LADY-最後の犯罪プロファイルのネタバレ
ドラマ「LADY-最後の犯罪プロファイル」の第1話「天才プロファイラーVS紙喰う殺人鬼」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「LADY-最後の犯罪プロファイル-第1話のあらすじ」からの続きです。
犯罪行動分析室はプロファイリングを続けた。香月翔子(北川景子)は、犯人の行動は最初の犯行に最も現れるとして、1件目の事件現場を訪れる。そして、プロファイリングから、一連の事件に「虐待」が共通していることを突き止めた。
一方、寺田毅彦(要潤)は、3件目の事件で、子供が書いた絵日記の内容が架空のできごとだと突き止め、妄想を絵に描く特徴から、子供が虐待を受けていた可能性を見抜いた。
他方、新堀圭祐(平岡祐太)は、犯人が残したメッセージを分析し、虐待防止のシンボルマーク「オレンジリボン」と「親への怒り」という2つの暗号が含まれていたことを突き止め、「虐待」の可能性に気付く。
捜査が進まずに捜査1課が苛立つなか、結城晶(木村多江)らは捜査会議に乗り込み、プロファイリングの結果を発表した。
プロファイリングによると、犯人は父親から虐待を受けており、子供を虐待している両親を殺害することで、父親への復讐を果たしていた。犯人は半径5メートル以内のバッファーゾーンに自宅または職場があり、各事件の子供が虐待を受けていることを知り得る立場にある人物だった。
柘植正樹(ユースケ・サンタマリア)と香月翔子(北川景子)の2人は、被害者家庭の子供が共通してNPO団体「児童虐待ホットライン」のカードを所持していたことから、児童虐待ホットラインへ向かうが、そこに男性の従業員はいなかった。
捜査1課は児童虐待ホットラインのITシステムを管理している会社の従業員・国木田譲(DAIGO)にたどり着き、国木田譲の部屋へ踏み込むが、国木田譲の姿は部屋になかった。
部屋を調べると、国木田譲は児童虐待ホットラインの通話記録をハッキングし、通報してきた児童に接触していたことが判明し、柘植正樹(ユースケ・サンタマリア)らは国木田譲が犯人だと確信した。
一方、国木田譲(DAIGO)は、虐待していた父親を人質に家に立て籠もった。捜査1課の要請によりシットが出動し、民家を取り囲む。国木田譲は銃を所持しており、部屋を取り囲む警察官に向かって発砲して威嚇した。
香月翔子(北川景子)は、被害者家庭の子供はいずれも7歳前後だったことから、国木田譲(26歳)は7歳前後に父親から虐待を受けていたとプロファイリングしていた。
しかし、国木田譲の父親は15年前に死亡しているため、年齢が符合しない。香月翔子(北川景子)は、その事実に気付く。
膠着(こうちゃく)するなか、犯人の国木田譲は、虐待を受けていた子供の母親を家の中に入れろと要求してきた。
香月翔子(北川景子)は「私なら説得できる。私にしか国木田を理解できない」と名乗りを上げ、自分が母親になりすまして室内に入ることを提案した。
柘植正樹(ユースケ・サンタマリア)は香月翔子(北川景子)に拳銃を渡そうとするが、香月翔子は銃を受け取らず、家の中へと入っていった。
国木田譲(DAIGO)は、屋内に入ってきた香月翔子(北川景子)を縛り上げると、子供に銃を握らせて、銃口を香月翔子に向けた。国木田譲は、子供に親を殺させることで、復讐を完結さようとしていたのだった。
香月翔子(北川景子)は子供に「ゴメンねミツル(子供の名前)。ずっと我慢させて。お母さんが悪かったの。守って上げられなくて」と謝った。子供に謝ることで、国木田譲(DAIGO)の心に訴えかけていく。
しかし、国木田譲(DAIGO)は香月翔子(北川景子)が警察だと見抜いた。そして、「お前から処刑だ」と言い、拳銃を突きつける。
香月翔子(北川景子)は「私はたどり着いた。貴方まで。本当は止めて欲しいんでしょ。助けたかったんでしょ弟を」と説得した。
虐待を受けていたのは、国木田譲ではなく、4歳年下の弟だった。弟が7歳の時に死んだため、国木田譲は7歳の子供ばかりを狙って犯行を繰り返していたのだった。
国木田譲(DAIGO)が香月翔子(北川景子)を撃とうとすると、香月翔子は「もう止めてお兄ちゃん」と叫ぶ。国木田譲の動きが止まる。
国木田譲は「俺は何で生まれてきたんだ。俺とフミノリ(弟)は何で生まれてきたんだ」と叫び、香月翔子に近づくが、乾いた破裂音が響くとともに国木田譲は崩れ落ちた。外からチャンスをうかがっていたシットが国木田譲を狙撃し、事件は終結した。
その後の報道で、監禁されていた子供らは、国木田譲(DAIGO)がとても優しかったとコメントしていることが明かとなった。「LADY-最後の犯罪プロファイルの黒幕」へ続く。