絶対零度-未然犯罪潜入捜査-第3話のあらすじとネタバレ
沢村一樹が主演するフジテレビの刑事ドラマ「絶対零度-未然犯罪潜入捜査」の第3話のあらすじとネタバレです。
第1話からのあらすじとネタバレは「絶対零度 3(未然事件潜入捜査)-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■絶対零度-未然犯罪潜入捜査-第3話のあらすじとネタバレ
1年前、井沢範人(沢村一樹)が急いで帰宅すると、自宅は荒らされて家族を殺されており、井沢範人(沢村一樹)は犯人のウサミ・ヨウスケを追い詰めて発砲した。
さて、山内徹(横山裕)は井沢範人(沢村一樹)に「桜木泉(上戸彩)。本当は彼女について何か知ってるんじゃないですか?」と尋ねるが、井沢範人(沢村一樹)は「会ったことも無い」と答えた。、
すると、山内徹(横山裕)は、「じゃー、なんで桜木さんの手帳に貴方の名前が書かれているんですか」と言い、桜木泉(上戸彩)の手帳を見せた。
桜木泉(上戸彩)の手帳には、井沢範人(沢村一樹)の名前と、井沢範人(沢村一樹)の家族を殺した犯人ウサミ・ヨウスケの名前が書かれていた。
そのとき、「ミハン」システムが新たな危険人物を割り出したため、井沢範人(沢村一樹)は「山内君の元バディー(上戸彩)が何で僕のことを調べてたのか分かったら、教えてよ」と言い、立ち去った。
さて、「ミハン」システムが危険人物に指定したのは、私立栄明大学の学生・若槻真帆(柴田杏花)だった。
1週間前に、若槻真帆(柴田杏花)のスマートフォンから、若槻真帆(柴田杏花)が所属していた私立栄明大学のテニスサークルのメンバー全員に、SNSを通じて「復讐してやる」というメッセージが送られていた。
さらに、同日、若槻真帆(柴田杏花)が医療用のニトログリセリンを購入していた。医療用のニトログリセリンでも知識があれば、爆弾が作れるのだという。
しかし、井沢範人(沢村一樹)らが捜査を開始すると、若槻真帆(柴田杏花)は、1年前に私立栄明大学付近の雑居ビルから飛び降りて、意識が回復して居らず、現在も入院中で、1週間前に様態が悪化していたことが判明する。
昏睡状態の若槻真帆(柴田杏花)が脅迫文を送ったり、ニトログリセリンを購入することはできず、沢範人(沢村一樹)は何者かが若槻真帆(柴田杏花)になりすましている可能性を指摘した。
沢範人(沢村一樹)は、山内徹(横山裕)や小田切唯(本田翼)を使って情報を集めると、若槻真帆(柴田杏花)の父・周作(遠山俊也)や、テニスサークル代表で学生起業家の湯川司(佐野岳)の名前が真犯人の候補として浮上した。
沢範人(沢村一樹)は、1年前の自殺の原因に関係があるのではないかと考え、小田切唯(本田翼)に潜入捜査を命じた。
すると、若槻真帆(柴田杏花)のことを好きだったテニスサークル部員・阿倍広樹という人物が自殺未遂の原因では無いかという話が聞き出せた。
阿倍広樹は、若槻真帆(柴田杏花)が自殺未遂を起こした直後から、テニスサークルにも来なくなり、学校にも来なくなったのだという。
そこで、小田切唯(本田翼)が若槻真帆(柴田杏花)の父・周作(遠山俊也)に阿倍広樹に付きまとわれていたらしいと教えた。
すると、父・周作(遠山俊也)は、若槻真帆(柴田杏花)が飛び降りる前日に、家に押しかけてきた男性が居り、若槻真帆(柴田杏花)は酷く怯えていたことを明かした。
そこで、山内徹(横山裕)は週刊誌の記者を装って阿倍広樹に接触するが、阿倍広樹は何も話さなかった。
そのようななか、テニスサークル代表・湯川司(佐野岳)が経営するレストランに潜入していた小田切唯(本田翼)は、何か薬を飲まされたようで、急に体が動かなくなり、湯川司(佐野岳)にホテルに連れ込まれそうになった。
小田切唯(本田翼)は、学生時代に男性に強姦されたことがあり、そのときのことを思い出してパニックになり、絶体絶命のピンチを迎えるが、山内徹(横山裕)が駆けつけたので助かった。
この結果、ニスサークル代表・湯川司(佐野岳)の本性が判明。湯川司(佐野岳)は、同様の手口で、これまでにも女性を泣かせており、数件の被害届が出ていたが、弁護士を雇って示談にしたので、事件は表沙汰になっていなかったのだ。
一方、部屋にこもっていた阿倍広樹も動き出していた。阿倍広樹は、若槻真帆(柴田杏花)の病室を訪れ、「湯川が許せない」と泣いていた。
こうした事実から、若槻真帆(柴田杏花)が1年前に自殺未遂を犯したのは、ニスサークル代表・湯川司(佐野岳)に強姦されたからで、阿倍広樹が復讐のために湯川司(佐野岳)を殺害しようとしているのではないかと考えられた。
翌日、沢範人(沢村一樹)は山内徹(横山裕)に、阿倍広樹に接触するように指示をする。
山内徹(横山裕)が「全て知っている。貴方は若槻真帆(柴田杏花)を守ろうとした」と告げると、阿倍広樹は全てを話した。
阿倍広樹は強姦された若槻真帆(柴田杏花)に「警察へ行くべきだ」と説得したが、若槻真帆(柴田杏花)は「誰にも知られたくない。私の人生がメチャクチャにしないで」と言って拒否した。
それが、若槻真帆(柴田杏花)が飛び降りる前日のことで、阿倍広樹は「俺があんなことを言わなければ、アイツは飛び降りたりしなかったんじゃないかなって」と話した。
阿倍広樹は湯川司(佐野岳)を説得して警察に自首させようとしており、湯川司(佐野岳)に殺意は持っていなかった。
では、若槻真帆(柴田杏花)になりすまして、脅迫文を送ったり、ニトログレイセリンを購入した犯人は誰なのか・・・。
そのようななか、湯川司(佐野岳)をマークしていた小田切唯(本田翼)が、何者かに背後から襲われ、捕まってしまう。
一方、井沢範人(沢村一樹)は、テニスサークルのメンバーに送られた脅迫文が脅迫するためのものではないことに気付いた。
犯人は、誰が若槻真帆(柴田杏花)を自殺未遂に追い込んだのか知らないため、テニスサークルのメンバー全員に脅迫文を送り、病院に見舞いに来た人を物色していたのだ。
そこで、井沢範人(沢村一樹)は、若槻真帆(柴田杏花)の側に居る人物が犯人だと考え、若槻真帆(柴田杏花)のリハビリを担当する理学療法士・大谷昌大ではないかと考えた。大谷昌大は理工学部の出身で、爆弾も製造することが出来る。
そこで、井沢範人(沢村一樹)は田村薫(平田満)を大谷昌大の部屋に侵入させると、大谷昌大の部屋一面に若槻真帆(柴田杏花)の写真が貼ってあり、爆弾を製造した形跡もあった。
大谷昌大は、意識不明の若槻真帆(柴田杏花)のリハビリを担当しているうちに、若槻真帆(柴田杏花)のことが好きになり、この幸せが永遠に続くと思っていたが、1週間前に若槻真帆(柴田杏花)の様態が悪化した。
そこで、大谷昌大は若槻真帆(柴田杏花)を自殺未遂に追い込んだ犯人に復讐するため、今回の計画を立てたのだ。
さて、大谷昌大が送った脅迫文を見て病院に来た湯川司(佐野岳)と、捜査のために病室へ来た小田切唯(本田翼)は、大谷昌大に捕まって縛られ、爆弾をセットした倉庫に押し込められていた。
大谷昌大は、爆弾をセットすると、若槻真帆(柴田杏花)の病室へ行き、若槻真帆(柴田杏花)を殺害して自分も死のうとしたが、駆けつけた井沢範人(沢村一樹)に止められてしまう。
一方、縛られていた小田切唯(本田翼)が自力でロープをほどくと、湯川司(佐野岳)は「自首するので助けて欲しい」と懇願した。
小田切唯(本田翼)は「あんたみたいなクズは許せない。そのためにこの仕事に就いた」と言って見捨てようとしたが、「だけど、クズを見殺しにしても後悔する。悔しいけど、私は貴方を救う。それが私の任務だから」と言い、湯川司(佐野岳)を助けた。
さらに、駆けつけた元爆発物処理班の田村薫(平田満)がギリギリのところで爆弾を解除することに成功したのだった。
こうして、事件は解決するが、小田切唯(本田翼)は「最低な人間を救った。警察官として正しくても、人として正しかったのかどうか、私には・・・。ミハンシステムが正式に導入されれば、真帆さん(柴田杏花)のような人は減るのかな。強くなりたい」と苦悩した。
さて、井沢範人(沢村一樹)は、東堂定春(伊藤淳史)に今回の事件の報告書を渡すと、「過去に犯罪に巻き込まれ、強い憎しみを持つ者が集められた。今回の小田切君(本田翼)を見て確信しました。でも、それが貴方の狙いですもんね。で、あなた自身はどうなんですか?」と尋ねた。
東堂定春(伊藤淳史)が「もちろん憎んでますよ。警官ですから」と答えると、井沢範人(沢村一樹)は「25年前に練馬台で起きた無差別殺傷事件」と告げた。
東堂定春(伊藤淳史)が驚いて井沢範人(沢村一樹)を見ると、井沢範人(沢村一樹)は「元公安なんで」と答えて立ち去ろうとした。
すると、東堂定春(伊藤淳史)は「若槻真帆(柴田杏花)は先ほど亡くなりました。報告書には私が書き加えておきます」と告げた。
さて、湯川司(佐野岳)は警察で事情聴取を受けたが、「被害届は出てるんですか?」と言い、警察を馬鹿にして警察署を出ると、誰かと電話で馬鹿話をしながら、夜道を歩いていた。
すると、湯川司(佐野岳)は、何者かに拳銃を突き付けられ、そのまま撃たれて死んだのだった。
「絶対零度-未然犯罪潜入捜査-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。