増田希美香(山口まゆ)は母親に掴みかかり、母親を突き飛ばした。母親は戸棚にぶつかり、ガシャンという音を立て、血を流して倒れた。

明日の約束-あらすじとネタバレの後編」へ続く。

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