ひよっこ-第23週のあらすじとネタバレ

NHKの朝ドラ「ひよっこ」の第23週「乙女たちに花束を」のあらすじとネタバレです。

第23週より前のあらすじは「ひよっこ-あらすじとネタバレの目次」からご覧ください。

■ひよっこ-第23週のあらすじとネタバレ

「あかね荘」の大家・立花富(白石加代子)は、昔の恋人が死んだという知らせを受けて、別れを告げに行こうとする。

牧野鈴子(宮本信子)は、立花富(白石加代子)に寄り添ってやりたいと考えたが、忙しいランチタイムを抜けることは出来ないため、悩む。

すると、谷田部みね子(有村架純)は「近くに手伝ってくれる人が居る」と言い、助っ人を呼びに行った。

谷田部みね子(有村架純)が、無理矢理、連れてきた助っ人は、和菓子屋「柏木堂」でアルバイトしていた牧野由香(島崎遥香)だった。

牧野鈴子(宮本信子)も牧野省吾(佐々木蔵之介)も、久しぶりに会った牧野由香(島崎遥香)に激しく動揺して固まってしまう。

すると、谷田部みね子(有村架純)は、牧野省吾(佐々木蔵之介)に「今日は私がレジを兼ねますので、料理を出す感覚を少しだけあけてください。その方がお待たせするより、その方がいいと思いますので、1分遅めで」と頼んだ。

さらに、谷田部みね子(有村架純)は、コック見習いの前田秀俊(磯村勇斗)にも、「お会計が混み合う時間は動けなくなると思います。その時はホールのお手伝いをお願いします」と頼んだ。

谷田部みね子(有村架純)は、テキパキと指示を出して、その場を取り仕切ると、牧野鈴子(宮本信子)を送り出した。

谷田部みね子(有村架純)は「今までの私なら、余計なお節介だと思い、やらなかったと思います。色々と考えてしまい、こんな風に出来なかったと思います。でも、今はお節介でもやっちゃえと思います。あの言葉を貰ってから」と思い、前田秀俊(磯村勇斗)から「もうちょっと自分の気持ちを大切にしてみたらどうかな」と言われた事を思い出した。

谷田部みね子(有村架純)は、この言葉を貰って以降、前田秀俊(磯村勇斗)のことを意識するようになったようだ。

一方、助川時子(佐久間由衣)はコンテスト出場に向けて英語のスピーチを練習しており、永井愛子(和久井映見)と久坂早苗(シシド・カフカ)も恋に向けて動き出そうとしていた。

さて、牧野由香(島崎遥香)の活躍もあり、洋食店「すずふり亭」は無事にランチタイムを切り抜けた。

牧野鈴子(宮本信子)が帰宅して、牧野由香(島崎遥香)と話をしようとしたが、牧野省吾(佐々木蔵之介)は「家族の話は、今日は無しで。今日は助っ人さんだから」と言って止めた。

牧野鈴子(宮本信子)は納得し、牧野由香(島崎遥香)に「ありがとう御座いました。ご苦労様でした」と頭を下げた。

そして、牧野鈴子(宮本信子)が「アンタ、なんで近所に居たの?」と尋ねると、牧野由香(島崎遥香)は「イチコに会いに来たのよ」と言い、逃げるようにして帰って行った。

一段落したとき、牧野鈴子(宮本信子)が「お土産を渡せば良かった」と後悔すると、谷田部みね子(有村架純)は「大丈夫ですよ。柏木堂で働いてるんですから」と教えた。

それを聞いた牧野鈴子(宮本信子)と牧野省吾(佐々木蔵之介)は「え?そうなの?」と驚いた。

うっかり口を滑らせてしまった谷田部みね子(有村架純)は、思わずお盆で顔を隠す。

さて、大家・立花富(白石加代子)は、死んだ元恋人への別れを告げて、気持ちを切替えて明るくなっていた。

このころ、女優・川本世津子(菅野美穂)は、女優生命を奪うほどとの金銭トラブルのスキャンダルが報じられ、マスコミに自宅を包囲され、部屋から出られなくなっていた。

川本世津子(菅野美穂)は、昭和6年に埼玉県の大山田という村の農家の長女として生まれたが、5歳の時に両親が病気で亡くなり、東京で牛乳店を営む叔父夫婦に引き取られた。

叔父夫婦の家は貧しく、6歳になった川本世津子(菅野美穂)は学校には行かず、苦しい家計を支えるため、家の仕事を手伝った。

川本世津子(菅野美穂)の仕事の1つが、映画撮影所での牛乳販売で、監督やスタッフ・俳優達と仲良くなり、みんなに可愛がられ、監督から「映画に出てみない?」と誘われた。

この映画がヒット、さらに初主演映画もヒットし、川本世津子(菅野美穂)は大スターへの道を歩んできた。

川本世津子(菅野美穂)が稼いだお金は叔父夫婦が受け取っており、叔父夫婦はそのお金で贅沢三昧をしており、ギャンブルにも溺れ、借金を作る度に川本世津子(菅野美穂)に泣きついていた。

しかし、川本世津子(菅野美穂)は苦悩した末、叔父夫婦の借金の尻ぬぐいを止めたので、叔父夫婦があらぬネタを週刊誌に売り込み、川本世津子(菅野美穂)は自ら事務所を辞める羽目になっていたのだ。

それが今回の大スキャンダルの真相だった。

さて、谷田部みね子(有村架純)は川本世津子(菅野美穂)がマスコミに自宅を包囲されている事を知り、前田秀俊(磯村勇斗)に、川本世津子(菅野美穂)を救出したいと頼んだ。

すると、前田秀俊(磯村勇斗)は、かき氷やアイスの屋台を出して、記者の注意を引きつけるという作戦を思いついた。

そこへ、柏木ヤスハル(古舘佑太郎)が通りかかったので、谷田部みね子(有村架純)と前田秀俊(磯村勇斗)は、柏木ヤスハル(古舘佑太郎)に、かき氷の屋台の役を頼んだ。

さて、谷田部みね子(有村架純)は出前を届けるふりをして、川本世津子(菅野美穂)の部屋に向かうと、川本世津子(菅野美穂)は谷田部みね子(有村架純)の声に気付いて、谷田部みね子(有村架純)を部屋に入れた。

部屋に入った谷田部みね子(有村架純)が作戦を話して、「あかね荘」に来るように説得すると、川本世津子(菅野美穂)は承諾した。

そのとき、マンションの外で、柏木ヤスハル(古舘佑太郎)がかき氷の屋台を引いて、歌を歌い、記者の注意を引きつけたので、谷田部みね子(有村架純)はその隙に川本世津子(菅野美穂)を連れて部屋から脱出して逃げた。

記者はそれに気付いて追いかけよとしたが、記者に紛れ込んでいた前田秀俊(磯村勇斗)が追いかけようとする記者の邪魔をして道を塞ぎ、谷田部みね子(有村架純)らを無事に逃がしたのだった。

こうして、自宅を抜け出した川本世津子(菅野美穂)は、「すずふり亭」や「あかね荘」の人々に歓迎され、「すずふり亭」で食事をした後、「あかね荘」で暮らすことになった。

一方、奥茨城村の谷田部では、叔父・小祝宗男(峯田和伸)が新しい仕事として花の栽培を提案していた。

祖父・谷田部茂(古谷一行)は「花?」と怪訝な顔をしたが、叔父・小祝宗男(峯田和伸)は「ここらじゃ、花は野に咲くものし、買ったりしない。でも、東京には花の咲く野原が無くなっている」と言って説得する。

すると、祖父・谷田部茂(古谷一行)は父・谷田部実(沢村一樹)に、「分かった。お前がやりたいのなら、やったらよかっぺ」と言い、花の栽培を許可した。

小祝滋子(山崎静代)は、知人の伝に花の生産者を紹介して貰っており、その花の生産者がビートルズ好きだったので、叔父・小祝宗男(峯田和伸)のビートルズのレコードをあげて、生産の技術を教えて貰う約束を取り付けていた。

何も知らなかった叔父・小祝宗男(峯田和伸)は、それを聞いて激しく落ち込むのであった。

さて、東京では、牧野鈴子(宮本信子)と牧野省吾(佐々木蔵之介)は、和菓子屋「柏木堂」を訪れた。

そして、牧野省吾(佐々木蔵之介)は「ゆっくりでいいから、無くした物を取り戻さないか、俺たち」と告げると、牧野由香(島崎遥香)は涙をこらえながら、「鈴子さん(宮本信子)と買物に行きたい。お父さんと映画を観に行きたい」と答えた。

こうして、牧野家にも新たな風が吹き込んだので、牧野鈴子(宮本信子)は「すずふり亭」にも新たな風を吹き込むため、新メニューを加えることにして、新メニュー開発を井川元治(やついいちろう)と前田秀俊(磯村勇斗)に命じた。

さらに、牧野鈴子(宮本信子)は今まで変えてこなかった制服を変えることにして、谷田部みね子(有村架純)に新しい制服のデザインを考えるように命じたのだった。

ひよっこ-第24週のあらすじとネタバレ」へ続く。

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