下町ロケット-島津裕の原作のあらすじとネタバレ

池井戸潤の原作小説「下町ロケット」シリーズに登場する島津裕のあらすじとネタバレです。

■下町ロケット-島津裕のあらすじとネタバレ

島津裕は、下町ロケットのシリーズ第3作「ゴースト」で初登場する天才エンジニアである。

島津裕は、ぽっちゃりとした体型で、髪を後ろで団子状にまとめており、割烹着が似合いそうな感じの女性である。当初は「しまず・ひろし」と呼ばれていたので、女性かと思われていたが、正しい読み方は「しまず・ゆう」で性別は女性と判明する。

さて、島津裕は広島県の出身で、自動車メーカーの技術者をしていた父親の影響を受け、大学で機械工学を学び、博士号を取得した。

帝国重工はトランスミッションに関してはレベルが低いが、伸びしろがあるということで、教授の勧めにより、大学卒業後は自動車メーカではなく、帝国重工に入社した。

島津裕は、帝国重工で希望していた開発部門に配属され、トランスミッションの研究・開発を行い、次々とトランスミッションに関するアイデアを提案して異色を放ち、天才エンジニアと呼ばれていた。

そんな島津裕に転機が訪れたのは、入社5年目のことだった。

帝国重工はコンパクトカー用のトランスミッションの開発することなったので、島津裕は無段変速機(CVT)を提案したが、保守的な帝国重工は島津裕の提案を受け入れなかった。

それでも、島津裕は会議で無段変速機(CVT)の開発を強く主張するのだが、無段変速機(CVT)の開発を強く主張するあまり、これまで帝国重工が開発してきたトランスミッションを批判するような発言をしてしまう。

このため、島津裕は帝国重工の上層部から不要の烙印を押され、帝国重工の墓場へと左遷されてしまったのだ。

そして、島津裕は帝国重工の墓場で、左遷されてきた伊丹大と出会って意気投合し、一緒に帝国重工を辞めて、トランスミッションを開発する「ギアゴースト」を設立した。

ギアゴーストは、企画・設計・営業だけを行うベンチャー企業で、島津裕は副社長兼設計責任者となった。

当初は経営が苦しかったが、トランスミッションがアイチ自動車の「T2」に採用され、業績を伸ばした。

しかし、トランスミッション大手「ケーマシナリー」から特許侵害を指摘され、ライセンス料15億円を請求され、ギアゴーストは経営破綻の危機を迎え、佃製作所に助けを求めた。

このケーマシナリーとの裁判は、佃製作所の社長・佃航平と佃製作所の顧問弁護士・神谷修一の協力を得て勝訴した。

ところが、勝訴したギアゴーストの社長・伊丹大は、佃製作所との約束を破り、帝国重工の次期社長の的場俊一に復讐するため、ダイダロスの社長・重田登志行と提携してしまった。

島津裕は反対したが、伊丹大は反対するのであれば、もう要らないと言うので、伊丹大の気持ちが分からなくなり、ギアゴーストを去るのだった。

なお、下町ロケット-ゴーストのあらすじとネタバレは「下町ロケット 3-ゴースト-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

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