Missデビル 人事の悪魔・椿眞子-第5話のあらすじとネタバレ

前田航基が出演する日本テレビのドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」の第5話のあらすじとネタバレです。

第1話からのあらすじとネタバレは「Missデビル・人情の悪魔・椿眞子-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■Missデビル-第5話のあらすじとネタバレ

新入社員・南雲(前田航基)は、ナイフで取り出して社長・大沢友晴(船越英一郎)に襲いかかったが、駆けつけた椿眞子(菜々緒)に右ハイキックで阻止されてしまった。

この事件を知った伊藤千紘(木村佳乃)は、あまりにもタイミングが良すぎるため、椿眞子(菜々緒)は予め南雲(前田航基)が社長・大沢友晴(船越英一郎)を襲うことを知っていたのではないかと思い、椿眞子(菜々緒)の元を訪れて疑問をぶつけた。

すると、椿眞子(菜々緒)は「私は南雲(前田航基)の危険性を感じていた。当然、彼の過去についても、ある程度のことは分かっていた。この会社の人事部が持つ資料以上の物を私は所有しています。明新ゴム化学工業。貸しを作るのは嫌いではありません」と教えた。

偶然、通りかかぅた斉藤博史(佐藤勝利)は、その会話を聞いていた。

さて、伊藤千紘(木村佳乃)は椿眞子(菜々緒)から教えられた明新ゴム化学工業について調べると、明新ゴム化学工業は18年前に工場で火災を起こしており、共亜火災保険が火事の保険の支払いを拒否していたことが分かった。

そのようななか、椿眞子(菜々緒)は斉藤博史(佐藤勝利)に審査部での研修を命じた。今回の指令は、審査部の部長・瀬登広幸をリストラする理由を見つけることだった。

審査部は営業が取ってきた契約を、本当に契約を結んで良いのか審査する部署で、部長・瀬登広幸は仕事熱心だった。責任感も強く、部長・瀬登広幸をリストラをする理由など見つからなかった。

その一方で、斉藤博史(佐藤勝利)は南雲(前田航基)のことを考えて仕事に集中できないため、椿眞子(菜々緒)の部屋に侵入し、椿眞子(菜々緒)のパソコンを盗み見ようとしたところ、椿眞子(菜々緒)に見つかって蹴られてしまう。

しかし、椿眞子(菜々緒)は「かわいらしい坊やが、これ以上、仕事に手を付けられないと困りますからね」と言い、南雲(前田航基)の秘密を話した。

南雲(前田航基)の父親は明新ゴム化学工業という工場を経営し、共亜火災保険と保険契約を結んでいたが、18年前に明新ゴム化学工業の工場で火災が起きたとき、共亜火災保険は工場側に瑕疵があったとして、保険金を支払わなかった。

そして、保険金が支払われなかったため、明新ゴム化学工業は倒産した。それからしばらくして、南雲(前田航基)の両親は離婚し、南雲(前田航基)は母親に引き取られた。南雲というのは母方の姓だった。

この事件の担当者は、当時、損害調査部の部長をしていた大沢友晴(船越英一郎)だったのだという。

それを聞いた斉藤博史(佐藤勝利)は「酷いじゃ無いですか。保険金さえ支払われていれば・・・」と不満を漏らすと、椿眞子(菜々緒)は「不払いに関しては会社側に責任はありません。工場側は事故が起きる危険性を承知した上で、バルブを開いた。つまり、保険金詐欺」と教えた。

斉藤博史(佐藤勝利)は「だけど、そんなこといくらでも・・・」と告げると、椿眞子(菜々緒)は「会社がねつ造したとでも?」と尋ねた。

その後、椿眞子(菜々緒)は、共亜火災保険の調査を請け負っていた縣総合調査の社長・縣(アガタ)の元を訪れた。

縣(アガタ)は、明新ゴム化学工業の火災で調査にかかわったほか、共亜火災保険が関するいくつもの事件で調査に関わっており、当時、損害調査部の部長をしていた大沢友晴(船越英一郎)と親しい関係にあった人物である。

縣(アガタ)が「お前の仕業か?少し前から、俺を脅迫するような手紙が届き始めた。ちょうど、アンタが日本に戻ってきたタイミングでな」と告げると、椿眞子(菜々緒)は「さすが、調査することはお得意のようですね。今日のところは、これで失礼します。また近いうちに」と言って立ち去った。

一方、人事部長・伊藤千紘(木村佳乃)は、18年前に起きた明新ゴム化学工業の火災について、保険金の不払いについて再調査をしたが、火事の原因は工場側にあり、保険金の不払いに問題は無いという結論に達した。

そこで、伊藤千紘(木村佳乃)は南雲(前田航基)に、共亜火災保険の対応に問題が無かったことを教えたが、南雲(前田航基)はあくまでも共亜火災保険の責任を主張した。

さて、斉藤博史(佐藤勝利)は南雲(前田航基)を心配して、審査部の部長・瀬登広幸にリストラする理由を探すという任務に進展は無かった。

そこで、椿眞子(菜々緒)が直々に審査部に乗り込み、部長・瀬登広幸にリストラを宣告する。

瀬登広幸が「俺は入社以来、ずっと真面目に勤め上げてきた。リストラする理由があるのなら、受け入れてやる」と反論すると、椿眞子(菜々緒)が「貴方は、営業部が断り切れずに反社会的勢力と交わした契約を取り消すために、彼らに接触しましたね?これが証拠の写真です。密会のみならず、経費と称してお金を渡しています」と言い、証拠の写真を突きつけた。

瀬登広幸が「全ては会社のためだ」と反論すると、椿眞子(菜々緒)は「ですが、見事なまでの法令違反です。瀬登広幸さん、貴方はこの会社を辞める権利があります」と告げた。

すると、仕事一筋で生きてきた瀬登広幸は、近くに居た斉藤博史(佐藤勝利)にナイフを突き付けて人質に取り、「頼むから、俺から仕事を奪わないでくれ」と涙ながらに訴えた。

椿眞子(菜々緒)が「駄目に決まっています」と告げると、瀬登広幸は「悪魔」と叫んで、椿眞子(菜々緒)に襲いかかろうとしたが、椿眞子(菜々緒)の右ハイキックを受けて倒れた。

ある日、斉藤博史(佐藤勝利)が心配して、会社を辞めた瀬登広幸の元を訪れると、瀬登広幸はリストラしてくれた椿眞子(菜々緒)に感謝していた。

瀬登広幸は、仕事一筋で健康診断も受けておらず、リストラされて初めて病院へ行くと、血圧が高く、あのまま仕事を続けていたら死んでいたと医者に言われたのだ。

その後、斉藤博史(佐藤勝利)は、会社を休んでいる南雲(前田航基)の元を訪れ、南雲(前田航基)と話し合うと、「お前にはあの会社を辞める権利があるよ。その権利、お前は持ってるんだよ」と告げた。

南雲(前田航基)は、なんとなく共亜火災保険に非が無いことを分かっていたが、引っ込みが付かなくなっていたので、「ありがとうな。俺の同期で居てくれて」と礼を言って泣いた。

その後、南雲(前田航基)は、退職願を出して共亜火災保険を辞めた。

すると、斉藤博史(佐藤勝利)は、椿眞子(菜々緒)は南雲(前田航基)のことを見越して、自分を調査部へ研修に行かせたのではないかと思った。

さて、椿眞子(菜々緒)は会長・喜多村完治(西田敏行)に呼ばれ、会長室で喜多村完治(西田敏行)とチェスをしながら話していた。

椿眞子(菜々緒)は「明新ゴム化学工業に関して、共亜火災保険に責任は無かったようですが、共亜火災保険の不誠実な対応によって不幸になった人も居るのかもしれませんね」と告げると、会長・喜多村完治(西田敏行)は「いや、それは無い。私は共亜火災保険の社長を20年間務めました。そして、3年前に大沢君(船越英一郎)に社長を譲った。その間、本当に誠実に務めてきました」と答えた。

すると、椿眞子(菜々緒)は「失礼しました。そうだ。資料を読んでいて、面白い物を見つけました。明新ゴム化学工業の件と、ずいぶんとにがケースがあったんです。斧ヶ崎にあったホテルアックスの火災事故です、そのときも共亜火災保険は保険金を払わなかった。ホテル側に不備があったから。そして、両方とも縣総合調査が担当した」と話した。

会長・喜多村完治(西田敏行)は「なるほど、にてますね」と答えた。

椿眞子(菜々緒)は「会長は縣(アガタ)さんとは、ずいぶん、お会いしていないと仰ってましたよね?先日、資料にあった縣さんに似ている人が、会長室に入るのを見かけたもので。きっと人違いでしょうね」と話した。

会長・喜多村完治(西田敏行)が動揺を隠しながら「そうでしょうね」と答えると、椿眞子(菜々緒)は「では、私は、これで。また明日」と言い席を立った。

会長の秘書がチェスの盤面を見て、「よろしいんですか?もう少しで椿室長が」と声をかけると、椿眞子(菜々緒)は「自分が有利な状況で中断しておくのは、なかなか楽しいもので」と答えた会長室を出たのだった。

一方、斉藤博史(佐藤勝利)の父・斉藤修(鶴見辰吾)は、18年前の明新ゴム化学工業の火災が問題になったことを知り、共亜火災保険の社長・大沢友晴(船越英一郎)に「大丈夫なのか?」とメールを送った。

Missデビル 人事の悪魔・椿眞子-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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