明日の約束-あらすじとネタバレの後編

及川光博が出演するフジテレビのドラマ「明日の約束」の第1話のあらすじとネタバレの後半です。

このページは「明日の約束-あらすじとネタバレ」からの続きです。

■明日の約束-あらすじとネタバレの後編

さて、霧島直樹(及川光博)は、不登校になっている吉岡圭吾(遠藤健慎)の件で、バスケットボール部から話を聞いてみてが、収穫が無かったため、バスケット部顧問の辻哲哉(神尾佑)から話を聞くことにした。

一方、藍沢日向(井上真央)は、増田希美香(山口まゆ)の家庭の問題は緊急性が高いとして、担任の北見雄二郎(白洲迅)に家庭訪問の同行を頼んだ。

そこへ、増田希美香(山口まゆ)から電話がかかってくる。

藍沢日向(井上真央)が電話を取ると、増田希美香(山口まゆ)は「殺しちゃった。私、お母さん、殺しちゃった」と告げたのだった。

さて、藍沢日向(井上真央)の通報により、母親は救急車で病院へ運ばれたが、命に別状は無く、意識も戻っていた。

藍沢日向(井上真央)は増田希美香(山口まゆ)から話を聞くと、増田希美香(山口まゆ)は「母さん、私の事が邪魔だって。私のせいで幸せになれないって。私、お父さんだけじゃなく、お母さんにも捨てられちゃうのかな」と言って泣いた。

藍沢日向(井上真央)は「お母さんに側に居て欲しかったのよね。万引きしたのも、お母さんの邪魔をしたかったんじゃ無くて…」と話すと、増田希美香(山口まゆ)は「誕生日くらい、私のことを見てて欲しかった。私の事だけ」と言って泣いた。

増田希美香(山口まゆ)は「先生、私、これからどうすれば?」と尋ねると、藍沢日向(井上真央)は「私は答えを出せない。アドバイスは出来るけど、答えを出すのは増田さん自身だから」と答えた。

そして、藍沢日向(井上真央)は「仲直りをして一緒に暮らす選択肢もある。それが一番、簡単だと思う。人は現状維持を求めるから。そんなに嫌で辛いことでも、それが当たり前だと思って生きていると、そこから逃げ出すことが凄く怖くなる。でも、それ以外にも選択肢はあるんだって覚えていて。母親から自由になる選択肢」と話した。

増田希美香(山口まゆ)が「それって、私はお母さんを捨てるってこと?」と尋ねると、藍沢日向(井上真央)は「母親とは関係のない自分自身の人生を生きるってこと」と答えた。

一方、不登校の吉岡圭吾(遠藤健慎)は、クラスメイトで同じバスケットボール部の沢井勝(渡邉剣)とメールをしていた。

沢井勝(渡邉剣)が「今1人?」とメールすると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「うん」と返信した。

沢井勝(渡邉剣)は「直接、会って話がしたい」とメールすると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「無理です。学校休んでるので」と返事した。

しかし、メールを送信する吉岡圭吾(遠藤健慎)の後ろには、母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)が立っており、メールの内容を監視していた。

翌日、霧島直樹(及川光博)は、1年B組で無記名のアンケートを実地する。クラスについて気付いたことがあれば、何でも書いて、投票箱に入れて欲しいと頼んだ。

さらに、霧島直樹(及川光博)と藍沢日向(井上真央)は、バスケット部の顧問・辻哲哉(神尾佑)から話を聞いたが、顧問・辻哲哉(神尾佑)は「ありえないですよ、体罰なんて。指導は厳しくしてますが、暴力的な指導は許されないでしょう」と言い、体罰を否定した。

霧島直樹(及川光博)がバスケット部内の虐めについて質問するが、顧問・辻哲哉(神尾佑)は「レギュラーの座を争っていると、多少は感情的になる部分もあるかもしれんが、それ以上、チームの和が大事だと言い聞かせてますよ。少なくとも不登校になるような原因は一切、無い」と言い、虐めも否定した。

藍沢日向(井上真央)が「念のため、部員の方と話がしたい」と頼もうとしたとき、不登校の生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)が家出したという知らせが入り、顧問・辻哲哉(神尾佑)との話し合いは終了する。

さて、学校に電話を掛けてきた吉岡真紀子(仲間由紀恵)は、「早く、圭吾(遠藤健慎)を探してください。何かあってからでは遅いんです」と訴えたので、校長・轟木博雄(羽場裕一)は手の空いている職員に探すように頼んだ。

すると、3年の学年主任・宮崎麻子(馬渕英里何)は、藍沢日向(井上真央)に聞こえるように、「だから、言ったのよ。下手に刺激して騒ぎを大きくしないようにって」と嫌味を言った。

その日の夜、藍沢日向(井上真央)が駅前で吉岡圭吾(遠藤健慎)を探していると、クラスメイト沢井勝(渡邉剣)が来て「圭吾(遠藤健慎)の幼馴染みなら居場所を知ってるかも知れない」と教えてくれた。直ぐ近くのスーパーで働いているのだという。

藍沢日向(井上真央)は、教えてもらったスーパーへ行き、幼馴染み・白井香澄(佐久間由衣)に吉岡圭吾(遠藤健慎)のことを尋ねた。

すると、白井香澄(佐久間由衣)が「2時間くらい前にここに来たよ。昔通っていた幼稚園とか小中学校をグルッと回って、そのついでに寄ったみたい」と教えてくれた。

藍沢日向(井上真央)が「他に行きそうな場所の心当たりは?」と尋ねると、白井香澄(佐久間由衣)は「さあ、家は近所だけど、高校中退してからは、ほとんど帰ってないし」と答えた。

藍沢日向(井上真央)が「吉岡君、何か言ってませんでしたか?様子が変だったとか」と尋ねると、白井香澄(佐久間由衣)は「変だったよ。怖いって。明日が来るのが怖いって」と教えた。

そして、白井香澄(佐久間由衣)は「カウンセラーの先生、新しくなったんだ。私が辞めたの、椿が丘高校。最悪の学校だよね、あそこ」と言って立ち去り、仕事に戻った。

それを聞いた藍沢日向(井上真央)は、椿が丘高校の1年B組へ行ってみると、真っ暗な教室で吉岡圭吾(遠藤健慎)が座っていた。

藍沢日向(井上真央)が電気を付けると、吉岡圭吾(遠藤健慎)が「なんで分かったんですか?」と言って笑った。

藍沢日向(井上真央)が「貴方の幼馴染みの香澄さん(佐久間由衣)と会ってね。昔、通っていた幼稚園や小中学校をまわってたって言ってたから。それって、散歩?」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「散歩ですよ。ただの」と答えた。

さて、藍沢日向(井上真央)は吉岡圭吾(遠藤健慎)が見つかったことを校長に報告するとともに、吉岡圭吾(遠藤健慎)と話してみたいので、母親・吉岡真紀子(仲間由紀恵)に知らせるのは少し待って欲しいと頼み、少しの時間を貰って、吉岡圭吾(遠藤健慎)と話をした。

藍沢日向(井上真央)が「どうして急に散歩しようと思ったの?」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「何となく」と答えた。

藍沢日向(井上真央)が「吉岡君は好きな色って何?この前、お部屋を見せてもらったけど、色使いが気になって。でも、今日は黒い服を着てるから。色って、多少はその時の心理に影響されるから。緑ならリラックス、赤なら情熱とか」と尋ねた。

吉岡圭吾(遠藤健慎)が「黒は?」と尋ねると、藍沢日向(井上真央)は「強さ、圧力、不安や恐怖」と教えた。

すると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「体育館へ行ってもいいですか?」と言い、体育館へ行くと、久しぶりのバスケットボールの感触を確かめた。

藍沢日向(井上真央)が「悩みがあるのなら、話して欲しい」と頼むが、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「悩みなんて無い」と答えた。

藍沢日向(井上真央)が「なら、『明日が来るのが怖い』なんて言ったのはどうして?」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「変わらないから。変わったとしても、たぶん…。先生に1つお願いがあるんですけど、聞いてくれますか?僕と付き合ってください。日向先生(井上真央)のことが好きになりました。僕と付き合ってください。先生も僕のことを好きになってください。他の誰よりも」と告げた。

藍沢日向(井上真央)は「いきなり何?私の事を試してるの?」と呆れると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「答え、聞かせてくれないんですか?」と尋ねた。

藍沢日向(井上真央)が「それは出来ません。私はカウンセラーだし、貴方は生徒だから」と答えると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「ですよね、やっぱり」と答えて笑った。

藍沢日向(井上真央)は吉岡圭吾(遠藤健慎)に何かを言いかけようとしたとき、知らせを受けた母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)が駆けつけてきた。

吉岡圭吾(遠藤健慎)が見つかったという報告を聞いた大宮奈緒(新川優愛)が、うっかり、吉岡真紀子(仲間由紀恵)にも知らせてしまったのだ。

母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)は吉岡圭吾(遠藤健慎)に「先生にどんなお話をしてたの?」と尋ねると、吉岡圭吾(遠藤健慎)は「何も」と答えた。

母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)は藍沢日向(井上真央)に「そちらもお仕事でしょうが、今日のことは主人に報告させて貰います」と告げ、吉岡圭吾(遠藤健慎)を連れて帰えろうとした。

藍沢日向(井上真央)は母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)に、「もう1度だけ、圭吾くん(遠藤健慎)と話させてください。圭吾くんが早く学校生活に戻れるように、精一杯頑張りますから」と頼むと、吉岡圭吾(遠藤健慎)は振り返って「黒。好きな色は黒です」と答えた。

そして、吉岡圭吾(遠藤健慎)は、吉岡真紀子(仲間由紀恵)に連れられて帰っていった。

その後、帰宅した藍沢日向(井上真央)は、吉岡圭吾(遠藤健慎)が言った「明日が来るのが怖い」という言葉の意味を考えていた。

翌日の早朝、バスケット部のマネージャー増田希美香(山口まゆ)は、児童相談所に相談し、おじさんの家に引き取られることを決め、母親の病室を訪れた。

そして、増田希美香(山口まゆ)は、母親に「もうお母さんと一緒に住めない。住みたくない。怪我させて、ごめんなさい。お母さんの幸せを邪魔してごめんなさい。今までありがとう御座いました」と別れを告げた。

そして、母親の病室を出た増田希美香(山口まゆ)は、藍沢日向(井上真央)に「私、お母さんのことを捨てちゃった。見ててくれてありがとう御座いました」と礼を言った。

藍沢日向(井上真央)が「増田さんは強いよ」と告げると、増田希美香(山口まゆ)は泣きながら立ち去った。

未だに母親に縛られている藍沢日向(井上真央)は、増田希美香(山口まゆ)の背中を見ながら「増田さんは強いよ、私よりもずっと」とつぶやいた。

一方、吉岡家では、吉岡圭吾(遠藤健慎)の妹・吉岡英美里(竹内愛紗)が、吉岡圭吾(遠藤健慎)の部屋前を通と、部屋から変な臭いがするので、母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)を呼びに行った。

驚いて駆けつけた母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)は、吉岡圭吾(遠藤健慎)の部屋のドアを開けようとしたが、ドアの前に何があるようでなかなかドアが開かない。

母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)は、なんとかドアを押し開けて、開いたドアの隙間から中を見ると、吉岡圭吾(遠藤健慎)が倒れているのが見えた。

さて、藍沢日向(井上真央)が学校に登校すると、職員室では吉岡圭吾(遠藤健慎)が自殺したと騒動になっていた。

そのころ、1年B組では、学級委員長・田所那美(井頭愛海)が匿名のアンケートに「吉岡君は、いじめられています」という告発文を書き、投書箱に入れていた。

一方、登校中の2年生のバスケット部員・長谷部大翔(金子大地)は吉岡圭吾(遠藤健慎)から「僕は先輩に虐められたので死にます」というメールを受け取っていた。

明日の約束-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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