朝ドラ「スカーレット」のモデル神山清子の夫や子供と家系図
朝ドラ「スカーレット」のモデルとなったモデル神山清子(こうやま・きよこ)の夫や子供と家系図のネタバレです。
■神山清子の家系図
神山(こうやま)は後に結婚する夫・神山易久の姓で、神山清子の旧姓(本名)は「金場清子」である。
神山という名字は、滋賀県信楽町神山という地名に由来する名前で、「こうやま」と読む。従って、神山清子を「かみやま・きよこ」と読むのは間違いである。
神山清子の父親は香川県の出身で、長崎県佐世保市の炭鉱で働いていた。母親は金場トミである。
神山清子は長崎県佐世保市で金場家の長女として生まれ、下に弟・金場繁美と妹・金場静子が居た。
しかし、父親が炭鉱で働いていた朝鮮人の脱走を手助けしたため、金場家は警察に追われて佐世保を逃げ出し、行く先々で朝鮮人に匿われながら、滋賀県日野町へとたどり着いた。
金場家は戦後の昭和22年(1947年)に滋賀県信楽町に移り住み、神山清子は滋賀県信楽町で幼少期を過ごした。
神山清子は絵が好きだったので美術大学の進学を望んだが、父親が「女に教育は必要ない」という考えだったので、信楽中学校を卒業すると、和裁洋裁学校へと進んだ。その後、近江化学陶器へと就職し、同僚の神山易久と結婚した。
その後、電気式暖房具の普及により、火鉢を主力にしていた近江化学陶器は経営が傾いたので、神山清子は会社を辞めて陶芸の道へと進み、陶芸家として台頭する。
しかし、夫・神山易久が女性を作って出て行ったので、家庭は崩壊し、夫・神山易久と離婚した。
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■神山清子の子供や子孫
神山清子と神山易久の間に、長女・神山久美子と長男・神山賢一が生まれている。
長男・神山賢一は大人になると、母・神山清子の後を追い、陶芸家としての道を進み始めていたが、平成2年(1990年)、29歳の時に骨髄性白血病と診断され、その後、急性白血病へと転化した。
「神山賢一君を救う会」が設立されたが、ドナーは見つからず、神山清子の妹・金場静子が骨髄移植を了承してくれ、長男・神山賢一に骨髄移植が行われた。
妹・金場静子はHLAが完全に一致はしなかったが、この骨髄移植により、長男・神山賢一は回復に向かい、骨髄バンク設立運動の成果により、念願の「骨髄バンク」も設立された。
しかし、その後、長男・神山賢一の容体は悪化していき、長男・神山賢一は平成4年(1992年)4月21日に死去した。
なお、長女・神山久美子が結婚して子供が生まれており、神山清子の家系は続いている。
なお、朝ドラ「スカーレット」のあらすじとネタバレは「朝ドラ「スカーレット」-モデルとあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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