なつぞら-「魔法少女アニー」のモデルとネタバレ
NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場するアニメ「魔法使いアニー」のモデルとネタバレです。
■なつぞら-「魔法少女アニー」のモデルとネタバレ
奥原なつ(広瀬すず)は、坂場一久(中川大志)と結婚した後、アニメ「魔法少女アニー」の原画を手がけた。
その後、奥原なつ(広瀬すず)は産休を終えて復帰し、再びアニメ「魔法少女アニー」の原画を手がけた。
さて、「魔法少女アニー」のモデルは、TVアニメ「魔法使いサリー」です。
昭和35年(1960年)に東芝が日本初の国産カラーテレビ「21型D-21WE」を発売した。昭和39年に東京オリンピックが開催されると、カラーテレビが一気に普及した。
TVアニメもカラー化が期待されたが、カラーにすると制作コストが3倍になるため、どこもTVアニメのカラー化には手を出さなかった。
そのようななか、昭和40年(1965年)に手塚治虫がTVアニメ「ジャングル大帝」の放送を開始し、本格的にカラーTVアニメに参入した。
一方、東映動画は、横山光輝の漫画「魔法使いサニー」をTVアニメ化することにして、「サニー」を発売していた日産自動車に使用許可を求めた。
しかし、「サニー」の商標はソニーが持っており、ソニーが使用を許可しなかったため、「魔法使いサリー」へと改題して昭和41年に放送を開始した。
これに伴い、横山光輝も漫画のタイトルを「魔法使いサリー」へと変更した。
「魔法使いサリー」は当初はモノクロだったが、途中からカラーに切り替え、東映動画で初のカラーTVアニメとなった。
また、「魔法使いサリー」は、日本初の「女の子を主人公としたTVアニメ」で、手塚治虫の虫プロも「リボンの騎士」の放送を開始した。
また、「魔法使いサリー」は、日本初の「魔法を使う女の子(魔女っ子)TVアニメ」で、「魔法使いサリー」がヒットしたことから、魔女っ子シリーズ第2弾「ひみつのアッコちゃん」が制作された。
そして、「ひみつのアッコちゃん」が大ヒットし、魔女っ子ブームを起こした。
その後、「魔法のマコちゃん」「魔法使いチャッピー」「ミラクル少女リミットちゃん」「魔女っ子メグちゃん」「さるとびエッちゃん」などの魔女っ子シリーズが制作された。
なお、奥原なつ(広瀬すず)のモデル奥山玲子は、TVアニメ「狼少年ケン」で作画監督に出世して以降、「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」「さるとびエッちゃん」などで画作監督を務めている。
原作の絵に似せるのが苦手なアニメーターも居たが、奥原なつ(広瀬すず)は絵を似せるのが得意だったので、責任を負うケースが多かったという。
なお、朝ドラ「なつぞら」のあらすじとネタバレは「なつぞら-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
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コメント欄
魔法少女アニーですよ
ご指摘ありがとうございます。訂正しました。