崖っぷちホテル-第6話のあらすじとネタバレ

戸田恵梨香が出演する日本テレビのドラマ「崖っぷちホテル」の第6話のあらすじとネタバレです。

第1話からのあらすじは「崖っぷちホテル-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■崖っぷちホテル-第6話のあらすじとネタバレ

崖っぷちホテル「グランデインヴルサ」に、「丹沢副支配人(鈴木浩介)が暴力を振るった。厳正な対処をしなければ訴える」という匿名の告発文が届いたが、時貞正雄(渡辺いっけい)は暴力事件を否定した。

宇海直哉(岩田剛典)が「そうですよね。今の副支配人は私です。そこから間違えてますもんね」と告げると、時貞正雄(渡辺いっけい)は何かに気付いて、顔色を変え、慌てて立ち去ったのだった。

そのようななか、額に絆創膏を貼った男・後藤(でんでん)という人物が、ホテル「グランデインヴルサ」のロビーで「丹沢副支配人(鈴木浩介)を出せ」と言って騒ぎ立てた。

報告を受けた宇海直哉(岩田剛典)は、「丹沢(鈴木浩介)さんの知り合いなら、恥をかかせるわけにはいきませんね。私たちでおもてなしをしましょう」と言って、後藤(でんでん)を歓迎することにした。

後藤(でんでん)は自治会長で、ホテル「グランデインヴルサ」の常連だった。最近は来てなかったが、昔はよく、ランチを食べに来ては「不味かった」と言って帰り、清掃員の阿部長吉(宮川大輔)も昔、怒鳴られたことがあったのだという。

宇海直哉(岩田剛典)は「丹沢(鈴木浩介)さんのおかげで、また戻ってきてくれた」と喜んだが、阿部長吉(宮川大輔)ら従業員は「他のお客様に何かあってはいけない」言い、後藤(でんでん)を泊めることに反対した。

しかし、最終的に、支配人の桜井佐那(戸田恵梨香)が「宿泊に来られたお客様をお断りするのは違うと思う」と言い、後藤(でんでん)を泊めることになった。

時貞正雄(渡辺いっけい)も宿泊に賛成したので、宇海直哉(岩田剛典)は後藤(でんでん)の担当を時貞正雄(渡辺いっけい)に任せた。

桜井佐那(戸田恵梨香)は匿名の告発状のこともあったので、後藤(でんでん)の担当を時貞正雄(渡辺いっけい)に任せるのは不安になるが、宇海直哉(岩田剛典)は「お客様のことを知っているのは大きなアドバンテージです」と言い、時貞正雄(渡辺いっけい)に任せた。

さて、時貞正雄(渡辺いっけい)は後藤(でんでん)のために305号室を用意したが、後藤(でんでん)は「違うよ。あの部屋だよ。屋根裏の部屋だよ。俺はいつもアソコに泊まってるんだよ」と怒った。

時貞正雄(渡辺いっけい)は、「あの部屋は以前はお客様をお通ししていたのですが、現在は閉鎖しておりまして」と答えるが、後藤(でんでん)は「ふざけるな。俺はあの部屋に泊まりに来たんだよ」と怒った。

桜井佐那(戸田恵梨香)は屋根裏部屋は掃除が出来ていないと謝罪して、305号室を勧めたが、時貞正雄(渡辺いっけい)は何かを思い出して後藤(でんでん)の要望を受け入れ、屋根裏の部屋を掃除することにした。

さて、時貞正雄(渡辺いっけい)の指示で、阿部長吉(宮川大輔)ら清掃員が屋根裏部屋の掃除を開始すると、宇海直哉(岩田剛典)は「こんな部屋があったんですね」と言い、一緒に屋根裏部屋を掃除した。

その後、清掃が終了したので、時貞正雄(渡辺いっけい)は後藤(でんでん)を屋根裏部屋に通すが、後藤(でんでん)は「掃除が出来てない。あんなのじゃ意味が無い」と激怒した。

時貞正雄(渡辺いっけい)は後藤(でんでん)に謝罪して再清掃の約束をし、清掃員の阿部長吉(宮川大輔)らに再清掃を命じた。

しかし、阿部長吉(宮川大輔)は、口で指示するだけの時貞正雄(渡辺いっけい)の態度にも怒り、「ちゃんと清掃した。ああだこうだ言うのは、時貞さんに対する嫌がらせでしょ。アンタが後藤さんに暴力を振るって、それを訴えるために、後藤さんはここに来てるんでしょ」と言って再清掃を拒否してしまう。

そこで、時貞正雄(渡辺いっけい)は自分で掃除するため、掃除道具を持って屋根裏部屋へと上がるが、部屋は綺麗に掃除されていたので驚く。

そこへ、宇海直哉(岩田剛典)が掃除を手伝いに来たので、時貞正雄(渡辺いっけい)は宇海直哉(岩田剛典)に「本当は分かってるんですよね?後藤様が何を求めているのか?私を試そうと思ってるですよね?私は満足して貰いたいんです、後藤様に。今までのどのお客様よりも」と言って頼んだ。

宇海直哉(岩田剛典)が「分かりませんよ」と答えると、時貞正雄(渡辺いっけい)は「だって、お前、いつもノラリクラリしながら、全部お見通しみたいな感じでやってきたじゃないかよ」と驚いた。

宇海直哉(岩田剛典)が「いつもワクワクすることをしているだけですから。でも、本当に何でしょうかね?後藤様の言う、ちゃんと綺麗にしておけって。むしろ、時貞さんが分かってるんじゃないですか?だって、後藤様とお知り合いなんですよね?後藤様の言い方だと、『なんで分かってくれないんだよ』って感じでしたよ。これまでのことにヒントが隠されてるんじゃないですか。元々、得意じゃないですか。お客様のことを考えるのは」と告げた。

すると、時貞正雄(渡辺いっけい)は後藤(でんでん)のことを思い出しながら、部屋のあちらこちらを点検して、あることに気付いたのだった。

さて、時貞正雄(渡辺いっけい)が屋根に上って屋根裏部屋の天窓を掃除していると、阿部長吉(宮川大輔)が来て手伝ってくれた。

阿部長吉(宮川大輔)は時貞正雄(渡辺いっけい)に反感を持っていたが、桜井佐那(戸田恵梨香)が時貞正雄(渡辺いっけい)のことを信じると言ったので、少し言い過ぎたと反省し、謝罪しに来たのだ。

その日の夜、後藤(でんでん)が娘ミチルを連れて来て、「流石に出来てるだろうな」と尋ねると、時貞正雄(渡辺いっけい)は部屋に食事も用意していると言い、後藤(でんでん)と娘ミチルを屋根裏部屋へと案内した。

電気の付いていない屋根裏部屋に入った後藤(でんでん)は、天窓を見上げて「綺麗になってるじゃねーか」と喜んだ。

そのとき、雲が晴れて、天窓から月の光が差し込み、料理をのせたテーブルが浮かび上がった。

娘ミチルが「どういうこと?」と尋ねると、後藤(でんでん)は「20年前の自治会で当時、ここの支配人だった櫻井剛と知り合ってな。でも、ホテルが満室で無理かなと思って諦めようとしたら、剛さんが屋根裏部屋を開けてくれたんだよ。最初はみんなで笑ってたけど、剛さんは『とっても良い物が見れますよ』って。そしたら、この月明かりが差し込んで。俺も感動しちまった。それで、この下でみんなで酒を飲んだんだよ。そのとき、お前が母さんのお腹の中にいて、みんなが寝静まった後、俺1人、月を見て思ったんだ。これから生まれてくる子が男の子だろうと、女の子だろうと、この月のように美しく立派に育って欲しいって、願いを込めて『ミチル』って名前にしようって。それからの俺の夢は、お前が大人になって、この月明かりの下で一緒に酒を飲むことだ」と教えた。

そして、後藤(でんでん)はテーブルに座ると酒をついで娘に渡し、「ミチル。願いの通り、綺麗に立派に育ってくれてありがとう」と言い、料理を食べながら、娘と酒の飲み交わしたのだった。

後藤(でんでん)の額の傷も、時貞正雄(渡辺いっけい)が殴ったのではなく、酔っ払って時貞正雄(渡辺いっけい)と口論になったとき、後藤(でんでん)が自分で転んで、机に頭をぶつけたのだった。

しかも、その口論の原因は、後藤(でんでん)がホテル「グランデインヴルサ」は昔は良かったが、駄目になったと馬鹿にしたので、時貞正雄(渡辺いっけい)が「今、ホテルは良い方に変わり始めている。一回来れば、絶対に満足させてやる」と反論したことが原因だった。

時貞正雄(渡辺いっけい)は口論原因がバレるのが嫌で、真相を隠していたのだが、宇海直哉(岩田剛典)が後藤(でんでん)と酒を飲んだ時に仲良くなり、傷のことを尋ねると、後藤(でんでん)が全て喋ってしまったのだ。

暴力事件も無かったと判明し、疑っていた阿部長吉(宮川大輔)らが謝罪すると、時貞正雄(渡辺いっけい)は許した。

翌朝、後藤(でんでん)と娘ミチルはホテルに満足していたので、時貞正雄(渡辺いっけい)が後藤(でんでん)に「訴えのほうは、もう・・・」と訪ねるが、後藤(でんでん)は告発状など知らないと言って帰って行った。

それを聞いた桜井佐那(戸田恵梨香)は、慌てて告発状を確認しに戻り、告発状を見て「なんで気付かなかったんだろう。この字、私の兄の字です」と言ったのだった。

なお、朝ドラ「半分青い」のネタバレは「「半分、青い。」-あらすじとモデルのネタバレ」をご覧ください。

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