獣になれない私たち-兄・根元陽太の秘密のネタバレ
田中圭が出演する日本テレビのドラマ「獣になれない私たち」の第3話のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「獣になれない私たち-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■獣になれない私たち-第3話のあらすじとネタバレ後半
その日、花井京谷(田中圭)が深海晶(新垣結衣)の部屋で食事をしていると、母・花井千春(田中美佐子)から電話がかかってきた。
花井千春(田中美佐子)が「晶さん(新垣結衣)、お金に困ってるの?晶さんのお母さん、マルチ商法で勝手にお金を使い込んだっていってたじゃない」と尋ねた。
花井京谷(田中圭)が「はあ?なんで?」と尋ねると、花井千春(田中美佐子)は事情を話した。
花井千春(田中美佐子)が花井京谷(田中圭)の自宅に送った宅急便の中に、オリジナルメッセージを書いた飲み物「柚酢皇」を入れていたのだが、その「柚酢皇」がネットオークションに出品されているというのだ。
花井京谷(田中圭)が調べておくと言ったが、花井千春(田中美佐子)は宅配便業者に問い合わせ、マンションの入り口で、若い女性が「303の花井なら、私です」と言って荷物を受け取ったことが判明する。
そこで、花井千春(田中美佐子)は宅配便泥棒ではないかと言い、警察に届けると言い出したので、花井京谷(田中圭)は慌てて「隣の人かもしれない。俺が調べるから、余計なことはしないで」と言って止めた。
さて、深海晶(新垣結衣)が橘呉羽(菊地凛子)の店で買った強そうな服を着て出社して、業務範囲の確認を主張しようとしたが、社長・九十九剣児(山内圭哉)に「また、反抗期か」と言われ、怖じ気付いてしまう。
しかも、社長・九十九剣児(山内圭哉)は「鶴丸食品さんの専務さんと会うことになった。天草食品さんの紹介や。業界最大手の鶴丸食品さんの仕事を取れたら大きいで」と言い、上野発(犬飼貴丈)と松任谷夢子(伊藤沙莉)を担当にし、深海晶(新垣結衣)をリーターに抜擢したうえ、深海晶(新垣結衣)にチケットやホテルの手配を命じた。
深海晶(新垣結衣)は「私が営業のリーターなら、秘書業務は別の人に頼んでください」と抗議するが、九十九剣児(山内圭哉)は「他の者に頼んだら、上手いこと行かん。そうしたら、俺の士気が下がるねん。どういうことか分かる?機会損失や」と言って取り合わなかった。
深海晶(新垣結衣)は「だから新しい秘書を雇ってください」と抵抗するが、九十九剣児(山内圭哉)は「何遍も言うな。今探しとるわ。せやけど、マシな人材がおれへんねん」と怒った。
深海晶(新垣結衣)は「ですが分担が」と食い下がると、九十九剣児(山内圭哉)は「ブンタン、ブンタンてなんやねん。俺はザボン派じゃ」と怒った。
深海晶(新垣結衣)は「柑橘類の話ではありません」と言ったが、九十九剣児(山内圭哉)は怒って取り付く島も無く、押し切られてしまった。
深海晶(新垣結衣)は「この服じゃ勝てない」と落ち込んで自分の席に戻ると、隣の席の松任谷夢子(伊藤沙莉)に「仕事、辛くないの?」と尋ねた。
すると、松任谷夢子(伊藤沙莉)はお菓子を食べながら「社長は、あんなのだし、辛いけど、深海さんが居るから。辞めちゃった営業部長も、深海さんがいれば、何とかなるとおもったんじゃないの?」と話した。
深海晶(新垣結衣)は「なんともならないし、なってない」と困惑するが、松任谷夢子(伊藤沙莉)は「新しい名刺」と言い、深海晶(新垣結衣)に名刺を渡した。
深海晶(新垣結衣)が「誰が頼んだの?」と驚くと、上野発(犬飼貴丈)が笑顔で手を上げており、深海晶(新垣結衣)は頭を抱えるのだった。
さて、花井京谷(田中圭)は自分のマンションに帰宅して、ネットオークションに勝手に出品したことを怒り、元カノ長門朱里(黒木華)に商品を出せと言ったが、既に商品は落札されたので、発送しており、長門朱里(黒木華)はその代金でウサギを買っていた。
その日の夜、花井京谷(田中圭)と深海晶(新垣結衣)は、バー「5tap」の個別席で、母・花井千春(田中美佐子)に何と説明すればいいのか、相談していた。
母・花井千春(田中美佐子)は寝たきりの夫の介護で毎日、大変で、花井京谷(田中圭)と深海晶(新垣結衣)の結婚だけを楽しみにしており、とても長門朱里(黒木華)と同居していることを言えるような状況では無かった。
深海晶(新垣結衣)が「これ、いつまで続けるの?」と尋ねると、花井京谷(田中圭)は「別れたい?」と尋ねた。
すると、深海晶(新垣結衣)は「その聞き方はずるい」と言った。
そのとき、橘呉羽(菊地凛子)と根元恒星(松田龍平)は、バー「5tap」のカウンターで飲んでいた。
橘呉羽(菊地凛子)は、花井京谷(田中圭)らが深刻そうに話しているのをおもしろがり、根元恒星(松田龍平)に花井京谷(田中圭)が元カノと同居していることを教えた。
マスタ-斎藤(松尾貴史)が「バラしちゃっていいの?」と尋ねると、橘呉羽(菊地凛子)は「口止めされてるの?もうすぐ4年だって。でっかい事故でも起こらない限り、このままいくわね」と話した。
マスタ-斎藤(松尾貴史)が「もう起きてるんじゃない?事故」と言うと、橘呉羽(菊地凛子)は何かを考えて深海晶(新垣結衣)らの席へ行き、花井京谷(田中圭)に「アンタがやっているのは、不倫男が『妻と別れるつもりだ。待ってくれ』と言って、ズルスルと2股をかけてるのと同じ」と告げた。
花井京谷(田中圭)が「2股はかけてません」と否定し、深海晶(新垣結衣)も「結婚してないし、不倫でもありません」と否定した。
橘呉羽(菊地凛子)が「似たようなもんでしょ。2人の女とやってるだから」と呆れると、花井京谷(田中圭)は「やってません」と答えた。
橘呉羽(菊地凛子)が「え?レス?」と驚くと、花井京谷(田中圭)と深海晶(新垣結衣)は「やってます」と言い、同居人の元カノとは4年間、1度も手も触れていないことを教えた。
橘呉羽(菊地凛子)が「さわりもしない女と何で住んでるの?」と驚くと、深海晶(新垣結衣)は「京谷(田中圭)の責任感です」と言い、花井京谷(田中圭)が元カノ長門朱里(黒木華)と同居している理由を教えた。
そして、深海晶(新垣結衣)は「強引に追い出すことが出来る人はいいよ。好きに自由に生きてるんですよね。でも、出来ない人も居るの。私もそう。京谷(田中圭)もそう。今の状況がおかしいことは、お互いに分かってるの。分かってる」と話して席を立ってトイレに逃げ込んだ。
流石に悪いと思ったのか、橘呉羽(菊地凛子)は舌を出して反省した。
花井京谷(田中圭)は深海晶(新垣結衣)を追いかけて「ごめん、かばわせて」と謝ると、深海晶(新垣結衣)は「京谷(田中圭)のためじゃない。京谷が悪くないって、そう思わないと、気付いちゃうから。京谷にないがしろにされてるって。本当は愛されてないって思っちゃうから。惨めになっちゃうから」と答えた。
花井京谷(田中圭)は「愛してるよ。大事だよ」と言ったが、深海晶(新垣結衣)は「今日はもう帰って」と言い、1人でバー「5tap」を出た。
すると、橘呉羽(菊地凛子)は根元恒星(松田龍平)に「送って。私のせいなんだからフォロー」と頼んだ。
根元恒星(松田龍平)は仕方なく深海晶(新垣結衣)を追いかけて、「呉羽(菊地凛子)が反省している。代わりにゴメンね」と謝ると、深海晶(新垣結衣)は「どいつも、こいつも、謝ればいいと思うな!」と怒ったが、直ぐに「すみません。言いたくなったけです。呉羽(菊地凛子)は正しい。間違ってるのは私です」と謝った。
根元恒星(松田龍平)は監査用語を交えながら2人の関係を分析し、「周りがどう思おうと、2人が良ければいいんじゃない?」と指摘すると、深海晶(新垣結衣)は「良くない。ちっとも良くない」と嘆いた。
そこで、根元恒星(松田龍平)は「思い出しました。俺が晶さん(新垣結衣)を誘った日のこと」と言い、話し始めた。
根元恒星(松田龍平)には根元陽太という兄が居た。兄・根元陽太は子供の頃から優秀で、両親の自慢だった。
根元恒星(松田龍平)はいつも兄・根元陽太に助けられる立場だったのだが、1度だけ、兄・根元陽太を助けるチャンスがあり、兄・根元陽太を助けた。
しかし、感謝されるどころか、兄・根元陽太は「助けてくれなんて1度も言ってない。お前には関係ない」と怒り、行方をくらませた。
そんなことがあって、根元恒星(松田龍平)はバー「5tap」の1周年記念でやけ酒を飲んでいると、いつも笑顔で、みんなの世話している人気者の深海晶(新垣結衣)を見て、心から嫌いだと思った。
根元恒星(松田龍平)は、子供の頃から兄・根元陽太のことがこの世で一番嫌いで、兄・根元陽太の会社が倒産したときも、優等生の兄・根元陽太を助ければ、どんな顔をするのか見たくなり、兄・根元陽太を助けたのだという。
深海晶(新垣結衣)は「この世で一番、嫌いな人間に似てたから、私を誘ったんですか?」尋ねると、根元恒星(松田龍平)は「そういうことになりますね」と答えた。
深海晶(新垣結衣)が「ひねくれてますね」と呆れると、根元恒星(松田龍平)は「痛い思いをさせたかったのかな。まあ、何事も無かったし」と答えた。
深海晶(新垣結衣)が「それは、私が断ったから、事なきを得たんです」と告げると、根元恒星(松田龍平)は「晶さんは男を見る目があるわ」と言った。
一方、橘呉羽(菊地凛子)は花井京谷(田中圭)と一緒にタクシーに乗っていた。
花井京谷(田中圭)が「どうればいいんですか?朱里(黒木華)を放り出せば良かったんですか?」と愚痴ると、橘呉羽(菊地凛子)は「めんどくさ」と呆れた。
しかし、花井京谷(田中圭)が「愛されてないなんてさ~」と嘆くと、橘呉羽(菊地凛子)は突然、花井京谷(田中圭)に覆い被さってキスをした。
花井京谷(田中圭)が驚くと、橘呉羽(菊地凛子)は「いいから」と言い、再び花井京谷(田中圭)にキスをした。
一方、根元恒星(松田龍平)は別れ際に「一応、言っとくけど、今はそんなに嫌いじゃ無いよ」と告げると、深海晶(新垣結衣)は「どっちでもいいです。ただの客同士だし」と言い、別れたのだった。
「獣になれない私たち-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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