明日の約束-顧問・辻哲哉(神尾佑)のバスケ部暴行事件

及川光博が出演するフジテレビのドラマ「明日の約束」の第3話のあらすじとネタバレです。

このページは「明日の約束-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■明日の約束-第3話のあらすじとネタバレ後編

翌日、霧島直樹(及川光博)と藍沢日向(井上真央)は、バスケット部員1人ずつ呼び出し、聞き取りを行った。

藍沢日向(井上真央)が「同じ中学の出身で仲が良かったって聞いてたけど、どうして距離を置くようになったのかな?」と尋ねると、1年生部員・沢井勝(渡邉剣)は「距離を置くようになったのは圭吾(遠藤健慎)の方からです」と答えた。

藍沢日向(井上真央)が「どういうこと?」と尋ねると、1年生部員・沢井勝(渡邉剣)は「さあ」と答えた。

次に、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)から話を聞くと、「部活内で浮くことはあると思います。実際に、そういう奴でしたし。それより、これだけ世間で騒がれて、ウチのバスケ部って、今度の大会は出られるんですか?」と尋ねた。

霧島直樹(及川光博)が「まだ断言はできないが、こういうケースだと、学校側は出場を辞退する可能性が高いと思う」と教えると、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)は「なら、スゲー迷惑ですね。自殺とかされて、責任をなすりつけられるの」と吐き捨てた。

さて、バスケ部からの聞き取りを終えると、霧島直樹(及川光博)は1年生部員・沢井勝(渡邉剣)とキャプテン・長谷部大翔(金子大地)が何か知っていると考え、「辻先生(神尾佑)を交えて、改めて話をした方がいいかもしれませんね。今日は理事会に呼び出されて、欠勤してるので」と話した。

藍沢日向(井上真央)が「それってネットで噂になっている体罰の件ですか?」と尋ねると、霧島直樹(及川光博)は「辻先生(神尾佑)の立場は厳しい状況です。以前に務めていた学校で体罰事件を起こしたのは事実のようですから」と教えた。

その後、藍沢日向(井上真央)は校門を出たところで、ジャーナリスト小嶋修平(青柳翔)に声を掛けられた。

藍沢日向(井上真央)が「私からお話しすることはなにもありません」と言って立ち去ろうとすると、ジャーナリスト小嶋修平(青柳翔)は「責任を感じないんですか?こういう悲劇を起こさせないためのスクールカウンセラーですよね?生徒1人を殺しておいて、知らんぷりは無いと思いますよ」と挑発した。

藍沢日向(井上真央)は「事実を伝えるためのマスコミじゃないんですか?事実確認もできてないのに、一方的に学校を悪者扱いするような方にお答えすることは無いと思います」と答えた。

小嶋修平(青柳翔)は「真面目な方なんですね。もうすぐハロウィンです。馬鹿騒ぎする連中もいますけど、先生はそういうことをしないタイプでしょ。楽しければ良いって人間も居るんですよ。世の中には、理由があれば騒ぎだす人も居る。憂さ晴らしも出来ますからね。それと同じなんです。事件を楽しむって。イジメで子供が自殺した。芸能人が不倫した。こういう報道を観て、全く無関係ない連中が当事者や関係者を叩くでしょ。これ、楽しいんですよ。自分は正しい意見の持ち主だ。悪い奴を叩きのめしてやるって快感がね。世間にとって今、貴女たちは生徒を殺した悪者だ。遠慮無く、容赦なく叩きつぶしていい社会悪なんです。だから、覚悟した方が良い」と告げた。

それを聞いた藍沢日向(井上真央)は何も言わずに立ち去った。

どの後、藍沢日向(井上真央)は、彼氏・本庄和彦(工藤阿須加)の自宅を訪れ、「ちょっと怖くなった。人の悪意みたいなの」と言い、本庄和彦(工藤阿須加)の胸にもたれ掛かった。

本庄和彦(工藤阿須加)が「今日、泊まってく?」と言い、鼻の下を伸ばして、藍沢日向(井上真央)を部屋にあげた。

しかし、藍沢日向(井上真央)はテーブルの上にあった和菓子の紙袋を観て顔色を変え、「ウチのお母さんと会ったんでしょ?いつ」と尋ねた。

本庄和彦(工藤阿須加)が「昨日、連絡を貰って喫茶店で」と答えると、藍沢日向(井上真央)は「なんで黙ってたの?」と尋ねた。

本庄和彦(工藤阿須加)が「お母さん、日向のことを心配してて、でも、出しゃばると嫌がられるからって。日向のことを支えて欲しいって頼まれてさ」と話すと、藍沢日向(井上真央)は「帰る。良いお母さんなんかじゃないの、あの人は」と言って帰った。

私の母は昔からいつもこうだった。私が自分の意思で手にした物、人間関係にもべたべたと手垢を付けて、自分の思い通りにしようとする。

藍沢日向(井上真央)は子供の頃、友達が遊びに来ても、母・藍沢尚子(手塚理美)が勝手に「今日は遊べないの」と言い、友達を追い返していた。そんな思い出がよみがえる。

翌日、北見雄二郎(白洲迅)と大宮奈緒(新川優愛)が、相談室でバスケ部の顧問・辻哲哉(神尾佑)について話していた。

顧問・辻哲哉(神尾佑)は、4年前、バスケットボールの強豪校に居た。そのとき、バスケ部に問題児が居た。その問題児はエースの特待生で、気に入らない部員をずっと虐めていた。

でも、学校はそのエースを処分するのを渋り、虐められていた生徒は障害が残るほどの怪我をした。

それで、怒った顧問・辻哲哉(神尾佑)がエースの特待生に暴力を振るい、ボコボコにしたのだという。

その後、顧問・辻哲哉(神尾佑)は2度と体罰はしないと心に決め、椿が丘高校に赴任してきたのだという。

大宮奈緒(新川優愛)は「4年前と今度の事件は無関係なのに、こんなのおかしいですよね」と憤慨するが、藍沢日向(井上真央)に「相談室を溜まり場にしないでください」と注意されて出て行く。

さて、バスケ部のキャプテン・長谷部大翔(金子大地)が体育館に入ろうとすると、すれ違った男子生徒が「人殺し」とつぶやいた。

それを聞いて怒ったキャプテン・長谷部大翔(金子大地)は、男子生徒の胸ぐらを掴んで詰め寄った。

一方、霧島直樹(及川光博)と藍沢日向(井上真央)は、吉岡真紀子(仲間由紀恵)から「現時点で学校が把握している事実を報告して欲しい」と連絡を受け、職員室へ向かっていた。

そのとき、体育館の方から「誰か先生を読んで」という叫び声がしたので、霧島直樹(及川光博)と藍沢日向(井上真央)は急いで駆けつけ、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)と男子生徒を引き離した。

すると、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)は「何で俺らが責められるんだよ。アイツが勝手に学校に来なくなって、勝手に自殺しただけだろうが。だいだい、俺はあいつに…」と不満を漏らした。

そこへ、顧問・辻哲哉(神尾佑)が駆けつける。

顧問・辻哲哉(神尾佑)は、校長に辞表を提出しており、「落ち着け、お前はキャプテンだ。他の部員に示しが付かないような事はするな。俺が居なくなっても、シッカリやれよ」と、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)に告げて立ち去った。

藍沢日向(井上真央)は顧問・辻哲哉(神尾佑)を追いかけ、「どうして辞めるんですか?4年前のことは関係ないじゃないですか。吉岡君(遠藤健慎)のこともバスケット部のせいと決まったわけじゃない。悔しくないんですか?赤の他人から好き放題言われて、やましいことがないのに、辞める事になるなんて。そんなの私は悔しいですよ。辻先生は間違ったことはしてないんです」と告げた。

顧問・辻哲哉(神尾佑)は「一度間違った人間は、何年たっても許されない。罰を受け続けなければならないし、信頼も取り戻せない。今は、そういう世の中なんですよ、きっと」と答えて立ち去った。

その後、轟木博雄(羽場裕一)・藍沢日向(井上真央)・霧島直樹(及川光博)は、吉岡家を訪れ、吉岡真紀子(仲間由紀恵)に謝罪する。

しかし、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「言葉での謝罪は要りません。お電話では、文章での報告と謝罪を要求したはずですけど」と言い、謝罪を拒否した。

霧島直樹(及川光博)が「申し訳ございません。事実関係を調査中です。文章で報告できる段階ではありません」と告げると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「結局、そうやって誤魔化されるんですね」と答えた。

轟木博雄(羽場裕一)が「学校としては今回の件は誠心誠意、対応する所存です」と告げると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「観ますか?圭吾(遠藤健慎)の部屋を」と尋ねた。

轟木博雄(羽場裕一)は「いえ、私は」と遠慮したが、藍沢日向(井上真央)と霧島直樹(及川光博)は吉岡圭吾(遠藤健慎)の部屋を見せてもらう事にした。

さて、吉岡圭吾(遠藤健慎)の部屋へ入ると、部屋はスプレーで真っ黒に塗られており、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「いかがです?圭吾(遠藤健慎)の絶望の色が現れてるでしょ?」と告げた。

藍沢日向(井上真央)が「圭吾君(遠藤健慎)は黒が好きだと言ってました。でも、元々この部屋は…」と話すと、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「あの夜、貴女が体育館で何か余計な事を言ったんじゃないですか?だから圭吾はこんなことを」と告げた。

藍沢日向(井上真央)が口をつぐむと、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「何も答えないのなら、それで構いません。学校でどんな辛い目に遭わされたのか、圭吾(遠藤健慎)本人から聞きます。今日はハロウィンですから。ご存じですか?ハロウィンの起源はクルド人の儀式なんです。1年に1度、死者の魂が帰ってくるという言い伝えが。圭吾(遠藤健慎)はきっと帰ってきてくれると思います。そしたら、もうどこにも行かせません。あの子、私が側に居ないとダメなコナンです」と話した。

その日の夜、藍沢日向(井上真央)は本庄和彦(工藤阿須加)に呼び出されて会いに行くと、本庄和彦(工藤阿須加)は「ごめん、昨日のことを謝りたくて」と謝罪した。

すると、藍沢日向(井上真央)も「私も話したいことがあるの。もう、お母さんには会わないで」と告げた。

本庄和彦(工藤阿須加)が「なんで?」と尋ねると、藍沢日向(井上真央)は」「あの人は最低の母親だから」と告げた。

一方、娘の為に帰りを急いでいた顧問・辻哲哉(神尾佑)は、カボチャのお面を被った人物にスタンガンで襲われ、鉄パイプでボコボコにされていたのだった。

明日の約束-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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