FINAL CUT(ファイナルカット)-第3話のあらすじとネタバレ
裕木奈江が出演するフジテレビの復讐ドラマ「FINAL CUT(ファイナルカット)」の第3話のあらすじとネタバレです。
第1話のあらすじは「FINAL CUT(ファイナル・カット)のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
第2話のあらすじは「ファイナルカット-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■ファイナルカット-第3話のあらすじとネタバレ
中村慶介(亀梨和也)は、新宿中央署の副署長・高田清一郎(佐々木蔵之介)に、早川恭子(裕木奈江)の息子だと気づかれていた。
中村慶介(亀梨和也)は「中村は父親の姓です。いつか打ち明けようと思っていました。あの事件で警察の方だけが親身になってくれて、ですから、警察官に。12年前に怪しい男(小河原翔太)が目撃されています。その男が真犯人では」と打ち明けた。
すると、副署長・高田清一郎(佐々木蔵之介)は小河原雪子(栗山千明)と小河原若葉(橋本環奈)の目撃証言もあり、殺人現場で見つかった早川恭子(裕木奈江)のハンカチから女児のDNAが検出されたことを告げた。
中村慶介(亀梨和也)は「母は、あの夜、ハンカチを貸した」と反論すると、副署長・高田清一郎(佐々木蔵之介)は当時、刑事課に居り、女児殺害事件で、被害者側の家族を担当していたと言い、「遺族がどれだけ苦しい思いをしたのか、よく知っている。辛い思いをしたのは君だけじゃない」と話して立ち去った。
そのようななか、中村慶介(亀梨和也)が運営しているメディア被害相談サイト「MP.info.net」の掲示板に、書き込みが行われる。書き込んだのは、ワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」の若手ディレクター小池悠人(林遣都)だった。
小池悠人(林遣都)は、いつものようにネットで拾った小ネタを取材して「ミスター暇ネタ」と呼ばれ、百々瀬塁(藤木直人)にネタを採用されずに落ちぶれていた。
しかし、小池悠人(林遣都)は、元々は報道志望だったので、報道部から借りた資料に容疑者の個人情報をネット掲示板に晒して、野放しになっている犯罪者を「私刑」にしており、ネット上で「神」と呼ばれて天狗になっていた。
小池悠人(林遣都)は、12年前、カメラをこっそりと持って、死んだ早川恭子(裕木奈江)の葬儀に出席し、棺桶の中の早川恭子(裕木奈江)を無断で撮影しようとして、中村慶介(亀梨和也)に止められていた。
そこで、中村慶介(亀梨和也)は次の標的を小池悠人(林遣都)に決めた。
ある日、真崎久美子(水野美紀)が、名門・椿ヶ丘中学校の裏口入学斡旋疑惑を入手し、取材を開始する。
小池悠人(林遣都)は、ネットで椿ヶ丘中学校について調べていると、SNSで「暴言女教師に制裁を」という投稿を発見する。投稿していたのは椿ヶ丘中学校の吹奏楽部員で、投稿には女教師の暴言を録音が公開されていた。
思わぬネタを手に入れた小池悠人(林遣都)は、カメラマン皆川義和(やついいちろう)に録音を聞かせ、「明日、付き合ってもらえますか」と頼むと、カメラマン皆川義和(やついいちろう)は乗り気だった。
一方、中村慶介(亀梨和也)は、偽名を使い、小河原雪子(栗山千明)と小河原若葉(橋本環奈)の姉妹と別々に交際しており、小河原若葉(橋本環奈)から「お兄ちゃん(小河原翔太)は、アメリカのロースクールに通っている」という情報を得た。
さて、生徒に暴言を吐いた名門・椿ヶ丘中学校の女教師は、吹奏楽部の顧問・沢渡美登里で、小池悠人(林遣都)は沢渡美登里を取材し、「ザ・プレミアワイド」の会議で企画を提案した。
すると、百々瀬塁(藤木直人)は「ブラック部活か。前に息子が剣道部でしごかれて肋骨を折って帰ってきた。なのに、学校がは知らぬ存ぜぬで、親は何も出来ない。小池君良いの撮ってきたね」と言い、小池悠人(林遣都)の企画を採用した。
そして、「ザ・プレミアワイド」が沢渡美登里のブラック部活問題を報じると、大きな反響があり、他のメディアも続々と椿ヶ丘中学校に詰めかけ、沢渡美登里のブラック部活を報じた。
さらに、小池悠人(林遣都)は沢渡美登里の金銭授受疑惑を掴んでおり、「ザ・プレミアワイド」のスタッフはブラック部活の第2弾に向けて盛り上がっていた。
そのようななか、中村慶介(亀梨和也)はメディア被害相談サイト「MP.info.net」を運営していると言い、沢渡美登里に話を聞きに行くと、沢渡美登里は「暴言を吐いたのは事実です。我が校は合唱の強豪校で、部員は50人ほどおり、どうしても出られない人が居る」と言って経緯を明かした。
合唱部でレギュラーになれなかった部員3人がレギュラーに入った子への嫌がらせをしており、嫌がらせに気づいた顧問の沢渡美登里は、嫌がらせの現場を押さえて、部員3人を注意した。
しかし、部員3人は悪びれること無く、沢渡美登里を教育委員会に嘘の被害を訴えると脅したのだ。
このため、顧問の沢渡美登里は激怒し、部員3人に対して暴言を吐いた。部員3人はその暴言を録音しており、録音をSNSで公開していたのだ。
しかし、その後、嫌がらせしていた部員3人のうちの1人・桐子が、顧問・沢渡美登里に全ては部員3人が仕組んだ罠だったと教えてくれたのだ。
部員3人は、わざと顧問・沢渡美登里を怒らせて暴言を吐かせ、それを録音していたのだ。他にも、部員3人は、金銭授受の噂も流したのだという。
中村慶介(亀梨和也)は「すぐに公表した方が良い」と言ったが、顧問・沢渡美登里「これ以上、事を荒立てるつもりはありません。いいんです。このままで、生徒たちを守るためにも。守るなら、私ではなく、生徒たちを」と答えた。
一方、嫌がらせをしていた桐子は、良心の呵責に苦しみ、小池悠人(林遣都)の元を訪れ、顧問・沢渡美登里が暴言を吐いたのは、全て自分たちの計画で、金銭授受の噂を流したのも自分たちだとネタバレし、「これ以上、先生を悪者にしないで」と頼んだ。
小池悠人(林遣都)は全てガセネタだったことを知ってしまうが、この日は顧問・沢渡美登里のブラック部活報道の第2弾を予定しており、プロデューサー井出正弥(杉本哲太)も「第3弾、第4弾もいけるぞ」とご機嫌だったので、言い出せずに困っていた。
百々瀬塁(藤木直人)は、報道が始まっても小池悠人(林遣都)の様子がおかしかったので、「ちゃんと裏がとれてるのか」と尋ねると、小池悠人(林遣都)は動揺した末、「大丈夫です」と答えた。
しかし、百々瀬塁(藤木直人)はとっさの判断で、小池悠人(林遣都)の企画を飛ばし、中継を読んで番組の進行変更したので、番組が終わると、小池悠人(林遣都)は生徒のガセネタだったことを明かし、百々瀬塁(藤木直人)に謝罪した。
その日の夜、小池悠人(林遣都)は、ガセネタを流した部員3人の個人情報をインターネット掲示板に公開しようとすると、なぜがパソコンの画面が消え、「お前が何をしたのか知っている。ここで待っている」というメッセージと地図が現れた。
小池悠人(林遣都)が指定された場所へ行くと、中村慶介(亀梨和也)が待っており、中村慶介(亀梨和也)に小池悠人(林遣都)を隠し撮りした動画を見せた。
そこには、小池悠人(林遣都)が会社の金でキャバクラへ行って豪遊しているシーンや、インターネット掲示板に裁かれていない犯罪者の個人情報を晒している様子が撮されていた。
中村慶介(亀梨和也)が「神降臨。こうやって先生も葬り去った」と告げると、小池悠人(林遣都)は「お前、誰だよ。なんでこんなまね」と驚いた。
中村慶介(亀梨和也)が「いつから、そんなふうになった。あんただけは違うと思ってた。みんなが母親を犯罪者扱いするなか、あんただけは手を合わせてくれた」と告げると、小池悠人(林遣都)は、中村慶介(亀梨和也)が12年前の女児殺害事件の容疑者となって自殺した早川恭子(裕木奈江)の息子だと悟った。
中村慶介(亀梨和也)が「なんで、母を事件当初から犯人扱いした」と尋ねると、小池悠人(林遣都)は「分からない。そうなっていた」と答えた。
中村慶介(亀梨和也)が「インタビューでも答えたはずだ。不審な男が居たと」と追求すると、小池悠人(林遣都)は「調べた。周辺に怪しい男が居ないか取材を・・・」と言い、ノートパソコンを操作して、取材の資料を見せた。
中村慶介(亀梨和也)が取材の資料を見ると、真犯人の可能性がある人物のリストに小河原翔太の名前もあった。
中村慶介(亀梨和也)が「ここまで調べて、なんで番組では何も」と怒ると、小池悠人(林遣都)は「上には出したが、却下されて。上の方針だとかで」と教えた。
すると、中村慶介(亀梨和也)は、動画を公開されたくなければ、協力しろと脅し、「調べろ。なんで母を犯人扱いしたか。なんでインタビューを報じるのを止めたか」と命じた。
そのころ、小河原家では、父・小河原達夫(升毅)と母・小河原夏美(長野里美)が、小河原雪子(栗山千明)と小河原若葉(橋本環奈)に深刻な話をしていた。
父親の話でショックを受けた小河原雪子(栗山千明)は、中村慶介(亀梨和也)に会いに行くと、中村慶介(亀梨和也)は「洗濯機が壊れている」と言い、コインランドリーに連れて行った。
そこで、小河原雪子(栗山千明)は「兄が死んだの。正確には死んだことにしようって。兄は行方が分からなくて。ある日突然、消えた。父が渡米して手を尽くして探したんだけど、7年経って失踪宣告、手続き始めるって」と打ち明けた。
そして、小河原雪子(栗山千明)が「吉澤さん(亀梨和也の偽名)は?ときどき、辛そうな顔をするから、きっと何かあるんだろうなって」と尋ねると、中村慶介(亀梨和也)は小河原雪子(栗山千明)にキスをして誤魔化したのだった。
「FINAL CUT(ファイナルカット)-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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