高嶺の花-第8話のあらすじとネタバレ

石原さとみが主演する日本テレビのドラマ「高嶺の花」の第8話のあらすじとネタバレです。

第7話のあらすじとネタバレは「高嶺の花-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■高嶺の花-第8話のあらすじとネタバレ

月島もも(石原さとみ)は、神宮流の次期家元候補・神宮兵馬(大貫勇輔)の生け花を見て、「見えているんですね。もう1人の自分」「素晴らしいです」と感動すると、神宮兵馬(大貫勇輔)は「貴女も素晴らしかったはずだ。以前は。取り戻したいんでしょ」と告げた。

一方、風間直人(峯田和伸)は図書館で生け花の入門書を借りていると、新庄千秋(香里奈)と出会い、スナック喫茶「ボンソワール」で、一緒に食事をした。

ある日、月島もも(石原さとみ)と月島なな(芳根京子)が、月島流の次期家元の座を賭けて争う「俎上(そじょう)」が開かれる。

月島市松(小日向文世)は、月島ルリ子(戸田菜穂)が集めた20人の師範の中から、「俎上」で投票する6人の師範を選ぶと、生け花の作品だけを見て投票すると言い、2人の作品が出来上がるまで退座を命じた。

月島ルリ子(戸田菜穂)は慌てて花を生けるところを審査するように主張したが、月島市松(小日向文世)は「それでは先入観が入る。誰ぞへの忖度も入る」と言い、取り合わなかった。

月島ルリ子(戸田菜穂)が慌てて、宇都宮龍一(千葉雄大)に電話を掛け、俎上は生け花の作品だけを見て決めることを報告すると、宇都宮龍一(千葉雄大)は「それなら、良かった」と答えたが、月島ルリ子(戸田菜穂)には意味が分からなかった。

一方、風間直人(峯田和伸)は、苦しんでいる月島もも(石原さとみ)にヒントを与えられないかと思い、生け花の入門書を読んでいたが、納得できずに華道の歴史や専門書まで読みあさるようになっていた。

さて、月島もも(石原さとみ)と月島なな(芳根京子)の生け花が完成し、師範による投票が開始された。展示されるのは作品だけで、とちらが誰の作品かは分からない。

俎上(そじょう)を見学に来ていた神宮兵馬(大貫勇輔)は、投票を見るまでもないと言い、投票を見学しなかった。

師範では、どちらが誰の作品か分からないので、1票ずつ交互に投じ、3対3に別れ、決着は最後に投じる月島市松(小日向文世)の1票で決まる。月島市松(小日向文世)はどちらの作品が誰の物かを知っているので、自分の意思で後継者を決めるのだという。

神宮兵馬(大貫勇輔)の言うとおり、師範たちは1票ずつ交互に投じ、票は3対3に別れ、最後の月島市松(小日向文世)の票で勝敗が決まった。

月島市松(小日向文世)が投じたのは、月島なな(芳根京子)の作品で、月島市松(小日向文世)は月島なな(芳根京子)を次期家元としてお披露目することを決めた。

月島なな(芳根京子)は「お待ちください。私の作品より、姉の方が勝っていると思いました」と反論するが、月島市松(小日向文世)は「なな(芳根京子)の完成度はもも(石原さとみ)に及ばないとはいえ、その危うさ、内からにじむ悲鳴のような憤りが点在し、私はハッとするほど引き込まれたのだよ。薬は毒から生まれる。よく、短い間で感性を手に入れたものよ」と褒めた。

そして、月島市松(小日向文世)は、月島もも(石原さとみ)に「お前はあえて、ななが選ぶ花材を避け、その対比で遊ぼうとした。受けて立ったつもりなのだろう。才気、技量、決して妹に負けるものなどないとな」「それならば、圧倒的であらねばならんのだ。俎上において、一輪の菊(票)をも妹に与えてはいかんのだ」と叱責した。

月島もも(石原さとみ)は「お家元、もう1度チャンスを」と懇願したが、月島ルリ子(戸田菜穂)に「見苦しいわよ」と言われてしまう。月島市松(小日向文世)は何も言わずに立ち去った。

一方、俎上の結果と作品を見た神宮兵馬(大貫勇輔)は、月島流は潰れると思った。

その後、月島もも(石原さとみ)は母親の墓を訪れ、月島流の家元を産むために死んだ母親に、泣きながら謝った。

その後、月島なな(芳根京子)が月島もも(石原さとみ)の部屋を訪れると、月島もも(石原さとみ)は、もう1人の自分を取り戻すため、「見えない、見えない」と言いながら、一心不乱に花を生けていた。

月島なな(芳根京子)は「もう止めて」と言い、月島もも(石原さとみ)を止めると、月島もも(石原さとみ)は神宮兵馬(大貫勇輔)に抱かれて心に植えられた種を燃やし、心をリセットして、最強の華道家に戻るのだと言い出した。

月島なな(芳根京子)が必死に止めるが、月島もも(石原さとみ)は「宇都宮(千葉雄大)に抱かれてなかったのね。だから、ルリ子さん(戸田菜穂)への嫉妬も憎しみも中途半端。『許さない』って言っても、しょせん、口だけのこと。そんな、ぼんやりした闇で、一体どんな強い光が手に入ったっていうのよ」と吐き捨てた。

そして、月島もも(石原さとみ)は「もう1人の自分を取り戻してくる」と言い、月島なな(芳根京子)を残して部屋を出て行った。

一方、月島ルリ子(戸田菜穂)は、宇都宮龍一(千葉雄大)の元を訪れ、本部の会議で承認されれば、月島なな(芳根京子)が正式に次の家元になることを報告し、「貴方には感謝しているわ。私たちの思惑通り」と礼を言い、月島なな(芳根京子)との縁談を進めようとした。

しかし、宇都宮龍一(千葉雄大)は「俺には興味が無い。興味があったのは月島の票だ。協会理事7流派の。兵馬(大貫勇輔)を打ち負かすために」と答えた。

月島ルリ子(戸田菜穂)が「貴方、神宮の家元に?」と驚くと、宇都宮龍一(千葉雄大)は家元・月島市松(小日向文世)の指示で、月島なな(芳根京子)をダークサイドへ落とすために月島ルリ子(戸田菜穂)を利用したことを明かした。

月島ルリ子(戸田菜穂)が「お家元は、私と貴方のことを?」と驚くと、宇都宮龍一(千葉雄大)は「もちろん知ってます。言ったでしょ。家元の指示だと」と教えた。

月島ルリ子(戸田菜穂)が「私はあの人の妻よ。そんなこと・・・」と動揺すると、宇都宮龍一(千葉雄大)は「出来る人なんです。貴方のご主人・月島市松(小日向文世)は」と答えた。

さて、月島もも(石原さとみ)を止められなかった月島なな(芳根京子)は、風間直人(峯田和伸)のことを思いだし、風間直人(峯田和伸)に助けを求めた。

知らせを受けた風間直人(峯田和伸)は、急いで神宮兵馬(大貫勇輔)のマンションへ行くと、神宮兵馬(大貫勇輔)がリビングでくつろいでいた。

そして、神宮兵馬(大貫勇輔)は、月島もも(石原さとみ)はベッドルームに居ると言い、「連れて帰るかい?気を失ったよ。君が心にまいた種を焼き尽くそうとしたらね。勘違いしないでくれ。未遂に終わったから。壊れて気を失ったのは抱かれる前さ。ホッとしたかい?でも次の機会がある。それが彼女の望みだからね」と教えた。

風間直人(峯田和伸)はベッドルームへ行き、気を失っている月島もも(石原さとみ)を抱きかかえてリビングに戻ると、神宮兵馬(大貫勇輔)に「もう1人の自分。子供じゃないですか?子供の頃の自分」と尋ねた。

神宮兵馬(大貫勇輔)が「どうして、そう?」と尋ねると、風間直人(峯田和伸)は「沢山考えました」と答えた。

そして、風間直人(峯田和伸)は「だとしたら、一度消えたら二度とは現れないんじゃないですか?人として健全な成長なんだから。大人になってきたら、独りぼっちじゃなくなったら、居なくなって当たり前。彼女を騙すのは止めてください。次の機会は、ねえよ」と告げた。

神宮兵馬(大貫勇輔)が驚いて「君は、何者なんだ?」と尋ねると、風間直人(峯田和伸)は「ただの自転車屋です」と言い、月島もも(石原さとみ)を抱きかかえて神宮兵馬(大貫勇輔)のマンションを出た。

エレベーターの中で目覚めた月島もも(石原さとみ)が「私の愛は素敵なの。エグいぐらいに素敵で深くて激しい。誰も受け止め切れなくて壊れちゃうか逃げちゃうの」と話すと、風間直人(峯田和伸)は「俺の愛も素敵ですよ。何なら、貴女の愛より素敵です」と答えた。

月島もも(石原さとみ)が「証明できる?」と尋ねると、風間直人(峯田和伸)は「割と簡単ですよ」と答え、マンションを出ると、月島もも(石原さとみ)をタクシーに乗せたのだった。

高嶺の花-第9話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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