ノーサイド・ゲーム-里村亮太(佳久創)のネタバレ感想文

TBSのドラマ「ノーサイド・ゲーム」に登場する里村亮太(佳久創)のネタバレ感想文です。

■ドラマの里村亮太(佳久創)

ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に登場する里村亮太(佳久創)は、日本代表の経験者で、ポジションは「スクラムハーフ」である。

里村亮太(佳久創)は、「トキワ自動車」のラグビーチーム「アストロズ」のエースで、浜畑と共にチームを牽引する。

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■原作の里村亮太

里村亮太は「トキワ自動車」のラグビーチーム「アストロズ」のエースで、日本代表の経験者だった。

しかし、「アストロズ」の監督・紫門琢磨は、カンファレンス1位を争う大事な一戦で、エースの里村亮太を前半で下げ、後半から若手の佐々一を投入したため、里村亮太は根に持っていた。

一方、ライバルチーム「サイクロンズ(日本モーターズ)」の監督・津田は、「アストロズ」の若手である佐々一や七尾圭太を脅威に思い、「アストロズ」のエース里村亮に移籍を持ちかけた。

すると、里村亮は、「アストロズ」の予算削減の噂を口実に、仲間を裏切ってライバルチーム「サイクロンズ」へと移籍してしまう。

■里村亮太の感想

里村亮太の移籍には少し裏がある。里村亮太は、「アストロズ」の予算削減を口実に、設備の整ったライバルチーム「サイクロンズ」へ移籍するのだが、本当は若手の佐々一にレギュラーの座を奪われるのを恐れての移籍だった。

しかし、チームの戦力が抜けて、ライバルチームの戦力が強化されては不公平になるため、移籍承諾書が無ければ、1年間は試合に出られないという決まりがあった。

そこで、「アストロズ」のGM君嶋隼人は、移籍承諾書を出さないことにしたため、里村亮太は想定外のピンチに陥ってしまう。

ところが、裏切られたチームメイトらが、GM君嶋隼人に里村亮の移籍承諾書を出すように頼んだので、里村亮は無事にライバルチーム「サイクロンズ」へ移籍して試合に出ることが出来た。

私は小説「ノーサイド・ゲーム」を読んで驚いた。自分たちを裏切ってライバルチームへと移籍する里村亮太を応援するチームメイトは、どのような心境なのだろうか?

かつて、戦国武将の上杉謙信が、塩不足に困っているライバルの武田信玄に塩を送ったという逸話が残っている。

チームメイトがGM君嶋隼人に移籍承諾書を出すように頼んだのは、上杉謙信が武田信玄に塩を送るよな気持ちだったのだろうか?

それは一緒に汗水を流して戦った者同士しか分からない感覚なのかもしれない。

そして、それが、試合が終わると、敵も味方も無く称え合うというノーサイドの精神に繋がるのかもしれないと思った。

なお、「ノーサイド・ゲーム」のあらすじとネタバレは「ノーサイド・ゲーム-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

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