明日の約束-田所那美(井頭愛海)がクラスメイトに激怒

手塚理美が出演するフジテレビの学園ドラマ「明日の約束」の第2話のあらすじとネタバレ後半です。

このページは「明日の約束-第2話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■明日の約束-第2話のあらすじとネタバレ後編

その日の夜、藍沢日向(井上真央)が帰宅すると、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)が来ており、母・藍沢尚子(手塚理美)と話をしていた。

恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は、同僚から椿が丘高校の生徒が死んだことを教えられ、藍沢日向(井上真央)を心配して様子を見に来たのだ。

しかし、藍沢日向(井上真央)が驚いて「なんで?」と尋ねると、母・藍沢尚子(手塚理美)は「何よ、その言い方は。本庄さんは貴女のことを心配してきてくれたのよ」と呆れた。

藍沢日向(井上真央)は、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)を自分の部屋に連れて行くと、「なんで勝手に来たの?」と尋ねた。

恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は「ごめん、日向の学校で生徒さんが亡くなったって聞いて、心配で仕方が無かったんだ」と告げると、藍沢日向(井上真央)は「だからって、連絡も無しに」と溜息をついた。

すると、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は「連絡しても、心配ないって言うでしょ?勝手なことして悪かったって思ってる」と答えて、「それにしても、凄いね、この部屋。文房具を集めるのが好きって聞いてはいたけど、こんなんいあるんだね」と話題を変えようとした。

しかし、藍沢日向(井上真央)が「ねえ、私…」と切り出すと、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は「お母さんに話してなかったんだね、僕のこと」と告げた。

そのとき、母・藍沢尚子(手塚理美)が「お茶が入ったわよ」と読んだので、藍沢日向(井上真央)は「後で話そう」と言い、リビングへと戻った。

その後、藍沢日向(井上真央)は母・藍沢尚子(手塚理美)との話を適当に切り上げ、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)を駅まで送ると言い、家を出た。

藍沢日向(井上真央)は歩きながら「ごめん、母親に和彦のことを黙ってて」と謝ると、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は「日向、東京で就職したのに、お父さんが亡くなって地元に戻るって聞いて、ビックリしたけど、それって、お母さんが心配だったからでしょ?ほら、お母さん、手が不自由そうだったし」と尋ねた。

藍沢日向(井上真央)が驚いて「何か聞いた?」と尋ねると、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は「ずいぶん前に事故でって」と答えた。

それを聞いて安心した藍沢日向(井上真央)が「そっか。言わなきゃって思ってたんだよ、本当に」と謝ると、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は「もういいよ。強引なことをしちゃって反省してるけど、お母さんにも会えたし、日向の部屋にも入れたし」と告げた。

そして、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)が「なんで文房具を集め始めたの?」と尋ねると、藍沢日向(井上真央)は「中学の時にお小遣いで万年筆を買った。凄く気に入ってたんだけど、無くしちゃって。たぶん、その反動かな」と答えた。

恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は「面白いね。3年も付き合ってるのに、まだまだ日向の知らない事が沢山ある」と告げると、藍沢日向(井上真央)は「自分の話をするのが、あんまり好きじゃないから」と答えた。

すると、恋人・本庄和彦(工藤阿須加)は「出来るだけ、何でも言って欲しいな。約束してよ。1人で抱え込まないって。僕は日向の見方だから」と言い、藍沢日向(井上真央)の手を握った。藍沢日向(井上真央)は「ありがとう」と答えた。

その後、藍沢日向(井上真央)が自宅に戻ると、母・藍沢尚子(手塚理美)が鳥に餌をやりながら、「酷いわよね、ピッピ(鳥の名前)。3年もお付き合いをしてて、ママに内緒だなんて」と鳥に話しかけた。

藍沢日向(井上真央)が「お風呂に入って休むね」と言って立ち去ろうとすると、母・藍沢尚子(手塚理美)は大きな声で「ああいやらしい。ママに隠れてコソコソ恋人を作って、そんなことをやってるから、偉そうにスクールカウンセラーなんて言いながら、生徒を自殺させちゃうのよね」と告げた。

藍沢日向(井上真央)は何も答えずに、2階へ上がろうとすると、母・藍沢尚子(手塚理美)が「日向、ママに何か言うことがあるでしょ」とヒステリーを起こして追いかけてきた。

藍沢日向(井上真央)は「ごめん、今日は本当に疲れてるから」と告げたが、母・藍沢尚子(手塚理美)は「今日の態度は何?母親の私に恥をかかせて。アンタはいつもそう」と言って怒った。

しかし、藍沢日向(井上真央)は「明日、聞くから」と言い、母・藍沢尚子(手塚理美)を振り払って階段を上り、自分の部屋へと入った。

私の母は人の心を傷つける天才だ。それに、私は和彦(工藤阿須加)に嘘を付いた。万年筆は、無くしたのではなく、母・藍沢尚子(手塚理美)が「アンタには不釣り合いだ」「生意気だ」と言って折ってしまったのだ。

翌日、学校で主任会議が行われた。

校長・轟木博雄(羽場裕一)は、理事会が吉岡圭吾(遠藤健慎)の件で記者会見を開くべきだと言ってきたことを報告する。

霧島直樹(及川光博)は、「吉岡の母親は、吉岡が死を選んだ原因は学校側にあると周囲にはなしているらしくて」と言い、記者会見を開くことに賛成した。

2年の学年主任・柏木康介(中林大樹)は、「今の段階で、どう説明するんです?学校内でイジメがあったわけではないんでしょ?」と尋ねると、霧島直樹(及川光博)は「生徒からとったアンケートの中に、吉岡と一部の生徒の間でトラブルがあったという意見がありまして」と報告した。

3年の学年主任・宮崎麻子(馬渕英里何)が「じゃー、イジメが原因で?」と驚くと、霧島直樹(及川光博)は「事実確認はできていませんし、事実だとしても、自殺に直結する内容だとは思えません。それに、家庭訪問を行った際に、家庭の方に問題があると藍沢先生(井上真央)は感じておられるので」と教えた。

一方、1年B組の教室では、学級委員長・田所那美(井頭愛海)が、いつも通りに楽しそうにしているクラスメイトに不満を募らせており、ついに不満を爆発させた。

学級委員長・田所那美(井頭愛海)は、吉岡圭吾(遠藤健慎)を仲間はずれにしていた犯人・渡辺純也(堀家一希)を突き飛ばし、「なんで、そんな普通で居られるの?吉岡君が死んだのに」と激怒する。

さらに、田所那美(井頭愛海)は教室にいたクラスメイト全員に向かって、「アンタたちのせいで自殺したのに、なんで落ち着いていられるの?吉岡君を無視して虐めてたでしょ?アンタたちが殺したようなものなのに、頭おかしいんじゃないの?人殺し、みんな最低だよ。なんで吉岡君が」と叫んだ。

すると、クラスメイトの上野由依(夏子)が歩み出て、「じゃー、アンタは悪くないの?私もそうだけどさ、吉岡がハブられてるのを知ってて、黙って見てただけでしょ?どうして1人だけ人を責める立場になれると思ってるの?ショックを受けてるのは自分だけと思ってるの?普通にするよ。こんなことが身近で起ると思わなかったし、今だって実感が無いんだから」と告げた。

イジメの犯人・吉岡圭吾(遠藤健慎)も「マジで俺らのせいなのか?アイツなんか調子に乗ってるなって思ってハブいて。でも、別に何かとったわけでは無いし、殴ったわけでも無いし。そんなんで死ぬなんて思わないだろ、普通。本当に俺らのせいなら…」と話した。

知らせを受けて駆けつけた霧島直樹(及川光博)は、生徒を落ち着かせて普段通りにさせようとしたが、藍沢日向(井上真央)は「無理に感情を抑える方がストレスを生むんです。だから田所さんも」と言った。

その後、藍沢日向(井上真央)は田所那美(井頭愛海)を相談室に連れて行き、話を聞いた。

すると、田所那美(井頭愛海)は「また逆戻りかも、中学の時みたいに、また虐められるかなって。みんなにあんなことを言っちゃったから」と言い、中学の時にクラス全員から無視されていたことを明かした。

田所那美(井頭愛海)は本気で死んだ方がマシだと思っていたとき、違うクラスの吉岡圭吾(遠藤健慎)に声を掛けられ、吉岡圭吾(遠藤健慎)の言葉で助けられたのだという。

田所那美(井頭愛海)は「でも、私は吉岡君を助けてあげられなかった。上野さん(夏子)が言ってた通りです。私、吉岡君が無視されてても、止める勇気なんか無かった。だから、クラスのことが原因だったら、私も…」と言って泣いた。

藍沢日向(井上真央)が「まだ決まったわけじゃ無いから」と告げると、田所那美(井頭愛海)は「先生、吉岡君は何で死んだんですか?そうして死ななきゃ行けなかったんですか?教えてください」と頼んだ。

すると、藍沢日向(井上真央)は「2つ約束する。貴女のことを中学の時に逆戻りはさせない。私が絶対に守るから。もう1つは吉岡君のことをちゃんと知ろうと思う。どうして吉岡君がこんなことになったのか、彼のためにも、残されたみんなのためにも、ちゃんと知りたいから」と告げた。

その後、校長・轟木博雄(羽場裕一)は、言葉を選びながら、記者会見を行い、クラスで小さなトラブルがあったことを報告すると、ジャーナリスト小嶋修平(青柳翔)が「その生徒達が犯人じゃないですか」と指摘した。

記者会見が終わると、藍沢日向(井上真央)は「なんだか嫌な言葉ですよね、犯人だなんて」と嫌悪すると、霧島直樹(及川光博)は「わざと煽ったんでしょ。都合の良い記事を仕立て上げるために。藍沢先生は推理小説は読まれますか?殺人事件が起きて、それを解決する。当たり前のことですが、どんなに見事な推理で犯人を暴いたとしても、人が死んだという事実は変わりません。つまり、スッキリするために犯人を捜す娯楽なんですよ、推理小説は。今回の件も同じでしょ。世間やマスコミは、これから犯人捜しをするつもりです。彼らにとっての容疑者は僕たちだ」と話した。

さて、白井香澄(佐久間由衣)は、「学校はイジメを認めず」という記者会見のネットの記事を見て「ふざけやがって」と怒りを露わにした。

一方、母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)は自宅のノートパソコンで、「学校はイジメを認めず」という記事を見ると、吉岡圭吾(遠藤健慎)の遺影に向かって「敵は討つからね、圭ちゃん」と告げた。

そして、母・吉岡真紀子(仲間由紀恵)はジャーナリスト小嶋修平(青柳翔)を自宅に招き、インタビューに応じたのだった。

他方、藍沢日向(井上真央)の元に、マネージャー増田希美香(山口まゆ)が来て、「圭吾君(遠藤健慎)が死んだのはバスケ部のせいかもしれない」と告げたのだった。

明日の約束-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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