下町ロケット-軽部真樹男のあらすじとネタバレ
池井戸潤の原作小説「下町ロケット」シリーズに登場する軽部真樹男(かるべ・まきお)のあらすじとネタバレです。
■下町ロケット-軽部真樹男のあらすじとネタバレ
軽部真樹男は、シリーズ3作目の「下町ロケット・ゴースト」で初登場した入社7年目の中堅エンジニアである。転職で佃製作所に入社した。
軽部真樹男は、若手に優しく接することが苦手で、若手の上島友之とトラブルを起こしたトラブルメーカーだが、その裏では仕事で手一杯になっている上島友之をフォローし続けていた優しい男である。
軽部真樹男は、以前に働いていた台東エンジニアリングでトランスミッションの開発に関わっていたので、佃製作所がトラクター用のトランスミッションに参入することが決まると、自ら開発担当に立候補して、トランスミッションの開発担当となった。
そして、軽部真樹男はバルブボディ-の開発を担当し、若手の加納アキと立花洋介の2人にバルブの開発を任せた。
軽部真樹男は、若手に優しく接することが苦手だったので、加納アキと立花洋介を突き放した感じになっていたが、加納アキと立花洋介に任せるような雑用も自分で処理し、加納アキと立花洋介がバルブ開発に集中できるようにしていた。
また、加納アキと立花洋介にできるだけ開発費を割り振るため、可能な限りコストダウンしたバルブボディ-を開発した。
さらに、加納アキと立花洋介が、高性能なバルブを開発しなければ、コンペに勝てないと苦悩していたときも、軽部真樹男は「ガウディ計画を思い出せ」と助言し、加納アキと立花洋介に今回のバブル開発で何が重要なのかを気付かせ、コンペでの勝利に導いた。
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