FINAL CUT(ファイナルカット)-最終回と結末の感想

亀梨和也が主演するフジテレビのドラマ「FINAL CUT(ファイナルカット)」の最終回(第9話)のネタバレ感想文です。

最終回のあらすじと結末ネタバレは「ファイナルカット-最終回のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ファイナルカット-最終回の感想

ドラマ「FINAL CUT(ファイナルカット)」の最終回(第9話)を観た。ワイドショー番組の闇に切り込んだという点では、大きく評価して良いともう。

ただ、もう、ワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」のように自らスクープを放送しようとするテレビ局は、もう存在しないと思う。

最近のテレビ局は、スクープを掴んでも自分の番組ではスクープをしない。スクープを掴んだら、ネタを週刊誌に流し、週刊誌にスクープさせる。

そして、テレビ局は週刊誌の記事を紹介するという形で、ワイドショー番組に取り上げるのだ。

こうしておけば、もし誤報だったり、スクープによって問題が発生したりしても、テレビ局は一切、責任を負わなくて済む。あくまでも、テレビ局は、「スクープしたのは週刊誌で、うちは週刊誌の記事を紹介しただけです」というスタンスを取るのである。

テレビ局は株主もいるので、スクープよりも、リスク回避の方を重視してるのだろう。

だから、ドラマ「FINAL CUT(ファイナルカット)」に登場したワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」のようなスタッフはまだ居るのだろうか、と思いながら観ていた。

なお、私は恋愛ドラマでさえ、犯人や黒幕を推理しながら観るが、テレビのワイドショー番組などを観て、実際に起きている現在進行中の事件などで犯人を推理することは無い。

スポンサードリンク

■ファイナルカット-最終回の感想

最終回で小河原翔太(山崎育三郎)に復讐を果たした後も、百々瀬塁(藤木直人)は「12年前の報道は間違っていない」というスタンスを取り、謝罪を拒否した。

しかし、百々瀬塁(藤木直人)は、番組の途中で考え直し、12年前の報道で、早川恭子(裕木奈江)を犯人のように報道したことを謝罪した。

百々瀬塁(藤木直人)が心変わりして謝罪したのは、若年性アルツハイマーの妻が理由のようだが、詳しい理由は明らかにされていないので、百々瀬塁(藤木直人)の謝罪は少し唐突な感じがした。

百々瀬塁(藤木直人)はクロスワードパズルの「サクラ」というキーワードで、若年性アルツハイマーの妻を思い出したようだが、こういう最終回にするのであれば、百々瀬塁(藤木直人)と妻の「サクラ」に関するエピソードを1つ入れておいて欲しかった。

また、中村慶介(亀梨和也)が最終回の結末で小河原雪子(栗山千明)の働く美術館を訪れるという終わり方だが、中村慶介(亀梨和也)と小河原雪子(栗山千明)が付き合って上手くいくのだろうか。

小河原三兄弟のうち、兄の小河原翔太(山崎育三郎)は幼女殺害事件の犯人で、妹の小河原若葉(橋本環奈)も自分の腹をナイフで刺すという地雷女である。小河原雪子(栗山千明)は大丈夫なのだろうか。少し不安である。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。