ブラックペアンのスナイプAZ1988のネタバレ

嵐の二宮和也が主演するドラマ「ブラックペアン」の原作小説「ブラックペアン1988」に登場する「スナイプAZ1988」のネタバレです。

■スナイプAZ1988のネタバレ

「スナイプAZ1988」は、狙撃銃のような形をした食道自動吻合器で、元々は直腸癌の超低位前方切除術のために開発された物を、帝華大学の第1外科の教授・高階権太が食道の切除用に改良した手術道具である。

「スナイプAZ1988」を使えば、100%の確率でリーク(吻合不全)が起こらず、外科手術の最高峰である食道癌手術を、誰でも簡単に行うことが出来るのだという画期的な手術機械だった。

なお、食道自動吻合器は実在しているが、原作「ブラックペアン1988」に登場する「スナイプAZ1988」という名称は著者・海堂尊の造語であり、実在はしない。狙撃銃のような形をしていることから、「スナイプ」は「狙撃」という意味だと思われる。

さて、「スナイプAZ1988」を引っさげて東城大学医学部付属病院に来た高階権太は、これがあれば誰でも簡単に食道癌の手術が出来ると豪語するが、中堅医師・関川が「スナイプAZ1988」を使った手術に失敗し、患者を死なせかけてしまう。

高階権太は従来の手術手技で、その危機を救い、手術の技術が大切なことを再認識するとともに、「スナイプAZ1988」の教育方法の改善に務めた。

高階権太を東城大学医学部付属病院に招聘した手術主義の教授・佐伯清剛は、「スナイプAZ1988」のことを「オモチャ」と呼んでいるが、決して馬鹿にしてるわけでは無く、その性能を認めて教授選の切り札にしようとしていた。

なお、原作「ブラックペアン1988」のあらすじとネタバレは「ブラックペアン1988-原作のあらすじのネタバレ」をご覧ください。

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