義母と娘のブルース-最終回の結末ネタバレ
佐藤健が出演するTBSのドラマ「義母と娘のブルース」の最終回(第10話)のあらすじと結末ネタバレです。
このページは「義母と娘のブルース-最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■義母と娘のブルース-最終回の結末ネタバレ
そようななか、宮本亜希子(綾瀬はるか)はベーカリー麦田のことを思いだして、店に行ってみると、麦田章(佐藤健)は田口朝正(浅利陽介)の結婚式にロシアンあんパンを納品しに行っており、不在だった。
そのとき、従業員から「スカウトされたって本当ですか?」と尋ねられたので、宮本亜希子(綾瀬はるか)は「どうしてそれを」と驚いた。
従業員が「店長が言ったので」と教えると、宮本亜希子(綾瀬はるか)は宮本亜希子(綾瀬はるか)も引き抜きの話を知って、わざと受験に失敗しようとしているのではないかと気付いた。
一方、麦田章(佐藤健)は結婚式場にロシアンあんパンの納品に行き、田口朝正(浅利陽介)に宮本亜希子(綾瀬はるか)がアクセルパートナーから引き抜きの話を受けていることを教えると、田口朝正(浅利陽介)が凄いと驚いた。
麦田章(佐藤健)は、田口朝正(浅利陽介)が驚いたので、引き抜きの話は宮本亜希子(綾瀬はるか)にとっていい話だと知ると、宮本亜希子(綾瀬はるか)はパン屋の仕事があると言って引き抜きを断ったことを教え、田口朝正(浅利陽介)ならどうするか尋ねた。
すると、田口朝正(浅利陽介)は自分ならどうするのか教えた。
さて、宮本亜希子(綾瀬はるか)は笠原廣之進(浅野和之)に会いに行き、宮本みゆき(上白石萌歌)について尋ねた。
すると、笠原廣之進(浅野和之)は、宮本みゆき(上白石萌歌)が「私が大学へ行かないよりも、お母さんの後悔の方が大きい」と言い、大学受験に失敗しようとしていることを教え、宮本良一(竹野内豊)も会社を辞めようとしたことがあったと話した。
それを聞いた宮本亜希子(綾瀬はるか)は、宮本良一(竹野内豊)と宮本みゆき(上白石萌歌)はどれだけ離れていても親子で、私は本当の親ではないと言うことか?宮本みゆき(上白石萌歌)が無用な気遣いをすることが悔しいと怒った。
その日、予定通りに全ての受験に失敗したことを確認した宮本みゆき(上白石萌歌)は、「後は、話の持って生き方だな」と言い、帰宅すると、宮本亜希子(綾瀬はるか)に全部、落ちたことを報告した。
宮本亜希子(綾瀬はるか)が「仕方ありませんね。今から受けられる所を探しますか?」と尋ねると、宮本みゆき(上白石萌歌)は「そのことなんだけど、春から麦田で働こうと思ってるの」と告げた。
そして、宮本みゆき(上白石萌歌)は、ベーカリー麦田で働き始めたら社会人なので、家を出て1人暮らしを始めたいと切り出した。
すると、宮本亜希子(綾瀬はるか)は「しかしながら、第1志望に受かっていた。郵送でも結果が知らされることを失念していたようですね」と言い、第1志望校の合格通知を突き付けた。
そして、宮本亜希子(綾瀬はるか)は「みゆき(上白石萌歌)は社会人になって自立をしたら、私が麦田を辞めて大阪へ行くことが出来るとお考えくださったようですが、私はコミットしたいオファーなら、自分でネゴしますので、以後、このような気遣いはご遠慮ください」と告げた話を打ち切った。
すると、宮本みゆき(上白石萌歌)は「じゃー、お母さんは自分に白髪が出てきたこと知ってる?知らないでしょ?お母さん、今、自分がどこに居るか分かってないじゃん。人生なんていつ終わるか分からないじゃん。お母さんだって年を取るし、いつか死ぬじゃん。残りの時間はドンドン短くなるんだよ。自分がやりたいことをやって欲しいと思うじゃん。私、もうお母さんから時間を取り上げたくないんだよ」と告げた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)が「時間を取り上げる?」と尋ねると、宮本みゆき(上白石萌歌)は「お母さん、仕事が好きじゃん。なのに、私のために仕事を辞めて、出世を諦めて」と答えた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)が「自分で決めたことです。誰に強制された分けでもありません」と告げると、宮本みゆき(上白石萌歌)は「そう言うよね。分かってる。だから、こうするしか方法がなかった」と答えた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)が「みゆきは、私が全てを捨てて同情から自分を育ててくれたと思ってる。それを、みゆき自身が恩に感じている。そういう解釈でよろしいですか?なら、綺麗な言葉で語るのは止めましょう」と言い、自分の本当の生い立ちを話し始めた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)の両親が亡くなったのは、宮本亜希子(綾瀬はるか)が小学校3年の時で、両親の死後は祖母に育てられた。
祖母はいつも宮本亜希子(綾瀬はるか)に「私はアンタよりも、ずいぶん先に亡くなる。だから、アンタは自分1人で生きていけるようにならないといけないよ」と言っていた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)は、中学生の時に祖母が亡くなったため、施設に入り、自分1人で生きていけるように勉強に励み、高校を卒業すると、光友金属に拾って貰うことができた。
高卒の宮本亜希子(綾瀬はるか)は、お茶くみから始まり、なりふり構わずにアピールしていると、認めてくれる人が居て、出世することが出来た。
そして、1人で生きてきた宮本亜希子(綾瀬はるか)は「自分の人生はこれでいい」と思っていたが、心にぽっかりと穴が空いていた。
そんな時に声を掛けてくれたのが、宮本みゆき(上白石萌歌)を育ててくれる人を探していた宮本良一(竹野内豊)だった。
宮本亜希子(綾瀬はるか)は、心に空いた穴を埋めるため、宮本良一(竹野内豊)の提案に乗り、宮本みゆき(上白石萌歌)と出会ったのだ。
初めは宮本みゆき(上白石萌歌)を娘だと思えなかったが、宮本良一(竹野内豊)に心配を掛けさせたくないと思っている宮本みゆき(上白石萌歌)を見て、宮本亜希子(綾瀬はるか)は「この子は私なんだ」と思った。
そして、宮本亜希子(綾瀬はるか)は、宮本みゆき(上白石萌歌)を安心させてやりたい、わがままの言える場所を与えたやりたい、私が欲しかった物を全部あげたいと思うようになった。
そのうち、宮本亜希子(綾瀬はるか)は、宮本みゆき(上白石萌歌)が笑えば、自分まで笑うようになり、宮本みゆき(上白石萌歌)が傷つけられると、自分まで傷つけられたような気がするようになった。
宮本亜希子(綾瀬はるか)は「私は貴女と自分を混同した状態に至った。貴女を育てるといいながらも、満たされなかった自分を哀れみ、育て直していたのです。貴女は私に利用されただけ。私はそんな女です。だから、恩に着る必要など、何一つ無いのです」と告げた。
すると、宮本みゆき(上白石萌歌)は泣きながら「お母さん、バカなんじゃ無いの?私が笑ったら、自分が笑った気になるって。自分が欲しかった物を全部上げたいって。そういうのね、世間では愛って言うんだよ。やりたいことをやってよ。お母さんが凄いねって言われたら、自分が凄いねって言われたような気分になるんだよ」と言い、
宮本亜希子(綾瀬はるか)に抱きついた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)は「私は自分で子供を産まなくて良かった。貴女みたいな良い子は、私からは生まれてきません」と言い、宮本みゆき(上白石萌歌)を抱きしめたのだった。
翌日、宮本亜希子(綾瀬はるか)は仕事が終わると、麦田章(佐藤健)に「お話ししたいことがあります」と告げると、麦田章(佐藤健)は「ぢょうと良かった。俺にも話がある。宮本さんは今日をもってクビです」と告げた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)が理由を尋ねると、麦田章(佐藤健)は「宮本さんが好きなのは物を売るということで、うちのパンじゃないでしょ。俺、そういう人にキムタヤって無理だと思うんですよ。偽りのラブっていうか。だから、キムタヤにする件、俺がやります。宮本さんの輝ける場所は、別にあるんじゃないですかね」と告げた。
そこで、宮本亜希子(綾瀬はるか)が用意していた辞表を提出すると、麦田章(佐藤健)は「嫌になっちゃうな。こんな時ばっかり、気があっちゃって」と嘆いた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)が「店長、私も頑張ってきます」と告げると、麦田章(佐藤健)は宮本亜希子(綾瀬はるか)を引き寄せて、おでこにキスをした。
宮本亜希子(綾瀬はるか)が驚くと、麦田章(佐藤健)は「俺の退職金みたいなもんですよ。いままで、ありがとうございました」と頭を下げた。
宮本亜希子(綾瀬はるか)も「いままで、ありがとうございました」と礼を言ったが、退職金を貰うのは私の方ではないかと思った。
さて、宮本亜希子(綾瀬はるか)が大阪へ行き、宮本みゆき(上白石萌歌)も1人暮らしをはじめるので、下山和子(麻生祐未)に家の売却を頼んだ。
宮本亜希子(綾瀬はるか)が大阪へ行く日、2人は話しながら歩いていると、公園で父親と女の子が自転車に乗る練習をしており、2人は宮本良一(竹野内豊)のことを思い出す。
そこで、宮本亜希子(綾瀬はるか)が「みゆき、行ってらっしゃいませ」と告げると、宮本みゆき(上白石萌歌)も「お母さんも、行ってらっしゃいませ」と言い、2人は公園で別れた。
その後、宮本みゆき(上白石萌歌)は1人暮らしをする部屋に戻ると、なぜか部屋に宮本亜希子(綾瀬はるか)が居た。
宮本みゆき(上白石萌歌)が驚くと、宮本亜希子(綾瀬はるか)は新幹線のチケットが無いと言い、カバンの中を確認させて欲しいと頼んだ。
宮本みゆき(上白石萌歌)が慌ててカバンを渡すと、宮本亜希子(綾瀬はるか)はカバンの中に新幹線のチケットが無いか探し始めた。
そのとき、宮本みゆき(上白石萌歌)は、宮本亜希子(綾瀬はるか)が読んでいた小説ひ手にと取ると、しおりが挟んであったので、開くと、中に新幹線のチケットが挟んであった。
宮本みゆき(上白石萌歌)が驚いて宮本亜希子(綾瀬はるか)に教えると、宮本亜希子(綾瀬はるか)は急いでチケットを確認した。
すると、新幹線のチケットは東京発-東京着になっており、宮本亜希子(綾瀬はるか)は、また1つ奇跡を発券したのだった。
なお、次ぎに始まる「中学聖日記」のあらすじとネタバレは「中学聖日記-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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