明日の約束-キャプテン・長谷部大翔(金子大地)の告白
手塚理美が出演するフジテレビの学校ドラマ「明日の約束」の第4話のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「明日の約束-第4話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■明日の約束-第4話のあらすじとネタバレ後半
その日の夜、藍沢日向(井上真央)が帰宅すると、母・藍沢尚子(手塚理美)が藍沢日向(井上真央)の部屋で机の上にある文具を触っていた。
藍沢日向(井上真央)は「勝手に触らないで。今日はまだ仕事があるから」と言い、退室を促すが、母・藍沢尚子(手塚理美)は「謝ろうと思って、本庄さん(工藤阿須加)のこと。今日、電話したら、日向に黙って会ってたことがバレちゃったって。どうりで、この間から無愛想だと思ったのよ」と話した。
藍沢日向(井上真央)は「それは、もういいから」と言うが、母・藍沢尚子(手塚理美)は「ひなちゃん(井上真央)のことが心配だったのよ。この前、ウチに来てくれたときも、何だかギクシャクしていたし、ひなちゃんが本庄さん(工藤阿須加)に嫌われたら大変だと思って」話した。
藍沢日向(井上真央)が「ごめん、もう1人にして」と言うと、母・藍沢尚子(手塚理美)は突然、「いい加減にしなさいよ。ママが謝ってるのに不機嫌な顔をして。アンタが隠し事をしてたのがいけないんでしょ。親をバカにして。誰のおかげで活きて来れたと思ってるの?謝りなさい」と言って怒り出した。
しかし、藍沢日向(井上真央)は黙ったままだったので、母・藍沢尚子(手塚理美)は「ほら、黙りを決め込んで。アンタのそういうとこ、死んだお父さんも、凄く嫌がってたわ」と告げた。
藍沢日向(井上真央)が「お父さんは関係無いでしょ。昔からだよね?おばあちゃんも言ってたとか、近所の人が言ってたとか。怒るなら自分の言葉で言ってよ、その腕のことだって」と告げると、母・藍沢尚子(手塚理美)は態度を一転させ、「何を言ってるの?馬鹿馬鹿しい。もう寝るから」と言い、部屋を出て行った。
母の右腕は、私(井上真央)が高校生の時にああなった。それも、私のせいで。なのに、あの人は、そのことで私を責めたことが無い。他のことでは私を責めるのに。責めてくれたら、たぶん、私はもっと楽になれるのに…。
翌日、藍沢日向(井上真央)は入院中の顧問・辻哲哉(神尾佑)の元を訪れ、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)と1年生部員・沢井勝(渡邉剣)と死んだ吉岡圭吾(遠藤健慎)の3人にシコリがあると言い、3人の関係について尋ねた。
すると、顧問・辻哲哉(神尾佑)は「分からないよ。正直に言うと、吉岡(遠藤健慎)の顔をも覚えていないってくらい薄情な男だから。俺は、バスケ部を強くするために呼ばれた。だから、吉岡(遠藤健慎)が練習に来ないことは全く気に留めていなかった。別に、どうでも良かったから。自殺なんてされなきゃ、例えトラブルがあっても、見て見ぬ振りをしていたと思う。俺のそういう姿勢が吉岡を追い詰めて死なせたんだ。だから、責任を取って辞めたんだ。あのとき、藍沢先生(井上真央)は4年前のことは無関係だと言ってくれたし、校長もまだ留意する気でいてくれるようだが、今も言ったとおり、俺は吉岡の死に関して黒なんだよ」と話した。
その日、吉岡真紀子(仲間由紀恵)が「鎌倉からイジメを根絶する会」の顧問弁護士・大道寺邦弘(森岡豊)を連れて学校にやって来たため、藍沢日向(井上真央)も話し合いに呼ばれる。
顧問弁護士・大道寺邦弘(森岡豊)は「『鎌倉からイジメを根絶する会』として正式な抗議にきました。生徒を死に追いやっておきながら、問題のある教師を退職もさせず、暴力行為に及ぶ生徒に適切な指導をしないというのは常軌を逸しています。聞けば、正式な謝罪すら拒否されているということですが」と告げた。
霧島直樹(及川光博)は「我々は吉岡さん(仲間由紀恵)に、校内で何が起きていたのか調査中だとお伝えしています。圭吾君(遠藤健慎)の死の原因が明確にならない以上、謝罪というのは…」と話すと、顧問弁護士・大道寺邦弘(森岡豊)は「そうやって、学校は直ぐに隠蔽しますよね。家庭に問題があったとか、責任転嫁したり」と批判した。
校長・轟木博雄(羽場裕一)は日を改めて話し合うことを提案したが、顧問弁護士・大道寺邦弘(森岡豊)はキャプテン・長谷部大翔(金子大地)と話したいと告げた。
北見雄二郎(白洲迅)が「今日は欠席しています。まだ何もハッキリしていないのに、報道のせいで日常生活に支障を来しているんです」と告げると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「ハッキリしていることは1つだけあります。長谷部君(金子大地)は非行少年です」と告げた。
藍沢日向(井上真央)が「どういうことですか?非行って」と尋ねると、吉岡真紀子(仲間由紀恵)は「長谷部君(金子大地)は煙草を吸ってたんです。ウチに来たとき、圭吾(遠藤健慎)の部屋で、あの子が止めるのも聞かず」と教えた。
その頃、学校を休んで、高架下のベンチに座っていたキャプテン・長谷部大翔(金子大地)は、スマホでバスケ部のラインを観ていた。
バスケ部のラインには、吉岡真紀子(仲間由紀恵)が弁護士を連れて学校に乗り込んできたことが書かれており、バスケ部員は「もう大会は無理だ」と嘆いていた。
それを見たキャプテン・長谷部大翔(金子大地)は、吉岡圭吾(遠藤健慎)が死んだ当日に
吉岡圭吾(遠藤健慎)から送られてきた「僕は、先輩のせいで死にます」というラインのメッセージを開いて苦悩した。
そのとき、警察官が歩いてくるのが見えたので、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)はポケットからカバンを取り出して、煙草を吸い出した。
警察官に「君は高校生だろ」と注意されると、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)は「捕まえてください。この間の通り魔、バスケ部の顧問を襲ったのは俺です。バスケ部の後輩を自殺させたのも」と告白した。
その後、椿が丘高校に、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)が任意同行で警察に連行されたという知らせが入り、藍沢日向(井上真央)・大宮奈緒(新川優愛)・北見雄二郎(白洲迅)の3人が警察へ話を聞きに行くことになった。
藍沢日向(井上真央)は相談室に戻って用意をしていると、バスケ部マネージャー増田希美香(山口まゆ)と1年生部員・沢井勝(渡邉剣)がやってきた。
キャプテン・長谷部大翔(金子大地)から「今から警察に行く」というラインが入っていたが、増田希美香(山口まゆ)は「嘘だよ。長谷部君は嘘を付いている。辻先生のことを襲うなんて、出来るわけないのに」と話した。
藍沢日向(井上真央)が「どういうこと?」と尋ねると、1年生部員・沢井勝(渡邉剣)は「煙草のこともバレたんですよね?全部話します。知ってる事を全部」と言い、全てを話した。
その後、藍沢日向(井上真央)・大宮奈緒(新川優愛)・北見雄二郎(白洲迅)は警察へ行き、刑事に「長谷部君(金子大地)と話をさせてください。冤罪の可能性があるんです」と頼んでいたが、刑事は「証拠を持ってきてください」と言い、拒否した。
そこへ、増田希美香(山口まゆ)と沢井勝(渡邉剣)が海浜公園でバスケをやっていた人たちを連れて現れ、刑事に「長谷部君は、辻先生を襲ってなんかいません。その時間、海浜公園のバスケットコートに居たんです。ちゃんと証拠もあります」と訴えた。
バスケをやっていた人が、スマートフォンでバスケをしていたときの様子を撮しており、バスケをしていたキャプテン・長谷部大翔(金子大地)も映っていた。
さて、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)が釈放されると、増田希美香(山口まゆ)はキャプテン・長谷部大翔(金子大地)にビンタを食らわし、「なんで嘘を付いたの?言ってたでしょ?キャプテンになってから、夜は毎日ランニングして、バスケットコートで練習してるって。辻先生に個人スキルを磨けって言われたからって」と怒った。
藍沢日向(井上真央)が「バスケットコートで練習している動画もあったから」と教えると、キャプテン・長谷部大翔(金子大地)は「受ける。動画でピンチになって、今度は動画で助けて貰って」と話した。
その後、藍沢日向(井上真央)はキャプテン・長谷部大翔(金子大地)は相談室へ連れて行き、話を聞いた。
キャプテン・長谷部大翔(金子大地)は「勝(渡邉剣)から話を聞いたんでしょ?なら、俺かは話すことは無い。どうせ、大会もダメだし、退学処分でもいいし」と告げると、藍沢日向(井上真央)は「私はこれでもスクールカウンセラーだから。他の人から聞いた話じゃ無くて、長谷部君本人から直接話が聞きたいの。貴方が何に悩んでいるのか、抱えて居ること、少しでも分けてもらえたら」と話した。
キャプテン・長谷部大翔(金子大地)が「圭吾(遠藤健慎)は何も話さなかったんでしょ?」と尋ねると、藍沢日向(井上真央)は「話してくれたこともあるよ。黒が好きだって。難しいよね、心って。モヤモヤしてずっと苦しいのが続いて、そうなると、全部自分が悪い。それでいいから、もう終わりにしてくれって。そう思っちゃうこともあるのかなって。白黒ハッキリさせるために、自分が黒になる。悪者になる嘘を付いて」と話した。
キャプテン・長谷部大翔(金子大地)が「悪者です、俺」と答えると、藍沢日向(井上真央)は「悪い事はしたかもしれないけど、悪者なのかな?ほら、結構前の漫画だけど、バスケを辞めた不良が、それでもバスケが大好きで、もう一回チャレンジして大活躍するって話も有ったし。諦めなければ、きっと道は開けるんじゃないかな」と話した。
キャプテン・長谷部大翔(金子大地)は「俺も大好きです。その漫画。…煙草吸ってたんです、俺。バスケ頑張ってて、キャプテンなのに調子に乗って、勝(渡邉剣)と圭吾(遠藤健慎)の前だけだけど。夏休みに練習終わりに圭吾の部屋に行ったときも、でも次の日、アイツは練習前に、脅されたんです、圭吾に」と打ち明けた。
キャプテン・長谷部大翔(金子大地)は、吉岡圭吾(遠藤健慎)の部屋で煙草を吸った日の翌日、吉岡圭吾(遠藤健慎)から「煙草を吸ってることをバラされたくなければ、俺をベンチに入れてください。出来るでしょ?キャプテンなんだから」と脅迫されていたのだった。
「明日の約束-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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