高嶺の花-月島もも(石原さとみ)の本当の父親
峯田和伸が出演する日本テレビの華道ドラマ「高嶺の花」の第9話のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「高嶺の花-第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■高嶺の花-第9話のあらすじとネタバレ後編
その日の夜、月島もも(石原さとみ)はクラブ「花」でやけ酒を飲んでいると、風間直人(峯田和伸)がやってきた。
月島もも(石原さとみ)は「お嬢様じゃなかった。全然、深窓の令嬢じゃなかった。私が一番嫌いな不倫の子供。笑えるでしょ」と言い、自分は母親がどこかの男と不倫をして出来た子供だったことを明かした。
月島もも(石原さとみ)は「でも、よかったんじゃない?プーさん的にはさ。全然、高嶺の花なんかじゃなくて、そこら辺の道ばたの草ってわけだから」と告げると、風間直人(峯田和伸)は「貴方は生い立ちに関係なく、優れた華道家なんだから」と言った。
しかし、月島もも(石原さとみ)は「華道なんて、どうでもいいし。月島の偽物の子として、たまたま習ってたってだけのオチだし。家元だって、なな(芳根京子)がなるの。それはそうよ、血を受け継いでいるのは、なな(芳根京子)だけなんだもん。なな(芳根京子)って呼び捨てにしちゃダメね。妹だと思ったけど、血が繋がって無かったんだもん」と言って爆笑した。
月島もも(石原さとみ)が酔っ払っていたので、風間直人(峯田和伸)は月島もも(石原さとみ)を店から連れ出そうとしたが、月島もも(石原さとみ)は風間直人(峯田和伸)が相手をしてくれないのなら、他の男と寝ると言い、他の客の席に行ってしまった。
風間直人(峯田和伸)は、追いかけて月島もも(石原さとみ)を無理矢理、連れ出そうとすると、月島もも(石原さとみ)が風間直人(峯田和伸)のことをストーカーだと言ったので、他の客が怒って風間直人(峯田和伸)を店の外に連れ出し、ボコボコにした。
そこへ、風間直人(峯田和伸)からの連絡を受けていた運転手の高井雄一(升毅)が駆けつけて、風間直人(峯田和伸)を助け、月島もも(石原さとみ)を連れて帰った。
帰りの車の中で、高井雄一(升毅)が「もも様」と呼ぶと、月島もも(石原さとみ)は「『様』なんて付けないで。高井様はご存じでしたの?流石に知らないか。私がお家元の娘じゃ無いって。本当の娘じゃ無いのよ」と話した。
それを聞いた高井雄一(升毅)は、激しく動揺するのだった。
翌日、高井雄一(升毅)が風間直人(峯田和伸)の元を訪れると、風間直人(峯田和伸)は月島もも(石原さとみ)が荒れている理由は、月島の家の娘ではなかったことに対する怒りのやり場ないからではないかと指摘した。
高井雄一(升毅)はそれを認め、「他言は無用で頼む。戸籍上は月島の娘だ」と頼むと、風間直人(峯田和伸)は「もちろんです」と答え、月島もも(石原さとみ)の痛みを分配しませんかと提案した。
そして、風間直人(峯田和伸)は「貴方が本当のお父さんではありませんか?」と尋ねると、高井雄一(升毅)は「幼い頃から見守っている。多少なりとも、そういう感情はある」と言い、父親を否定した。
それでも、風間直人(峯田和伸)は「アイデンティティーの危機ですから。自出が分からないのは衝撃です。もし父親なら、名乗り出られた方が」と頼んだが、高井雄一(升毅)は「私ではない。そんなはず、あるわけないだろ」と言って立ち去った。
一方、月島なな(芳根京子)は宇都宮龍一(千葉雄大)の部屋を訪れると、宇都宮龍一(千葉雄大)は引っ越しの準備をしていた。部屋を出て行くのだという。
すると、月島なな(芳根京子)は「私は月島の家元にはならない。お姉ちゃんの方が相応しい。だって天才なのよ。血が繋がっていなくても、私にとって、お姉ちゃんはお姉ちゃんだから。私は貴方に付いていく」と告げた。
宇都宮龍一(千葉雄大)が「俺を恨んでないのか?」と尋ねると、月島なな(芳根京子)は「お母さんのこと?貴方は必死だった。神宮の家元になるために。だから、仕方が無い」と答えた。
宇都宮龍一(千葉雄大)が「なんなんだよ。俺は暗闇と毒を君にもったはずだ」と困惑すると、月島なな(芳根京子)は「残念でした。俎上(そじょう)で花を生けたら、その毒はどこかに消えちゃったみたい。お姉ちゃんは言ったわ。それで、元の良い子に戻るなんて、宇都宮に抱かれてないのねって」と答えた。
月島なな(芳根京子)が「どうして、そうしなかったの?もし、そうしていたら、もっと憎んでいたかもしれない」と尋ねると、宇都宮龍一(千葉雄大)は「お家元の実の娘だ。そこまでは頼まれていない」と答えた。
月島なな(芳根京子)が「違うでしょ?私に憎まれたくなかった?」と尋ねると、宇都宮龍一(千葉雄大)は「勘違いするな。それは好きとかいう感情とは別ものだ」と答えた。
月島なな(芳根京子)が「だったら何?」と尋ねると、宇都宮龍一(千葉雄大)は「汚したくなかった。けがしたくなかった。お前、そんな経験もしてないんだろ。クソ・・・。信じ切った顔をしやがって。俺みたいな奴を真っ直ぐな目で見やがって。何も知らないクソッタレお嬢様がよ」と言って苦悩した。
月島なな(芳根京子)が「今も真っ直ぐに見てるよ。今日は帰らない。心配しないで、汚れたりしないから。逆に貴方を戻してあげる。綺麗な貴方に」と言い、宇都宮龍一(千葉雄大)を抱きしめた。
一方、高井雄一(升毅)は月島もも(石原さとみ)の部屋を訪れ、「後ろ生けに、貴女と同じように悩まれていたお家元は、その原因が千恵子様だと思われました。千恵子様を愛して、自分は腑抜けになってしまったと。つらく当たられました。貴女が風間君(峯田和伸)を痛めつけてしまったように。千恵子様は寂しくて不安で、そのことを当時の本部長に相談していました。それでいつしか・・・」と話した。
月島もも(石原さとみ)が「貴方のね」と尋ねると、高井雄一(升毅)は「千恵子様は妊娠され、私は額を地にすり付けて、お家元に謝罪しました。お家元は決して他言せぬよう、子供が生まれても、決して父親と名乗ることのないよう、それができるかと聞かれました。千恵子様は、どうしても産みたいと、おっしゃられて、私はお家元と約束を」と明かした。
高井雄一(升毅)は「私は、せめて娘の側に居たいと、本部長を辞して」と釈明すると、月島もも(石原さとみ)は「知らないわ。自分を正当化したいの?ふざけないで。出て行って。2度と私の前に現れないで。私には父親なんか居ない」と泣きながら激怒したのだった。
その日、新庄千秋(香里奈)は、風間直人(峯田和伸)が怪我をしたと聞いたので、様子を見に自転車店「風間輪店」を訪れたが、雨に降られてずぶ濡れになっていたので、風間直人(峯田和伸)は着替えのスエットを渡して部屋を出た。
その後、風間直人(峯田和伸)は「もういいわよ」と言われたので、部屋に戻るが、新庄千秋(香里奈)はスエットに着替えておらず、下着姿で立っていた。
そして、新庄千秋(香里奈)は「何か、煮えきらない関係って、私、苦手で。だからって、深い意味っていうか、重く考えられたくもないんだけど。私、貴方と居ると落ち着くの。こういうの、なかったな。許されるなら、ずっとプーさんの側に居られるならなって。私なら、プーさんのことを分かってあげられる。好きな人に、意地悪したり、辛い思いなんかさせない」と話した。
新庄千秋(香里奈)は、ハニートラップを頼まれているので、新庄千秋(香里奈)に電話を掛けて、通話状態にしており、月島もも(石原さとみ)は電話を通じて、新庄千秋(香里奈)の話を聞いていた。
月島もも(石原さとみ)は「そっか。別に責められないんだ。だって、私、優しくなかったもん。酷いことをして、また甘えて。自業自得だ。素直になりたいよ。私だって」と悔やみ、スマートフォンに手を伸ばして、通話を切ろうとしたのだった。
「高嶺の花-最終回のあらすじとネタバレ」へ続く。
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