なつぞら-第12週のあらすじとネタバレ
NHKの朝ドラ「なつぞら」の第12週のあらすじの予想です。
第11週のあらすじとネタバレは「なつぞら-第11週のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■なつぞら-第12週のあらすじとネタバレ
奥原なつ(広瀬すず)と奥原咲太郎(岡田将生)は、12年前に別れた妹・奥原千遥に会いに行ったが、その女性は妹・奥原千遥ではなく、奥原千遥を引き取った親戚・川谷幸一の娘・川谷幸子だった。
そして、奥原なつ(広瀬すず)らは、川谷幸一から、妹・奥原千遥が川谷家に居ない理由を教えられる。
妹・奥原千遥は、川谷家に引き取られたが、川谷家の母から食事を減らされるなどのイジメを受け、戦後の昭和21年に川谷家を出て行方不明になったのだという。
奥原なつ(広瀬すず)は、当時6歳の妹・奥原千遥が1人でいけていけるはずが無いと思い、ショックを受けて帰宅すると、柴田富士子(松嶋菜々子)からの手紙と、20歳の記念に万年筆が届いていた。
その手紙を読んだ奥原なつ(広瀬すず)は、自分だけ幸せに暮らしていたのだと知り、「千遥ごめんね」と言って泣いたのだった。
奥原なつ(広瀬すず)は、自分だけアニメーターという夢を追って生きていることに苦悩し、絵を描くことを諦めようとした。
しかし、奥原咲太郎(岡田将生)から「千遥に観て欲しいものを作れ。千遥のために作れ。絵を描け、なつ」と言われ、奥原なつ(広瀬すず)は妹・奥原千遥のために絵を描くことに決めたのだった。
一方、東洋動画では、「わんぱく牛若丸」の制作に向けた会議が着々と進んでいたのだった。
気持ちを切り替えた奥原なつ(広瀬すず)は、「わんぱく牛若丸」の会議で、常盤御前のスケッチを提出すると、仲努(井浦新)は奥原なつ(広瀬すず)の優しそうな常盤御前を支持した。
しかし、井戸原昇(小手伸也)は「最初に常盤御前を悪者に描いた方が、観る人に衝撃を与えることになる」として、大沢麻子(貫地谷しほり)の悪そうな常盤御前を支持した。
仲努(井浦新)がデザインのコンセプトを尋ねると、大沢麻子(貫地谷しほり)は「常盤御前は美貌と知性で1000人の女から選ばれ、侍女のような身分で召し抱えられたに過ぎませんでした。そこから、源頼朝の側室に上り詰めた。常盤御前は、したたかで強い女性なんです」と説明した。
それに対して、奥原なつ(広瀬すず)は「あんな怖い顔の母親を子供に見せたくありません。子供だって色々と考えながら観ると思うんです。ただ怖いだけの母親を見せられて、後から優しくなっても納得できないんじゃ無いでしょうか」と反論した。
すると、仲努(井浦新)は、内面的には、怖い常盤御前も、優しい常盤御前も両方があるはずだと言い、2人とも一面的で奥行きが無いという結論で、会議は終わった。
その後、下山克己(川島明)は奥原なつ(広瀬すず)の服装をスケッチし、同じ服だと気づき、「とうとう同じ格好できた」と、喜んで奥原なつ(広瀬すず)に同じ服を指摘すると、奥原なつ(広瀬すず)は「毎日、変えるのは無理ですよ。夏は重ね着しませんから」と呆れた。
下山克己(川島明)は奥原なつ(広瀬すず)の元気が無かったので、「何があった。本官に話して楽になれ」と促すと、奥原なつ(広瀬すず)は、おでん屋「風車」に来る客の話として、戦後間もなくに家出した少女(奥原千遥)が生きている可能性を尋ねた。
すると、下山克己(川島明)は、店に売られた少女の話をして、「そのときは違法とは言えなくてね。僕の先輩は法律を勉強して、戦後定められた新憲法を根拠に少女を自由にした。しかし、店主も上司も怒ってね。先輩は辞職を覚悟してた。今、その女の子は、先輩の知り合いの旅館で元気に働いているよ。奇跡なんてもんは案外、人間の当たり前の事をする勇気みたいなもんだ」と話した。
それを聞いた奥原なつ(広瀬すず)が「その先輩というのは、下山さんじゃないんですか?」と尋ねると、下山克己(川島明)は慌てて否定し、「きっと、そのお子さん(奥原千遥)も誰かに助けられてるんないかな」と言った。
その後、仲努(井浦新)は、奥原なつ(広瀬すず)と大沢麻子(貫地谷しほり)のデザインを合せた常盤御前を描き、2人に見せた。
奥原なつ(広瀬すず)は仲努(井浦新)の絵を見て驚き、「私は子供のことばかりを考えて、常盤御前の事を考えていなかった」と気付いた。
大沢麻子(貫地谷しほり)も「常盤御前の生い立ちとか理屈だけを考えていた」と反省した。
奥原なつ(広瀬すず)が大沢麻子(貫地谷しほり)に謝ると、大沢麻子(貫地谷しほり)は「謝らなくていい。口に出した事は仕事で責任を取るしかないのよ、私たちは。じゃないと、本当に認め合う事なんて出来ないでしょ」と答えたのだった。
さて、奥原なつ(広瀬すず)は映画「白蛇娘」のポスターを観て、ポスターにはスタッフの名前が記載されることを知り、ポスターに名前を載せれば、妹・奥原千遥が気付くのではないかと考え、名前が記載されるように頑張ることを決意するのだった。
「わんぱく牛若丸」の制作が始まると、奥原なつ(広瀬すず)は、大沢麻子(貫地谷しほり)・三村茜(渡辺麻友)・堀内幸正と共に、下山克己(川島明)班に配属された。
「わんぱく牛若丸」では、役者の演技を撮影して、それをアニメにする「ライブアクション」が本格的に取り入れられ、亀山蘭子(鈴木杏樹)がライブアクションの女優を務めた。
奥原なつ(広瀬すず)は、「わんぱく牛若丸」を見学して、カメラマンに叱られている新人の演出助手・坂場一久(中川大志)を見かけるのだった。
さて、奥原なつ(広瀬すず)は、馬に乗った牛若丸が崖から降りる動画を描いたが、坂場一久(中川大志)から、牛若丸と馬の動きがリアルではないと指摘され、「それで子供は楽しいんでしょうか?アニメにしか出来ない動きをするから楽しいんじゃないでしょうか?」と反論する。
すると、坂場一久(中川大志)は「僕には分かっていない。現実の世界のリアリティーを追求しているのか、アニメーションにしか出来ない動きを追求しているのか」と打ち明けた。
坂場一久(中川大志)が指摘された問題は、東映動画が抱えている問題ずばりであり、下山克己(川島明)が描き直しを受け入れたのだった。
奥原なつ(広瀬すず)は坂場一久(中川大志)を面倒くさい人だと思うが、森田桃代(伊原六花)は坂場一久(中川大志)を面白い人だと思う。
その一方で、奥原なつ(広瀬すず)は、坂場一久(中川大志)が「子供だけではなく、大人にも夢を与えるようなアニメを作りたい」と言ったので、興味を引かれる。
そのようななか、「川村屋」で働いていた小畑雪次郎(山田裕貴)は、役者になるので「川村屋」を止めると言い出したのだった。
さて、第12週で、「母をたずねて三千里」「じゃりン子チエ」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」などを手がけた演出家・高畑勲のモデルとなる坂場一久(中川大志)が登場しました。
ちなみに、高畑勲はパンをパクパク食べていたことから「パクさん」と呼ばれていました。
奥原なつ(広瀬すず)らが中庭でパンを食べているシーンがあります。これはおそらく高畑勲の「パクさん」ネタだと思います。
「なつぞら-第13週のあらすじとネタバレ」へ続く。
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コメント欄
ちはるちゃんは、6歳の時に家出したから、生きていない可能性が、
たかいなぁ。なつのことを、思うと、つらいなぁ。