風見忠行(鈴木浩介)が立花爽(川口春奈)を誘拐した理由
福士蒼汰が出演する日本テレビのドラマ「愛してたって、秘密はある。」の第7話のあらすじとネタバレ後編です。
このページは「愛してたって、秘密はある-第7話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■愛してたって、秘密はある-第7話のあらすじとネタバレ後半
さて、奥森黎(福士蒼汰)が帰宅すると、立花爽(川口春奈)が待っていた。
奥森黎(福士蒼汰)が「ごめん、何も知らなくて。爽の気持ちを知らなくて、加害者の気持ちに寄り添いたいだなんて」と謝ると、立花爽(川口春奈)は「私ね、黎に会うまで自分がおかしいんじゃないかと思ってた」と言い、心の内を打ち明けた。
立花爽(川口春奈)は風見忠行(鈴木浩介)に誘拐されたとき、風見忠行(鈴木浩介)の鳴き声で目覚めており、「どんな気持ちで泣いてたんだろう」と気になっていた。
立花爽(川口春奈)は犯人の気持ちを気にするなんて、おかしいのかなと思っていたが、「罪を犯した人に寄り添いたい」という奥森黎(福士蒼汰)と出会い、救われたような気がしたのだという。
翌日、立花暁人(賀来賢人)は立花爽(川口春奈)と奥森黎(福士蒼汰)を連れて、風見忠行(鈴木浩介)の元を訪れた。
立花暁人(賀来賢人)は、10年前のアリバイは証言者が偽証したと認めた言い、風見忠行(鈴木浩介)に「10年前のことを聞かせて欲しい」と告げた。
立花爽(川口春奈)が「あのとき、どうして泣いてたんですか?」と尋ねると、風見忠行(鈴木浩介)は「俺の父は、この病院の外科医だった。真面目で優しい人だった。なのに、ある日突然、地検の特捜部に会い干された。代議士・前園勝敏(そのまんま東)への贈賄を疑われてね。でも、父はそんなことは一切関わっていなかった。無実なのに犯罪者に仕立て上げられたんだ。内部告発だけで、決定的な証拠は無かった。父は無実だと言い張ったが、担当検事は父がヤッタと言い張り、罪を認めろと脅し続けた。その検事が立花弘晃(遠藤憲一)、君達の父親だ」と明かした。
風見忠行(鈴木浩介)は「父は300日以上拘留され、執行猶予が付いて出て来たときには末期の膵臓癌で手遅れだった。父は犯罪者のレッテルを貼られたまま死んだ。立花(遠藤憲一)に殺されたんだ。悔しくて、悔しくて、悔しくて。彼奴の心を切り裂いてやりたと思った。家族を奪われた苦しみを立花にも味会わせてやりたと思った」と打ち明けた。
しかし、立花爽(川口春奈)を殺そうとした直前で、「でも、この子には関係が無い」と思い、むせび泣いた。立花爽(川口春奈)はその泣き声で目覚めたのだった。
風見忠行(鈴木浩介)は土下座して、立花爽(川口春奈)に「申し訳ありませんでした」と謝罪した。
10年前の真相を知った立花暁人(賀来賢人)は、父・立花弘晃(遠藤憲一)に対して怒りを覚え、立花爽(川口春奈)と一緒に病院を後にした。
病院に残った奥森黎(福士蒼汰)は、風見忠行(鈴木浩介)から話を聞くと、風見忠行(鈴木浩介)は「明日、ちゃんと自首する」と話した。
奥森黎(福士蒼汰)が「爽(川口春奈)のこと、いつ知ったんですか?」と尋ねると、風見忠行(鈴木浩介)は奥森晶子(鈴木保奈美)から奥森黎(福士蒼汰)の結婚相手として立花爽(川口春奈)の聞いて驚き、まさかと思って、密かに立花爽(川口春奈)の顔を確かめに行った。
立花爽(川口春奈)が奥森晶子(鈴木保奈美)の見舞いに病院に来たことがあり、風見忠行(鈴木浩介)は気付かれたのではないかと焦り、立花爽(川口春奈)を監視していた。
立花爽(川口春奈)が誰かに付けられていると思ったのは、風見忠行(鈴木浩介)が監視していたからだった。
さらに、風見忠行(鈴木浩介)は「黎君(福士蒼汰)と晶子さん(鈴木保奈美)の側に居たかったんだ。無くなった奥森先輩(堀部圭亮)の代わりに」と話した。
それを聞いた奥森黎(福士蒼汰)は「亡くなった?知ってるんですか?あのこと。全部、風見先生(鈴木浩介)なんですか?爽(川口春奈)にしたことがバレないように、結婚を潰そうとしたんですか?」と驚いた。
しかし、風見忠行(鈴木浩介)は「何のこと?ごめん、お父さん、帰ってくるかも知れないのに」と謝罪し、「いつかこんな日が来ると思った。10年も隠し通せるはずが無かったんだよ」と話した。
一方、実家を訪れた立花暁人(賀来賢人)は、父・立花弘晃(遠藤憲一)に「全部、アンタのせいじゃないかよ」と食ってかかった。
しかし、立花弘晃(遠藤憲一)は「風見(鈴木浩介)の父親が無実だという証拠は無い。家族なら、身内の潔白を信じるのは当然だ。たとえ有罪でもな・いちいち真に受けるな」と答えた。
立花暁人(賀来賢人)が「家族が逆恨みされるようなやり方が、どうなんだって言ってるんだ。爽(川口春奈)は殺されかけたんだぞ」と激怒するが、立花弘晃(遠藤憲一)は「俺は俺の仕事をしただけだ」と答えた。
それを聞いて怒った立花暁人(賀来賢人)は、立花弘晃(遠藤憲一)を殴ると、立花爽(川口春奈)に「結婚式は、やっぱ行けないわ」と言い、実家を後にした。
さて、帰宅した奥森黎(福士蒼汰)は、風見忠行(鈴木浩介)のことを母・奥森晶子(鈴木保奈美)に話すと、奥森晶子(鈴木保奈美)は「風見先生じゃない?庭を掘り返したのも、車のことを通報したのも。あの人、見てたのよ、あの時。そう考えれば辻褄が合う。黎(福士蒼汰)と爽ちゃん(川口春奈)を結婚させたくなかったのよ。これで何も心配は無いわ。乾杯の挨拶は別の誰かに頼まなきゃね」と言って喜んだ。
一方、立花茜(岡江久美子)は立花弘晃(遠藤憲一)に「あとちょっとで時効だったのに。犯人なんか見つからず、全部忘れて、結婚して幸せになってくれれば良いって思ってたのに」と言って、泣いた。
奥森黎(福士蒼汰)が庭を見ていると、立花爽(川口春奈)から電話がかかってきた。
立花爽(川口春奈)は「もし仮に、私と黎が他人だったら、黎はあの人の事をどう弁護する?」と尋ねると、奥森黎(福士蒼汰)は「まず、風見先生(鈴木浩介)が置かれていた状況を世明白にして、本来は人を傷つけるような人じゃ無い事を立証する。それから、この10年間、どんな気持ちで過ごしてきたかを訴える」と話した。
立花爽(川口春奈)が「どんな気持ちだったんだろう。この10年間」と尋ねると、奥森黎(福士蒼汰)が父親を殺したときのことを思い出し、「きっと、後悔している。自分を責めて、心の底では思ってた。罪を償って、できることなら、許されたいって」と言って泣いた。
それを聞いた立花爽(川口春奈)は「ありがとう。黎に相談して良かった」と言い、電話を切った。
翌日、立花爽(川口春奈)は、弁護士・香坂いずみ(山本未來)に10年前の事件を打ち明け、風見忠行(鈴木浩介)の弁護を依頼した。
香坂いずみ(山本未來)は「被害者が加害者を許すって、口で言うほど簡単じゃ無いわよ」と告げたが、立花爽(川口春奈)は「きれい事を言ってるのはわかります。でも、許す方と許される方、私は許す方が幸せだと思うんです」と答えた。
一方、奥森黎(福士蒼汰)は立花暁人(賀来賢人)から電話で「風見(鈴木浩介)に連絡がつかない。お前は直ぐに病院へ行け。俺は家に行く」と指示された。
奥森黎(福士蒼汰)は病院へ行き、風見忠行(鈴木浩介)の部屋に入ると、机の上に辞表が置いてあった。
そして、キャビネットの鍵が開いていたので、奥森黎(福士蒼汰)がキャビネットを開けてみると、赤い布でラッピングされた小包が置いてあった。
それは、仕事の資料の間から出て来た写真の小包だったので、奥森黎(福士蒼汰)は激しく動揺する。
他方、刑事・一ノ瀬義男(矢柴俊博)の元にも、写真と同じ赤い布でラッピングされた小包が届いていた。
刑事・一ノ瀬義男(矢柴俊博)がラッピングを解いて箱を開けると、「ハズレ」と書いた紙が入っていた。
そのころ、ラッピングを解いて箱を開けた奥森黎(福士蒼汰)は、驚き、言葉を失って倒れ込んでしまった。
そこへ、風見忠行(鈴木浩介)を探していた立花暁人(賀来賢人)が、やってくる。
立花暁人(賀来賢人)は、箱の中を見て「なんだよ、これ」と驚いた。
奥森黎(福士蒼汰)が開けた箱の中には、「しゃれこうべ」「トロフィー」「指輪」「黄色いバラ」が入っていたのだった。
「愛してたって、秘密はある-第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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