3年A組-今から皆さんは、人質です-原作とあらすじとネタバレ
菅田将暉が主演する日本テレビのミステリードラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です」の原作とあらすじとネタバレです。
■3年A組-原作と主題歌
主題歌 | ザ・クロマニヨンズの曲「生きる」 |
原作 | 武藤将吾のオリジナル脚本 |
放送局枠 | 日本テレビの日曜10時半 |
放送開始日 | 2019年1月6日 |
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■3年A組-あらすじとネタバレ
3月10日、卒業を10日に控えた私立魁皇高校3年A組の生徒29人は、担任の柊一颯(ひいらぎ・いぶき/菅田将暉)から「卒業に関わる重要な話がある」と言われて全員、登校する。
すると、ホームルームの教壇に立った担任・柊一颯(菅田将暉)が、突然、「今日は、大切なお知らせがあります。今から皆さんには人質になってもらいます」と告げたのだった。
生徒は冗談かと思って帰ろうとしたが、教室のドアには特殊な鍵がかかっていた開かなかった。
不良の生徒が怒って担任・柊一颯(菅田将暉)に掴みかかったが、逆にボコボコにされてしまう。
柊一颯(菅田将暉)はいつも生徒から馬鹿にされており、ドジのノロマな教師だと思われていたが、アクション俳優を目指していたこともあり、本当は運動神経が良かったのだ。
あきれた担任・柊一颯(菅田将暉)は「まだ状況が飲み込めていないようだな。なら、これでどうだ」と言い、時計のボタンを押すと、近くで爆発音がした。
柊一颯(菅田将暉)が「ロックを解除した。廊下に出られるよ」と教えると、生徒たちは廊下に出たが、階段に続く廊下が爆破で天井が崩れ落ちて塞がれていた。
生徒たちは「どうなってるの?」と動揺していると、柊一颯(菅田将暉)は「爆弾だよ」と教えたのだった。
一方、魁皇高校の教師たちは、校内で爆破騒ぎが起きたので、慌てて生徒を校舎の外に誘導していた。
さて、柊一颯(菅田将暉)は3年A組の生徒を教室に戻すと、「今の爆破で、君たちは、この教室と隣の美術室、そしてトイレ以外は行けなくなった。完全に退路を断たれた」と教えた。
階段に続く廊下が爆破で塞がれたので、3年A組の生徒は校舎3階の1角に閉じ込められたのだ。
女子生徒が恐る恐る「ドッキリよね?」と訪ねると、柊一颯(菅田将暉)は「リアルだ。ちなみに、この学校には、さっきみたいな爆弾が至る所に仕掛けられている。分かったら、席に着こうか」と言い、生徒を席に着かせた。
生徒は席に着くと、慌ててスマートフォンを取り出し、外と連絡を取ろうとしたが、柊一颯(菅田将暉)は携帯電話とカバンを没収した。
学級委員長・茅野さくら(永野芽郁)が「なんでこんなことを?」と尋ねると、柊一颯(菅田将暉)は「君たちを人質にしたのには理由がある。どうして、このクラスの生徒は人質になったのか。はい、分かる人」と言い、宇佐美香帆(川栄李奈)を指名した。
宇佐美香帆(川栄李奈)が「みんながブッキー(菅田将暉)に酷く当たるから?」と答えると、柊一颯(菅田将暉)は「確かに教師に対するリスペクトはゼロだよな。でも、そんな理由で、ここまでスペクタクルな仕打ちはしないよ。ヒントは他のクラスには無かったことだ。君たちも分かっているはずだ。でも、答えたくない」と言い、1つだけポツリと空いていた席に座った。
すると、委員長・茅野さくら(永野芽郁)が「澪奈(上白石萌歌)ですか?景山澪奈(上白石萌歌)が自殺したことですか?」と尋ねた。
柊一颯(菅田将暉)は「ピンポーン。他のクラスに無いこと。それは、生徒1人を失ったことだ」と答えた。
男子生徒が「あいつは自殺したんだ。俺たちには関係ねえ」と告げると、柊一颯(菅田将暉)は「本当にそうか?俺はそうは思っていない。この中に誰かが、景山の自殺に関与している・・・かもしれない」と答えた。
そして、柊一颯(菅田将暉)は「これからみんなにチャンスを与えよう。なぜ、景山澪奈(上白石萌歌)は死んでしまったのか。その理由を夜の8時までに導き出せたら、みんなを解放しよう。ただし、回答は1度だけ。不正解の場合は誰か1人に死んででもらう」と告げた。
女子生徒が「冗談でしょ」と驚くと、柊一颯(菅田将暉)は「本気だよ。だってお前ら、それぐらいやらなきゃ、真面目に取り組まないだろ。そうだ。回答する生徒を決めとこうか。学級委員長だからちょうどいいだろ」と言い、委員長・茅野さくら(永野芽郁)を回答者に指名した。
甲斐隼人(片寄涼太)は怒って「こんな茶番に付き合ってられるか」と言い、椅子を持って窓ガラスをたたき割ろうとしたが、ガラスは割れなかった。
柊一颯(菅田将暉)は「窓は強化ガラスだから割れないよ。ふざけてないし、茶番でもない。俺はこの半年間、この日のためだけに過ごしてきたんだから。それじゃ、みんなで話し合ってもらう。俺は美術室に居るから」と告げた。
すると、男性生徒が「もし、この景山(上白石萌歌)の自殺した原因が、このクラスの誰かだったら、そいつは、どうなるんでしょうか?」と尋ねると、柊一颯(菅田将暉)は「それなりの裁きは受けてもらうかな。レッツ・シンキング」と言い、教室を出た。
委員長・茅野さくら(永野芽郁)は柊一颯(菅田将暉)を追いかけて美術室へ行き、「なんで私なんですか」と尋ねると、柊一颯(菅田将暉)は「茅野は景山(上白石萌歌)の友達だったからな」と答えた。
委員長・茅野さくら(永野芽郁)が「私なんか友達じゃありません。自殺するちょっと前に、手紙をもらって、そこにも書いてありました」と告げると、柊一颯(菅田将暉)は「なんで手紙だったんだろうな。今時珍しい。とにかく他の誰でも無い。お前が答えろ」と答えた。
さて、3年A組の生徒は、柊一颯(菅田将暉)が居ないうちに、窓から逃げようとしたが、特殊な鍵がかかっており、窓は開かなかった。
そこで、外に居る教師たちに助けを求めたが、窓はミラーガラスになっており、中から外は見えるが、外から教室の中の様子は見えなくなっていた。
生徒たちは脱出を図ろうとしたが、柊一颯(菅田将暉)は監視カメラで生徒の様子をチェックしており、生徒の脱出を阻止した。
一方、魁皇高校の教師・武智大和(田辺誠一)は、爆弾騒動で生徒を運動場へ避難させていたが、3年A組が居なかったので、柊一颯(菅田将暉)の携帯電話に電話をかけ、3年A組の様子を尋ねた。
すると、柊一颯(菅田将暉)は「ご心配には及びません、全て計画通りですから。彼らを人質にとって立てこもっていますから」と答えて電話を切ったので、教師たちは警察に通報するかどうかで揉めた。
そこへ、刑事の郡司真人(椎名桔平)と宮城遼一(細田善彦)がやってきた。柊一颯(菅田将暉)本人から立てこもりの通報を受けたのだという。
すると、柊一颯(菅田将暉)は校内放送を通じて、刑事・郡司真人(椎名桔平)に「お呼び立てして申し訳ありませんが、ただ今、生徒に課題をやらせています。次の指示があるまで、しばらくお待ちください。もし、その間、おとなしくしていなければ、生徒たちの命は保証しません」と言い、校庭の物置を爆破した。
教師たちは「まだ爆弾があるってこと?」と怯えるが、教師・武智大和(田辺誠一)だけは「面白くなってきた」と喜んでいた。
さて、刑事・郡司真人(椎名桔平)は、校長・市村浩一(ベンガル)から受け取った柊一颯(菅田将暉)の履歴書を見て、「2年前に咲宮高校から転任。穏やかな性格で評判もよく、去年の10月から3年A組の担任を受け持つ。・・・半年前に担任を受け持ったと言うことは、誰かと交代したと言うことですか?」と尋ねた。
すると、校長・市村浩一(ベンガル)は「ええ、それまでA組の担任だった小久保悠子先生が休養されたんで」と教えた。
刑事・郡司真人(椎名桔平)が「産休ですか?」と尋ねると、校長・市村浩一(ベンガル)は「生徒が自殺したんです」と言い、景山澪奈(上白石萌歌)の写真を見せた。
すると、景山澪奈(上白石萌歌)の写真を見た刑事・宮城遼一(細田善彦)は、刑事・郡司真人(椎名桔平)に、「この子はあれですよ。水泳の全国大会で優勝した。すごい人気でしたもん。実力もさることながら。この容姿ですからね。自殺したときも、相当、話題になりましたよ」と教えた。
刑事・郡司真人(椎名桔平)が「自殺の原因は?」と尋ねると、校長・市村浩一(ベンガル)は「我々にも分からないんです。遺書も無かったもので」と答えた。
さて、3年A組では、柊一颯(菅田将暉)は景山澪奈(上白石萌歌)の担任でも無かったのに、どうして景山澪奈(上白石萌歌)の自殺で、このような騒動を起こしたのか、その動機について話し合われていた。
すると、柊一颯(菅田将暉)が景山澪奈(上白石萌歌)をモデルにして絵を描いていたり、景山澪奈(上白石萌歌)の写真や動画を欲しがっていたことが判明し、柊一颯(菅田将暉)が景山澪奈(上白石萌歌)を好きだったという変態教師疑惑が浮上した。
しかし、肝心の景山澪奈(上白石萌歌)が自殺した理由については、見当も付かなかった。
3年A組で景山澪奈(上白石萌歌)と親しくしていたのは、中学時代からの友達・宇佐美香帆(川栄李奈)と、景山澪奈(上白石萌歌)の写真を撮っていた隠れ追っかけの委員長・茅野さくら(永野芽郁)の2人だった。
しかし、宇佐美香帆(川栄李奈)も茅野さくら(永野芽郁)も、表向きには景山澪奈(上白石萌歌)と親しいことを否定した。
「3年A組-今から皆さんは、人質です-あらすじとネタバレ後編」へ続く。
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