3年A組-今から皆さんは、人質です-犯人と真犯人と黒幕のネタバレ
菅田将暉が出演する日本テレビのドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の犯人や真犯人や黒幕を予想するためのネタバレの覚え書きです。
■3年A組-あらすじと黒幕のネタバレ
卒業を10日後に控えたある日、魁皇高校3年A組の教師・柊一颯(菅田将暉)は、「今日は、大切なお知らせがあります。今から皆さんには人質になってもらいます」と言い、廊下を爆破して教室を封鎖し、3年A組の生徒29人を人質に魁皇高校に立てこもった。
教師・柊一颯(菅田将暉)は、生徒から携帯電話やスマートフォンを没収すると、最後の授業だと言い、自殺した3年A組の生徒・景山澪奈(上白石萌歌)が死んだ理由を考えるように命じた。
そして、教師・柊一颯(菅田将暉)は、夜の8時までに正解が導き出せなければ、誰か1人を殺害すると言い、その回答者に委員長・茅野さくら(永野芽郁)を指名したのだった。
さて、夜8時が来きて、教師・柊一颯(菅田将暉)が答えを求めると、景山澪奈(上白石萌歌)の親友だった委員長・茅野さくら(永野芽郁)は、「景山澪奈(上白石萌歌)は、クラスのみんなから無視されるようになったため、自殺した」と答えた。
景山澪奈(上白石萌歌)は水泳の全国大会で優勝するほどの実力者で人気者だったが、去年の全国大会でドーピングをしていた疑惑が浮上したため、クラスのみんなから無視されるようになっていた。それが理由で自殺したのではないかというのだ。
しかし、教師・柊一颯(菅田将暉)は、「景山澪奈(上白石萌歌)は無視されるようになって傷ついたが、それが自殺の理由では無い。本人から聞いた」と言い、不正解のペナルティーとして生徒・中尾蓮(三船海斗)を殺害した。
そして、教師・柊一颯(菅田将暉)は警察に、「人質を返して欲しければ、SNS『マインド・ボイス』の登録ユーザーに1人100円ずつ、送金ボタンを押して、入金させてください」と指示したのだった。
事件発生から2日目、教師・柊一颯(菅田将暉)は、3年A組の生徒に、景山澪奈(上白石萌歌)が自殺した理由はSNS「マインド・ボイス」に投稿された動画だと明かした。
「やり逃げX」と名乗る人物がSNS「マインド・ボイス」に、景山澪奈(上白石萌歌)を誹謗中傷するようなコメントを投稿し続けており、景山澪奈(上白石萌歌)が薬物を服用する現場を押さえた動画を投稿していた。
しかし、景山澪奈(上白石萌歌)が飲んでいたのは、ただのサプリメントで、「やり逃げX」が投稿した動画は加工されたフェイク動画だったのである。
そこで、教師・柊一颯(菅田将暉)は、フェイク動画を投稿した「やり逃げX」が3年A組の中に居ると言い、夜8時までに名乗り出なければ、誰かが死ぬと告げたのだった。
さて、夜8時が来たが、「やり逃げX」は名乗り出ようとしなかったため、3年A組の生徒は「名乗り出なければ、誰かが死ぬ」と言い、「やり逃げX」に名乗り出るように懇願した。
すると、委員長・茅野さくら(永野芽郁)が「やり逃げX」だと名乗り出たが、SNS「マインド・ボイス」にログインするパスワードを答えられなかったので、教師・柊一颯(菅田将暉)は「やり逃げX」とは認めなかった。
すると、クラスの人気者だった宇佐美香帆(川栄李奈)が「やり逃げX」だと名乗りでした。
宇佐美香帆(川栄李奈)が答えたパスワードでSNS「マインド・ボイス」にログイン出来たので、教師・柊一颯(菅田将暉)は宇佐美香帆(川栄李奈)が「やり逃げX」だと認めた。
委員長・茅野さくら(永野芽郁)が「どうして?」と理由を尋ねると、宇佐美香帆(川栄李奈)は理由を明かした。
宇佐美香帆(川栄李奈)は景山澪奈(上白石萌歌)と仲が良かったが、景山澪奈(上白石萌歌)が宇佐美香帆(川栄李奈)よりも委員長・茅野さくら(永野芽郁)と仲良くし始めた。
委員長・茅野さくら(永野芽郁)は影で「奴隷」と呼ばれていたので、クラスの人気者だった宇佐美香帆(川栄李奈)はプライドを傷つけられ、景山澪奈(上白石萌歌)に嫌がらせをするようになり、SNS「マインド・ボイス」にも景山澪奈(上白石萌歌)を誹謗中傷する投稿をしていたのだ。
ただ、宇佐美香帆(川栄李奈)は景山澪奈(上白石萌歌)が薬物を服用している動画をSNS「マインド・ボイス」に投稿したことは認めたが、動画が記録されたDVDがカバンに入っていたと言い、動画の撮影は否定した。
こうして、2日目は犯人の宇佐美香帆(川栄李奈)が名乗り出たため、3年A組から犠牲者は出なかった。
その一方で、「とある魁皇生」と名乗る人物が、学校内部の情報をSNS「マインド・ボイス」に投稿し始めた。
他方、事件の捜査で指揮をとる刑事・五十嵐徹(大友康平)が、教師・柊一颯(菅田将暉)の協力者だと判明するのだった。
事件の3日目、教師・柊一颯(菅田将暉)は、立てこもり事件を担当する刑事・郡司真人(椎名桔平)に電話をかけ、景山澪奈(上白石萌歌)の動画を撮影した犯人を捜すように命じた。間違えば、3年A組の生徒5人が死ぬのだという。
刑事・郡司真人(椎名桔平)は、動画を撮影した犯人の捜査を開始し、犯人はサッカー部なのに水泳部のジャージを着ていた里見海斗(鈴木仁)か、水泳部の部長・熊沢花恋(堀田真由)のどちらかだと突き止めたが、どちらが犯人か分からなかった。
そこで、刑事・郡司真人(椎名桔平)は、SNS「マインド・ボイス」に校内の様子を投稿している「とある魁皇生」に接触し、「とある魁皇生」から情報を得て、動画を撮影した犯人は水泳部の部長・熊沢花恋(堀田真由)だと回答した。
しかし、「とある魁皇生」は、教師・柊一颯(菅田将暉)の見方で、刑事・郡司真人(椎名桔平)にリークした情報は嘘だったのである。
動画を撮影した犯人は里見海斗(鈴木仁)で、刑事・郡司真人(椎名桔平)は間違えたため、3年A組の生徒5人が殺されてしまった。
しかし、里見海斗(鈴木仁)は、ある人物から動画を撮影するように頼まれて撮影しただけで、動画を加工した犯人は別にいた。
4日目、柊一颯(菅田将暉)は、「里見海斗(鈴木仁)は動画を撮影しただけで、動画を加工していない。里見海斗(鈴木仁)に動画を撮るように指示した犯人が居るはずだ」と言い、3年A組に犯人を捜すように命じた。
すると、甲斐隼人(片寄涼太)が、動画を撮らせたのも、動画を加工したのも、動画を焼いたDVDを宇佐美香帆(川栄李奈)のカバンに入れたのも、全部、自分の犯行だと名乗り出た。
しかし、教師・柊一颯(菅田将暉)は、甲斐隼人(片寄涼太)を動画を撮らせた犯人と認めたが、動画の加工には素人には無理だと言い、夜の8時までに画像を加工した人物を明かさなければ、3年A組の生徒10人が死ぬと告げたのだった。
しかし、甲斐隼人(片寄涼太)は「家族が殺される」と言い、夜8時が来ても、画像を加工した犯人を明かそうとしなかった。
教師・柊一颯(菅田将暉)が「俺が守る」と言ったが、甲斐隼人(片寄涼太)は「人殺しなんて守れない」と答えた。
すると、委員長・茅野さくら(永野芽郁)が「信じても思う。誰も死んでいない」」と言い、これまでに死んだ6人は全てフェイクで、本当は美術準備室で生きてることを教えた。
委員長・茅野さくら(永野芽郁)が美術準備室から声が聞こえて生きたので、電流が流れる美術準備室に強引に入ろうとしたところ、中から死んだはずの中尾蓮(三船海斗)が「止めておけ。怪我するぞ」と止められた。
そして、委員長・茅野さくら(永野芽郁)は、中尾蓮(三船海斗)から「先生は俺たちのために、こんなことしてる。だから先生を信じて欲しい」と頼まれたのだという。
それを聞いた甲斐隼人(片寄涼太)は、関東で絶大な勢力を持つ反グレ集団「ベルムズ」のリーター喜志正臣(きし・まさおみ)から、景山澪奈(上白石萌歌)を陥れる動画を撮れと言われ、大金を受け取っていたことを打ち明けた。
すると、教師・柊一颯(菅田将暉)は、刑事・郡司真人(椎名桔平)に電話して、動画を加工した犯人はベルムズのリーター喜志正臣(きし・まさおみ)だと教えた。
このとき、刑事・郡司真人(椎名桔平)は、回答に間違えて生徒5人が殺害されたため、立てこもり事件の担当から外され、無許可のガールズバーで働いていた喜志正臣の取り調べをしていた。
しかも、刑事・郡司真人(椎名桔平)は、誰かのたれ込みで、ガールズバーを摘発していた。まさか、ガールズバーのたれ込みも、教師・柊一颯(菅田将暉)の仕業だったのか・・・。
こうして、ベルムズのリーター喜志正臣(きし・まさおみ)は、逮捕されたのだが、3年A組の諏訪唯月(今田美桜)は激しく動揺していたのだった。
そのようななか、教師・柊一颯(菅田将暉)が急に苦しみだして倒れたので、3年A組の生徒は、教師・柊一颯(菅田将暉)から起爆装置を奪うと、携帯電話を取り返すために、美術準備室へと突入した。
しかし、起爆装置を持っていた逢沢博己(萩原利久)が、3年A組の生徒に教室へ戻るように命じた。
実は、内通者の「とある魁皇生」の正体は、逢沢博己(萩原利久)だったのである。
逢沢博己(萩原利久)は、教師・柊一颯(菅田将暉)から「もしもの時は後は頼む」と任されており、教師・柊一颯(菅田将暉)の意思を引き継いで、計画を続けようとした。
しかし、逢沢博己(萩原利久)は弱かったので、直ぐに男子生徒に取り押さえられ、起爆装置も奪われてしまうのだった。
こうして、3年A組の生徒は、逢沢博己(萩原利久)にロッカーの鍵を開けさせて、携帯電話やスマートフォンを取り戻し、さらには、美術準備室の床にあるドアを発見して、下の部屋へ降り、これまでに殺害された中尾蓮(三船海斗)ら6人と再会したのだった。
さて、3年A組の生徒たちは、こまま脱出しようとしたが、特殊なガキが取り付けられており、部屋から出ることは出来なかったので、脱出方法を探そうとした。
しかし、下の部屋に居た中尾蓮(三船海斗)ら6人は、「先生と一緒に、ここに立てこもって欲しい」と頼んで、教師・柊一颯(菅田将暉)の目的を明かした。
景山澪奈(上白石萌歌)が自殺した事件は、たまたま景山澪奈(上白石萌歌)だっただけで、誰が死んでいてもおかしくはなく、このままでは第2、第3の被害者が出る可能性があった。
そこで、教師・柊一颯(菅田将暉)は、大勢に注目してもらい、景山澪奈(上白石萌歌)の事件の真相を白日の下にさらそうと考えた。
そして、教師・柊一颯(菅田将暉)は不治の病で長く生きられないため、景山澪奈(上白石萌歌)の事件を通して、3年A組の生徒に何かを学んでもらいたいと考え、この立てこもり事件を起こしたのだという。
それを聞いた3年A組の生徒の大半は残留を決めるが、瀬尾雄大(望月歩)など一部の生徒は「残留すれば共犯になり、スポーツ推薦が取り消される」と言い、学校からの脱出を主張し、残留派と脱出派が対立した。
そのようななか、倒れていた教師・柊一颯(菅田将暉)が意識を取り戻した。
教師・柊一颯(菅田将暉)は、3年A組の生徒が、自分の目的を知ったことを知ると、脱出派に「全の責任は俺がかぶる」と言って残留を頼み、爆弾を爆発させて、突入してきた警察を追い返した。
それを見た脱出派が残留を決めると、教師・柊一颯(菅田将暉)は諏訪唯月(今田美桜)に「そんなに喜志が怖いか?それとも喜志のおかげで手に入れた名声を失うのが怖いか?」と尋ねた。
諏訪唯月(今田美桜)は、ベルムズのリーター喜志正臣と交際することで、喜志正臣に紹介してもらった芸能事務所に入り、モデルとして活躍していたのである。
核心を突かれた諏訪唯月(今田美桜)は「笑いたきゃ笑えば?偽りの力にしがみついて、みっともないって。間違ってることくらい分かってる。でも、私は、こうやって生きて来たから。こうやって生きるしかなかったから」と嘆いた。
しかし、教師・柊一颯(菅田将暉)が「お前は間違ってない」と諭すと、諏訪唯月(今田美桜)は泣きながら、「喜志からは何も聞かされてないけど、気になって開けてみたらこれが入ってて。多分、重要な何かだと思う」と言い、喜志正臣から貰ったペンダントを床に投げて壊した。すると、中からSDカードが出てきた。
教師・柊一颯(菅田将暉)がパソコンでSDカードを確認すると、中からフェイク画像の顧客リストが出てきた。しかも、顧客リストの中に魁皇高校教師の「hunter(ハンター)」という名前が掲載されていた。
その後、フェイク動画を依頼したhunter(ハンター)に正体は、テレビキャスターとしても活躍している教師・武智大和(田辺誠一)だったと判明する。
武智大和(田辺誠一)は、代議士・牧原丈一郎大臣と繋がっており、優秀な選手を豪翔大学へ送り込むことで、見返りとして多額の報酬を受け取っていた。
そして、武智大和(田辺誠一)は、景山澪奈(上白石萌歌)に支度金を渡して豪翔大学へ入学させようとしたが、景山澪奈(上白石萌歌)は豪翔大学に入学した先輩から話を聞いて、武智大和(田辺誠一)と豪翔大学の癒着を知っており、止めなければ教育委員会に訴えると言いだした。
このため、武智大和(田辺誠一)は反グレ集団「ベルムズ」にフェイク動画の作成を依頼し、景山澪奈(上白石萌歌)を陥れた。
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■景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相
景山澪奈(上白石萌歌)を死に追いやったのは、SNS「マインドボイス」に投稿された誹謗中傷だった。
景山澪奈(上白石萌歌)が武智大和(田辺誠一)のフェイク動画によって苦しんだのは事実だが、フェイク動画は1次被害にしか過ぎなかった。
景山澪奈(上白石萌歌)は、SNS「マインドボイス」に投稿された誹謗中傷という2次被害に苦しみ続け、幻覚や幻聴を見るようになり、幻覚や幻聴に苦しんで死を選んだのだった。
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