獣になれない私たち-深海晶(新垣結衣)の実家のネタバレ
新垣結衣が主演する日本テレビのドラマ「獣になれない私たち」の第1話のあらすじとネタバレ後編です。
このページは「獣になれない私たち-原作とあらすじとネタバレ」からの続きです。
■獣になれない私たち-あらすじとネタバレ後編
食事が始まると、母・花井千春(田中美佐子)は、「ご実家は近いの?」と言い、深海晶(新垣結衣)の両親について、しつこく尋ねた。
花井京谷(田中圭)は「晶(新垣結衣)に会いたいって言うから、会ってもらってるのに、なんで両親の話になってんだよ」と注意して話題を変えようとしたが、母・花井千春(田中美佐子)は「いずれは結婚して親戚になるんだから。初めが肝心なの。大切な娘さんをお預かりする立場何だから」と言い、話題を変えようとしなかった。
すると、黙っていた深海晶(新垣結衣)が「大切な娘じゃないんです。実家はそれほど遠くないです。木更津です。そこで生まれて育ちました。父は暴力を振る人でした。母は良く殴られて、私も時々。高校の時に父が交通事故で亡くなって、母1人子1人になりました。私は2人でやっていこうと思ってました。でも母がネットワークビジネス、いわゆるマルチ商法に手を出して、父の保険金も私が就職してから貯めていたお金も、全部勝手に下ろされて、使われました。その代わり、洗剤とか、健康になる水とか、そういう段ボールが家の中に増えていって。友人や親戚に売ろうとしたけど、売れなくて。私の勤め先にもやってきて、勧誘を初めて。止めてくれって言っても、止めてくれませんでした。それで、母とは縁を切りました。実家を出て6年、会ってないし、私の連絡先も居場所も教えていません。皆さんに迷惑がかかるので、結婚しても連絡はしない方が良いです。すみません。こんな話をして。嘘は付きたくないので」と話したのだった。
全てを打ち明けた深海晶(新垣結衣)がトイレで席を外すと、母・花井千春(田中美佐子)は花井京谷(田中圭)に「言っといてくれたら、こんな強引に聞かなかったのに。でも、仲良くなれそう」と話した。
その後、食事会が終わり、深海晶(新垣結衣)と花井京谷(田中圭)は、母・花井千春(田中美佐子)と別れて一緒に帰っていると、深海晶(新垣結衣)のスマートフォンに母・花井千春(田中美佐子)からのメールが着信した。
花井京谷(田中圭)が「教えなきゃ良かったのに」と呆れると、深海晶(新垣結衣)は「断れないでしょ」と答えた。
花井京谷(田中圭)は「そうだね。でも返事をすると、延々に終わらないから、相手はしなくて良いから。オヤジがアレで、話し相手が居なくて暇してるから」と答えた。
その後、自宅に帰った深海晶(新垣結衣)が、母・花井千春(田中美佐子)にメールの返事を送ると、母・花井千春(田中美佐子)から速攻で返事が返ってきた。
母・花井千春(田中美佐子)は、メールで、花井京谷(田中圭)のマンションは1人暮らしには広すぎるので、引っ越してはどうかと勧めた。
そのメールを読んだ深海晶(新垣結衣)は、「1人暮らしならね」とつぶやいた。
一方、花井京谷(田中圭)は自宅マンションへ帰ると、リビングが荒れていたので、ため息をつき、元カノ・朱里(黒木華)の部屋へ行き、ネットゲームをしている居候の元カノ・朱里(黒木華)に「汚すのは、この部屋だけにしろ」と注意した。
そして、花井京谷(田中圭)が「今日、母親と彼女を会わせた」と教えると、元カノ・朱里(黒木華)は「そうなんだ。母さん、元気?」と尋ねた。
花井京谷(田中圭)が「こんなの見たら、卒倒するよ」と呆れると、元カノ・朱里(黒木華)は「私は嫌われてたもんね。彼女は嫌われなかった?」と尋ねた。
花井京谷(田中圭)が「仕事はどうなってんだよ。真面目に探せよ」と告げると、元カノ・朱里(黒木華)は「寝る」と言い、ネットゲームを止めて布団に飛び込んだ。
しかし、花井京谷(田中圭)が部屋を出ると、元カノ・朱里(黒木華)はベッドを抜け出して、ヘッドフォンをして、再びネットゲームを始めたのだった。
翌日、出張で出かけている社長・九十九剣児(山内圭哉)が、激怒して会社に電話を掛けてきた。
新人・上野発(犬飼貴丈)が担当した仕事の見積書が間違えており、この見積書が取引先の会議に通れば、会社の儲けがゼロになってしまうというのだ。
電話を受けた深海晶(新垣結衣)は、資料を確認して、担当した新人・上野発(犬飼貴丈)に先方に連絡してもらおうとしたが、自分のミスだと知った新人・上野発(犬飼貴丈)は具合が悪いと言って帰ってしまった。
このため、深海晶(新垣結衣)は、取引先に連絡し、見積書を差し替えさえて欲しいと頼み、急いで取引先へと向い、取引先の人の協力を得て、何とか会議までに見積書を差し替えることに成功した。
深海晶(新垣結衣)が見積書を差し替えて一安心していると、社長・九十九剣児(山内圭哉)から電話がかかってきて、「天草製薬の件はどうなってんねん。制作部長の原口さんから問い合わせが来とんで」と怒鳴られた。
深海晶(新垣結衣)は驚いて松任谷夢子(伊藤沙莉)に電話をすると、松任谷夢子(伊藤沙莉)はパンを食べながら、「さーせん。佐久間さん(近藤公園)にアプリイメージの制作を依頼するのを忘れてました。どうしましょう」と答えた。
深海晶(新垣結衣)は天草製薬へ行き、激怒する原口部長に土下座までしてことを納めると帰社し、自腹を切って佐久間久作(近藤公園)らに差し入れをして、アプリイメージを月曜までに仕上げるように頼んだ。
こうして、深海晶(新垣結衣)は、次々と問題を解決していくが、社長・九十九剣児(山内圭哉)から届くのは罵倒のメールばかりだった。
満身創痍で会社を後にした深海晶(新垣結衣)は、駅のホームで思わず線路に吸い込まれそうになるが、ホームに入ってきた電車の音で我に返るのだった。
その後、深海晶(新垣結衣)がバー「5tap」を訪れて、やけ酒を飲んでいると、先に来ていた根元恒星(松田龍平)が「マリッジブルー?いつもの笑顔が無いね」と尋ねた。
深海晶(新垣結衣)が「キモい笑顔」と答えると、根元恒星(松田龍平)は「やっぱり聞こえてたか。今日は繰り出さないんですか?キモい笑顔」と尋ねた。
深海晶(新垣結衣)が「そっちは?でまかせを繰り出さないんですか?俺たちは愛し合ったけど、結婚出来ない事情がどうたら。人生が残り短いとか。でまかせなんですよね?」と告げると、根元恒星(松田龍平)は「そうですね、でまかせですね」と答えた。
深海晶(新垣結衣)が「単に呉羽さん(菊地凛子)に振られたんですよね?」と尋ねると、根元恒星(松田龍平)は「そうとも言うね。呉羽に結婚願望があるとは思わなかった。やっぱりしたいもんなんですか?」と尋ねた。
根元恒星(松田龍平)が「・・・マリッジブルーなんですもんね」と言って質問を撤回しするが、深海晶(新垣結衣)は「結婚したかったこともあったけど、今は恋がしたい。誰かに恋をして、凄く凄く好きになって、なれたら、新しい恋が出来たら、何か変わるのかな?」と答えた。
その後、根元恒星(松田龍平)は深海晶(新垣結衣)と一緒にバー「5tap」を出ると、「ここが俺の事務所。寄ってく?彼との詳しいことは知らないけど、例えば、ここから始まる恋もあるかもしれない」と誘った。
すると、深海晶(新垣結衣)は「誘われたのは2度目です。5tapの1周年記念の日に、貴方はベロベロに酔っ払って、話したことも無い私に、この近くに僕の事務所があるので、一発お手合わせしませんか?そう言った」と教えた。
深海晶(新垣結衣)が「やっぱり覚えてないんだ」と呆れると、根元恒星(松田龍平)は「俺たち・・・」と尋ねた。
深海晶(新垣結衣)が「してません。そんな誘いに乗りません。貴方は別の女の子に声を掛けて持ち帰ってました。あの子と恋は始まりましたか?」と尋ねると、根元恒星(松田龍平)は「始まりませんでしたね。おかしいな」と答えて笑った。
深海晶(新垣結衣)が「私はビール3杯じゃ酔わないし、店から徒歩3分の間にたぶらかされるほどバカじゃ無いです」と告げると、根元恒星(松田龍平)は「バカじゃ無い?バカに成れたら楽なのにね。お休み」と言って別れて事務所に消えた。
根元恒星(松田龍平)と別れて1人で街を歩いていた深海晶(新垣結衣)は、ある看板を見つける。看板に写っていた女性は、橘呉羽(菊地凛子)だった。
翌日、花井千春(田中美佐子)が寝たきりの夫の世話をしていると、深海晶(新垣結衣)からのメールが着信した。
花井千春(田中美佐子)が喜んで読むと、メールには「息子さんと私は一緒に暮らそうと約束しました。それから4年が経ちました。もうすぐ2度目の更新日が来ます。そこで、新しい服とブーツを買いました」と書いてあった。
一方、深海晶(新垣結衣)は、いつものスーツではなく、スカートに革ジャンとブーツとサングラスという格好で出社しており、みんなを驚かせた。
深海晶(新垣結衣)は社長室に直行すると、社長・九十九剣児(山内圭哉)に「これ、私の業務内容の改善要求です」と言い、資料を突き付けたのだった。
「獣になれない私たち-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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