黄昏流星群-最終回のあらすじと結末ネタバレ

黒木瞳が出演するフジテレビのドラマ「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした」の最終回(第10話)のあらすじとネタバレです。

第9話のあらすじは「黄昏流星群-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■黄昏流星群-最終回のあらすじとネタバレ

目黒栞(黒木瞳)は病気のことを隠して漁港で働いていたが、仕事中に体調を崩したため、社長に糖尿病だと気付かれてしまう。

しかし、社長は目黒栞(黒木瞳)をクビにはせず、「私の親も糖尿だったから分かる」と言い、漁港へ来た事情を話すことを条件に、体の負担が少ない食堂へ配属した。

一方、日野冴(麻生祐未)は予定通りにホスピスへ入った。

日野春輝(藤井流星)が事務所を辞めずに済んだので、日野冴(麻生祐未)は瀧沢真璃子(中山美穂)に感謝していた。

しかし、日野冴(麻生祐未)は瀧沢真璃子(中山美穂)に「でも、今日までよ。貴女も子供を持つ親なら分かるでしょ。手を引いてちょうだい。あの子の人生に貴女は必要ない。分かってるわよね」と告げた。

身を引いた瀧沢真璃子(中山美穂)は、行くところが無くなり、自宅に戻ると、瀧沢完治(佐々木蔵之介)に「帰ってきたのか。今から行くところがあるんだ。付き合ってくれ」と言われて、瀧沢完治(佐々木蔵之介)に付いていった。

すると、行き先は、不正が発覚してビルから飛び降りた同期・井上英樹(平山祐介)が入院している病院だった。井上英樹(平山祐介)は大けがをしていたが、一命は取り留めていた。

瀧沢完治(佐々木蔵之介)が「何も分かってやれていなくて。何もしてやれなくて」と謝罪すると、井上英樹(平山祐介)は「お前は俺を追求する身じゃないか。俺は不正融資を働いた銀行員だ」と答えた。

瀧沢完治(佐々木蔵之介)が「本当にお前の独断なのか?上からの指示じゃないのか?金田常務の?」と尋ねると、井上英樹(平山祐介)は「俺は銀行員で居たかった。常務のおかげで本店の融資部長にまでなれた。その居場所を守りたかったんだ」と答えた。

週刊誌などは、不正は井上英樹(平山祐介)の独断と報じていたが、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は井上英樹(平山祐介)の独断とは思えず、何とか無念を晴らしてやりたいと思った。

さて、自宅へ戻った瀧沢真璃子(中山美穂)は、以前のように瀧沢完治(佐々木蔵之介)の妻をやっていると、日野春輝(藤井流星)から「会いたい」というメールが来たが、瀧沢真璃子(中山美穂)は「もう会えません」と返信した。

ある日、目黒栞(黒木瞳)が漁港の食堂で昼食を食べていると、テレビから聞き覚えのある声が聞こえてきたので、思わずテレビに目を向けた。

すると、テレビで若葉銀行の記者会見を中継放送しており、記者会見の責任者として、瀧沢完治(佐々木蔵之介)が不正の状況を説明していた。

瀧沢完治(佐々木蔵之介)は記者会見で上層部の関与を否定しなかったため、記者会見が終わると、銀行の幹部は「これじゃ井上君個人ではなく、銀行の経営方針に非があったのを認めているようなもんじゃないか」と詰め寄った。

しかし、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は「非があったからこそ、銀行内部を浄化するために調査委員会をたちあげたんじゃないですか。それが私の役目だと思っています」と言い、一歩も引かなかった。

一方、目黒栞(黒木瞳)は、テレビを通じて仕事を頑張っている瀧沢完治(佐々木蔵之介)を見て、自分もしっかりしなければならないと思い、頑張ることを決めたのだった。

さて、銀行員は上層部からにらまれるのを恐れて口をつぐんでおり、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は何も手がかりが得られずに、調査が難航していた。

しかし、瀧沢真璃子(中山美穂)の「奥さんだけでも味方になってくれればいいのにね」という何気ない一言がきっかけで、調査は進展することになる。

調査に行き詰まっていた瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、瀧沢真璃子(中山美穂)の言葉を思い出して、井上英樹(平山祐介)の妻に会って話を聞くと、井上の妻は「夫は上司に追い込まれていた」と言い、スマートフォンで撮影した動画を見せた。

それは、井上英樹(平山祐介)が電話相手から、「お前が消えれば、みんな助かる」と言われて苦悩している所が撮影されていた。

瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、動画を転送してもらい、会社へ戻り、役員を集めて、動画を公開した。

その後、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、記者会見を開き、不正は金田常務ら3人の指示だったことを公表し、金田常務ら3人を懲戒解雇処分にしたことを発表した。

その日、瀧沢真璃子(中山美穂)は「お疲れさま」と言い、瀧沢完治(佐々木蔵之介)をねぎらうと、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は「すまない。本当にすまない」と言って泣き、2人は元の鞘に戻った。

そして、その夜、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、瀧沢真璃子(中山美穂)にキスをして抱いた。

しかし、翌朝、瀧沢真璃子(中山美穂)は「貴方と過ごせた時間は本当に良かった。このままずっと貴方の側で支え続けていくことも悪くない。経済的にずっと依存してきたし、不安でもある。でも、貴方の心の中には、もう別の人が住んでいる。それが凄くよく分かった。だから私は、貴方とは別の新しい人生を生きていきます」と言い、瀧沢完治(佐々木蔵之介)に離婚届を渡した。

そして、瀧沢真璃子(中山美穂)が「それともう1つ。私にも好きな人が居るの」と告げると、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は「え?好きな人?え?いつから?」と驚いた。

瀧沢真璃子(中山美穂)が「少し前から。一緒になれるよな相手じゃないの。その人が居てくれることが、一番辛いときに支えになった」と教えると、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は「そうか」と答えた。

一方、日野春輝(藤井流星)は瀧沢真璃子(中山美穂)のことを思い出しながら、ホスピスで日野冴(麻生祐未)に付き添っていた。

日野冴(麻生祐未)が「会ってないの?真理子さんよ」と尋ねると、日野春輝(藤井流星)は「お母さん僕が中3のとき、バスケ部を辞めて受験を専念しろって。アンタが辞めないなら、私は死ぬと言って、包丁を出してきたことがあったよね。お母さんが僕のために何かをする時は、死ぬ覚悟なんだよね?そのとき決めたんだ。お母さんの嫌がることは、僕はしないって」と答えた。

さて、金田常務を追放できたことに「本店の執行役員の椅子を用意した」と告げたが、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は「大変ありがたいお話ですが、辞退いたします。この若葉銀行で私のやれることはやり尽くしました。人生が100年だとしたら、私には50年あります。残りの半生は新しい自分を探りたいと思います」と言い、銀行を辞めた。

そして、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は瀧沢真璃子(中山美穂)に別れを告げ、家を出た。

3ヶ月後、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は一人暮らしをしており、1人で山に登って残りの半生を楽しんでいた。

一方、目黒栞(黒木瞳)は漁港の食堂で働いていたとき、低血糖発作を起こして倒れ、病院へ運ばれた。命には別状は無かったが、既に視力はかなり失われていた。

目黒栞(黒木瞳)は直ぐに退院することになるが、財布を持っていなかったので、社長が目黒栞(黒木瞳)の部屋へ財布を取りに行った。

すると、社長は目黒栞(黒木瞳)の部屋で、ファイルされた若葉銀行の不正記事と瀧沢完治(佐々木蔵之介)の名刺を見つけ、全てを悟ったのだった。

ある日、瀧沢真璃子(中山美穂)は日野冴(麻生祐未)に呼ばれてホスピスへ行くと、「夫と別れました」と報告した。

すると、日野冴(麻生祐未)は「見かけによらず、勇気があるのね。私も貴方みたいに生きられた方が良かった。お願いがあるの。春輝(藤井流星)の人生に貴女は必要ないと言ったことは間違いでした。これからも見守ってあげて。人生は晴れた日ばかりじゃ無い。雨の日も風の日もある。支えを必要とする日が来るかもしれない。そしたら、助けてあげて。あの子が笑顔で居られるようにして」と頼んだ。

その後、瀧沢真璃子(中山美穂)が帰宅すると、若葉銀行から封筒が届いていた。封筒を開けてみると、若葉銀行に出した瀧沢完治(佐々木蔵之介)宛ての葉書が入っていた。

瀧沢真璃子(中山美穂)は葉書を読むと急いで瀧沢完治(佐々木蔵之介)に電話を掛け、「貴方宛に葉書が来たの。銀行に来てたのが転送されてきた。読むから聞いて。瀧沢完治様。いきなりお便りするご無礼をお許しください。ひょとっとして目黒栞(黒木瞳)という女性をご存じではありませんか?栞さんは糖尿病を患っています。好きな人が東京に居たけど、母親が看取った辛い経験から、同じ病気でアル自分が、これ以上その人の側に居てお荷物になっては行けないと思い、家を出たと話してくれました。体調には波があるようですが、今のところ、元気に働いています。そして週刊誌に乗っていた瀧沢さんの写真をお守りのように大切にしまっています。そのことだけをお伝えしたくて、筆を執りました」と教えた。

そして、瀧沢真璃子(中山美穂)が「私なら、その人に会いに行く。貴方はどうする?」と告げると、瀧沢完治(佐々木蔵之介)は急いで葉書に書かれていた住所へと向かった。

瀧沢完治(佐々木蔵之介)は漁港で目黒栞(黒木瞳)を見つけて駆け寄ると、目黒栞(黒木瞳)は瀧沢完治(佐々木蔵之介)を見て、顔を手で覆うって泣いた。瀧沢完治(佐々木蔵之介)は何も言わずに目黒栞(黒木瞳)を抱きしめた。

3年後、瀧沢完治(佐々木蔵之介)と目黒栞(黒木瞳)は、高原でカフェを始めており、仕事が終わると一緒に空を眺め、流れ星を見た。

一方、瀧沢真璃子(中山美穂)はパン屋で働きはじめており、新しい人生を歩んでいた。そして、日野春輝(藤井流星)とも順調に愛を育んでおり、デート中に空を眺めて流れ星を見たのだった(完)。

なお、原作のあらすじとネタバレは「黄昏流星群(不惑の星)の原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

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