絶対零度-未然犯罪潜入捜査-第2話のあらすじとネタバレ
伊藤淳史が出演するフジテレビの刑事ドラマ「絶対零度-未然犯罪潜入捜査」の第2話のあらすじとネタバレです。
第1話のあらすじとネタバレは「絶対零度 3(未然事件潜入捜査)-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■絶対零度-未然犯罪潜入捜査
東堂定春(伊藤淳史)は、山内徹(横山裕)に、行方不明になっていた桜木泉(上戸彩)の遺体がベトナムで見つかったことを教えた。桜木泉(上戸彩)は焼死体で発見されており、何者かに殺害されたようだ。
そのようななか、未然犯罪捜査「ミハン・システム」が、藤井早紀を危険人物と予想した。
藤井早紀は創作料理店「八節」の総料理長を務める一方で、13年前から子ども食堂「キッズカフェテリア」の運営にも関わっていた。
どうして、そのような人物が危険人物なのか疑問に思われたが、藤井早紀は弁護士に依頼して遺言状を作成しており、西アフリカのメイアンディアの種子から採取した猛毒「リシン」を海外ルートで購入したことから、ミハン・システムは藤井早紀を危険人物と予想したのだ。
しかし、ミハン・システムでは、犯行の日時や殺害相手や犯行の動機までは分からず、井沢範人(沢村一樹)らはミハン捜査を開始する。
さて、小田切唯(本田翼)は料理人として創作料理店「八節」に潜入し、井沢範人(沢村一樹)も子ども食堂「キッズカフェテリア」に潜入して、藤井早紀に接触した。
一方、山内徹(横山裕)は藤井早紀の自宅に潜入し、音楽プレイヤーに保存されていた留守番電話のメッセージと、2010年に起きた関東女子高生連殺人事件の記事を発見した。
関東女子高生連殺人事件の犯人は当時高校生・津田圭佑で、少年刑務所に入ったが、2018年に出所していた。
藤井早紀が何故、関東女子高生連殺人事件に興味を持っているのかは不明だったが、藤井早紀が犯人・津田圭佑の居場所の調査を興信所に依頼していたことが判明した。
そのようななか、藤井早紀と関東女子高生連殺人事件の被害者の1人・元宮七海が一緒に写っている写真が見つかり、2人の関係が藤井早紀の口から語られる。
元宮七海は母親を亡くして子ども食堂「キッズカフェテリア」に通っていた子供の1人で、初めは元気が無かったが、藤井早紀と接するようになって、次第に明るさを取り戻していった。
やがて、元宮七海は藤井早紀から料理を教わるようになり、子ども食堂「キッズカフェテリア」の手伝いをするようになった。
そして、元宮七海は藤井早紀から料理を教わったことが切っ掛けで、山菜取りが好きになり、事件の日も、山菜を取りに深見山へ行き、殺害されてしまった。
このため、藤井早紀は、自分のせいで元宮七海が事件に遭ってしまったと責任を感じていたのだった。
そこで、井沢範人(沢村一樹)らは、藤井早紀は死んだ元宮七海の報復をするために、犯人・津田圭佑を殺害しようとしているのではないかと考えたが、いくら親しいとはいえ、他人のために人を殺すだろうかという疑問も残った。
そのようななか、南彦太郎(柄本時生)の調査により、元宮七海は養子で、本当の母親は藤井早紀と判明する。藤井早紀は19歳の時に妊娠したが、相手側が弁護士を立てて結婚も出来ず、そのまま子供を出産して里子に出したのだ。
さて、藤井早紀は犯人・津田圭佑の居場所を特定すると、包丁を持って犯人・津田圭佑に会いに行ったが、犯人・津田圭佑を殺さずに立ち去った。
その日の夜、井沢範人(沢村一樹)は犯人・津田圭佑に接触して痛めつけ、藤井早紀と何を話していたのか尋ねると、犯人・津田圭佑は「俺は2人しかやってねー」と言い、元宮七海は殺害していないことを明かした。
こうして、井沢範人(沢村一樹)らは、元宮七海の殺害事件には真犯人がいることを知り、真犯人の捜査を開始すると、元最高裁判所長官・小松原忠司が真犯人に浮上した。
小松原忠司は事件当日、深見山で有害駆除のハンティングをしており、間違えて山菜を集めていた元宮七海を撃ってしまった可能性が出てきたのだ。
最高裁判所長官は司法のトップなので、警察や検察に裏から手を回し、猟銃で女子高生を殺害した関東女子高生連殺人事件の犯人・津田圭佑に罪をなすりつけたのだろう。
元最高裁判所長官・小松原忠司は、創作料理店「八節」に会食の予約を入れており、藤井早紀はそのときに料理に毒を入れて、小松原忠司を殺害するのだろうと考えられた。
そのようななか、藤井早紀は元最高裁判所長官・小松原忠司が真犯人と確信し、小松原忠司の殺害を決意した。
部屋に隠しカメラを仕掛けていた井沢範人(沢村一樹)らは、藤井早紀が小松原忠司の殺害を決定したことを知り、殺害を未然に防ぐため、藤井早紀が入手した猛毒「リシン」を無害なものにすり替えた。
ところが、予約当日、小松原忠司が大宴会場が必要になったことを理由に予約をキャンセルしてきた。
そこで、藤井早紀は毒殺を諦め、小松原忠司を刺そうと思い、包丁を持って小松原忠司に近づこうとしたが、井沢範人(沢村一樹)らに察知されて取り押さえられてしまった。
それでも藤井早紀が「小松原忠司を殺害させて欲しい」と懇願すると、井沢範人(沢村一樹)はある事実を教えた。
実は、元宮七海は藤井早紀が本当の母親だと知っていたのだ。
事件当日、元宮七海は猟銃で撃たれても、直ぐには死んでおらず、藤井早紀に助けを求めて電話を掛けており、藤井早紀の留守番電話に「助けて」というメッセージを残していた。
そのメッセージを鮮明に処理すると、最後に元宮七海は「お母さん」と呼んでいたのだ。
藤井早紀は、その鮮明に処理された留守番電話を聞くと、藤井早紀は泣き崩れて小松原忠司の殺害を諦めたのだった。
こうして、事件が解決すると、山内徹(横山裕)は「ウチの部署は公に出来ないブラックボックス。マスコミに漏れたら大変でしょう」と言い、東堂定春(伊藤淳史)を脅し、桜木泉(上戸彩)の再捜査を頼んだのだった。
一方、元最高裁判所長官・小松原忠司は、元宮七海を殺害した真犯人ということも表沙汰にならず、無事に選挙に当選したが、何者かによって点検中のエレベーターホールに突き落とされて死んでしまった。
そのニュースを見た東堂定春(伊藤淳史)は、井沢範人(沢村一樹)のファイルを見た。
他方、山内徹(横山裕)は、桜木泉(上戸彩)の遺品ノートを見て、ノートに「イザワ・ノリト」という名前を発見するのだった。
「絶対零度-未然犯罪潜入捜査-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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