ダー子(長澤まさみ)が赤星栄介(江口洋介)を騙した理由
長澤まさみが主演するフジテレビの詐欺ドラマ「コンフィデンスマンJP」の第1話のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「コンフィデンスマンJP-原作とあらすじとネタバレ」からの続きです。
■コンフィデンスマンJP-あらすじとネタバレ後半
飛行機のエンジンに鳥が入って、エンジンが1つ使えなくなったので、CAのダー子(長澤まさみ)が「エンジンはもう1機ありますので、安心してください」と機内アナウンスをしていると、再び飛行機が大きく揺れた。
もう1方のエンジンにも鳥が入り、両方のエンジンが使えなくなったのだ。
すると、パーサーが機内放送で、バードストライクを2度、受けて2つのエンジンが停止したので、近くの空港に不時着することになったと報告した。
そして、パーサーは、飛行機を安全に不時着させるために、機体を軽くする必要が有ると言い、重い荷物は飛行機から放出するので、協力して欲しいと、頼んだ。
すると、CAのダー子(長澤まさみ)は「重量のある手荷物は放出いたします」と言い、客席上部の荷物入れから赤星栄介(江口洋介)のアタッシュケースを下ろして、飛行機の後部に集め始めた。
なぜか、入院しているはずのリチャード(小日向文世)が客室乗務員の制服を着て飛行機に乗り込んでおり、リチャード(小日向文世)も手伝ってアタッシュケースを全て飛行機後部に集めた。
そして、アタッシュケースを集め終えると、CAのダー子(長澤まさみ)は飛行機のドアを開き、アタッシュケースを捨て始めた。
赤星栄介(江口洋介)は阻止しようとしたが、ボクちゃん(東出昌大)はリチャード(小日向文世)を見てこれはダー子(長澤まさみ)の計画だと悟り、「安全のためだ」と言い、赤星栄介(江口洋介)を押さえた。
さて、ダー子(長澤まさみ)は全てのアタッシュケースを捨て終わったとき、赤星栄介(江口洋介)はリチャード(小日向文世)に気づいて「俺をはめやがったな」と激怒した。
ダー子(長澤まさみ)は「この下は鳥取砂丘で、子猫ちゃんたちがお金が降ってくるのを待っている」と言い、パラシュートを装着して、飛行機から飛び降りようとしたが、赤星栄介(江口洋介)に阻止されてしまう。
そして、赤星栄介(江口洋介)は、ダー子(長澤まさみ)のパラシュートを剥ぎ取ると、部下にパラシュートを渡して、金を取ってこいと命じたが、部下はパラシュートを受け取ろうとしなかった。
ダー子(長澤まさみ)は「あれ?あれ?鉄の結束はどうなっちゃの?無理強いしちゃだめですよ。お金よりも大事なファミリーなんだから」と言って笑った。
すると、赤星栄介(江口洋介)は「いつだって俺は1人だった。たった1人で、のし上がってきたんだ」と言い、自分でパラシュートを装着した。
ダー子(長澤まさみ)は「止めなよ。ただの紙切れなんでしょ?」と止めるが、赤星栄介(江口洋介)は「俺が成功した本当の理由を教えてやる。誰も信じなかったからだ。俺の金だ。誰にも渡すか」と言い、飛行機から飛び降りた。
なんとかパラシュートを開いて無事に着地した赤星栄介(江口洋介)は、急いでアタッシュケースの元に駆けつけ、「俺の金だ」と喜んでアタッシュケースを開けるが、中身は白紙の紙切れだった。
赤星栄介(江口洋介)は慌てて、別のアタッシュケースも開けてみたが、こちらも中身は白紙の紙切れだった。赤星栄介(江口洋介)は次々にアタッシュケースを探しては開けていくが、全て中身は白紙の紙切れだった。
実は、赤星栄介(江口洋介)が国税局にマークされているというところから、ダー子(長澤まさみ)の計画は始まっており、赤星栄介(江口洋介)をマークしていた国税局員の正体はリチャード(小日向文世)だったのだ。
赤星栄介(江口洋介)らが飛行機に乗り込んだ「いわき空港」も実在せず、ダー子(長澤まさみ)が今回のために用意した偽の空港だった。飛行機も全てレンタルで、バードストライクによってエンジンが停止したというのも嘘だった。
ダー子(長澤まさみ)は予め用意していた白い紙切れの入ったアタッシュケースを飛行機から落としており、赤星栄介(江口洋介)のお金が入ったアタッシュケースは飛行機の中だったのだ。
赤星栄介(江口洋介)は雄叫びを上げ、「覚えてろよ」と悔しがるが、既に後の祭りだった。
一方、飛行機の中では、20億円という大金を手に入れたダー子(長澤まさみ)らが大喜びしており、雇った乗客に日当の札束を配っていたが、ボクちゃん(東出昌大)は1人不機嫌だった。
ボクちゃん(東出昌大)が「赤星(江口洋介)に見破られてリンチされたんじゃないの?」と尋ねると、ダー子(長澤まさみ)は「リチャード(小日向文世)が見破られるはずないじゃん」と呆れた。
ボクちゃん(東出昌大)が「どこまでが本当で、どこからが嘘か教えろ」と怒ると、リチャード(小日向文世)は本当のことを話した。
信頼を得ることが得意なリチャード(小日向文世)は、貨物船の船長として赤星栄介(江口洋介)に接触したが、赤星栄介(江口洋介)の信頼を得ることが出来なかった。
そこで、チャード(小日向文世)は赤星栄介(江口洋介)から手を引こうと思ってダー子(長澤まさみ)に電話すると、ダー子(長澤まさみ)は赤星栄介(江口洋介)には人を信頼するという気持ちが無く、支配することしか考えていないことを教えた。
そこで、ダー子(長澤まさみ)は、ボクちゃん(東出昌大)を利用して赤星栄介(江口洋介)に近づくことを思いついた。リチャード(小日向文世)は瀕死の状態で見つかったというのも、嘘で、リチャード(小日向文世)はピンピンしていた。
そして、予想通り、ボクちゃん(東出昌大)はマニラ空港で薬物所持で逮捕されたときに赤星栄介(江口洋介)に忠誠を誓ったので、今回の詐欺が成功したのだ。
さて、ボクちゃん(東出昌大)が「どうして赤星栄介(江口洋介)だったの?」と尋ねると、ダー子(長澤まさみ)は言葉を濁してその理由は明かさなかったが、実は赤星栄介(江口洋介)は団子屋を地上げで潰しており、ダー子(長澤まさみ)は潰された団子屋のファンだった。それが、赤星栄介(江口洋介)をターゲットにした理由だったのだ。
そして、その団子屋は、「団子の昔からのファン」という人から多額の寄付を受け、新たに店舗を構えて営業を再開いしていた。
さて、ダー子(長澤まさみ)が団子を堪能していると、リチャード(小日向文世)が今回の収穫を山分けを渡した。
ダー子(長澤まさみ)とボクちゃん(東出昌大)は、「20億、20億」と喜んで山分けを受け取るが、山分けは190円だった。
ダー子(長澤まさみ)が「何これ」と驚くと、リチャード(小日向文世)は「子猫ちゃんたちへの日当、旅客機のチャーター代。その他諸々の経費を差し引いたら、それだけ」と教えた。
ダー子(長澤まさみ)は「ガビーン」と言って嘆き、ボクちゃん(東出昌大)は「足を洗う。もう会うことは無い」と言って立ち去ったのだった。
ドラマ「シグナル」のあらすじとネタバレは「シグナル-原作とあらすじとネタバレ」をごらんください。
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