なつぞら-坂場一直(関根勤)のモデルは高畑浅次郎
NHKの朝ドラ「なつぞら」に登場する坂場一直(関根勤)のモデルのネタバレです。
■坂場一直(関根勤)のあらすじ
坂場一直(関根勤)は、坂場一久(中川大志)の父親で、大学の教授である。考古学を研究しており、考古学の事を話し始めると止まらない。
戦争孤児だった奥原なつ(広瀬すず)の過去には拘らず、奥原なつ(広瀬すず)を坂場家の嫁として受け入れた。
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■坂場一直(関根勤)のモデルのネタバレ
坂場一直(関根勤)のモデルは、高畑勲の父・高畑浅次郎です。
高畑浅次郎は、明治21年1月11日に滋賀県で、農民・高畑久七の長男として生まれた。
高畑浅次郎は優秀だったので、農民の子供としては異例中の異例で、滋賀第一中学校へと進学した。
そして、滋賀第一中学校を優秀な成績で卒業して、教育者の最高学府である東京高等師範学校(筑波大学)へと進学した。
高畑浅次郎は、東京高等師範学校を卒業後、いくつかの師範学校を経て、三重県の上野中学校や宇治山田中学校で校長を務めた。
高畑浅次郎が宇治山田中学校の校長時代に、高畑勲が生まれている。
その後、三重県立津高等女学校で校長を務め、昭和18年に岡山県立岡山第一中学校の校長に就任し、昭和20年6月に岡山大空襲を経験した。
戦後の昭和22年に全国巡幸中の昭和天皇を岡山第一中学校へ案内し、昭和24年に岡山県教育長に就任し、前後の教育復興に尽力した。
定年退職後は、岡山県岡山市にある私立関西高校で校長を務め、在任中の昭和39年に勲四等を叙された。昭和59年に死去した。岡山県の名誉県民にも選ばれている。
長男・高畑昭久は東大を出て天下のNHKに入り、次男・高畑三夫は東大を出て、農林省に務めた後、近畿農政局長を務めた。
三男の高畑勲は東京大学を卒業後、東映動画に入り、演出家となった。
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