フリーター、家を買う。最終回のネタバレ
ドラマ「フリーター、家を買う。」の最終回(第10話)「母さんが、笑った」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「フリーター、家を買う。最終回のあらすじ」からの続きです。
その日の夜、建設部門に移る千葉真奈美(香里奈)の送別会を居酒屋で開いていた。そこで、千葉真奈美は研修で2年間、和歌山へ行くことを報告した。
退院した豊川哲平(丸山隆平)も遅れて現れた。ウジウジと悩んでいた豊川哲平は星野あかり(岡本玲)と関係がギクシャクしていたが、星野あかりに「俺はあかりちゃんのことをが好きだ。一生好きだから」と告白して関係を改善した。
翌日、スーツ姿の武誠治(二宮和也)が大悦土木の事務所にあった。今日から正社員である。武誠治が新入社員として挨拶した後、千葉真奈美(香里奈)の後任として来た平田(嵐の相葉雅紀)も挨拶した。
ある日、帰宅した武誠一(竹中直人)が武誠治(二宮和也)に「引っ越しはどうするんだ」と聞いた。武誠治は「どうするって、100万なくなってるんだから。一から頑張る。母さんを待たせることになるかもしれないけどさ」と答える。
武誠一は「お前にも住宅ローンを組める方法がある。2世代ローンだ。頭金は俺が出してやる。文句無いな」と言ったが、武誠治は「あるよ。2世代ローンは組むけど、親父が払った金は俺が返すから。家は俺が買う」と宣言した。
「相変わらず馬鹿だな」と言って部屋を出る武誠一の背中に、武誠治は「オヤジ、ありがとう」と言って頭を下げた。
一家が食卓を囲むと、武誠治(二宮和也)が「父さんから話がある」と切り出すが、武誠一(竹中直人)が「お前から話せ」と言った。武誠治は母親の武寿美子(浅野温子)に「するよ。引っ越し」と報告した。武寿美子は「ありがとう」と答えた。
引っ越す日が来た。次々と荷物がトラックに運ばれていく。荷物を運ぶ武誠治は時計を気にしていた。今日は千葉真奈美(香里奈)が和歌山に発つ日だった。武誠治は「ゴメン。出てくる」と言い、家を出た。そして、原付バイクを走らせた。
バス乗り場に到着した武誠治は、「千葉真奈美」と叫んだ。すると、バスに乗り込もうとしていた千葉真奈美(香里奈)が振り返る。駆け寄った武誠治は「言っておきたいことがあって。ほら…あっち行っても不倫とかするなよ」と言った。
落胆した千葉真奈美が「じゃーね」と言ってバスに乗り込もうとすると、武誠治が「好きだから」と呼び止める。
係員がバスに乗るように促すと、千葉真奈美は「すみません。直ぐ乗ります。2年間離ればなれになっちゃんで、彼氏と」と武誠治を指さした。
そして、千葉真奈美は「来るの遅い。ミカンは送らないから…食べに来て」と言ってバスに乗り込んだ。
武誠治(二宮和也)が自宅に戻ると、既に荷物はトラックに積み終わっていた。トラックが出発し、武誠治は原付バイクで新居へ向かおうとすると、隣の西本幸子(坂口良子)が顔を出した。
武誠治は西本幸子に声を掛け、「和彦さんの気持ちに気づけたんだし、これからやり直せますよ。郵便物は取りに来なくていいようにできる。なぜ和彦さんはわざわざ帰ってくるんでしょうね。俺は今からでもやり直せると思いますよ」と言った。そして、住み慣れた家を後にした。
新しい家で荷物を整理していると、武誠一(竹中直人)は武誠治(二宮和也)に「就職しても安心するな。次は結婚だ。結婚しても仕事を辞めない嫁さんを探せ。職を失って食えなくなったら子供はどうする」と忠告した。
そのとき、武寿美子(浅野温子)は笑顔で、武誠一と武誠治との言い合いを見守っていたのであった。
「フリーター、家を買う。の最終回の視聴率と感想」へ続く。
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