愛してたって、秘密はある-DVの真相
白洲迅が出演する日本テレビのドラマ「愛してたって、秘密はある。」の第9話のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「愛してたって、秘密はある-第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■愛してたって、秘密はある-第9話のあらすじとネタバレ後半
さて、奥森家はマスコミに包囲されており、マスコミが家の外から大声で、出て来てインタビューに答えろと騒いでいた。
奥森黎(福士蒼汰)が家の中で困っていると、安達虎太郎(白洲迅)が来て、「不法侵入だ。訴えられたくなければ帰りな」と警告し、マスコミを追い払った。
安達虎太郎(白洲迅)は奥森家に入ると、奥森黎(福士蒼汰)が犯罪者の立場に立つ理由が分かったと言い、前に奥森黎(福士蒼汰)を批判したことを謝罪した。
奥森黎(福士蒼汰)が立花爽(川口春奈)と別れた事を報告すると、安達虎太郎(白洲迅)はポケットに掛けた手を引っ込め、「明日から検察修習に来い。堂々としてりゃ良いんだよ。お前が逮捕されたわけじゃ無いんだし。爽と別れるなんて、十分、罰みたいなもんだ」と教えた。
その日の夜、安達虎太郎(白洲迅)は浦西果凛(吉川愛)に会って、奥森黎(福士蒼汰)と立花爽(川口春奈)が別れた事を教えると、浦西果凛(吉川愛)は「ウケル」と笑った。
安達虎太郎(白洲迅)が「良く笑えるな。あの2人が別れたからと言って、黎(福士蒼汰)がお前の物になるわけじゃないじゃん」と告げると、浦西果凛(吉川愛)は「分かってるよ。好きになってもらえないなら、嫌われたかった」と答えた。
安達虎太郎(白洲迅)が理由を尋ねると、浦西果凛(吉川愛)は「黎ちゃんにとって果凛は、ただのカテキョと生徒だから、顔や名前なんて直ぐに忘れられちゃう。そんなの出会わなかったのと一緒じゃん。大嫌いなヤツでもいいから、果凛が居た事を覚えていて欲しい。果凛に戸籍謄本と、虎太郎ちゃんに結婚指輪を贈った人も同じ気持ちだったりして」と話した。
安達虎太郎(白洲迅)は「俺は黎(福士蒼汰)のことを怨んでいる奴の仕業だと思う」と告げると、浦西果凛(吉川愛)は「誰なんだろうね」と言って奥森黎(福士蒼汰)の結婚指輪を見つめた。
一方、弁護士・香坂いずみ(山本未來)は、相談者から「その腕時計は男物ですか?」と尋ねられたので、「昔、男にプレゼントしようと思って。でも、色々あって渡せなくて。許しちゃいけない罪ってあると思うんですよね」と話した。
さて、刑事・一ノ瀬義男(矢柴俊博)は取り調べで、「庭を調べたら、何か燃やした後がありました。何を燃やしたんですか?」と尋ねたが、母・奥森晶子(鈴木保奈美)は「さあ。分かりません」と答えた。
翌日、立花爽(川口春奈)が弁護士事務所に出勤すると、机の上に封筒が置いてあった。香坂いずみ(山本未來)が置いた封筒だ。
立花爽(川口春奈)は封筒の中に入っていた奥森皓介(堀部圭亮)の日記のコピーを読んで驚き、封筒を持って神奈川地検を訪れたが、奥森黎(福士蒼汰)が席を外していたので、安達虎太郎(白洲迅)に「黎に渡してくれる」と頼んだ。
その後、立花爽(川口春奈)は父・立花弘晃(遠藤憲一)の元を訪れ、「パパが黎との結婚を反対する理由が分かった。読んだの、黎のお父さんの日記。11年前、風見さん(鈴木浩介)のお父さんだけじゃなく、黎のお父さんも取り調べしてたんだね。書いてあった。全部本当だと思えない。思いたくない。だから教えて、パパの言う事を信じる」と頼んだ。
すると、立花爽(川口春奈)は「あのころ、地検特捜部にとって、代議士・前園勝敏(そのまんま東)を挙げることが最重要課題だった。そんなとき、港北医科大学附属病院から風見教授と前園が通じていると内部告発があった。内定を始めると、確かに病院から帝産メディカルに大金が流れていた。前園を逮捕するため、風見教授と風見派閥の教授数名を取り調べることにした。その中に奥森皓介(堀部圭亮)が居た」と教えた。
その頃、奥森黎(福士蒼汰)は、安達虎太郎(白洲迅)から封筒を受け取り、父・奥森皓介(堀部圭亮)の日記のコピーを読んでいた。
奥森皓介(堀部圭亮)の日記には、立花弘晃(遠藤憲一)の厳しい取り調べや嘘の供述書にサインを強要されたことや、苦悩が書き記されていた。
そして、奥森皓介(堀部圭亮)は、妻・奥森晶子(鈴木保奈美)を殴ってしまったことが書かれていた。奥森晶子(鈴木保奈美)を殴ったときだけ、不安や絶望から解放されるので、それが日常的なDVになっていた。
奥森皓介(堀部圭亮)が黄色いバラを見て怒ったのは、風見教授が黄色いバラが好きだったからだった。
さて、父・立花弘晃(遠藤憲一)は、「奥森皓介(堀部圭亮)は取り調べから逃げるために失踪したと思った。お前が奥森黎(福士蒼汰)を連れてきたとき、まさかと思って調べてみたら、奥森皓介の息子だった」と話した。
さらに、父・立花弘晃(遠藤憲一)は奥森黎(福士蒼汰)と会う前日に、奥森晶子(鈴木保奈美)と喫茶店で会い、奥森晶子(鈴木保奈美)から「黎はあの人が貴方から取り調べを受けていたことは知らない。だから、会っていただけませんか」と言われ、奥森黎(福士蒼汰)と会ったことを明かした。
しかし、父・立花弘晃(遠藤憲一)は、奥森晶子(鈴木保奈美)の言葉が信じられず、奥森黎(福士蒼汰)が自分に報復するために近づいているのではないかと考えていたのだという。
それを聞いた立花爽(川口春奈)は、「パパは誰も信じられなくなっているじゃん。パパがそんな取り調べをしなければ、黎のお父さんは暴力を振るわなくてすんだし、お母さんも殺人犯にならなかった。黎の家族はもっと幸せだったんだよ。ウチだって…」と嘆いた。
それを聞いた父・立花弘晃(遠藤憲一)は「検事として歩いてきた道には後悔は無い。だが父親としては、もっと違う姿をお前達に見せたかった」と告げた。
一方、父・奥森皓介(堀部圭亮)の日記には「こんなはずじゃなかった。もし、過去に戻れるのなら、違うやり方を選べるのに。晶子(鈴木保奈美)、黎(福士蒼汰)、許してくれ」と書いてあった。
奥森黎(福士蒼汰)は父親の日記を読んで、「父さんは、殺されて当然の悪人じゃ無かった。追い詰められて罪に染めてしまった1人の弱い人間だった。僕はただの人殺しだ」と泣いて悔やんだ。
さて、若手刑事・井上大吾(佐伯大地)は、奥森黎(福士蒼汰)から情報を元に、宅急便の営業所へ行き、防犯カメラの映像を入手する。刑事は防犯カメラの映像を見て、「どういうことだ」と言葉を失った。
その火、立花弘晃(遠藤憲一)が帰宅すると、ナイフを持った風見忠行(鈴木浩介)が待ち構えていた。
風見忠行(鈴木浩介)が「知ってたのか?冤罪だって。無事実だと分かって奥森先輩(堀部圭亮)を取り調べ、父さんを起訴したのか?」と尋ねると、立花弘晃(遠藤憲一)は「どっちでもよかった。黒だろうと、白だろうと、どっちでも良かった」と答えた。
すると、怒った風見忠行(鈴木浩介)は、ナイフを持って立花弘晃(遠藤憲一)に襲いかかった。
そこへ、フリージャーナリスト立花暁人(賀来賢人)が現れ、風見忠行(鈴木浩介)を止めようとしたが、立花弘晃(遠藤憲一)は立花暁人(賀来賢人)を庇って背中を刺された。
一方、立花爽(川口春奈)は奥森黎(福士蒼汰)の元を訪れ、「パパのせいで、本当にごめんなさい」と謝罪した。
すると、奥森黎(福士蒼汰)は、立花爽(川口春奈)と生きていくために嘘を付き続けるつもりだったが、「やっぱりダメだった」と言い、立花爽(川口春奈)に「母さんじゃないよ。俺なんだ。父さん、俺が殺した」と打ち明けたのだった。
「愛してたって、秘密はある-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。
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