本田翼がプライム・オブ・パッションを警告

酒井美紀が出演する日本テレビのドラマ「奥様は、取り扱い注意」の第7話のあらすじとネタバレ後半です。

このページは「奥様は、取り扱い注意-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■奥様は、取り扱い注意-第6話のあらすじとネタバレ後半

その後、伊佐山菜美(綾瀬はるか)が吉岡家を訪れて、吉岡冴月(酒井美紀)から話を聞いた。

吉岡冴月(酒井美紀)が「貴女も私が夫を殺したと思ってるんでしょ?誓っても言い、私は殺していない。不仲でも無いし、愛人も居ない」と話した。

伊佐山菜美(綾瀬はるか)が「旦那さんのことを愛してました?」と尋ねると、吉岡冴月(酒井美紀)は「愛してたわ。私の事を大切にしてくれた。どんな理由があろうと、私に殺せるわけ無い」と答えた。

伊佐山菜美(綾瀬はるか)が「犯人は誰だと思いますか?」と尋ねると、吉岡冴月(酒井美紀)は「強盗じゃないと思ってるの?」と尋ねた。

伊佐山菜美(綾瀬はるか)が「盗みが目的だったら、どうして犯人はわざわざ人が居る時を見計らって盗みに入ったのでしょう?合い鍵の在る場所を知ってたなら、人が居ないときに盗みに入るはず」と指摘すると、吉岡冴月(酒井美紀)は「犯人の考えることなんて、私には分からない」と答えた。

伊佐山菜美(綾瀬はるか)が「旦那さんを殺した動機は何でしょうね?思い当たることはないですか?」と尋ねと、吉岡冴月(酒井美紀)は首を横に振り、「もう疲れたわ。これくらいで良いかしら」と言い、話を打ち切った。

吉岡冴月(酒井美紀)が「偶然とはいえ、貴女に迷惑をかけたわ。ごめんなさい」と謝ると、伊佐山菜美(綾瀬はるか)は「偶然だといいんですけど」と答えた。

吉岡冴月(酒井美紀)が「どういう意味?」と尋ねると、伊佐山菜美(綾瀬はるか)は「深い意味は無いです」と言い、藤村靖子(芦名星)と加藤千尋(原田佳奈)の連絡先を教えて欲しいと頼んだ。

その後、伊佐山菜美(綾瀬はるか)は、藤村靖子(芦名星)と加藤千尋(原田佳奈)を喫茶店に呼び出して、「殺された旦那さんのことをどれくらい知ってましたか」と尋ねると、藤村靖子(芦名星)は「ほとんど知らないの。挨拶くらいはしたけど」と答えた。

さて、佐藤京子(本田翼)は興味津々に事件のことを話すが、食事中の夫・佐藤渉(中尾明慶)は「仕事から疲れて帰ってきて、人殺しの話なんて聞きたくないよ」と呆れた。

そのとき、夫・佐藤渉(中尾明慶)のスマートフォンに電話が着信するが、佐藤渉(中尾明慶)は電話に出なかった。

佐藤京子(本田翼)が「出なくていいの?」と尋ねると、夫・佐藤渉(中尾明慶)は「後輩からだから仕事の話だ。食べ終わったらかかけ直す」と答えた。

すると、佐藤京子(本田翼)は「ふーん。嫉妬とかの激しい感情から怒る犯罪を英語でなんていうか知ってる?プライム・オブ・パッションって言うんだって。気をつけてね、プライム・オブ・パッション」と告げた。

一方、大原啓輔(石黒賢)がテーブルで雑誌を読んでいると、テーブルに置いてあった大原優里(広末涼子)のスマートフォンにラインが入った。

気になった大原啓輔(石黒賢)は、台所の大原優里(広末涼子)に気付かれないように、着信したメッセージを見ようとしたが、スマートフォンにロックがかかっていた。

大原啓輔(石黒賢)はロックを解除しようとしたが、大原優里(広末涼子)が戻ってきたため、諦めてスマートフォンをテーブルに戻した。

すると、大原優里(広末涼子)はラインの着信に気付いてスマートフォンを持ち去り、台所でメッセージを確認する。

すると、メッセージの送り主は、以前に合コンに誘ってくれた主婦友達・佳子で、今回の事件で合コンは延期になったという知らせだった。

翌日、町で起きたちょっとした夫婦喧嘩でも、マスコミは殺人事件の影響だとして大々的に報道しており、住人はマスコミに迷惑していた。

マスコミによって町が荒らされることに怒った伊佐山菜美(綾瀬はるか)は、ついに動くことにした。

伊佐山菜美(綾瀬はるか)には、既に犯人が分かっていた。犯人は、吉岡冴月(酒井美紀)・藤村靖子(芦名星)・加藤千尋(原田佳奈)の3人だった。

あの日、伊佐山菜美(綾瀬はるか)が吉岡家を訪れる前に、藤村靖子(芦名星)と加藤千尋(原田佳奈)が吉岡達郎を殺害して急いで家を出た。

そこへ、伊佐山菜美(綾瀬はるか)がやって来た。伊佐山菜美(綾瀬はるか)は、藤村靖子(芦名星)と加藤千尋(原田佳奈)のアリバイ作りに利用されたのだ。

藤村靖子(芦名星)と加藤千尋(原田佳奈)を手引きした黒幕は、吉岡冴月(酒井美紀)なのだが、伊佐山菜美(綾瀬はるか)にも動機が分からなかった。

しかし、伊佐山菜美(綾瀬はるか)は「理由が何であろうと、人を殺めたことには違いが無い。キチンと罪を認め、償うべきだ。そして、この町を巻込んだことを反省するべきだ」と言い、作戦を開始する。

伊佐山菜美(綾瀬はるか)は加藤千尋(原田佳奈)の自宅に進入し、あの日、加藤千尋(原田佳奈)が持っていたフラワーバックを盗み出す。

そして、吉岡冴月(酒井美紀)・藤村靖子(芦名星)・加藤千尋(原田佳奈)の3人を呼び出すと、フラワーバックを差し出し、「このフラワーバッグにはDNAと血痕が残っている」と告げた。

加藤千尋(原田佳奈)が「一応、洗ったんだけど」と告げると、伊佐山菜美(綾瀬はるか)は「DNAや血痕は簡単には落ちない。それとも、落ちた方に賭けてみる?」と告げた。

すると、加藤千尋(原田佳奈)は「捨てておけば良かった。これ、お気に入りだったから」と後悔した。

藤村靖子(芦名星)が「脅迫してお金でも要求する気?」と尋ねると、伊佐山菜美(綾瀬はるか)は「自首して。その方が罪も軽くなるし、町の人たちもきっと同情してくれる。殺したのには、きっと深い事情があったんでしょ?貴方たちからは、覚悟を感じた。その覚悟を美しく閉じたければ、自首するべきよ」と告げた。

そして、伊佐山菜美(綾瀬はるか)は「結論を出す前に、動機を教えてくれる?アリバイ作りに利用されたんだから、私には聞く権利があると思うけど」と告げた。

すると、藤村靖子(芦名星)が「私たち、半年前にフラワーアレンジメント教室で知り合ったの。話してみると、同い年で、同じ短大を出ていたことが分かったの。一気に距離が縮まって仲良くなった。ある日、吉岡さんの自宅に食事に招かれて、アイツに再開したの。アイツに最後に会ったのは15年も前のことだけど、一日だって、アイツを忘れたことは無かった」と言い、15年前のことを話した。

藤村靖子(芦名星)は15年前に吉岡達郎に誘われてレストランや、お洒落場バーに連れて行かれ、いつの間にか意識を失い、気付いたらホテルに連れ込まれており、手籠めにされたのだという。

藤村靖子(芦名星)は恥ずかしくて訴える事ができず、それからの15年間は悪夢を忘れようと思って必死に活きてきたが、吉岡達郎と再開してしまったのだ。

加藤千尋(原田佳奈)もまた、吉岡達郎に手籠めにされており、食事会の時に震えていた。

藤村靖子(芦名星)は震えていた加藤千尋(原田佳奈)に気付き、加藤千尋(原田佳奈)と藤村靖子(芦名星)は秘密を打ち明け合うと、吉岡達郎を殺害するために執念を燃やした。

吉岡冴月(酒井美紀)は、食事会の日から、加藤千尋(原田佳奈)と藤村靖子(芦名星)が自分を避けるようになったので、2人を問い詰めて、夫・吉岡達郎の悪行を教えられた。

吉岡冴月(酒井美紀)は、2人の話が信じられず、2人に怒りを感じていたが、自分と夫しか知らないはずのことを、2人が知っていた。

吉岡冴月(酒井美紀)はそれを聞いて、自分の夫が異常で残酷な犯罪者だと知り、加藤千尋(原田佳奈)と藤村靖子(芦名星)の計画に参加する事にした。

しかし、吉岡冴月(酒井美紀)は一度は愛した人に手を下すことができず、加藤千尋(原田佳奈)と藤村靖子(芦名星)が実行犯となったったのだ。

事件の真相を聞いた伊佐山菜美(綾瀬はるか)は「自首するかどうかは、貴女たちに任せる。私は告発をしない。ただし、自首をしないなら、この町から出て行って。罪を犯した人間が側に居るのは、絶えられないから。フラワーバックは私が預かっておく。貴女たちが決断を下した後に、キチンと処分する」と告げた。

すると、吉岡冴月(酒井美紀)は「私が夫と初めて抱いたときに、こう言ったの。一生、忘れられない経験にしてあげるって。それは私と夫だけの言葉だったはずなのに」と言って泣いた。

その後、吉岡冴月(酒井美紀)ら3人は自首をせず、町から出て行くことを選び、事件は解決しないまま、女達の悲しい過去とともに、時の重さに埋もれていくのであった。

奥様は、取り扱い注意-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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