新堀圭祐(平岡祐太)はザブングルではない
ドラマ「LADY 最後の犯罪プロファイル」の第1話「天才プロファイラーVS紙喰う殺人鬼 哀しき少年神隠しの深き闇」のプレゼントクイズの答えネタバレと感想です。
第1話のあらすじは「LADY 最後の犯罪プロファイルのあらすじ」をご覧ください。
第1話のプレゼントクイズは「犯人の国木田が現場などに残した謎のマークは、○の中に何が描かれていた?」で、答えは「星」です。
公式HPからクイズに答えを書いて応募すると、抽選で番組特製オリジナルグッズが当たります。
さて、ここからは「LADY 最後の犯罪プロファイル」の感想です。ドラマ「LADY 最後の犯罪プロファイル」は、精神科医でFBIアカデミー出身の主人公・香月翔子(北川景子)がプロファイリングで、犯人象をあぶり出すストリーである。
プロファイリングとは、犯行の状況は証拠などを分析し、犯人の人物像や動機や行動範囲などを分析する技術で、ドラマではプロファイリングを捜査の1つの道具(ツール)と位置づけている。
日本にも有名なプロファイラーがおり、「犯人は男性または女性、犯人の年齢は10歳代から40歳代、もしくは50歳代から60歳代」とプロファイルして、見事に犯人を言い当てたことは記憶に新しい。
さて、ドラマの感想である。ドラマ「LADY 最後の犯罪プロファイル」はつまらない。初回を2時間にしたことがマイナスに働いていた。後半は見るのが苦痛だった。
プロファイリングのドラマなのだが、主人公の香月翔子(北川景子)はプロファイリングではなく、霊能力者のようだった。香月翔子が事件現場へ行くと、犯人が憑依したかのように犯行を再現する。これがプロファイリングなのだろうか。
香月翔子(北川景子)は水死体の写真を見ても平気で、2人件目の事件では夫婦が火あぶりで殺害されたにもかかわらず、香月翔子と結城晶(木村多江)の2人が焼き肉を食べる。そういうシーンは面白かった。
しかし、最後の居酒屋で香月翔子は「コンドーム」が言えないブリッ子キャラになり、げんなりした。香月翔子のキャラが中途半端だと感じた。
「LADY 最後の犯罪プロファイル」の第1話で一番面白かったのは、事件後に犯罪行動分析室のメンバーが打ち上げを行った居酒屋のシーンだった。
新堀圭祐(平岡祐太)らが地理的プロファイリングなどを駆使して、奥居万里江(須藤理彩)の彼氏が浮気をしている根拠を説明するシーンである。
新堀圭祐(平岡祐太)らは、レシートから彼氏の住んでいる場所を特定したり、彼氏が浮気相手と行ったホテルを特定する。事件の時よりもプロファイリングしているし、本編よりも面白かった。
面白くない事件を無理矢理起こすより、プロファイリングで奥居万里江(須藤理彩)の彼氏の浮気を暴くストリーにした方が面白いと思う。
LADYの黒幕で黒幕を予想したとおり、第1話を見る限りでは、LADY-最後の犯罪プロファイルの黒幕は警視庁捜査1課の柘植正樹(ユースケ・サンタマリア)だと思う。
ただ、この柘植正樹(ユースケ・サンタマリア)はフェイクで、本当の黒幕が存在すると思う。良い意味で、黒幕の予想を裏切って欲しい。
一方、出演者も少し違和感が残る。ユースケ・サンタマリアが出演しているとフジテレビの「踊る大捜査線」のようなイメージになるし、不幸キャラの木村多江が犯罪行動分析室(CPS)のリーダーという設定にも違和感が残る。
ドラマが終わった後に知ったのだが、統計からプロファイリングする新堀圭祐を演じているのは、平岡祐太だった。
私はてっきり、消えたお笑いコンビ「ザブングル」のツッコミ松尾陽介だと思っていた。ザブングルもドラマ出演するようになったのかと思っていたら、平岡祐太だったので驚いた。2人ともメガネをかけており、顔がそっくりで見分けがつかなかった。
第1話は2時間スペシャルなのでテンポが悪く、つまらなかったが、第2話からは1時間になるので、もう少しテンポは良くなるのだろうと期待したい。