ドラマ「シグナル」の原作とあらすじとネタバレ
坂口健太郎が主演するフジテレビのドラマ「シグナル」の原作とあらすじとネタバレです。
■シグナル-原作と主題歌
主題歌 | BTSの「Don't Leave Me」 |
原作 | 韓国ドラマ「シグナル」 |
放送局枠 | フジテレビの火曜9時枠 |
放送開始日 | 2018年4月11日 |
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■シグナル-あらすじとネタバレ
15年前(1995年4月10日)の雨の日、小学校で女児・田代彩香(10歳)が誘拐される事件が起きた。
同じ小学校に通っていた三枝健人(坂口健太郎)は偶然、女性が女児を連れ去れるところを目撃していたが、警察は現場の指紋から男性の橋本啓介を容疑者として捜査を進めていた。
三枝健人(坂口健太郎)は捜査している刑事に犯人は女性だと教えようとしたが、三枝健人(坂口健太郎)は小学生だったので、刑事は誰も話を聞いてくれなかった。
結局、母親が身代金を払ったが、誘拐された女児・田代彩香は死体で見つかり、犯人も逮捕されず、事件は未解決事件となり、時効を迎えようとしていた。
さて、三枝健人(坂口健太郎)は独自にプロファイリングを学び、ある思いを胸に城西警察署の警察官になっていた。
ある日の夜、三枝健人(坂口健太郎)は仕事を終えて帰ろうとしていると、警察の廃品を積んだトラックの荷台から「三枝警部補、三枝警部補」と呼ぶ声を聞いた。
三枝健人(坂口健太郎)が驚いて近づくと、廃品の中からトランシーバーを発見した。声はトランシーバーから聞こえていたのだ。
トランシーバーから聞こえくる声の主は、大山剛志(北村一輝)と名乗り、三枝警部補(坂口健太郎)の指示で谷原記念病院に来て、裏の通風口で首つり遺体を発見したのだという。
大山剛志(北村一輝)によると、その遺体は親指が欠損しており、5年前の田代彩香誘拐事件の容疑者の可能性がある。
大山剛志(北村一輝)が「田代彩香誘拐事件には真犯人が居るということですか?」と尋ねると、三枝健人(坂口健太郎)は「俺は警部補じゃねーし」と思いながら、トランシーバーに出て、「貴方は誰ですか?谷原記念病院ってどこですか?」と尋ねた。
大山剛志(北村一輝)が「何を言ってるんですか?警部補の情報ですよ。警部補は、どうして俺にここに来るなと言ったんですか?ここで何か起こるんですか?」と尋ねた。
三枝健人(坂口健太郎)は意味が理解できなかったので、「何を言ってるんですか?」と尋ねるが、大山剛志(北村一輝)は何者かに襲われ、トランシーバーは切れてしまった。
大山剛志(北村一輝)の話が気になった三枝健人(坂口健太郎)は、そのままトランシーバーを持ち去り、大山剛志(北村一輝)が言っていたことを確かめるため、閉鎖されている谷原記念病院を訪れ、裏の通風口を探し、通風口で首を吊った遺体を発見するのだった。
翌日、警察の現場検証が始まる。城砦警察署の刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)は三枝健人(坂口健太郎)に「どうしてこの場所を」と追求するが、三枝健人(坂口健太郎)は答えに困る。
さて、見つかった遺体はDNA検査の結果、田代彩香誘拐事件の容疑者・橋本啓介の遺体と判明し、刑事・岩田一夫(甲本雅裕)は、刑事部長・中本慎之助(渡部篤郎)に報告する。
容疑者・橋本啓介が自殺か他殺かは不明だったが、鑑識の結果、親指は鋭利な刃物で切り取られており、刑事・大山剛志(北村一輝)が主張していたように、何者かが橋本啓介の遺体から、親指を切り取り、証拠を偽装した可能性が出てきた。
しかし、刑事部長・中本慎之助(渡部篤郎)は、田代彩香誘拐事件はあと30時間で時効成立を迎えるため、「時効成立が近かったな。自殺だ。それが妥当な結論だろう。不満か?大山(北村一輝)のことを掘り返したくないだろ」と告げた。
すると、刑事・岩田一夫(甲本雅裕)は「分かりました。被疑者は自殺で進めます」と答えて立ち去った。
橋本啓介が自殺で処理されることを知った刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)は、刑事・岩田一夫(甲本雅裕)に反発したが、刑事・岩田一夫(甲本雅裕)は「どうせ30時間で時効を迎え捜査できなくなる」と言い、取り合わなかった。
そして、刑事部長・中本慎之助(渡部篤郎)は、記者会見を行い、田代彩香誘拐事件の容疑者・橋本啓介が自殺していたと発表し、時効成立前に田代彩香誘拐事件が解決したことだけが救いだと話した。
しかし、その対応に納得できない三枝健人(坂口健太郎)は、記者会見が終わっても残っていたマスコミに対して、「橋本は自殺じゃない。他殺です。田代彩香誘拐事件の犯人は別にいます。犯人は女、谷原記念病院に勤務していた看護婦です。現在の年齢は30代後半、身長は165cmで痩せ型、メスの扱いにも慣れていたはずです。その女が橋本を自殺にみせかけて殺したんです」と話した。
マスコミが食いついて質問すると、三枝健人(坂口健太郎)は「僕は遺体の第1発見者です。根拠はあります。証拠もあります。犯人はこれを見ていたら直ぐに自首した方がいい」と話したが、刑事・山田勉(木村祐一)らに連れ出されてしまった。
刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)が「どういうこと?」と詰め寄ると、三枝健人(坂口健太郎)は「犯人を逮捕するためには、これしかない。時効まで29時間しかないんです」と答えた。
さて、三枝健人(坂口健太郎)の証言はテレビのニュースで放送され、岩田一夫(甲本雅裕)は三枝健人(坂口健太郎)に激怒するが、三枝健人(坂口健太郎)は数々のプロファイルから、犯人が谷原記念病院に勤務していた看護婦であることを説明した。
岩田一夫(甲本雅裕)は「筋は通るが、しょせんは憶測だ」と一蹴したが、刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)は「説得力張ります。親指の切断面は医療関係者によるものです」と反論した。
刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)は谷原記念病院の従業員リストを取り寄せており、当時在籍していた女医は2人居たが、三枝健人(坂口健太郎)のプロファイリングの条件に当てはまらないため、看護婦ではないかと言った。
岩田一夫(甲本雅裕)は「条件に当てはまる看護婦は何十人も居るだろ。今から1ずつ探し出して取り調べるのか」と呆れると、三枝健人(坂口健太郎)は「その必要はありません。当時、谷原記念病院で働いていた人もあのニュースを見たはず。その中には、犯人と顔見知りの人が居るはず。必ず誰かが連絡してくるはずです。それと、もう1つ。俺は証拠が見つかったと嘘を付きました。犯人がそのニュースを見たら、必ず動き出すはずなんです。急に身辺整理をするとか」と話した。
そのとき、警察の電話が鳴った。事件当時、谷原記念病院で働いていた人がニュースを見て電話をかけてきたのだ。
警察は手分けをして、情報提供者から話を聞いたが、三枝健人(坂口健太郎)のプロファイリングに当てはまらなかったり、単なる勘違いだったりして、有力な手がかりは得られなかった。
そして、時効まで8時間を迎えたとき、看護婦・吉本圭子(長谷川京子)から通報があった。事件当時に谷原記念病院で働いていた同僚の前川穂波がニュースを見た後に、急に休みを取り欠勤しているのだという。
刑事が前川穂波のロッカーを確認すると、ロッカーに赤いハイヒールがあり、カレンダーには時効成立の日に印がしてあった。
三枝健人(坂口健太郎)は、このロッカールームを見て、犯人は前川穂波だと確認し、警察は全力で前川穂波の行方を捜すと、前川穂波は北海道の函館に居ることが判明した。
三枝健人(坂口健太郎)は急いで北海道へ飛び、北海道で前川穂波に任意同行を求め、桜井美咲(吉瀬美智子)が前川穂波の取り調べを行った。
しかし、前川穂波は田代彩香誘拐事件の容疑を完全に否定し、北海道に来たのも以前から予定していたことで、同僚にも話していた供述した。
すると、マジックミラー越しに取り調べを見ていた三枝健人(坂口健太郎)は、前川穂波の足下を見て、前川穂波が犯人ではないと言い出した。
そして、三枝健人(坂口健太郎)は取り調べに室に乗り込み、前川穂波にロッカールームの写真を見せ、「これは貴方のロッカールームですか」と尋ねると、前川穂波は「いえ。これは吉本さん(長谷川京子)のロッカーね。・・・あの人も谷原記念病院に居ました」と答えた。
三枝健人(坂口健太郎)は「やられた。犯人は逃亡するはずだという、我々の思い込みを利用したんだ。見せたのは自分のロッカーだった。そして、同僚を囮にするために、自分から警察に電話したんだ」と気づいた。
マスコミが警察の前に詰めかけており、前川穂波が解放されると、マスコミは誤認逮捕ではないのかと騒ぎ出した。
刑事・山田勉(木村祐一)が「これで吉本圭子(長谷川京子)は時効かもしれないが、仕事も首だろう。あいつ、同僚をはめたのは間違いないやろ。それって、自分が犯人ですって告白しているみたいなもんや。よっぽど焦ってたんやな」と呆れた。
それを聞いた三枝健人(坂口健太郎)は「違う。それだけじゃない。彼女は自己顕示欲が強い。彼女は自分から表舞台に立とうとしたんだ。吉本圭子(長谷川京子)は15年間、秘密を守り続けてきた。誰かに秘密を話したかったに違いない。だから、自分の安全を確保した上で、自分がこの事件に関わっていることを表に出した」と話した。
刑事・山田勉(木村祐一)が「ほな、今頃、テレビの前で温々と見物か」と呆れると、三枝健人(坂口健太郎)は「いや、そんなんじゃ満足しない。危険を冒してでも、この騒ぎの中に身を置きたくなる」と言い、集まった野次馬の中に吉本圭子(長谷川京子)に居るはずだと気づいた。
三枝健人(坂口健太郎)は警察署を飛び出して、野次馬の中に居る吉本圭子(長谷川京子)を探そうとしたが、マスコミに取り囲まれ、身動きが取れなくなってしまう。
三枝健人(坂口健太郎)はマスコミをかき分けて進み、なんとか吉本圭子(長谷川京子)を発見したが、吉本圭子(長谷川京子)は悠々と車に乗り込んで立ち去ってしまった。
しかし、刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)が身を挺して、吉本圭子(長谷川京子)の車の前に立ちはだかり、吉本圭子(長谷川京子)の車を止めたのだった。時効まで後40分。
「シグナル-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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